世界一わかりやすい格安SIMの仕組みと後悔しないための全知識

    「格安SIMってどんな仕組みで安く使えるの?」「どうやって提供されているのかわからない」など、格安SIMの仕組みが気になっていませんか?

    格安SIMは、ドコモなど大手スマホ会社から安く回線を仕入れて、コストを削りながら我々に提供してくれています。

    ただし、落とし穴もあり、安いだけで選ぶと後悔する可能性があります。

    このページでは、元販売員の私が下記の流れで、格安SIMの仕組みと失敗しないための選び方を解説していきます。

    1. 1分で図解でわかる「格安SIMの仕組み」

    格安SIMは、とにかく安く使えるSIMカードのことで、大手のスマホを解約して、格安SIMに切り替えるだけで、毎月数千円のスマホ代を削減することが可能です。

    1-1. どんな仕組みでサービスが成り立っているの?

    格安SIMの仕組みを簡単に言うと、格安SIM事業者(MVNO)は大手携帯会社(MNO)の通信サービスを安く借り、人件費などのコストをなるべく削って、SIMを安く消費者に提供しています

    「MNO」「MVNO」とは以下のように大手キャリアや格安SIM提供会社のことをさします。

    • 大手携帯会社MNO(移動体通信事業者)
    • 格安SIM提供会社MVNO(仮想移動体通信事業者)

    これから格安SIMを調べていくとよく出てくる言葉ですので、覚えておくと便利です。

    1-2. 通信サービスを借りるってどういうこと?

    少し難しい話になりますが、下記のように私たちのスマホ~相互接続点(POI)と呼ばれるポイントまでは大手の設備を使い、そこから各社の設備で通信をするというイメージです。

    ※ドコモから回線を借りている格安SIMの場合

    1-3. 格安SIMにすると、安くなるのはなんで?

    格安SIMにすると多くの場合で料金が下がります。下記のように月々5000円の料金が下がるケースも存在します。

    格安SIMは本来、維持費や設営費など莫大な資金が必要な通信回線を大手携帯会社から安く仕入れてその一部を利用しています。

    さらに店舗を持たず人件費などを削ることで消費者に格安で提供できます

    また、ここ数年格安SIMの販売業者が急増し、価格競争が起こっているので格安SIMは非常に安い月額料金で持つことができます。

    1-4. 格安SIMにすると、通信速度は遅くなるの?

    遅くなると覚悟しておきましょう。これが格安SIM最大のデメリットです。

    POI(相互接続点)までは基本的に大手と変わらない通信ができます。しかし、格安SIMは、上図にもあるようにPOIでデータ量を制限されます。

    格安SIMが大手キャリアから回線を借りるときに、1度に使えるデータの量を決めていて、全体の通信料がその範囲内になるようにPOIで制限されるのです。

    もし、ここで制限をかけなければ、格安SIMユーザーが大量に使ったときに、電波などが混み合ってしまい、正規のドコモの料金を払っている人も遅くなってしまいます。

    だから、混み合う時間が発生する

    以上のような理由から、下記のようにみんなが一気に使う「お昼休み時」「帰宅時」などは混雑し、通信速度が遅くなってしまう可能性が高いです。

    土日祝日よりも平日の方が、休憩などで一斉にスマホが使われることが多く、混雑を感じやすいです。

    1-5. 高速道路を思い浮かべよう

    ここまでのイメージができなければ、高速道路を思い浮かべてみましょう。

    データのできる容量を道路、通るデータを車とします。下記のように、大手キャリアの回線の一部を借りている状態になるので、格安SIMは混み合いやすいのです。

    ただし、注目すべきなのは、格安SIMによっても借りている容量の大きさや、使われている量が違います

    つまり格安SIMの中にも速い格安SIM、遅い格安SIMがあるので、速度で後悔したくなければ速度の速い格安SIMを選びましょう。

    格安SIMに切り替えれば料金がガクッと下がるので、速度の速いものを選んでおけばトータルで得する可能性の方が高いです。

    まだ、格安SIMにすべきか判断できないという方は「5. 格安SIMに切り替えるメリット・デメリット」にメリット・デメリットを詳細までまとめましたので確認の上、結論を出しましょう。

    1-6. 速度の速い格安SIMはどれ?

    当サイトでは下記のように20を超える格安SIMと契約し、実際の速度を計測しています。

    9月の計測から今月おすすめの格安SIMは下記の7社です。

    このページでは格安SIMを速度・料金で比較して行きますが、上記のような速い格安SIMを選べば後悔する可能性は低くなります。

    2. 後悔しないための格安SIMの選び方

    ここまで紹介した格安SIMの最大のデメリットである「速度」に悩まないように、格安SIMは下記の2つのステップで選んでいきましょう。

    • ステップ1. 速度が信頼できるかでふるいわけをする
    • ステップ2. あなたの使い勝手にあった料金プランがあるものを選んでいく

    格安SIMは価格だけで選ぶ人が多いですが、価格よりも速度で後悔する人が続出しているので、速度の遅いものを掴まないようにしましょう。

    上図のように料金はほとんどのケースで下がるので、どれを選んでも満足はできます。また、そこまで差がないというのも実情です。

    一方で、「速度」に関しては大手キャリアと変わらないものから、遅くて使い物にならないものまであり、差が出やすいです。

    そのため、速度で失敗しないことも第一に、速度>>料金の順で格安SIMを厳選していきます。

    ステップ1 速度が信用できるかでふるい分け

    繰り返しになりますが、格安SIMにおいて、速度が遅いものをいかに掴まないかが大切です。

    速い格安SIMはどう選べばいい?

    例えば、LINEモバイルの最高速度は「下り375Mbps、上り50Mbps」と書かれています。

    しかし、この最高速度は理論的な最高速度で、これが出ることはほぼありません。1/100、1/1000の速度しか出ないこともザラにあり、正直あてにならないのです。

    そこで、速い格安SIMを探すためによく使われるのが「速度測定アプリ」です。

    上記のように、アップロードやダウンロードの速度を出してくれますが、これも多くの場合で正直あてにしない方がいいです。

    よくある速度計測アプリの落とし穴

    通信事業者によっては上記のような速度計測アプリで測られているときだけ、速度を速くするものが存在します。

    それにより、見せかけのダウンロードスピードは速いのに、実際に動画などをダウンロードすると全く動かないという可能性あります。

    多くのメディアがこの速度だけで評価をしていますが、実際使うと速くない..という事態に陥る可能性があります。

    そこで、騙されないために「動画再生」「Webページ読み込み」の速度を測る!

    上記のような業者の嘘の速度に騙されないように、実際に動画をダウンロードしたり、Webページの読み込みの速度を考慮して速度を出すことが重要です。

    ここで私が着目したのが、外国のアプリである「4GMARK」です。

    上記のように、一般的な計測アプリの数値だけでなく、YouTubeやAmazonなどの読み込み時間も考慮して速度を点数化しているので、ここで高得点の回線は実際でも快適なケースがほとんどです。

    そのため、このページではこの総合ポイントが高い格安SIMを紹介していきます。

    実際に24社のスマホを速度計測してみた

    今回は実際に24社の格安SIMを用意し、「4GMARK」を使ってどこが一番速いのかを測ってみました。(随時数を追加していきます)

    計測は最も回線が混みやすい下記の2つの時間帯で行いました。

    • 平日昼12~13時:お昼休みでみんなが使うので回線が混みやすい
    • 平日夕方18~19時:帰宅中の会社員・学生が使うので混みやすい

    上記2つの時間帯のスコアを合計し、下記のようにグラフ化しました。

    詳細な計測データは「参考. 主要格安SIM|最新速度計測結果のまとめ」にまとめていますが、中には参考までに出した大手キャリアのソフトバンクを上回るものもありました。

    数字が良ければ良いほど快適に使える可能性が高いので、計測データの高かった「Y!mobile」「U-mobile」あたりを選べば間違いありません。

    しかし、あくまでも私の体感的にストレスを感じにくかった上位8社に広げて比較して行きます。

    Q.ドコモの回線を使う事業者が多いのはなんで?

    上記のようにドコモの回線を使う事業者が多いのは、貸し出しの料金が安いこと、通信方式がシンプルで格安SIM事業者が扱いやすいことが理由としてあげられます。

    au、ソフトバンクの回線を使った格安SIMは今後に期待です。

    ステップ2 あなたの使い勝手にあったプランがあるものを選ぶ

    では、先ほど、速度テストでいい数字を出した下記の8社の中からどれを選んでいくかを紹介していきます。

    格安SIMの料金プランを一覧で比較

    では格安SIMを比較していきます。おすすめの格安SIMの料金プランを、よく選ぶ方の多いGB別に比較をしてみました。

    音声通話プラン

    -スマホの方はスクロールできます-

    格安SIM回線1GB2GB3GB4GB5GB6GB7GB10GB大容量
    Y!mobile –1,980円3,696円
    U-mobileドコモ1,580円1,980円2,880円(25GB)
    b-mobileSB990円1,490円1,990円2,490円2,990円3,490円3,990円5,490円10GB以降350円/1GB
    エキサイトモバイルドコモ1,370円1,470円1,600円1,870円2,950円(9GB)6,680円(30GB)
    楽天モバイルドコモ1,600円2,150円2,887円4,750円(20GB)
    IIJmioドコモ1,600円2,220円3,260円
    DTI SIMドコモ1,200円1,480円1,920円2,800円
    UQ-mobileau1,680円

    データ専用プラン

    -スマホの方はスクロールできます-

    格安SIM回線1GB2GB3GB4GB5GB6GB7GB10GB大容量
    Y!mobile –1,980円2,980円4,980円(14GB)
    U-mobileドコモ790円1,480円2,380円(25GB)
    b-mobileSB880円1,580円2,980円4,980円(30GB)
    エキサイトモバイルドコモ1,370円1,470円1,600円1,870円2,950円(9GB)6,680円(30GB)
    楽天モバイルドコモ900円1,450円2,260円4,050円(20GB)
    IIJmioドコモ900円1,520円2,560円
    DTI SIMドコモ600円840円1,220円2,100円
    UQ-mobileau980円
    • 主要なプランを抜粋
    • 楽天モバイルの3GBプランは正確には3.1GB

    青字が各価格帯で最も安いSIMですが、料金は正直そこまで差がないというのが現実です。

    また、そもそも今のスマホを使いたければ回線を意識しなければいけなかったり、最も速度の速かった「Y!mobile」の料金は高いなど、万人におすすめな格安SIMは存在しませんでした。

    そこでフローチャートを作ってみました。

    下記がおすすめで、クリックすると、詳細な紹介に飛びます。

    以上のようになります。どうしても決められないという方は、料金・速度ともに優れている「U-mobile」を選ぶことがおすすめです。

    次の章からそれぞれを解説していきたいと思います。

    また、下記のページでは目的・使い方に合わせておすすめの格安SIMを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

    目的や使い方比較・レビューページ
    iPhoneで使いたい間違えると危険!iPhoneで格安SIMを使う前に知るべき全知識
    タブレットで使いたい契約前に必読!格安SIMでタブレットを失敗せず使う全知識
    データ容量無制限やかけ放題など使い放題のプランがいい格安SIMの定額プラン13選|通話し放題&データ無制限のプラン比較!
    データを使わないから遅くていいし、1GBで十分!人気の14社を徹底比較!1GBでおすすめの格安SIM5選

    格安SIM契約の前にまずは決めておくべき3つのこと

    格安SIMを契約する前に下記の3つのことを決めておきましょう。

    • 音声機能をつけるか
    • どれくらいのデータ容量が欲しいか
    • 格安SIMを入れるスマホはどうするか

    音声機能をつけるか

    格安SIMの中には「音声通話SIM」と「データ専用SIM」の2種類があります。

    • 「音声通話SIM」:ネット、通話ができる
    • 「データ専用SIM」:ネットのみ使える

    タブレットやモバイルWi-Fiルーターで使ったり、スマホでも電話をしない方は「データ専用SIM」を選びましょう。

    また、スマホでネットも電話も使いたい方は「音声通話SIM」を選びましょう。

    音声通話が利用でき、ほとんどのプランが現在利用している電話番号を新しいSIMにも引き継げるようになっています。

    どれくらいのデータ容量が欲しいか

    格安SIMはたくさんのプランの中から選ぶことができるので、なるべくあなたの使う容量ギリギリのプランを選んだほうがお得です。

    なんとなく分かる方も多いと思いますが、大手キャリアごとに下記の方法で実際に使っているデータ容量がわかるので、どれくらいあればいいかわからない方はチェックしましょう。

    ドコモMy docomo、dメニューで確認

    • パソコンからの場合、My docomoにログイン → 「料金や支払い状況を確認したい」選択 → 「利用明細・履歴の確認」から、「ご利用データ量確認(当月ご利用分)」選択。
    • スマホからの場合、dメニュー →「 お客様サポートへ」選択 → 「ご利用データ通信料確認(当月分)」選択 →暗証番号を入力し「ログイン」選択。
    auMy auで確認

    My auにログイン → LTE通信量合計に今月のデータ量が表示。前月のデータ量は内訳から確認。

    ソフトバンクMy SoftBankで確認

    • パソコンからの場合、My SoftBankへログイン → 「料金案内」>「ご請求書(内訳)の確認」の通信使用量を確認。
    • スマホからの場合、My SoftBankへログイン → 「料金確認」→該当月の「内訳を見る」の通信使用量を確認。

    格安SIMも大手キャリアと同様、プランを使いきると速度制限がかかり使いにくくなります。

    多くのプランで、追加1GB1000円程度で追加で購入できますが、割高なことと、中には追加チャージできないものまであるため、少し多めの契約をおすすめします。

    格安SIMを入れるスマホはどうするか

    格安SIMを入れるスマホはどうするか決めておきましょう。

    • 新しいスマホを購入する
    • 今使っているスマホを使う

    格安SIMの購入に合わせて新しいスマホを買う場合は、後ほど格安SIMに合わせて高性能で低価格なおすすめのスマホを紹介していきます。

    ただ、今使っているスマホをそのまま使おうという方は注意が必要です。

    基本的に大手のキャリアから買った機種は「SIMロック」というロックがかかっています。

    格安SIMはここまで出てきたように、基本的に大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)から回線を借りて、その回線を提供してくれています。

    そのため、格安SIMがどこから回線を借りているか確認して、今のスマホの回線を使っている格安SIMを選べばほぼ確実に今のスマホをそのまま使えます。

    今のスマホをそのまま使いたい場合は、どの大手の回線を使っているか注目しましょう。

    格安SIMによっては複数の回線を選べるので、そういったものに関して、このページではドコモ回線は「(D)」au回線は「(A)」、ソフトバンク回線は「(S)」と書いています。

    SIMロックを解除するという方法も

    どうしても、今のスマホを使いつつ、違う会社の電波を使っている格安SIMを選びたい場合もあるかと思います。

    そういったケースでは、下記のようにSIMロックを解除することもできます。

    基本的にどのキャリアのスマホを使っていてもそれぞれにおすすめの格安SIMがあることや、ロック解除の制約が複雑なのでそこまでおすすめしません。

    しかし、どうしてもという方は「6.SIMロックを解除するための全手順」に条件や手順をまとめましたのでチェックしましょう。

    注意点:SIMカードのサイズは3パターンある

    格安SIMによってはSIMカードが複数ありますので、あなたの使っているスマホに合わせたSIMカードを購入するようにしましょう。

    3. おすすめ格安SIM7選の詳細解説

    では、おすすめの格安SIMとして今回紹介する、下記の7つの格安SIMを徹底的に紹介していきたいと思います。

    注意:番号をそのまま使いたい方はMNP番号が必須!

    今の電話番号をそのままにして乗り換えるMNP(Mobile Number Portability)は格安SIMでも可能ですが、事前にMNP番号という番号を今のキャリアから取得しないと、申し込みができません。

    4. 大手キャリアからの乗り換え(MNP)の全手順」に具体的な方法をまとめましたので、格安SIMを決めたらチェックしましょう。

    3-1. U-mobile|コスパよく速度も速い/ドコモのスマホをそのまま使える

    U-mobile』はU-NEXTの会社が出す格安SIMで、ドコモの回線とソフトバンクの回線を選べます。

    ドコモの回線を使っているタイプの格安SIMでは最速で、コスパもいいのでドコモの回線をそのまま使いたい方におすすめです。特に、多くの方が選ぶ3GBのプランは価格も安いので、迷ったらU-mobileの3GBプランを選んでおきましょう。

    25GBプランは回線が違うので、速度が遅い可能性もありますが、とにかくコスパがいいので大容量を使いたい方にもおすすめです。

    U-mobileの料金体系

    U-mobileのドコモ回線の料金は以下のようになっています。

     音声通話付プラン
    3GB1,580円
    5GB1,980円
    25GB(U-mobile MAX)2,880円
    使い放題2,480円(6ヶ月縛り)/2,780円(12ヶ月縛り)
     データ専用プラン
    1GB790円
    ダブルフィックス(3GB)1GBまで680円、3GBまで900円
    5GB1,480円
    25GB(U-mobile MAX)2,380円
    使い放題2,480円

    ちなみに使い放題のプランは短期間で大量のデータを使うと速度制限がかかります。

    速度制限の明確なルールがないことや、口コミでも「1日1GB使ったら速度制限がかかった」「3GBまでは大丈夫」などバラバラなので、正直使ってみないと速度制限の有無がわかりません。

    専用アプリで、かけ放題・通話料削減が可能

    また専用アプリU-CALLを使うことで、通話料を半額、利用するプランに応じて、下記のようなかけ放題をつけることが可能です。

    • 25GBの「U-mobile MAX」のプラン・・・3分の電話が50回までかけ放題(500円)
    • その他のドコモ回線のプラン・・・・・・60分までの通話がかけ放題(800円)

    どんな端末とセットで買える?おすすめは?

    U-mobileでSIMとセットで買えるスマホは大きく2種類です。

    コスパという観点で見ると、「EveryPhoneシリーズ」がおすすめで、予算に合わせて6段階のスペックを選べます。

    とにかく費用を抑えたいという人は、「EveryPhone EN(9,800円)」をそれなりにスペックを求めたい人は「EveryPhone PW(27,800円)」がおすすめです。

    MNPの注意点!

    MNPでU-mobileに乗り換える場合は申し込みの方法に注意しなければ、ネットも電話も使えない時間が発生します。

    使えない期間をなくすためには、MNP予約番号を取得した上で、申し込み「転入方法」を「届出方式」にしましょう

    自動方式ですと、使えない期間が出るので、「届出方式」を選び、SIMカードが来たら手続きをするようにしましょう。

    U-mobile公式ページ:

    https://umobile.jp

    3-2. UQ-mobile|速度・料金に優れauのスマホをそのまま使える

    UQモバイル」はau系の格安SIMで最も速度スコアも高く、3GBか無制限の2プランながらコスパもよく、非常におすすめできる格安SIMです。

    auの回線を使っているので、auユーザーであれば今のスマホをそのまま使うことができます。

    無制限は速度が遅いので注意して使っていたただきたいですが、auユーザーには間違いなくおすすめできます。また、今ならキャンペーンで端末セットにせずに、通話SIMのみで契約すればキャッシュバックを受けられます。

    UQモバイルの料金体系

    UQモバイルの料金は以下のようなプランがあります。

    音声付データ専用
    3GB(データ高速プラン)1,680円980円
    無制限(データ無制限プラン)2,680円1,980円
    無料通話のプランも充実

    3GBと無制限のプランの他に下記のような無料通話付のプランも存在します。

    1回5分以内の通話がかけ放題の「おしゃべりプラン」、無料通話がつく「ぴったりプラン」があり、それぞれS・M・Lの3パターンの料金です。

    SML
    おしゃべりプラン1回5分以内かけ放題1,980円
    (データ容量2GB)
    2,980円
    (データ容量6GB)
    4,980円
    (データ容量14GB)
    ぴったりプラン無料通話が60~180分つく1,980円
    (データ容量2GB
    +無料通話60分/月)
    2,980円
    (データ容量6GB
    +無料通話120分/月)
    4,980円
    (データ容量14GB
    +無料通話180分/月)

    通常の電話と同じ品質の通話が可能なので、仕事などにも使えます。

    このプランに関しては、家族割があり、2台目以降は1台500円引きされるので、家族で使う場合もコスパがいいです。

    とはいえ、スマホで電話をあまりしない方であれば、通常のプランで十分です。

    どんな端末とセットで買える?おすすめは?

    UQモバイルはiPhoneを含む30種類以上の端末から選ぶことができます。

    iPhoneを選ぶと価格が高くなるので、どうしてもという方にしかおすすめしません。

    私がおすすめなのは、日本製で最低限のスペック+防水もついていてコスパがいいSHARPの「AQUOS sense」です。

    初回1,404円、2回目以降1,296円×23ヶ月の支払いです。

    ちなみに、「おしゃべりプラン」、「ぴったりプラン」を選べば「マンスリー割」という端末の割引を受けられ、上記の端末を0円(Sプランの時は540円、初回だけ+108円)で使うことができます。

    UQモバイル公式ページ:

    http://www.uqwimax.jp

    3-3. b-mobile(S)|数少ないソフトバンク系列の回線で最速!

    b-mobile(S)』はソフトバンクのiPhoneをそのまま使える格安SIMで、私が調べた限りソフトバンクのスマホがそのまま使えて通話ができるのはこのb-mobileと、速度テストのスコアが低かったQTモバイルだけでした。

    b-mobileSは始まってそこまで期間が経っておらず、ユーザーも少ないことから速度自体もまだまだ混まず快適です。

    ソフトバンクのiPhoneをそのまま使いたいという方には、ほぼ一択でおすすめです。また、1GBだけ使う場合も安いので、ちょっと使いたい方にもおすすめです。

    b-mobile(S)の料金体系

    b-mobile(S)の料金は以下のようになっています。

    音声付プラン

    一番スタンダードなプランは「990JUST FIT」で、1GB990円の基本料金に+して、1GB350~500円、使った分だけ加算されていく仕組みです。

    990JUST FIT(音声つき)
    1GB990円
    2GB~10GB1GBあたり+500円
    10GB~15GBまで1GBあたり+350円

    また、上記に加え「b-mobile 電話」アプリを使うことで、プレフィックス通話で、通話料が半額、さらに+500円で5分まで何度でもかけ放題にすることができます。

    データ専用プラン

    データ専用SIMはiPad用に「190Pad」があり、下記のような料金体系になっています。

    190Pad
    100MBまで190円
    1GBまで540円
    10GBまで1GBあたり+350円

    10GBまでが自動で加算されていき、10GB(3,690円)に達したところで速度制限がかかります。

    専用アプリで、かけ放題・通話料削減が可能

    また専用アプリb-mobile電話アプリを使うことで、通話料を半額、500円で通話5分かけ放題オプションをつけられ、1回5分までの通話が無料になります。

    どんな端末とセットで買える?おすすめは?

    b-mobile(S)は基本的にスマホをセットで購入することができません。

    しかし、今お持ちのソフトバンクのiPhoneをそのまま使いたいわけではないのなら、ここまで紹介した他社で十分です。

    b-mobile(S)公式ページ:

    http://www.bmobile.ne.jp/sb/index.html

    3-4. Y!mobile|大手キャリア以上の速度スコアを連発!ダントツの速度安定性

    Y!mobile」はソフトバンク傘下の格安SIMで基本的にソフトバンクの回線を使っています。ただし、Y!mobileはもともとイーモバイルとWILLCOMが合併してできた会社であり、自社でも回線をもつ通信会社です。

    そのため、他の格安SIMとは立ち位置の若干ちがい、ソフトバンクのスマホもそのまま使うことができません。ただし、速度自体は大手キャリアには引けを取らず、また速度テストでも大手キャリア以上のスコアを連発しています。

    他の格安SIMより少し価格は高いですが、速度にこだわりたい方にはおすすめの格安SIMです。

    Y!mobileの料金体系

    Y!mobileの料金は以下のようなプランがあります。

     音声通話付プラン
    スマホSプラン(2GB)1,980円
    スマホMプラン(6GB)3,696円
    スマホLプラン(14GB)4,980円
     データ専用プラン
    1GB1,980円
    7GB3,696円

    音声通話付きプランには1回10分まで、通常の通話回線で何度でもかけ放題のかけ放題がついています。

    2回線目以降は-500円の割引を受けられたり、同月内に家族が申し込みをすれば5000円還元を受けられますので、家族で使いたい方にもおすすめです。

    どんな端末とセットで買える?おすすめは?

    Y!mobileはiPhoneを含む15種類以上の端末から選ぶことができます。

    どれも端末代が月々2,000円~3000円程度を24回払いとスマホ台が重くのしかかるイメージですが、「iPhoneSE」であれば税抜き一括9,800円で購入可能です。

    性能もピカイチですので、間違いなくおすすめです。※ソフトバンク回線からの乗り換えは対象外。

    Y!mobile公式ページ:

    http://www.ymobile.jp

    3-5. 楽天モバイル|かけ放題、使い放題プランが充実/ドコモのスマホをそのまま使える

    楽天モバイル』はドコモの回線を使っている格安SIMでドコモのユーザーであれば今のスマホをそのまま使えます。

    他社と同じような料金体系の他に、「スーパーホーダイ」という5分までの電話がし放題かつ、そこそこ(1Mbps)の通信速度で使い放題のプランがお得です。

    他社の使い放題は、使い放題になると速度が抑えられ、ストレスになるものも多いですが、このスーパーホーダイであれば、一定量の高速通信とそこそこの速度の使い放題の通信を使い分けることができるので、快適です。

    楽天モバイルの料金体系

    スーパーホーダイ

    目玉のプランはスーパーホーダイで、下記のように高速通信の容量に応じて3つの料金プランがあります。

    スーパーホーダイ
    プランS高速通信2GB1,480円(3年目2,980円)
    プランM高速通信6GB2,480円(3年目3,980円)
    プランL高速通信14GB4,480円(3年目5,980円)

    高速通信と使い放題の1Mbpsの回線を使い分けができるので、普段は1Mbps、ネットやアプリを使うときは高速通信にすれば快適です。

    上記に加えて5分まで何度でも電話ができるかけ放題もついています。

    楽天会員でないと、1年目から料金が上がること、楽天のサービスを使ってダイヤモンド会員になれば料金が安くなることから、楽天の会員になってから使うことがおすすめです。(格安SIMのページから無料登録可能)

    組み合わせプラン

    組み合わせプランは他の格安SIMと同様の料金体系です。通話もそこまでしないということならかけ放題のないこのプランでいいでしょう。

    音声通話付データのみ
    ベーシックプラン(初めから低速)1,250円525円
    3.1GB1,600円900円
    5GB2,150円1,450円
    10GB2,887円2,260円
    20GB4,750円4,050円
    30GB6,150円5,450円

    ただし、データ容量を超えると最大200kbpsまで速度が落ちてしまい、ストレスなく使うのが困難なので注意しましょう。

    即日MNPにはここに注意!

    申し込み時にMNP手続き方法を選択するのですが、「楽天モバイル開通受付センターへの電話」を選択しましょう。

    Webを選択してしまうと使えない期間が2~3日生じます。

    SIMが届き次第、「楽天モバイル開通受付センター : 0800-805-1111 ※通話料無料」へ電話をするのですが、9:00~20:59に電話をかけないと切り替えまでの時間が長くなるので注意しましょう。

    また、今のスマホをそのまま使いたい方は「動作確認済み端末」を確認しておきましょう。

    どんな端末とセットで買える?おすすめは?

    楽天モバイルは20種類以上のスマホからセットで購入が可能です。

    コスパという観点で見ると、いつも特定の機種をセールで安く売っているので、その機種から選ぶのがおすすめです。

    今セール中の商品でおすすめなのは、日本製で、防水・高画質なのに安い「AQUOS sense lite SH-M05」です。

    価格(音声付の場合):899円(税込)/月×24回+分割手数料、一括なら税込21,578円です。

    ※楽天カード以外のクレジットカードで分割すると、カード会社が決めた手数料がかかります。また、データ専用プランの場合、価格が変わり、分割:1,341円(税込)+分割手数料/月×24回、一括税込32,184円になります。

    楽天モバイル公式ページ:

    https://mobile.rakuten.co.jp

    3-6. DTI SIM|とにかく低価格のプランが充実

    DTI SIM

    DTI SIM』はドコモの回線を使う格安SIMで、ドコモのスマホであればそのまま使うことができます。

    3GB、5GB、10GBと、多くの方が使いたいプランで、速度上位の格安SIMで最も安く、価格重視の方におすすめの1社です。

    YouTubeやTwitterで使ったデータ容量がカウントされないプランが存在したり、一部プランで全国75,000以上で使えるフリーWi-Fiを使えるなど、動画などでたっぷり容量を使いたいという方にもおすすめです。

    DTI SIMの料金体系

    DTI SIMの基本的な料金は以下のようになっています。ネット使い放題のプランは1日に使いすぎる(基準は非公開)と速度制限がかかるので、たくさん使いたい方は注意しましょう。

    容量データ専用データ+SMS音声通話付き
    1GB600円750円1,200円
    3GB840円990円1,490円
    5GB1,220円1,370円1,920円
    10GB2,100円2,250円2,800円
    ネット使い放題(速度制限あり)2,200円2,350円2,900円

    また、YouTubeやTwitterが見放題のプランは豊富にありますが、音声通話ができるプランは「20’s SIM 音声プラン」(7GB+音声通話、10分間何度でも話し放題で月額3,980円)だけです。

    専用アプリで、かけ放題・通話料削減が可能

    「おとくコール アプリ」を使うことで、通話料割引、定額通話を使えます。

    • 「おとくコールアプリ」からの発信で通話料半額
    • 「おとくコール10(820円)」で10分以内の通話がかけ放題
    初めての方専用のお得なプランも!

    またDTI SIMを初めて使うという方は半年間がお得になるプランがあります。

    容量1~6ヶ月目7ヶ月目以降
    でんわ定額プラン 3GB1,520円2,310円
    データ半年お試しプラン 3GB0円840円
    データSMS半年お試しプラン 3GB0円990円

    データ専用SIM場合は、最初の半年が0円になるので、間違いなくおすすめです。

    音声通話付きのプランは1回10分までの通話がし放題の「おとくコール10」のオプションがついてくるので、通話し放題で3GBを使いたい方におすすめです。

    どんな端末とセットで買える?おすすめは?

    DTI SIMはセットで端末を購入することができず、「レンタル」という形になります。

    ただし、iPhone6を借りるのに月額3,600円必要なので、自分で用意した方がコスパが良くなります。レンタルはおすすめしません。

    DTI SIM公式ページ:

    http://dream.jp/mb/sim/

    3-7. エキサイトモバイル|30GBを超える大容量プランも充実

    エキサイトモバイル』はドコモの回線を使う格安SIMで、ドコモの端末であればそのまま使うことができます。

    他の格安SIMと同じように、毎月の上限をあらかじめ決める「定額プラン」の他に、使った分だけ支払う「最適料金プラン」など料金プランも柔軟で、あなたにあったプランを見つけやすいです。

    2GB、4GBの料金が安い他に、30GBを超えるプランも多いので、大容量で使いたい方、家族でシェアしたい方にもおすすめです。

    エキサイトモバイルの料金体系

    エキサイトモバイルの基本的な料金は以下のようになっています。

    3枚コースでは3枚のSIMの基本料金になります。4・5枚目が欲しい方は1枚+390円を払うイメージです。

    定額プラン(大容量の場合はこっち!)

    定額プランは下記の通りで、使いきれなかった分は翌月に繰り越せます。

    容量1枚コース3枚コース
    1GB670円1,260円
    2GB7701,450
    3GB900円1,680
    4GB1,170円1,980円
    9GB2,250円2,460円
    20GB3,980円4,480円
    30GB5,980円6,580円
    40GB7,980円8,580円
    50GB10,180円10,680
    最適料金プラン(抜粋)
    容量1枚コース3枚コース
    ~100MB1,050円
    ~500MB630円1,100円
    ~1GB660円1,180円
    ~2GB7701,340
    ~3GB880円1,550
    ~4GB1,150円1,780円
    ~5GB1,450円1,890円
    ~10GB2,380円2,540円
    ~15GB3,980円
    音声通話やSMSは上記に+でつけていく

    上記がデータ専用SIMのプランで、加えてSMSや音声通話をつけていく料金体系です。

    • 音声通話:月額700円(税抜)/枚 (SMS利用可能)
    • SMS機能:月額140円(税抜)/枚

    また、エキサイトモバイルにはかけ放題オプションがないので、たくさん電話したい人は「G-Call」などのどのキャリアでも使える通話料削減アプリを使いましょう。

    どんな端末とセットで買える?おすすめは?

    エキサイトモバイルは15以上の高性能な端末とセットで購入することができ、クレジットカードを使うことで分割で支払うこともできます。(分割時:要クレジットカード手数料)

    コスパがよく、特に人気なのが、「HUAWEI nova lite 2」で、分割991円(一括23,800円)から購入が可能です。

    また、今のスマホをそのまま使いたい方は「動作確認済み端末」を確認しておきましょう。

    エキサイトモバイル公式ページ:

    https://bb.excite.co.jp/exmb/sim/

    4. 大手キャリアからの乗り換え(MNP)の全手順

    大手のスマホから番号を移して乗り換えるためには、「MNP予約番号」と呼ばれる13桁の番号を入力しなければ次に進むことができません。

    MNP(携帯電話番号ポータビリティ)予約番号は、格安SIMでも同じ番号を使うために必要な番号で、各スマホ会社から簡単に取得することができます。

    MNPは電話してしまうのが一番簡単!

    ショップやWebからでも取得できますが、一番簡単なのは電話です。

    簡単に確認でき、今のスマホを解約したときの解約金なども同時に聞くことができます。

    電話をする場合は基本的に音声ガイダンスに従い進み「番号ポータビリティのお手続き」を選択します。オペーレーターに繋がったら「MNP予約番号が欲しい」と伝えましょう。

    4-1. ドコモの方のMNP予約番号入手方法

    基本的に電話かMy docomoでの取得になります。

    1. 電話にて取得:以下の番号に電話することで入手するのが簡単なのでおすすめです。(受付時間:9:00〜20:00)

    • 携帯からの場合:151へ電話
    • 一般電話からの場合:0120-800-000へ電話

    2. My docomoにて取得:スマホの方はMy Docomoからも取得可能です。

    My docomoにアクセスし、「My docomoサービス一覧」→「各種お申込・お手続き一覧]」→「ご契約内容確認・変更」→「携帯電話番号ポータビリティ予約」から24時間いつでも取得可能です。

    その他ドコモショップでも発行できますが、待ち時間があるのでおすすめしません。

    手数料:2,000円

    4-2. auの方のMNP予約番号入手方法

    以下の番号に電話することで入手するのが簡単でおすすめです。(受付時間:9:00〜20:00)

    • 一般電話/携帯電話共通: 0077-75470へ電話

    その他フーチャーホンならEZWebからも取得可能で、auショップでも手続きが可能ですが、待ち時間などを考えると電話が一番簡単です。

    手数料:3,000円

    4-3. ソフトバンクの方のMNP予約番号入手方法

    以下の番号に電話することで入手するのが簡単なのでおすすめです。(受付時間:9:00〜20:00)

    • 携帯電話からの場合: *5533へ電話
    • 一般電話からの場合: 0800-100-5533へ電話

    その他フーチャーホンならMySoftBankからも取得可能で、ソフトバンクショップでも手続きが可能ですが、待ち時間などを考えると電話が一番簡単です。

    手数料:

    • 契約後翌々請求月末までのMNP転出・・・・・5,000円
    • 上記以降のMNP転出・・・・・・・・・・・・3,000円

    4-4. MNPの注意点

    基本的に下記の流れでMNPをすることになります。

    まずは、「MNP予約番号」を取得し、その番号を使って申し込みをすることで、次の通信会社でも今の番号が使えるようになります。

    しかし、この流れには1つ欠点があり、格安SIMによっては下記のように転出+新規申し込みの手続きをした時点で今のSIMが使えなくなるので、次のSIMが届くまではスマホが使えない空白期間が出る可能性があるということです。

    ただし、このページで紹介した格安SIMは、幸いにも新しいSIMが届くまでは古い格安SIMを使えるものばかりです。

    格安SIMによっては細かい条件や注意するべきポイントもありますので、先ほどの「3. おすすめ格安SIM7選の詳細解説」で解説しています。

    5. 格安SIMに切り替えるメリット・デメリット

    格安SIMに切り替えるべきか悩んでいる方に向けて、メリット・デメリットを具体的に解説していきます。

    大手キャリアと格安SIMの違いを大まかにまとめると以下のようになります。

    項目大手携帯会社格安SIM
    料金高い安い
    料金プラン複雑単純
    契約の縛り2年ごとの縛り少ない
    購入可能端末多い少ない
    サポート全国にショップがある基本的に電話がメイン
    メールキャリアメールが利用できるキャリアメールが利用できない
    通話通話定額プランがある通話定額プランがない
    端末の初期設定設定済みの端末がもらえる自分でする必要がある
    高速通信の安定性いつでも高速なデータ通信通信の混みあう時間帯で
    通信速度が低下する場合が多い
    LINEのID検索可能ほぼ使えない
    テザリング可能使えないケースが多い

    上記のような違いがあり、格安SIMがおすすめな人は下記に当てはまる方です。

    • 月々の携帯料金をとにかく安くしたい
    • 自分である程度、携帯電話の設定ができる
    • 長時間の電話をあまり利用しない

    では、メリット・デメリットを紹介して行きます。

    5-1. 格安SIMの3つのメリット

    格安SIMには以下の3つのメリットがあります。

    • 月々の料金が非常に安い
    • 料金プランが非常にシンプル
    • 契約の2年縛りがない

    メリット1. 月々の料金が非常に安い

    格安SIM最大のメリットは何と言っても、月々の料金が安いことです。

    先ほどの例でもありましたが、月々5,000円程度の通信料を削減することも可能です。

    メリット2. 料金プランが非常にシンプル

    格安SIMの料金プランを決める際に考えるべきことは基本的に以下の2つだけです。

    • データ通信だけのプランにするか、データ通信と音声通話のあるプランにするかを決める
    • 月々利用するデータ通信量を決める

    大手携帯会社での契約時のようによく分からないサービスや、数ヶ月後に自分で解約しなければいけないサービスなどそういった複雑なものがありません。

    メリット3. 契約後の2年縛りがない

    格安SIMのデータ通信プランの場合、基本的に契約後にいつ解約しても問題ありません。

    また、データ通信と音声通話のあるプランの場合でも最低利用期間(数か月から長くても1年)以降は、いつ解約しても違約金などは発生しません。

    それに対して、大手携帯会社は契約後2年以内に解約しようとすると1万円ほどの違約金がかかってしまったり、その後も2年ごとのタイミングで解約しなければ違約金がかかることが多いです。

    5-2. 格安SIMの9つのデメリット

    格安SIMのデメリットは以下の9個です。

    • 大手携帯会社よりも通信が不安定
    • 大手携帯会社よりも通話料金が高い
    • 大手携帯会社とはサポート方法が違う
    • 購入可能端末が限られる
    • キャリアメールが使えない
    • クレジットカード決済が多い
    • LINEのID検索が使えない
    • テザリングが使えないケースがある
    • 初期の設定を自分でする必要がある

    メリットの数に対してデメリットの数が多すぎると思う方もいうるかもしれませんが、上記のデメリットはどれもそこまで気にする必要がないものが多いです。

    以下で詳しく解説していくので格安SIMのデメリットについて不安な方はしっかりと読みましょう。

    デメリット1. 大手携帯会社よりも通信速度が不安定

    先ほども紹介した通り、格安SIM最大のデメリットは通信速度です。

    ただし、選び方に気をつければ、速度で後悔しにくい格安SIMを選ぶことも可能です。

    このページではYouTubeの動画や有名サイトの読み込み時間も考慮した速度計測を行っているので、このページでおすすめした格安SIMなら不満に感じることも少ないはずです。

    デメリット2. 大手携帯会社よりも通話料金が高い

    大手携帯会社の場合、同じ携帯会社間の通話は無料だったり、かけ放題プランだったりするので、料金を気にせず通話ができます。

    それに対して、格安SIMの場合は基本的に20円/30秒の通話料金がかかってしまいます。

    ただし、LINEなどの通話アプリなどの通話アプリを利用しているという方がほとんどで、通話料金の高さをデメリットと感じる方は非常に少ないはずです。

    デメリット3.大手携帯会社とはサポート方法が違う

    スマホを利用していて何かトラブルが起こった際に携帯会社のサポートを利用する方は多いと思いますが、格安SIMは大手携帯会社と比較した際にこのサポートが弱いと言われています。

    大手携帯会社ならば、店舗や電話でのサポートが可能ですが格安SIMの場合は基本的にチャット形式での対応となっています。

    しかし、最近では格安SIMでも深夜対応が可能であったり、回答時間も非常に早いです。また、一部店舗を持つような格安SIMもあるのでサポートが弱いとは言えなくなってきています。

    デメリット4. 購入可能端末が限られる

    格安SIMを購入する際にセットでスマホを購入する場合、大手携帯会社と比較して選択肢が限られると言われています。

    しかし、大手携帯会社で取り扱っているような最新の10万円ほどするような高性能なスマホの機能を必要としている方は実は少ないんじゃないでしょうか。

    格安SIMとセットで販売されているスマホでもカメラ性能が優れていたり、防水性のものもきちんとあります。また、安いものであれば1万円程度で購入可能なスマホもあります。

    デメリット5. キャリアメールが使えない

    格安SIMでは、@docomo.ne.jp や @softbank.ne.jp などのキャリアメールは利用できません。

    しかし、現在キャリアメールを使っている方というのは非常に少ないんじゃないでしょうか。

    今はキャリアメールを使わなくてもGmailやLINEなど、より便利なサービスが非常に多いのでキャリアメールは必ずしも必要ではなくなっています。

    デメリット6. クレジットカード決済が多い

    現在、大手携帯会社を利用している方で口座振替で支払っている方も多いと思いますが、格安SIMでは口座振替がほとんどの場合できません。

    ただし、今では多くの方がクレジットカードを持っているかと思います。しかし、それでもクレジットカード払いができないという方には以下の格安SIMであれば口座振替やデビットカードにも対応しています。

    口座振替デビットカード備考
    BIGLOBE SIM
    (ドコモ)
    ×データ通信プランのみ可能
    楽天モバイル
    (ドコモ)
    楽天銀行』、『スルガ銀行』のデビットカードのみ利用可能
    OCNモバイル
    (ドコモ)
    ×web申し込み後に要電話
    Y!mobile
    (ワイモバイル)
    ×店舗契約した場合のみ

    通信などの不便もなく、きちんと使える格安SIMでクレジットカード払い以外の支払い方法に対応しているのは上記の4つしかありません。

    「デビットカード」とは

    デビットカードとはクレジットカードと同様にVISA、Master Card、JCBなどの支払い機能を兼ね備えたカードで、ネット決済やお店での決済が可能です。

    また、デビットカードは利用するとその場で預金口座から引き落とされる即時決済なので審査なしでも作れるカードが多いです。

    デメリット7. LINEのID検索が使えない

    格安SIMではLINEで友達追加をする際にLINEのID検索ができません。

    ただし、ふるふるやQRコードでの友達追加はきちんと可能です。

    また、LINE社の格安SIMの『LINEモバイル』であればLINEのID検索も行うことができます。

    デメリット8. テザリングが使えないケースもある

    テザリングとは自分の使っているスマホをWi-Fiのルーターのようにして、他のパソコンやタブレットなどの機器をネットにつなぐ機能です。

    大手携帯会社のスマホであれば、このテザリングがほとんどの場合可能ですが、格安SIMの場合は回線と利用する端末によってはテザリングが利用できません。

    テザリングを使う予定の方は自分の使おうとしている端末が格安SIMでもテザリングが可能かどうか確認しておきましょう。参考までにドコモとauでは例外はあるものの以下のようになっています。

    ドコモ回線の格安SIM
    • SIMフリーのAndroidは可能
    • iOS8以降のiPhoneは可能
    • ドコモで購入した端末は不可
    au回線の格安SIM
    • auのAndroidは可能
    • 数少ないがSIMフリーのAndroidも一部可能

    ソフトバンク系の格安SIMは現在テザリングが使えませんが、今年中をめどに使えるようになる見込みです。

    デメリット9. 初期の設定などを自分でする必要がある

    格安SIMは届いてからAPN設定という初期設定を自分でしなければいけません。

    ただし、 きちんと説明書はついてきて、設定も非常に簡単で2分もあれば可能です。例えば、U-mobileではAPNの設定は以下のようになっています。

    出典:U-mobile

    また、上記のように格安SIMの初期設定時には一旦Wi-Fiに接続する必要もあるので自宅、もしくは近くの満喫や喫茶店などにWi-Fi環境があるかも確認しておきましょう。

    「APN」(Access Point Name)とは

    APNとは、LTE、3Gなどの通信回線を使ってインターネット接続をする時の接続先で、通信のために必要な設定です。

    6. SIMロックを解除するための全手順

    ここまでで出てきた下記の格安SIMであれば基本的におすすめできるので、上記を元にあなたにベストな格安SIMを選んでいきましょう。

    ただし、例えばauのスマホを使っている方が「ドコモ回線のU-mobileを使いたい」となったときは、新しいスマホを用意するか、「SIMロックを解除」しなければいけません。

    そこで、SIMロック解除の方法を紹介していきます。

    6-1. SIMロック解除ができるのか確認しよう

    SIMロックを解除するためには今の持っているスマホがSIMロック解除ができる端末でなければいけません。

    今のスマホがSIMロック解除できるかはキャリアによって以下のように変わります。

    ドコモのSIMロック解除条件

    2015年の5月より後に発売されたスマホであれば基本的に大丈夫ですが制約があります。

    複雑なのでフローチャートにしました。

    その他、「ドコモをすでに解約している」「過去にSIMロック解除をしたことがある」という方は非常に複雑な条件なので、ドコモに電話して確認してみましょう。

    ※2011年5月~2015年5月に発売された機種も一部は対応しています。「こちら」をご確認の上、あれば「ドコモショップ」で手続きができます。(手数料3,000円)

    auのSIMロック解除条件

    2015年5月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種(こちらで確認可能)が対象です。

    また、

    • 契約者の購入履歴がある
    • ネットワーク制限中ではない

    上記2つの条件に加えて以下の条件も満たす必要があります。

    その他、「auをすでに解約している」「過去にSIMロック解除をしたことがある」「ネットワーク」という方は非常に複雑な条件なので、auに電話して確認してみましょう。

    ソフトバンクのSIMロック解除条件

    2015年5月以降に発売された機種(一部対象外もあります「こちら」でご確認ください)のSIMロック解除は、購入日から101日経過していれば可能です。

    すでに機種代を支払っているのが条件です。

    また以前、今の機種への機種変更前に使っていたスマホでSIMロックの解除をしたことがあれば、下記の場合、100日以内でも可能です。

    • 前回のSIMロック解除受付日から100日経っている
    • 前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種

    6-2. 動作確認がされているか確認しておこう

    今の機種のSIMロックが解除できたとしても、新しい格安SIMが今の機種で使えるとは限りません。

    きちんと各格安SIMが動作確認をしている機種か確認をしておきましょう。

    動作確認されていない機種の場合、使えないケースがあるので、他の格安SIMを選ぶようにしましょう。

    6-3. 動作確認が取れたら手続きしよう

    動作確認が取れたら、SIMロックを解除しましょう。

    大手キャリアを契約中に端末をSIMロック解除しても問題なく使えるので、乗り換えを決めて、SIMロックの条件を満たしているようなら解除して構いません。

    ドコモのSIMロック解除方法

    下記どちらかの方法で手続きが可能です。

    その他待ち時間があるのでおすすめしませんが、「ドコモショップ」でもお手続きが可能です。

    手数料

    基本的にMy docomoからの手続きなら無料、電話やドコモショップだと3,000円かかります。

    まずはMydocomoでの手続きがおすすめですが、2015年5月以前の機種や、一部ドコモショップでないとSIMロック解除できない機種もあるため注意しましょう。

    auのSIMロック解除方法

    下記のどつらかの方法で手続きが可能です。

    手数料

    3,000円です。

    ソフトバンクのSIMロックの解除方法

    下記どちらかの方法で手続きが可能です。

    手数料

    基本的にMy Softbankからの手続きなら無料、ソフトバンクショップだと3,000円かかります。

    まずはMy SoftBankでの手続きがおすすめですが、次に使う格安SIMのSIMカードがお手元にない方や、すでにソフトバンクを解約された方、2015年5月以前に購入された方はソフトバンクショップに行く必要があります。

    参考. 主要格安SIM|最新速度計測結果のまとめ

    最後に、今回の格安SIMの速度計測結果の詳細なデータを紹介しておきます。

    今回の計測日:2018年9月6日(木)

    速度計測の結果の見方

    速度計測は下記の6つの軸が出てきますが、基本的に「ポイント」だけ見れば大丈夫です。

    • ポイント・・・・以下5項目をトータルして速度を評価。好スコア=快適と考えていい。
    • PING・・・・サーバーからの応答速度で数字が小さいほうがいい。
    • ダウンロード・・・ダウンロードの速度で数字が大きいほうがいい。
    • アップロード・・・アップロードするときの速度で数字が大きいほうがいい。
    • YouTube・・・・・30秒程度の動画を読み込むのにかかった時間で短いほうがいい。
    • Web・・・・・・Amazonなど有名なサイトを5つ開いたときの平均読み込み時間で短いほうがいい。

    昼の計測結果(12時台)

    2018年11月6日12:00~12:07
    スコア(pt)PING(ms)ダウンロード(Mbps)アップロード(Mbps)YouTube(S)Web(S)
    Ymobile5527569.87.310.628.55
    U-mobile(D)109976512.619.33.826.02
    楽天モバイル(D)4260574.58.95.764.77
    NifMo(D)6671891.50.46.163.36
    IIJmio(D)4798855.78.73.754.74
    LINEモバイル(D)5381551.80.413.69TO
    エキサイトモバイル49361043.213.53.585.66
    BIGLOBE(D)1181481.112.3TO7.42
    nuroモバイル(D)22271630.618.1TO8.36
    イオンモバイル(D)314TO0.90.112.3912.13
    mineo(D)41133541.10.515.0210.38
    ワイヤレスゲート(D)5301800.52.8TO4.64
    スマモバ(D)232TO0.60.117.2810.11
    DTI(D)3902130.90.117.867.51
    ロケットモバイル(D)0TO0.10.1TOTO
    DMM(D)3163800.90.117.768.84
    イオンモバイル(A)611210.70.6TOTO
    mineo(A)348941.50.3TO9.38
    UQmobile(A)517411.80.3TO7.86
    BIGLOBE(A)277990.90.1TO5.89
    QTmobile(A)365911.10.2TO6.31
    b-mobile(S)5126817.554.78TO13.15
    U-mobile(S)21774562.865.84TO5.11
    QTmobile(S)2494452.486.5426.888.86

    ※DMMのサービス提供は、2019年8月で終了しました。

     夜の計測結果(18時台)

    2018年11月6日18:00~18:05
    スコア(pt)PING(ms)ダウンロード(Mbps)アップロード(Mbps)YouTube(S)Web(S)
    Ymobile102817212.813.85.54.69
    U-mobile(D)14211271.73.24.716.09
    楽天モバイル(D)1912541.54.534.622.93
    NifMo(D)3839711.114.14.837.12
    IIJmio(D)13661172.33.3TO7.5
    LINEモバイル(D)3649TO0.8173.7810.65
    エキサイトモバイル17562441.73.811.596.89
    BIGLOBE(D)1324650.710TO4.86
    nuroモバイル(D)2851920.44TO9.83
    イオンモバイル(D)28041371.6911.697.47
    mineo(D)17051360.512.9TO7.83
    ワイヤレスゲート(D)318960.82.9TO9.16
    スマモバ(D)7346312.4TO6.12
    DTI(D)4423601.219.13.422.52
    ロケットモバイル(D)0TOECECECTO
    DMM(D)3227101211.39.757.68
    イオンモバイル(A)1444250.51TO11.29
    mineo(A)105950.41.9TO8.63
    UQmobile(A)4086547.91.76.145.57
    BIGLOBE(A)955721.50.615.594.81
    QTmobile(A)310860.51.4TO6.59
    b-mobile(S)673518114.154.86.729.61
    U-mobile(S)14210610.756.4TO12.69
    QTmobile(S)345690.752.75TO7.77

    ※DMMのサービス提供は、2019年8月で終了しました。

    7. まとめ

    格安SIMの仕組みについて解説してきましたが、いかがでしたか?

    格安SIMは大手キャリアの回線を借りて、人件費や設備費などを削減し、私たちに安く提供してくれています。

    ただし、多くの方が乗り換えて速度で後悔しているので、速度に注目して格安SIMを選ぶことがおすすめです。

    実際の計測結果から下記の格安SIMがおすすめです。

    どうしても決められないという方は、料金・速度ともに優れている「U-mobile」を選ぶことがおすすめです。

    このページを参考に、あなたがベストな格安SIMを選べることを心から祈っています。