スマホのデータ無制限プランを徹底比較!格安SIMも含めて紹介

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
 

「無制限プランはどのキャリアが安い?」「本当に無制限で使えるの?」と、スマホのデータ無制限プランについて気になっていませんか?

結論、速度制限を気にせずにスマホを使える無制限プランを探している方は、以下の2つのプランから選ぶことをおすすめします。

<通信速度を重視したい人>

ドコモ 5Gギガホプレミア

<料金を重視したい人>

楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI

この記事では、5年以上スマホの販売をしてきた私が各社の無制限プランを徹底比較し、本当に無制限で使えるおすすめのプランだけを紹介します。

  1. 全7社のスマホ無制限プランを徹底比較!
  2. スマホの無制限プランでおすすめ2社を徹底解説
  3. 無制限プラン以外でスマホを使い放題にする3つの方法
  4. スマホキャリア乗り換え(MNP)の全手順
  5. SIMロック解除の全手順
  6. 絶対に失敗しないスマホキャリア選びの2つのポイント
  7. 全25社徹底比較!格安SIMおすすめランキング
  8. 無制限プラン同等に使えるスマホの大容量プランを比較!

これさえ読めば、あなたにピッタリのスマホ料金プランが見つかるはずです。

※本ページは全て税込で表示しています。

1. 全7社のスマホ無制限プランを徹底比較!

スマホキャリアのロゴ

この章では、スマホの無制限プランのある全7社を徹底比較していきます。

結論から先にお伝えすると、おすすめの無制限プランは以下の2つです。

<通信速度を重視したい人>

ドコモ 5Gギガホプレミア

<料金を重視したい人>

楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI

7社のプランを比較したところ、上記2つが最も優良な無制限プランと判明しました。

各社の無制限プランを比較

では、実際にスマホキャリア7社の無制限プランを一覧表で比較していきましょう。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→ 

キャリアプラン名回線速度制限平均速度
(「みんなのネット回線速度」参照)
月額備考
ドコモのロゴドコモ5Gギガホプレミアドコモなし下り: 161.84Mbps
上り: 17.34Mbps
7,315円速度制限なしで無制限に使える
(5G対応端末以外は利用できない)
楽天モバイルロゴ楽天モバイルRakuten UN-LIMIT VI楽天なし
下り: 35.22Mbps
上り: 18.63Mbps
3,278円楽天回線エリアでは速度制限なしで無制限に使える
(パートナー回線エリアでは5GB超過後最大 1Mbps)
auロゴau使い放題MAX 5G/4Gauあり下り: 92.98Mbps
上り: 14.91Mbps
7,238円速度制限ありの無制限プラン
(テザリング/データシェア時30GB超過で最大128kbpsに制限)
ソフトバンクロゴソフトバンクメリハリ無制限SBあり下り: 87.76Mbps
上り: 18.52Mbps
7,238円速度制限ありの無制限プラン
(テザリング/データシェア時30GB超過で最大128kbpsに制限)
UQモバイルロゴUQモバイルデータ無制限プラン
※新規受付終了
auあり下り: 60.65Mbps
上り: 12.35Mbps
2,178円・常時低速(常時最大500kbps)の無制限プラン
・3日間の通信量6GB超で速度制限
(制限速度は混雑状況に応じて変動)
ロケットモバイルロゴロケットモバイル神プランドコモ/au/SBあり下り: 1.59Mbps
上り: 2.74Mbp
328円常時低速(最大200kbps)の無制限プラン
スマホドックモバイルスマホドックモバイルドコモ LTE大容量SIMドコモあり下り: 29.55Mbps
上り: 22.26Mbps
5,368円3日間の通信量10GB超で最大700kbpsに制限

上記の結果について詳しく解説します。

本当に無制限で使い放題なのは2社のみ

比較してわかったのは、本当に無制限で使えるプランは2社しかないという事実です。

無制限プランの多くは、使えるデータ容量は無制限としつつも、一定のデータ容量を使うと速度が制限されます。

たとえば、auの「使い放題MAX 5G/4G」やソフトバンクの「メリハリ無制限」でテザリングを使った場合、合計30GBを超えた時点で最大128kbpsまで通信速度が落ちます。

それに対して、速度制限がかからない無制限プランは以下の2つです。

  • ドコモ「5Gギガホプレミア」
  • 楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」

しかもドコモは平均速度が下り161.84Mbpsと、比較した7社中、最も高速で安定した通信ができることがわかりました。

また、ほとんどの月額が安い無制限プランは高速通信ができません。

UQモバイルの「データ無制限プラン」は2,178円、ロケットモバイルの「神プラン」は328円と月額の安さが目につきますが、常時低速通信しかできないようになっています。

7社のうち、月額の安さと快適な高速通信が両立している無制限プランは、楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT VI」のみです。

したがって無制限プランは、以下のように選ぶことをおすすめします。

<通信速度を重視したい人>

ドコモ 5Gギガホプレミア

<料金を重視したい人>

楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI

次章で上記2つの無制限プランを詳しく解説します。

2. スマホの無制限プランでおすすめ2社を徹底解説

この章では、以下2つのおすすめのスマホ無制限プランを詳しく紹介します。

  1. ドコモ 5Gギガホプレミア:通信速度を重視したい人におすすめ
  2. 楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI:料金を重視したい人におすすめ

それでは見ていきましょう。

ドコモ 5Gギガホ プレミア

5Gギガホ プレミア出典:ドコモ

ここでは「5Gギガホプレミア」の特徴と、申し込み時に利用するとお得なドコモのキャンペーンについて解説します。

5Gギガホプレミアの特徴

「5Gギガホプレミア」は、データ通信が無制限で利用できる「5G専用」のプランです。

月額は7,315円ですが、データ通信量を3GB以上利用しなかった月は1,650円割引され、月額が5,665円に下がります。

以下、特徴を簡単にまとめました。

データ通信量無制限
月額料金
無制限:7,315円
(※通信量3GB以下の月は5,665円)
 国内通話料通話30秒あたり22円
 SMS送信料1回あたり3.3円~(受信は無料)
※国際SMS:1回あたり50円~(受信は無料)
家族割・ファミリー割引
・みんなドコモ割

「5Gギガホプレミア」は、以下2つの家族割を適用するとさらに料金がお得になります。

  • ファミリー割引:家族間の国内通話料が無料
  • みんなドコモ割:月額550円(家族2人)~1,100円(家族3人以上)割引

上記適用後の月額は6,765円~6,215円です。

※「5Gギガホプレミア」は5G専用プランとなるため、使用するスマホが5G通信に対応しているか必ず確認してから申し込むようにしましょう。

また、ドコモは「高速・大容量」の通信サービス「瞬速5G」を提供しているため、他のキャリアよりも5Gの通信速度がより高速で安定しています。

ドコモの5Gのしくみ1出典:ドコモ

「瞬速5G」で利用できる周波数帯は以下の3つです。

  • 3.7GHz帯
  • 4.5GHz帯
  • 28GHz帯

上記の「3.7GHz帯」「4.5GHz帯」の2つを束ねる「Sub6-CA」という技術を採用しているため、他社の5Gより高速・大容量の通信が可能になりました。

ドコモの5Gのしくみ2出典:ドコモ

そのため、通信速度を重視する場合には最適のキャリアとなります。

ドコモのお得なキャンペーン

ドコモのお得なキャンペーンは以下のとおりです。

ギガホ プレミアお試しで2,000ポイントプレゼントキャンペーン

ギガホ プレミアお試しで2,000ポイントプレゼントキャンペーン出典:ドコモ

キャンペーンページにエントリーしてから「5Gギガホ プレミア」もしくは「ギガホ プレミア」に申し込むと、dポイント(期間・用途限定)2,000ポイントがプレゼントされるキャンペーンです。

ポイントはプランお申込み日の翌月末までに進呈されます。

<申し込み条件>

  • 対象プランのお申込み日の当月末までにキャンペーンへエントリー
  • 申込みの翌月1日時点で対象料金プランを契約中であること

<キャンペーン期間>

2021年10月1日(金)~終了時期未定

端末購入割引

「端末購入割引」は、対象機種を購入で機種代金を5,500円~22,000円割引するキャンペーンです。

対象機種と割引額は以下のとおりです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

対象機種乗り換え新規契約機種変更
iPhone 11(64GB/128GB)22,000円
iPhone 11(256GB)18,700円18,700円5,500円
Xperia Ace II SO-41B16,500円
arrows Be4 Plus F-41B16,500円
AQUOS sense4 SH-41A16,500円
Galaxy A21 SC-42A16,500円
Xperia 10 II SO-41A16,500円
Galaxy A41 SC-41A16,500円
LG style3 L-41A16,500円
Galaxy A20 SC-02M16,500円
AQUOS sense3 SH-02M16,500円
らくらくスマートフォン F-42A16,500円

また、「U30限定/U15限定」プランの場合は上記と適用条件が異なります。

<U30限定(乗り換え)>

  • iPhone SE(64GB/128GB/256GB): 22,000円
  • iPhone 11 Pro(64GB/256GB/512GB):22,000円
  • iPhone 8(64GB): 16,500円
  • iPhone 7(32GB): 16,500円

<U15限定(新規契約)>

  • Xperia Ace II SO-41B:12,100円
  • arrows Be4 Plus F-41B:12,100円

<申し込み条件>

申し込み時に対象機種を購入

<キャンペーン期間>

2019年10月12日~終了日未定

「5Gギガホプレミア」は下記から簡単に申し込めます。

ドコモ公式

ドコモ公式サイト
https://www.nttdocomo.co.jp/

※特定の紹介サイト経由だとキャンペーン等の条件が変わる場合もあるため、上記から申し込みましょう。

楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT VI

出典:楽天モバイル

楽天モバイルは、第4の大手として自社回線を提供しているキャリアです。

料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の1つのみで、下記のとおり、毎月使用したデータ容量で3段階に変動する料金体系となっています。

「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の料金体系出典:楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
SIMタイプ音声通話
国内通話0円
月間データ容量0~3GB未満1,078円/月
3GB以上~20GB未満2,178円/月
20GB以上~無制限3,278円/月

※料金はすべて税込み

ただし、楽天モバイルでは、自社回線の他にauから設備を借りている「パートナー回線」があり、「パートナー回線エリア」内はデータ容量を無制限に利用できないので注意しましょう。

「パートナー回線エリア」では、使えるデータ容量と、データ容量を使い切ったあとの通信速度に制限があります。

回線エリアデータ容量データ容量超過後の速度
楽天回線エリア無制限
パートナー回線エリア5GB/月最大 1Mbps

また、専用アプリ「Rakuten Link」を使えば国内通話が無料でかけ放題となるため、通話をたくさん利用する場合にもおすすめです。

楽天モバイルの特徴

楽天モバイルの特徴を以下にまとめました。

プラン概要毎月使ったデータ量に応じて支払う料金が自動的に変わる料金プラン
月額料金1,078円(0GB~3GB)
2,178円(3GB~20GB)
3,278円(20GB~無制限)
初期費用0円
契約解除料0円
MNP転出手数料
0円
データ容量無制限(楽天回線)
データ追加550円/1GB
国内通話かけ放題(Rakuten Linkアプリ利用)
SMS
キャリアメール提供時期未定
通信エリア楽天回線エリア、パートナー回線(au回線)エリア
超過後の速度無制限(楽天回線エリア外では最大1Mbps)
回線種類4G、5G(一部エリアのみ)
その他月々の支払100円につき楽天ポイント1ポイント付与

楽天モバイルのお得なキャンペーン

楽天モバイルのお得なキャンペーンは、以下の通りです。

楽天モバイルへ初めてお申し込みで最大8,000円相当分ポイント還元!

楽天モバイル初めての申込で最大8,000円相当ポイント還元出典:楽天モバイル

初めての「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」プラン申し込みで、最大8,000円相当分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンです。

最大8,000円相当分の内訳は、次の2つのキャンペーンの同時利用によるものです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

キャンペーン名キャンペーン
コード
もらえる
楽天ポイント
回線契約のみでOK!通常のRakuten UN-LIMIT VIIお申し込み特典に加えて、さらに5,000ポイントプレゼントキャンペーン15875,000pt
【Rakuten UN-LIMIT VIIお申し込み特典】だれでも3,000ポイントプレゼント15263,000pt

以下の「申し込み条件」をクリアすれば8,000ポイントがもらえますので、お得に利用するとよいでしょう。

<キャンペーンコード>

1587, 1526

<申し込み条件>

  1. 2020年4月以降、楽天回線に初めて申し込む人が対象
  2. 新規、乗り換え(MNP)、プラン変更で「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」に申し込み
  3. 申し込み翌月末日の23:59までに、以下の内容を達成する
    ・開通手続きをしてプランの利用を開始する
    ・「Rakuten Link」アプリを利用して10秒以上通話する

<キャンペーン期間>

2022年7月20日(水)9:00~終了日未定

<ポイント付与日>

プラン利用開始およびRakuten Linkの利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

iPhoneトク得乗り換え最大24,000ポイント還元キャンペーン

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン|最大24,000ポイント還元出典:楽天モバイル

Rakuten最強プラン』に初めての申し込みと同時に対象のiPhone(14・13・SE)を購入すると、最大で24,000円分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。

還元されるポイントは、購入の条件によって次のように異なります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

キャンペーンの達成条件もらえる楽天ポイント
対象iPhoneの購入&
初めてのプラン申し込み
9,000ポイント
楽天モバイルiPhone
アップグレードプログラム
対象iPhoneの購入
10,000ポイント
「スマホ下取りサービス」で
対象iPhone下取り成立
5,000ポイント
還元される合計ポイント最大24,000ポイント

※:本体代48回払いの場合

なお、「iPhoneアップグレードプログラム」を利用して、本体代金の支払いを48回に設定しないと、受け取れるポイントが減ってしまう点には注意しておきましょう。

<キャンペーンコード>

1526, 1715, 1819, 1900, 1899

<申し込み条件>

  1. 新規・他社からの乗り換え(MNP)・プラン変更のいずれかで『Rakuten最強プラン』に申し込む
  2. 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
  3. 「Rakuten最強プラン」を申し込んだ回線で「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する

<キャンペーン期間>

【Web】
2023年2月15日(水)7:00~終了日未定

【店舗(楽天モバイルショップ)】
2023年2月15日(水)開店~終了日未定

<ポイント付与日>

「Rakuten最強プラン」の利用開始および「「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

楽天モバイル公式

楽天モバイル公式サイト
https://mobile.rakuten.co.jp

※特定の紹介サイト経由だとキャンペーン等の条件が変わる場合もあるため、上記から申し込みましょう。

ここまで無制限プランについて解説してきましたが、次章ではプランを契約しなくてもスマホを無制限に使う方法をお伝えします。

3. 無制限プラン以外でスマホを使い放題にする3つの方法

無制限プランを契約しなくても、スマホを使い放題にする方法があります。

以下3つのうちのいずれかを選択すれば、使い放題が可能です。

  1. データ使い放題オプション
  2. カウントフリー
  3. 通話かけ放題オプション

これら3つがおすすめなのは、下記の条件にあてはまる人です。

  • データ使い放題オプション:一時的にデータを使い放題にしたい
  • カウントフリー:特定のアプリ利用時だけデータ使い放題にしたい
  • 通話かけ放題オプション:データより通話を多く利用する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

データ使い放題オプション

旅行や出張などの機会が多い場合は、無制限のプランではなく、一時的にデータを使い放題にするオプションを追加するという手もあります。

データ使い放題オプションのあるキャリアは以下の2社です。

  • povo:24時間データ使い放題(330円)
  • mineo:パケット放題Plus(385円/月)

データを無制限で使いたい日がひと月のうち1日か2日くらいなら、povoの「24時間データ使い放題」を利用するのがお得です。

一週間以上無制限で使いたい日があるなら、mineoを契約して「パケット放題plus」オプションに申し込んだ方が料金が安く済みます。

ただし、mineoの「パケット放題plus」は以下の条件があります。

  • 通信速度が最大1.5Mbps
  • 10GB以上のプランが対象

オプション料金が安く設定されている分、対象ユーザーと速度が限られているので注意しましょう。

カウントフリー

特定のアプリだけを無制限に使いたい場合は、「カウントフリー」のあるキャリアの契約をおすすめします。

「カウントフリー」は、特定のアプリを使った際のデータ消費量がカウントされないサービスです。

カウントフリーの格安SIMは特定のアプリの利用料がノーカウント

カウントフリーのあるキャリアは以下のとおりです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

格安SIM月額料金カウントフリー対象
OCN モバイル ONE無料Spotify
AWA
amazon music
LINE MUSIC
dヒッツ
RecMusic
AniUTa
ひかりTVミュージック
BIGLOBEモバイル音声付きSIM:308円
データ専用SIM:1,078円
YouTube
ABEMA
U-NEXT
Apple Music
Spotify
AWA
radiko
dマガジン
LINEMOLINE
DTI SIM音声付きSIM:無料
データ専用SIM:2,430円
YouTube
Twitter
radiko.jp
マイナビ(特定のWEBサイト)
LinksMate音声通話SIM:550円
データ通信SIM:550円
40以上のゲーム関連アプリ

「カウントフリー対象」に該当するアプリを普段よく使うのであれば、上記キャリアの利用も視野に入れましょう。

通話かけ放題オプション

OCNモバイルのかけ放題出典:OCNモバイルONE

もしデータ通信よりも通話の利用が多いなら、無制限の「かけ放題オプション」を申し込んでおいた方が通話料を節約できます。

通話料は30秒あたり11~22円かかりますが、「無制限かけ放題オプション」をつけると0円になります。

各社の「無制限かけ放題オプション」の料金は以下のとおりです。

キャリア月額料金かけ放題条件かけ放題品質備考
OCNモバイルONE1,430無制限
y.u mobile2,970円無制限
AEON MOBILE1,650円無制限
QTモバイル2,750円無制限
Y!mobile1,100円無制限一部プランでは1,650円
UQモバイル1,870円無制限
ahamo1,100円無制限
povo 1,650円無制限
LINEMO1,650円無制限LINEMO契約から1年後まで1,100円

上記の中で最もおすすめなキャリアはpovoです。

povoは月額基本料が0円で、「無制限かけ放題」を追加料金1,650円を支払うと、1カ月利用できます。

au回線を使うため通話は高品質。とにかく安く質の高い通話を無制限で使いたい場合にはおすすめです。

また、オプションではなく、そもそも無制限のかけ放題が月額料金に含まれているキャリアもあります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

キャリア/プラン月額データ容量かけ放題
楽天モバイル/Rakuten UN-LIMIT VI3,278円無制限アプリ利用でかけ放題が無制限
日本通信SIM/合理的かけほプラン2,728円3GB~30GBアプリなしでかけ放題が無制限
HISモバイル/格安かけ放題プラン2,728円3GB~30GB
アプリなしでかけ放題が無制限

オプション料金をかけずにかけ放題を使いたいなら、上記の3社から選びましょう。

4. スマホキャリア乗り換え(MNP)の全手順

今までのキャリアから電話番号そのままで乗り換えるためには、「MNP予約番号」と呼ばれる10桁の番号を入力しなければ次に進むことができません。

MNP(携帯電話番号ポータビリティ)予約番号は、各キャリアから簡単に取得することができます。

この章では、MNP予約番号取得方法を以下の2つに分けて解説します。

  1. 大手キャリアからのMNP予約番号取得方法
  2. 格安SIMからのMNP予約番号取得方法

それでは、大手キャリアからのMNP予約番号取得の手続きから確認していきましょう。

4-1. 大手キャリアからのMNP予約番号取得方法

ショップやWebからの手続きより簡単なのが、電話からの手続きです。

電話をかけたら、音声ガイダンスに従い「番号ポータビリティのお手続き」を選択します。

オペレーターにつながったら「MNP予約番号を発行してください」と伝えましょう。

その際に、解約金なども聞くことができます。

ドコモのMNP予約番号入手方法

基本的に電話かMy docomoで手続きします。

電話で取得する場合、以下の番号に電話すると簡単なのでおすすめです。

  • 携帯から:151へ電話
  • 一般電話から:0120-800-000へ電話

(受付時間:9:00〜20:00)

My docomoにて取得する場合、スマホならMy Docomoから24時間いつでも取得可能です。

My docomoにアクセスしたら、以下の4ステップで進みます。

  1. My docomoサービス一覧
  2. 各種お申込・お手続き一覧
  3. ご契約内容確認・変更
  4. 携帯電話番号ポータビリティ予約

その他、ドコモショップでも手続きできますが、待ち時間が発生するのでおすすめできません。

手数料:0円

auのMNP予約番号入手方法

以下の番号に電話すれば簡単に手続きできるのでおすすめです。

一般電話/携帯電話共通: 0077-75470(受付時間:9:00〜20:00)

その他、フィーチャーホンならEZWebから手続き可能です。

auショップでも手続きができますが、待ち時間があるので電話での手続きをおすすめします。

手数料:0円

ソフトバンクのMNP予約番号入手方法

以下の番号に電話することで簡単に手続きができます。

  • 携帯電話から: *5533へ電話
  • 一般電話から: 0800-100-5533へ電話

(受付時間:9:00〜20:00)

その他、フィーチャーホンならMySoftBankから手続き可能です。

ソフトバンクショップでも手続きができますが、待ち時間があるので電話での手続きがおすすめです。

手数料:0円

MNP予約申し込み窓口一覧

MNP予約申し込み窓口一覧出典:niko niko cable tv

4-2. 格安SIMからのMNP予約番号取得方法

格安SIMから乗り換えるときは、以下の2つのうちいずれかの方法で取得します。

  1. 電話による予約番号取得
  2. WEBからの予約番号取得

各社の手続き方法と手数料をまとめると、以下の一覧表の通りです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

キャリア取得方法MNP予約受付窓口MNP転出手数料
ワイモバイル電話151(ワイモバイルの電話から)
0570-039-151(他社の携帯電話、固定電話から)
【受付時間】9:00~20:00
無料
UQモバイル電話/WEB0120-929-818
【受付時間】9:00~20:00(年中無休)
WEBの場合の受付時間は24時間
無料
BIGLOBEモバイル電話/WEB0120-983-028(通話料無料)
03-6479-5608(通話料有料)携帯電話、PHS、IP電話の場合
【受付時間】9:00~18:00(年中無休)
WEBの場合の受付時間は24時間
無料
イオンモバイル電話/WEB0120-025-260
【受付時間】10:30-19:30(年中無休)WEBの場合はマイページから手続き
無料
QTモバイル電話/WEB0120-986-008
【受付時間】9:00~20:00(年中無休)
WEBの場合はQTnetから手続き
無料
楽天モバイルWEBメンバーズステーションの「MNP予約番号発行・確認」から手続き無料
LINEモバイルWEBマイページの「MNP転出・解約」から手続き無料
OCN モバイル ONEWEBマイページの「MNP転出(MNP:携帯番号ポータビリティ)」から手続き無料
IIJmioWEBマイページの「MNP予約番号発行」から手続き無料
b-mobileWEBマイページの「MNP予約番号取得」から手続き無料
日本通信SIMWEBマイページの「MNP予約番号取得」から手続き無料
y.u mobileWEBマイページの「MNP予約番号の発行申し込み」から手続き無料
NURO MobileWEBご利用者向けページから手続きなし
DTIWEBMyDTIから手続き無料
NifMoWEB「解除・MNP転出・解約の手続き」ページから手続き無料
ロケットモバイルWEB解約URLから手続き無料
HISモバイルWEBMy HISモバイルから手続き無料
mineoWEBマイページから手続き無料
LIBMO電話/WEB0120-27-1146
【受付時間】10:00~18:00
MNP予約番号発行依頼フォーム
から手続き
無料
エキサイトモバイルWEBBB.exciteマイページの「MNP転出」から手続き無料
J:COMモバイルWEBJ:COMマイページから手続き無料
スマモバWEBマイページから手続き無料

※電話手続きの場合は1,100円

上記を参考に手続きをすれば、簡単にMNP予約番号を取得することができます。

5. SIMロック解除の全手順

この章では、SIMロックがかかっているスマホを乗り換え先のキャリアで使用するための「SIMロック解除方法」を詳しく解説していきます。

5-1. SIMロック解除ができるのかを確認する

まずは、スマホがSIMロックを解除できる端末かどうかを確認しましょう。

2015年5月以降に発売された機種(一部対象外もあります。「こちら」でご確認ください)であれば、SIMロック解除は、購入日から101日経過していれば可能です。

ただし、機種代を支払っていることが前提条件になります。

また、現在使っている機種へ機種変更する前にSIMロックを解除したことがあれば、以下の条件で、100日以内でも可能です。

  • 前回のSIMロック解除受付日から100日経っている
  • 前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種

2021年10月1日から「SIMロック原則禁止」に

総務省の定めた「移動端末設備の円滑な流通・利用の確保に関するガイドライン(改正版)」により、2021年10月1日からSIMロックは「原則禁止」となりました。

そのため、2021年10月1日前後に販売された端末は、SIMロック解除をしなくても乗り換え先で使える可能性があります。

SIMロックがかかっているか不明な場合は、端末を購入したキャリアで確認しましょう。

5-2. 動作確認がされているか確認する

SIMロックが解除できたとしても、動作確認が取れていない端末の場合、使用できないことがあります。

動作確認済みの端末か、事前に各キャリアの動作確認済端末一覧のページで確認しておきましょう。

5-3. 動作確認が取れたら手続きへ

それでは、SIMロックを解除していきましょう。

大手キャリアを契約中に端末をSIMロック解除しても問題なく使えるので、乗り換えを決めて、SIMロックの条件を満たしているようなら解除して構いません。

ドコモのSIMロック解除方法

下記どちらかの方法で手続きが可能です。

その他待ち時間があるのでおすすめしませんが、「ドコモショップ」でもお手続きが可能です。

手数料は基本的にMy docomoからの手続きなら無料、電話やドコモショップだと3,300円かかります。

まずはMydocomoでの手続きがおすすめですが、2015年5月以前の機種や、一部ドコモショップでないとSIMロック解除できない機種もあるため注意しましょう。

auのSIMロック解除方法

以下のいずれかの方法で手続きできます。

手数料

  • My auからの手続きなら無料
  • au Style/auショップでは3,300円

ソフトバンクのSIMロック解除方法

以下のいずれかの方法で手続きできます。

手数料

  • My Softbankからの手続きなら無料
  • ソフトバンクショップでは3,300円

※My SoftBankで手続きするのが簡単なのでおすすめですが、すでにソフトバンクを解約されている場合、2015年5月以前に購入された場合はソフトバンクショップに行く必要があります。

ここまでスマホを無制限で使う方法やキャリアを紹介してきましたが、次章からは、改めてスマホキャリアのそもそもの選び方から解説していきます。

6. 絶対に失敗しないスマホキャリア選びの2つのポイント

この章では、スマホキャリア選びで失敗することがないよう、選び方の基準を詳しく解説していきます。

「速度が遅すぎて使えない…」「他の格安SIMの方が安かった...」など格安SIM選びで失敗しないためのポイントは2つあります。

それでは詳しく見ていきましょう。

実際に速度が出るものを選ぶ

格安SMの選び方で最も重要なことは、実際に速度が出るものを選ぶことです。

例えば、BIGLOBEモバイルのタイプA(au回線)の最高速度は、「下り958Mbps、上り112Mbps」と書かれています。

出典:ビッグローブモバイル

しかし、ここで示されているのは理論上の最高速度で、これが出ることはほぼありません。

実際の速度を計測すると1/100以下しか出ないこともザラにあるため、全くあてにならないです。

実際の速度(実質速度)を知らずに格安SIMを選ぶと、下記のように後悔してしまいます。

実際の速度(実質速度)を知らずに契約すると失敗する

Twitterを見ると、下記のように「格安SIM遅い..」という声が多数ありました。

上記のように失敗しないためにも、速度は理論値で比較するのではなく、実質速度で比較します。

ただ、一般の方で全格安SIMサービスの速度計測を行って比較するのは難しいでしょう。

そこで今回、25社の格安SIMを契約している私が、実際に計測を行いました。

そもそもなぜ格安SIMって遅いの?

格安SIMの各社がドコモやauなどの大手携帯会社(大手キャリア)の設備の一部を借りているからです。

そのため、格安SIMは、朝の通勤時、お昼休みの時間、夜の帰宅時など多くの方が携帯電話を利用する時間帯は通信速度が低下します。

通信回線を高速道路に、ユーザーを車に例えるとわかりやすいです。

格安SIMの通信速度が遅い理由

上記のように、速度は大手キャリアには劣りますが、設備を持たない分、設備投資や人件費などが削れ、料金が下がるという仕組みです。

格安SIMの会社によっては、借りている設備の回線容量や顧客数が変わり速度に差が出るので、中には大手キャリアに引けを取らない通信速度を誇る格安SIMもあります。

① 速度計測方法

一般的な「速度測定アプリ」では、アップロードやダウンロードの速度を出してくれますが、実はあまりあてになりません。

なぜなら、通信事業者によっては下図のように速度計測アプリで測られているときだけ、速度を速くするものが存在するからです。

格安SIM 速度測定

上記のような結果が出てダウンロードスピードが速いことを確認しても、実際に動画などをダウンロードすると全く動かない可能性があります。

そこで今回の速度計測では、「動画再生速度」「Webページ読み込み速度」まで測定できるアプリとして、「5GMARK」アプリを使用しました。

格安SIM速度測定 4GMARK

「5GMARK」では、YouTubeやFacebookなどの読み込み時間も考慮して速度を点数化しているので、高得点が出た回線は実際に使ってみても快適なケースがほとんどでした。

② 実際に25社の速度を計測してみた

実際に25社の格安SIMを用意し、「5GMARK」を使ってどこが一番速いか測ってみました。

格安SIMのパッケージ一覧

なお、計測は最も回線が混みやすい下記の3つの時間帯で行っています。

<時間帯>

  • 平日朝8~10時:通勤中の会社員・学生が使うので回線が混みやすい
  • 平日昼12~13時:お昼休みでみんなが使うので回線が混みやすい
  • 平日夕方18~19時:帰宅中の会社員・学生が使うので混みやすい

<エリア>

  • 東京都港区:人口の多い都心部や規模の大きな駅周辺等は混みやすい

本当の速度を把握するため、あえて回線が混みやすい環境で測定しました。

測定結果は、上記3つの時間帯のスコアを合計し、グラフ化しました。

格安SIM25社の速度ランキング

速度計測のスコアの高かった格安SIM

それでは、続いて格安SIM選びの2つ目のポイントである「月額料金」を見ていきましょう。

月額料金がお得なものを選ぶ

次に各社の格安SIMの月額料金を比較していきます。

全格安SIM事業者25社の全47プランを「音声付きSIM」と「データ専用SIM」で徹底調査しました。

音声付きSIM

各容量帯で最もお得な料金を黄色の背景で記載しています。

また、グレー字の部分は、使いたい容量のジャストのプランがないため、そのサービス中でも一番安いプランの金額を記載しています。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→  

格安SIM回線データ容量
100MB200MB500MB1GB2GB3GB4GB5GB6GB7GB8GB9GB10GB11GB12GB13GB14GB15GB16GB17GB18GB19GB20GB25GB30GB40GB50GB無制限
ahamoドコモ2,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,9702,970
OCNモバイルONEドコモ5505505507709909901,3201,3201,3201,7601,7601,7601,760
mineoドコモ1,2981,2981,2981,2981,5181,5181,5181,5181,9581,9581,9581,9581,9582,1782,1782,1782,1782,1782,1782,1782,1782,1782,178
mineo_お試しドコモ1,1001,100
BIGLOBE モバイルドコモ1,0781,0781,0781,0781,3201,3201,8701,8701,870