
「格安SIMとは?」「格安SIMをわかりやすく教えてほしい」など、格安SIMについて悩んでいる方はいませんか?
結論、格安SIMとは、安い料金で使用できるSIMカードのことです。
大手のスマホ会社からの乗り換えで、月々の料金を3,000円~5,000円ほど下げることもできます。
しかし、料金の安さだけで選ぶと後悔することもあるので、格安SIMを選ぶ際には注意しなくてはいけません。
このページでは、5年以上スマホの販売をしてきた私が、格安SIMとは何なのか、メリット・デメリットも踏まえながら解説していきます。
- 1分でわかりやすく解説!格安SIMとは?
- 格安SIMのメリット・デメリットを徹底解説
- 絶対に失敗しない!格安SIM選びの2つのポイント
- 全25社徹底比較!格安SIMおすすめランキング
- スマホは自分で用意したい人におすすめのSIMフリースマホ3選
- 格安SIM乗り換え(MNP)の全手順
- SIMロックを解除するための全手順
格安SIMを選ぶ際のポイントや、おすすめの格安SIMについても紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
※本ページは全て税込で表示しています。
1. 1分でわかりやすく解説!格安SIMとは?
格安SIMとは、安い料金で使用できるSIMカードのことです。
SIMカードは、ネット通信を利用する際に必要なもので、どのスマホにも挿入されています。
大手のスマホを解約して格安SIMに切り替えれば、毎月3,000円~5,000円ものスマホ代を削減することも可能です。
また、現在使っているスマホの設定次第で、引き続き利用することもできます。
格安SIMに対応した端末も増え続けているので、買い替える場合もコスパがいいと言えるでしょう。
※ただし、大手キャリアを解約する際には、違約金などが発生する可能性があるので注意が必要です。
1-1. どんな仕組みで安く使えるの?
格安SIMは大手携帯会社の通信サービスを安く仕入れ、人件費などのコストを削ることで、格安の料金で消費者に提供しています。
上の画像で出てきた「MNO」「MVNO」とは、以下のように大手キャリアや格安SIM提供会社のことを意味します。
- 大手携帯会社:MNO(移動体通信事業者)
- 格安SIM提供会社:MVNO(仮想移動体通信事業者)
これから格安SIMを調べていくとよく出てくる言葉ですので、覚えておくと便利です。
1-2. 切り替えると何が変わるの?メリット・デメリットとは
格安SIMに切り替えると、基本的に下記の2つが大きく変わります。
- 最大のメリット:毎月の料金が数千円下がる
- 最大のデメリット:速度が遅くなる可能性がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
最大のメリット:毎月の料金が数千円下がる
格安SIMに切り替える最大のメリットは、何と言っても月々の料金が安くなることです。
大手携帯会社を利用している方の月々の携帯料金は5,000円~7,000円ほどと言われています。
しかし、格安SIMを利用している方の月々の携帯料金は、2,000~3,000円ほどです。
一例ですが、下記のように大手携帯会社から格安SIMに乗り換えることで、月間で3,700円、年間で44,000円の携帯料金節約もできます。
参考:格安SIMに乗り換える際にかかる費用ってどのくらい?
大手携帯会社から格安SIMにかかる費用は以下の通りで、14,000円〜15,000円ほどです。
大手携帯会社に支払う費用
契約解除料(約11,000円)
格安SIM会社に支払う費用
契約事務手数料(約3,300円)
最大のデメリット:速度が遅くなる可能性がある
格安SIM最大のデメリットは、通信の混みあう時間帯では通信速度が低下する場合が多いということです。
通信の込み合う時間とは、主に以下の時間帯です。
- 平日朝8~10時:通勤中の会社員・学生が使うので回線が混みやすい
- 平日昼12~13時:お昼休みでみんなが使うので回線が混みやすい
- 平日夕方18~19時:帰宅中の会社員・学生が使うので混みやすい
もし、通信の込み合う時間に動画を見たりアプリをダウンロードする場合は、通信速度が遅くなってしまうので注意が必要です。
しかし、中には最も通信が混み合うと言われているお昼の混雑時でも、きちんと使えるような格安SIMもあるのでご安心ください。
その他のメリット・デメリット一覧
大手携帯会社と格安SIMとの違いは、他にもあります。
詳細は「2. 格安SIMのメリット・デメリットを徹底解説」でも確認できますが、ざっくりとまとめると下記の通りです。
項目 | 大手携帯会社 | 格安SIM |
料金 | 高い | 安い |
料金プラン | 複雑 | プラン数が少なくシンプル |
契約の縛り | 2年ごとの縛り | 少ない |
購入可能端末 | 多い | 少ない |
サポート | 全国にショップがある | 基本的に電話やメール、チャットがメイン |
メール | キャリアメールが利用できる | キャリアメールが利用できない |
通話 | 通話定額プランがある | 通話定額プランが少ない |
端末の初期設定 | 設定済みの端末がもらえる | 自分でする必要がある |
高速通信の安定性 | いつでも高速なデータ通信 | 通信の混みあう時間帯で 通信速度が低下する場合が多い |
LINEのID検索 | 可能 | ほぼ使えない |
テザリング | 可能 | ほぼ可能(使えない格安SIMもある) |
上記のように大手携帯会社と格安SIMを比較すると、それぞれメリットとデメリットがあります。
このことから、格安SIMをおすすめできるのは以下のような方です。
- 月々の携帯料金をとにかく安くしたい
- 自分である程度、携帯電話の設定ができる
- 長時間の電話をあまり利用しない
上記の3つに当てはまる場合、格安SIMが非常におすすめです。
1-3. 格安SIMはどうやって選べばいい?
格安SIMは、下記の通りに選べば失敗する可能性がグッと下がります。
- 実際に速度が出るものを選ぶ
- 月額料金がお得なものを選ぶ
格安SIMは価格だけで選ぶ人もいますが、通信速度で後悔する人も多いので、速度の遅いものを選ばないようにしましょう。
上図のように、料金はほとんどのケースで下がるので、どれを選んでも満足はできます。
また、それぞれの格安SIMにおいて、料金に大きな差はないというのも実情です。
一方で、「速度」に関しては大手キャリアと変わらないものから、遅くて使い物にならないものまであり、差が出やすくなります。
そのため、格安SIMは料金と速度を意識しながら選ぶようにしていきましょう。
※詳しい選び方は、「3. 絶対に失敗しない!格安SIM選びの2つのポイント」のページでも紹介しています。
また、下記のページでは目的・使い方に合わせておすすめの格安SIMを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
目的や使い方 | 比較・レビューページ |
iPhoneで使いたい | 間違えると危険!iPhoneで格安SIMを使う前に知るべき全知識 |
タブレットで使いたい | 契約前に必読!格安SIMでタブレットを失敗せず使う全知識 |
データ容量無制限やかけ放題など使い放題のプランがいい | 落とし穴ばかり!格安SIMの定額プランの注意点とおすすめ9選 |
データを使わないから遅くていいし、1GBで十分! | 人気の14社を徹底比較!1GBでおすすめの格安SIM4選 |
1-4. 申し込み前にまずは決めておくべき3つのこと
格安SIMを決めても、申し込む前に下記の3つのことを決めておきましょう。
それぞれ詳しく解説していきます。
音声機能をつけるか
格安SIMの中には、「音声通話SIM」と「データ専用SIM」の2種類があります。
- 「音声通話SIM」:ネット、通話ができる
- 「データ専用SIM」:ネットのみ使える
タブレットやモバイルWi-Fiルーターで使ったり、スマホでも電話をしない方は「データ専用SIM」を選びましょう。
また、スマホでネットも電話も使いたい方は「音声通話SIM」を選びましょう。
音声通話SIMなら、現在利用している電話番号を新しいSIMに引き継ぐことも可能です。
どれくらいのデータ容量が欲しいか
格安SIMはたくさんのプランの中から選ぶことができるので、なるべくあなたの使う容量ギリギリのプランを選んだほうがお得です。
なんとなく分かる方も多いと思いますが、大手キャリアごとに下記の方法で実際に使っているデータ容量がわかるので、どれくらいあればいいかわからない方はチェックしましょう。
ドコモ | My docomo、dメニューで確認 |
au | My auで確認 My auにログイン → LTE通信量合計に今月のデータ量が表示。前月のデータ量は内訳から確認。 |
ソフトバンク | My SoftBankで確認
|
格安SIMも大手キャリアと同様、プランを使いきると速度制限がかかり使いにくくなります。
多くのプランで、追加1GB1,100円程度で追加で購入できますが、割高なことと、中には追加チャージできないものまであるため、少し多めの契約をおすすめします。
格安SIMを入れるスマホはどうするか
格安SIMを入れるスマホはどうするか、事前に決めておきましょう。
- 新しいスマホを購入する
- 今使っているスマホを使う
格安SIMの購入に合わせて新しいスマホを買う場合は、後ほど格安SIMに合わせて高性能で低価格なおすすめのスマホを紹介していきます。
ただ、今使っているスマホをそのまま使おうという方は注意が必要です。
基本的に、大手のキャリアから買った機種は、「SIMロック」というロックがかかっています。
格安SIMは基本的に大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を借りて、その回線を提供してくれています。
そのため、格安SIMがどこから回線を借りているか確認して、同じ回線の格安SIMを選ぶことで今のスマホをそのまま使えます。
今のスマホをそのまま使いたい場合は、どの大手の回線を使っているか注目しましょう。
SIMロックを解除するという方法も
どうしても、今のスマホを使いつつ、違う会社の電波を使っている格安SIMを選びたい場合もあるかと思います。
そういったケースでは、下記のようにSIMロックを解除することもできます。
格安SIMは基本的に大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を借りて、その回線を提供してくれています。
そのため、今のスマホをそのまま使いたい場合は、格安SIMがどこから回線を借りているか確認して、今使っているスマホの回線と同じにすれば問題ありません。
ただし、「SIMロックを解除」すれば、どの回線でも今のスマホを使えるようになります。
もし新しいスマホを購入する場合や、他社の回線にて格安SIMを契約する場合は、SIMロックを解除してから利用するようにしましょう。
注意点:SIMカードのサイズは3パターンある
格安SIMによっては、複数のSIMカードがあります。
そのため、あなたの使っているスマホに合わせたSIMカードを購入するようにしましょう。
ちなみに、SIMカードのサイズは利用端末の公式サイトにて確認できます。
1-4. 格安SIMはどうやって申し込めばいい?
格安SIMは、『ネット(オンライン)』もしくは『店舗』にて申し込むことが可能です。
申し込みを進めていくためには、以下の書類を用意してから手続きを進めていきます。
- 本人名義のクレジットカード
- 免許書などの本人確認書類
- MNP予約番号(格安SIMに乗り換える場合のみ)
- 利用予定の端末
オンラインで手続きを進める際には、カメラで本人確認書類を撮影したのちに、画像の添付が必要です。
そのため、Webブラウザ(Android 6.0以降のChrome、またはiOS 11以降のSafari)を利用して、手続きを進めていきましょう。
また利用予定の端末を持っていない場合は、自身で対応端末を用意してから、再度お申し込みが必要です。
MNP予約番号とは?
希望する格安SIMに乗り換える場合のみ、電話番号も同時に移行するため、「MNP予約番号」と呼ばれる10桁の番号が必要です。
MNPとは、スマホの会社を変えるときに電話番号を変えずに乗り換えることを意味します。
MNP転出を行えば、そのままの番号で大手から格安SIM、格安SIMから格安SIMへの乗り換えが可能です。
MNP予約番号の取得方法は「6. 格安SIM乗り換え(MNP)の全手順」に具体的な方法をまとめましたので、参考にしてみてください。
2. 格安SIMのメリット・デメリットを徹底解説
このページでは、先ほど簡単に紹介した格安SIMのメリット・デメリットを、より詳しく解説していきます。
2-1. 格安SIMの3つのメリット
格安SIMには以下の3つのメリットがあります。
それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。
メリット1. 月々の料金が非常に安い
格安SIM最大のメリットは何と言っても、月々の料金が安いことです。
例えば、データ通信量3GBと音声通話を使いたいとなった場合、格安SIMならおよそ1,600円ほどで利用できます。
一方で、大手携帯会社で同じ内容の契約をした場合、およそ4,500円前後の料金がかかってしまうのです。
もし格安SIMに乗り換えれば、以下の図のように月間約2,900円、年間で約34,800円の携帯料金節約が可能です。
料金が安いのはなんで?
簡単にいうと、大手キャリアから安く回線を借りて、コストを削って提供してくれるからです。
通信サービスを運営するには、維持費や設営費など莫大な資金が必要ですが、格安SIMはそれを大手携帯会社から安く仕入れています。
さらに店舗を持たず、人件費などを削ることで消費者に格安で提供できているのです。
また、ここ数年格安SIMの販売業者が急増して価格競争が起こっているので、格安SIMは非常に安い月額料金で持つことができています。
参考:格安SIMに乗り換える際にかかる費用ってどのくらい?
大手携帯会社から格安SIMにかかる費用は以下の通りで、14,000円〜15,000円ほどです。
大手携帯会社に支払う費用
契約解除料(約11,000円)
格安SIM会社に支払う費用
契約事務手数料(約3,300円)
メリット2. 料金プランが非常にシンプル
格安SIMの料金プランを決める際に考えるべきことは、基本的に以下の2つだけです。
- データ通信だけのプランにするか、データ通信と音声通話のあるプランにするかを決める
- 月々利用するデータ通信量を決める
大手携帯会社での契約時のようによく分からないサービスや、数ヶ月後に自分で解約しなければいけないサービスなど、複雑なものが一切ありません。
メリット3. ほとんどの格安SIMは契約後の2年縛りがない
大手携帯会社は、契約して2年以内に解約すると10,000円ほどの違約金がかかったり、更新月に解約しなければ解約金がかかります。
その点、格安SIMは最低利用期間(数か月~1年)以降はいつ解約しても違約金が発生しないのは、大きなメリットと言えるでしょう。
仮に最低利用期間中に格安SIMを解約した場合、同じく契約解除料をとられるものの、3,000~6,000円ほどで済みます。
ただし、格安SIMによっては契約の縛りがある場合もあるので、選ぶ際には注意しましょう。
2-2. 格安SIMの7つのデメリット
格安SIMのデメリットは、以下の7個です。
- 大手携帯会社よりも通信が不安定
- 大手携帯会社よりも通話料金が高い
- 大手携帯会社とはサポート方法が違う
- 購入可能端末が限られる
- キャリアメールが使えない
- クレジットカード決済が多い
- 初期の設定を自分でする必要がある
ただし、上記のデメリットはどれもそこまで気にする必要がないものばかりです。
以下で詳しく解説していくので、格安SIMのデメリットについて不安な方は参考にしてみてください。
デメリット1. 大手携帯会社よりも通信速度が不安定
格安SIM最大のデメリットは、通信の混みあう時間帯では通信速度が低下する場合が多いということです。
通信の込み合う時間とは、主に以下の時間帯です。
- 平日朝8~10時:通勤中の会社員・学生が使うので回線が混みやすい
- 平日昼12~13時:お昼休みでみんなが使うので回線が混みやすい
- 平日夕方18~19時:帰宅中の会社員・学生が使うので混みやすい
もし、通信の込み合う時間に動画を見たりアプリをダウンロードする場合は、通信速度が遅くなり困難になります。
ただし、中には最も通信が混み合うと言われているお昼の混雑時でも速度が速い格安SIMもあるので、一概にすべての格安SIMに当てはまるわけではありません。
デメリット2. 大手携帯会社よりも通話料金が高い
大手携帯会社の場合、同じ携帯会社間の通話は無料だったり、かけ放題プランだったりするので、料金を気にせず通話ができます。
それに対して、格安SIMの場合は、基本的に22円/30秒の通話料金がかかってしまいます。
ただし、LINEなどの通話アプリなどの通話アプリを利用すれば、通話料金の高さをデメリットと感じることはほとんどなくなるでしょう。
デメリット3.大手携帯会社とはサポート方法が違う
格安SIMは大手携帯会社と比較した際に、スマホにトラブルが起きた時のサポートが弱いと言われています。
大手携帯会社ならば、店舗や電話でのサポートが可能ですが、格安SIMの場合はチャット形式のみでの対応となっているところも少なくありません。
ただ最近は格安SIMによってサポート体制を変えてきており、深夜に対応してくれるだけでなく、回答時間も早いという特徴があります。
また、一部店舗を持つ格安SIMもあるので、サポートが弱いとは言えなくなってきているのが現状です。
デメリット4. 購入可能端末が限られる
格安SIMを購入する際にセットでスマホを購入する場合、大手携帯会社と比較しても選択肢が限られます。
格安SIMによっては、対応可能端末が限られてしまうことも多く、どうしても選べる機種に限りが出てしまうのです。
ただし、格安SIMとセットで販売されているスマホでもカメラ性能が優れていたり、機能性の高い端末などは豊富にあります。
また、安いものであれば1万円程度で購入可能なスマホもあるので、こだわりさえなければ安く端末を購入することができるでしょう。
デメリット5. キャリアメールが使えない
格安SIMでは、@docomo.ne.jp や @softbank.ne.jp などのキャリアメールは利用できません。
乗り換えをした場合、大手携帯会社で使っていたキャリアメールの引継ぎができないので、注意が必要です。
ただし、今はキャリアメールを使わなくてもGmailやLINEなど、より便利なサービスが非常に増えてきています。
キャリアメールは必ずしも必要ではなくなってきているので、大きなデメリットとはならないでしょう。
デメリット6. クレジットカード決済が多い
格安SIMのほとんどは、クレジットカード決済となっているのもデメリットの1つです。
大手携帯会社は口座振替にも対応していることがほとんどですが、格安SIMによっては口座振替ができない場合もあります。
ただし、以下の格安SIMであれば、口座振替やデビットカードにも対応しているのでおすすめです。
【口座振替に対応した格安SIM】
格安SIM | 条件等 |
Y!mobile(ワイモバイル) | 店頭か郵送での手続きが可能。詳細は「こちら」 |
UQ-mobile | 店頭での申し込み時のみ。対応金融機関は「こちら」 |
楽天モバイル | 毎月110円の手数料。対応金融機関は「こちら」 |
OCNモバイルONE | カスタマーズフロントへ事前の連絡が必要。詳細は「こちら」 |
BIGLOBEモバイル | データ通信専用SIMのみをお申し込みの場合は可能。毎月220円の手数料。 |
ahamo | オンラインでの手続きが可能。 |
【デビッドカード決済に対応した格安SIM】
格安SIM | 対応デビットカード |
楽天モバイル |
|
OCNモバイルONE |
公式ページに記載がなく、問い合わせて確認。上記以外にも使える可能性があるため、申し込みフォームに打ち込んでみましょう。 ※クレジットカード以外での支払いは、カスタマーズフロントへ事前の連絡することをおすすめします。 |
Nifmo(ニフモ) | サポートに問い合わせたところ、申し込みフォームにデビットカードを入力し、エラーが出なければ申し込みが可能。 |
ahamo | ドコモと同じ支払方法が適用されていることから、デビッドカードの使用が可能。 |
mineo(マイネオ) | サポートに問い合わせたところ、申し込みフォームにデビットカードを入力し、エラーが出なければ申し込みが可能。 |
もしクレジットカードが作れないなどの事情を抱えている場合は、口座振替もしくはデビッドカードに対応した格安SIMを選ぶのも1つの方法です。
「デビットカード」とは?
デビットカードとはクレジットカードと同様にVISA、Master Card、JCBなどの支払い機能を兼ね備えたカードで、ネット決済やお店での決済が可能です。
また、デビットカードは利用するとその場で預金口座から引き落とされる即時決済なので審査なしでも作れるカードが多いです。
デメリット7. 初期の設定などを自分でする必要がある
格安SIMが届いたら、APN設定という初期設定を自分でしなければいけません。
APNとは、LTE、3Gなどの通信回線を使ってインターネット接続をする時の接続先で、通信のために必要な設定です。
ただし、 ほとんどの格安SIMには説明書がついており、設定も非常に簡単で2分もあれば可能です。
例えば、povoではAPNの設定方法は以下の通りとなっています。(※iPhoneの場合)
出典:povo
出典:povo
出典:povo
また、格安SIMの初期設定時には一旦Wi-Fiに接続する必要もあるので、Wi-Fi環境が整っている場所でAPN設定をしていきましょう。
次の章では格安SIMの選び方から、あなたが選ぶべき格安SIMまで徹底解説します。
3. 絶対に失敗しない!格安SIM選びの2つのポイント
この章では、あなたにあった最適な格安SIMを選ぶため、そもそもの格安SIMの選び方について解説していきます。
「速度が遅すぎて使えない…」「他の格安SIMの方が安かった...」など格安SIM選びで失敗しないためのポイントは2つあります。 それでは詳しく見ていきましょう。 格安SMの選び方で最も重要なことは、実際に速度が出るものを選ぶことです。 例えば、BIGLOBEモバイルのタイプA(au回線)の最高速度は、「下り958Mbps、上り112Mbps」と書かれています。 しかし、ここで示されているのは理論上の最高速度で、これが出ることはほぼありません。 実際の速度を計測すると1/100以下しか出ないこともザラにあるため、全くあてにならないです。 実際の速度(実質速度)を知らずに格安SIMを選ぶと、下記のように後悔してしまいます。 Twitterを見ると、下記のように「格安SIM遅い..」という声が多数ありました。 格安SIMだから仕方ないけどあまりにも通信速度が遅すぎる。 — トーマ@CB400SF (@o4oQcsrW7g4z1c2) July 9, 2021 あー格安SIMだめだ🙃 お腹空いた〜!₍ᵔ·͈༝·͈ᵔ₎ — くーちゃん (@kubobosarubobo) May 21, 2021 上記のように失敗しないためにも、速度は理論値で比較するのではなく、実質速度で比較します。 ただ、一般の方で全格安SIMサービスの速度計測を行って比較するのは難しいでしょう。 そこで今回、25社の格安SIMを契約している私が、実際に計測を行いました。 そもそもなぜ格安SIMって遅いの? 格安SIMの各社がドコモやauなどの大手携帯会社(大手キャリア)の設備の一部を借りているからです。 そのため、格安SIMは、朝の通勤時、お昼休みの時間、夜の帰宅時など多くの方が携帯電話を利用する時間帯は通信速度が低下します。 通信回線を高速道路に、ユーザーを車に例えるとわかりやすいです。 上記のように、速度は大手キャリアには劣りますが、設備を持たない分、設備投資や人件費などが削れ、料金が下がるという仕組みです。 格安SIMの会社によっては、借りている設備の回線容量や顧客数が変わり速度に差が出るので、中には大手キャリアに引けを取らない通信速度を誇る格安SIMもあります。実際に速度が出るものを選ぶ
出典:ビッグローブモバイル
実際の速度(実質速度)を知らずに契約すると失敗する
もう乗り換えようかな…
12時台遅すぎて全然読み込めないし通知こない🙃
① 速度計測方法
一般的な「速度測定アプリ」では、アップロードやダウンロードの速度を出してくれますが、実はあまりあてになりません。
なぜなら、通信事業者によっては下図のように速度計測アプリで測られているときだけ、速度を速くするものが存在するからです。
上記のような結果が出てダウンロードスピードが速いことを確認しても、実際に動画などをダウンロードすると全く動かない可能性があります。
そこで今回の速度計測では、「動画再生速度」「Webページ読み込み速度」まで測定できるアプリとして、「5GMARK」アプリを使用しました。
「5GMARK」では、YouTubeやFacebookなどの読み込み時間も考慮して速度を点数化しているので、高得点が出た回線は実際に使ってみても快適なケースがほとんどでした。
② 実際に25社の速度を計測してみた
実際に25社の格安SIMを用意し、「5GMARK」を使ってどこが一番速いか測ってみました。
なお、計測は最も回線が混みやすい下記の3つの時間帯で行っています。
<時間帯>
- 平日朝8~10時:通勤中の会社員・学生が使うので回線が混みやすい
- 平日昼12~13時:お昼休みでみんなが使うので回線が混みやすい
- 平日夕方18~19時:帰宅中の会社員・学生が使うので混みやすい
<エリア>
- 東京都港区:人口の多い都心部や規模の大きな駅周辺等は混みやすい
本当の速度を把握するため、あえて回線が混みやすい環境で測定しました。
測定結果は、上記3つの時間帯のスコアを合計し、グラフ化しました。
速度計測のスコアの高かった格安SIM
それでは、続いて格安SIM選びの2つ目のポイントである「月額料金」を見ていきましょう。
月額料金がお得なものを選ぶ
次に各社の格安SIMの月額料金を比較していきます。
全格安SIM事業者25社の全47プランを「音声付きSIM」と「データ専用SIM」で徹底調査しました。
音声付きSIM
各容量帯で最もお得な料金を黄色の背景で記載しています。
また、グレー字の部分は、使いたい容量のジャストのプランがないため、そのサービス中でも一番安いプランの金額を記載しています。
←スマホの場合は左右にスクロールできます→
格安SIM | 回線 | データ容量 | |||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100MB | 200MB | 500MB | 1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 6GB | 7GB | 8GB | 9GB | 10GB | 11GB | 12GB | 13GB | 14GB | 15GB | 16GB | 17GB | 18GB | 19GB | 20GB | 25GB | 30GB | 40GB | 50GB | 無制限 | ||
ahamo | ドコモ | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | ― | ― | ― | ― | ― |
mineo | ドコモ | 1,298 | 1,298 | 1,298 | 1,298 | 1,518 | 1,518 | 1,518 | 1,518 | 1,958 | 1,958 | 1,958 | 1,958 | 1,958 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | ― | ― | ― | ― | ― |
mineo_お試し | ドコモ | 1,100 | 1,100 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
BIGLOBE モバイル | ドコモ | 1,078 | 1,078 | 1,078 | 1,078 | 1,320 | 1,320 | 1,870 | 1,870 | 1,870 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
IIJmio | ドコモ | 858 | 858 | 858 | 858 | 858 | 1,078 | 1,078 | 1,518 | 1,518 | 1,518 | 1,518 | 1,848 | 1,848 | 1,848 | 1,848 | 1,848 | 1,848 | 1,848 | 2,068 | 2,068 | 2,068 | 2,068 | 2,068 | ― | ― | ― | ― | ― |
日本通信SIM_合理的20GBプラン | ドコモ | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | 2,178 | ― | ― | ― | ― | ― |
日本通信SIM_合理的かけほプラン | ドコモ | 2,728 | 2,728 | 2,728 | 2,728 | 2,728 | 2,728 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
日本通信SIM_みんなのプラン | ドコモ | 1,390 | 1,390 | 1,390 | 1,390 | 1,390 | 1,390 | 1,390 | 1,390 | 1,390 | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― | ― |
b-mobile | ドコモ | 1,089 | 1,089 | 1,089 | 1,089 | 1,309 | 1,529 | 1,749 | 1,969 | 2,189 | 2,409 | 2,629 | 2,849 | 3,069 | 3,289 | 3,509 | 3,729 | 3,949 | 4,169 | 4,389 | 4,609 | 4,829 | 5,049 | 5,269 | ― | ― | ― | ― | ― |
y.u mobile | ドコモ | 1,070 | 1,070 | 1,070 | 1,070 | 1,070 | 1,070 | 1,070 | 1,070 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 2,970 | 4,170 | 4,170 | 4,170 | 4,170 | 4,170 | 4,170 | 4,170 | 4,170 | 4,170 | 4,170 | ― | ― | ― | ― | ― |
エキサイトモバイル_Fitプラン | ドコモ | 880 | 880 | 880 | 880 | 880 | 880 | 1,430 | 1,430 | 1,430 | 1,430 | 1,980 | 1,980 | 1,980 | 1,980 | 1,980 | 2,750 | 2,750 | 2,750 | 2,750 | 2,750 | 3,245 | 3,245 | 3,245 | 3,245 | ― | ― | ― | ― |