図解でわかる光コラボレーションとは|仕組みと注意点が3分でまるわかり

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光コラボレーションとはなんなのか、複雑なサービスなのでわかりにくいですよね。

光コラボレーションは今までの光回線の仕組みを変える制度ですが、申し込み前にはよく注意することが大切です。

本ページでは、過去にNTTの代理店でフレッツ光の提案に携わっていた筆者が光コラボレーションに関して以下のポイントで紹介をしていきます。

  1. 図解でわかる光コラボレーションとは
  2. 光コラボレーションに切り替える4つのメリット
  3. デメリットからわかる光コラボレーション5つの注意事項
  4. 後悔しない契約をする3つのステップ

全て読んでいただければ光コラボレーションとは何か、から契約前の注意点まで光コラボレーションと上手に付き合うためのポイントを全て知っていただけます。

1. 図解でわかる光コラボレーションとは

光コラボレーションとは、以下のようにNTTの回線を他の事業者が間に入って「別のブランド」で提供することを言います。

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この光回線はNTTのものをそのまま使うので、回線の速度や安定性はそのままになります

この事業者(図のA社)には例えば以下のような会社が存在します。

  • ソフトバンクなどの他の通信事業者
  • 丸紅テレコムなどのNTTの代理店をしていた会社
  • TUTAYAなどの通信業界以外の会社

それぞれの会社(以下コラボレーション事業者)は自分の会社のサービスと光をセットで販売することで、NTTの光(フレッツ光)のユーザーや光を使っていない方に自社の光を使ってもらおうとします。

この仕組みにより、私たち消費者・コラボレーション事業者・NTTはそれぞれ以下のように得をします。

私たち消費者
  • 光回線を色々選べるようになる。
  • 価格競争により、低価格で使える。
コラボレーション事業者
  • 自社のサービスをより便利に、長く使ってもらえる。
  • 長く使ってもらえばずっとお金が入る。
NTT
  • 代理店や自社の社員が営業しなくても利用者が増える。

「転用」はNTTから変更する手続き

よく、光コラボレーションと合わせて、「転用」という言葉を耳にするかと思います。

転用とは以下のようにフレッツ光を使っている方が、他の会社に契約を切り替えることを意味します。

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光コラボレーションではNTTの回線をそのまま使うため、この時に基本的に工事などは必要ありません。

あなたのご利用のプランや、契約内容によっては工事が必要なケースもあります。

転用の手続きは、NTTに電話をし転用番号を取得、その番号をもとにコラボレーション事業者が手続きをするという流れです。

この時、NTTへの電話は利用者であるあなたがしなければならないため、事業者に確認しながら実施しましょう。

NTTからは違約金などの請求が来ない

転用した時に、NTTの「にねん割」「Webひかりもっと2 割」などの契約期間が決まっている違約金のかかるプランや、工事費の残高があっても基本的にNTTからあなたにこれらの請求が行くことはほぼありません。

そのため、違約金の心配をあまりせず、安心して乗り換えることができます。

  • 契約や状況によっては工事費が必要になる恐れがあるため、契約時に一度確認しましょう。
  • コラボレーションの初期費用は別途かかります。
  • プロバイダの解約などでプロバイダの違約金がかかる場合はあなたに請求が行くため、注意しましょう

2.光コラボレーションに切り替える4つのメリット

この章では、光コラボレーションを使う4つのメリットを紹介していきます。

2-1. 光コラボレーション事業者ならではのサービスを受けられる

光コラボレーションの最大の特徴が、その会社ならではのサービスを受けられることです。

例えば、「TSUTAYA光」では、以下のように動画配信の「セレクトプラン」が無料で光についてきます。

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今、動画をたくさん観たい利用者の方はTSUTAYA光にすることでより便利でお得な生活が実現します。

ちなみに、TUTAYA光は光コラボレーションモデルの象徴的なサービスなので紹介しましたが、正直「価格」を観るとTUTAYA光よりもお得な光回線はたくさんあります。

映画をたくさん観る方も別の光サービスにあなたの好きな動画サービスなどを組み合わせた方がコスパよく使えるので、後ほど紹介するあなたにとってお得な光回線を確認してご利用いただくことをおすすめします。

このように、光回線+αのサービスが受けられるのが光コラボレーションの強みです。

2-2. 料金が安くなる可能性が大きい

光コラボレーションは「独占」に近かったNTTの光に比べて料金が安くなりやすいというメリットがあります。

光回線はは一戸建てなのかマンション(以下集合住宅)で、契約体系が変わりますが、それぞれで以下のような料金だと思います。

  トータル 基本料金 各種割引 プロバイダ料
一戸建て・東日本 5700円前後 5700円 -1000円 1000円前後
集合住宅・東日本 4250円前後 約3750円 -300円 800円前後
一戸建て・西日本 4800円前後 5400円 -1590円 1000円前後
集合住宅・西日本 3730円前後 約3700円 -770円 800円前後

これが光コラボレーションだと以下のような料金体系になります。

一戸建て 集合住宅
ドコモ光 5200円 4000円
ソフトバンク光 5200円 3800円
So-net光 4000円~ 2900円~
nifty光 4000円~ 2200円~

※光コラボレーションの一例・プロバイダ料金を含む

以上のように、コラボレーションにすると月々の料金の大幅な削減を目指せます。

2-3. プロバイダとセットになっている可能性大

光コラボレーションの場合、プロバイダと光回線がセットになっているケースが多いです。

インターネットにつなぐためには「光回線」と「プロバイダ」の両方の契約が必要になります。

今までのフレッツ光は、これらを別々に契約をしなければならなかったので、トラブルなどの際にどこに電話すればいいかわかりにくかったり、たらい回しにされてしまうこともありました。

しかし、光コラボレーションの場合は以下のように、窓口が一つになるので、「光回線のことはここ」と問い合わせ先がわかりやすくなります。

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また、契約によっては請求が2社(NTT+プロバイダ)から別々に来ていた方も一本化されるので、わかりやすくなります。

ただし、商品によっては今のままプロバイダが使える(選べる)ので、バラバラのままの可能性もあります。

プロバイダを変えると回線の問題ではなく、プロバイダの処理能力や、あなたのエリアのユーザー数で速度が変わる可能性があります。

プロバイダを変える際に心配な方はなるべくこのページで紹介するような大手の設備がしっかりしてそうなプロバイダを選べば失敗する可能性が低いです。

また、「Radishみんなの測定結果」と呼ばれる速度の口コミを書ける掲示板もあります。自作自演も多いので、注意しながら参考にしてみてください。

2-4. フレッツ光の解約料がほぼかからない

コラボレーションに変えても、フレッツ光の「違約金」は基本的にNTTから利用者に請求が行くことはありません。

これは、NTTのホームページでも以下のように説明が書かれています。

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抜粋: NTT西日本ホームページより

そのため、フレッツ光を使い始めたばかりで、フレッツ光の違約金などが気になる方も安心して乗り換えができます。

ただし、以下のポイントにはは注意が必要です。

  • コラボレーション転用時に事務手数料や契約料がかかります。
  • 光コラボレーション事業者によってや契約内容次第では工事費などがかかったり、NTTの工事費の残高を一括請求されるため注意しましょう。

3. デメリットからわかる光コラボレーション5つの注意事項

メリットはたくさんありますが、注意点も以下のように複数あるため注意が必要です。

  • 問い合わせ窓口がNTTでなくなる
  • 料金が複雑になる可能性
  • 悪質な営業をする事業者もいる
  • 解約などがしにくくなる可能性大
  • フレッツに戻れない

それでは解説をしていくので、申し込み前に必ず注意しましょう。

3-1. 問い合わせ窓口がNTTでなくなる

問い合わせが一本化するのはわかりやすくなりますが、NTTではなくなってしまいます。例えば、回線に異常が出た時はNTTではなく、コラボレーション事業者への連絡となります。

NTTのようにコールセンターなどが充実している事業者でなければ、故障などで急いでいる時も以下のような事態になる可能性があります。

  • 土日に営業をしていない
  • 電話に応答されない

そのため、事前に「運営元が信用できそうか」や、「故障などの受付体制は充実しているか」などを確認しましょう。

3-2. 料金が複雑になる可能性

コラボレーション事業者によっては、料金プランや縛りが複雑なのでわかりにくくなってしまう恐れがあります。

  • キャッシュバックなどを受ける代わりにオプションに加入
  • 光回線とは関係ない光コラボレーション事業者独自のサービスへの加入

以上のような契約になると料金体系が今よりも複雑になってしまいます。そのため、どのオプションに申し込んだのか、違約金はどれくらいかかるのかなどをきちんと把握することが大切です。

3-3. 悪質な営業をする事業者もいる

以前から光回線の悪質な営業が多発していましたが、それでもNTTの代理店であればNTTがある程度代理店を管理していたので、暴走することがあまりありませんでした。

しかし光コラボレーションが始まって、その形が崩れました。代理店として光を売っていた業者も自社のサービスとして光を売れるようになりました。

そのため、転用などでの苦情などに関しては「他社のサービス」になるため、NTTがほとんど聞いてくれなくなりました

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多くの光コラボレーション事業者はきちんと営業していますが、200社を超える光コラボレーション事業者がある中で、中には以下のようなトラブルがあるという話も聞きます。

  • 気づいたら勝手に契約されていた
  • 安くなるからと言われたのに、余計なオプションをつけられたせいで高くなった

以上のようなトラブルがあっても苦情は光コラボレーション事業者にしか言うことが難しく、解決できないケースもあります。

そのため、光コラボレーションに転用する際は、以下のポイントを意識しましょう。

失敗しない転用3つのポイント

  • 事前に料金プランをきちんと聞く
  • 納得できなければ断る
  • ネットなどで事業者の評判を確認する

3-4. 解約などがしにくくなる可能性大

光コラボレーション事業者の多くが2~3年間の契約の縛りを設けています。この期間で解約すると違約金が発生します。

フレッツ光をご利用の方は、切り替えると「これから」縛りの期間が発生するので、以下のように今より長い期間縛られてしまうことになります。

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目先のキャッシュバックや、料金にばかり注目してしまうと反対に長い期間お金を払うことになります。今のまま使うといつまで使わなければいけないのか、切り替えるとどれくらい縛られるのかをきちんと考えることが大切です。

3-5. フレッツに戻れない

一度フレッツ光を光コラボレーションに変更してしまうと、フレッツ光に戻したり、別の光コラボレーション事業者に変更することはできません。

唯一の方法は、一度解約をして再び契約をすることです。

しかしながら、上記の方法には光を一度解約した時に「固定電話の電話番号が変わってしまう恐れがある」というデメリットがあります。

固定電話をインターネットで使う「ひかり電話」を使っている方が、電話番号をいつ取得したかで電話番号が変わるか否かが決まります。

電話番号が変わるケース 光回線を使うようになってからひかり電話の番号を取得した
電話番号が変わらないケース アナログ電話やISDNの時代の番号をひかり電話で使っている

そのため、ひかり電話で番号を取得した方は特に本当にフレッツ光変えていいのかをより深く考えた上で契約をしましょう。

4. 後悔しない契約をする3つのステップ

提案を受けて、得だと思っても、以下の3つのポイントはしっかり意識しましょう。

  • 本当に光回線でいいのかを考える
  • その業者と長く付き合えるかを考える
  • その業者が本当にあなたにおすすめなのかを考える

それぞれのポイントをこの章で解説していきます。

4-1. 本当に光回線でいいのかを考える

光回線が本当にあなたにとって最良の通信手段なのかは一度考え直した方がいいかもしれません。なぜならここ数年で、以下のようにいわゆるモバイル系の通信サービスが急速に発展したからです。

  • スマホで20GB/30GBの大容量をお得に使える
  • 格安SIMの出現でスマホが圧倒的に安く使えるようになった
  • ポケットWifiに動画がサクサク無制限で見られるサービスができた

以上のことから「自宅では光」という今までの常識は崩れつつあります。

その中で筆者は以下の方は光回線を解約できるタイミングで本当に光回線でいいのかを見直すことが大切だと考えています。

特に、ポケットWifiで動画がサクサク無制限で観られることで、コスト的にも使いやすいポケットWifiが光回線よりも使いやすいサービスになってきたと筆者は考えます。

そこで、ポケットWifiについてより詳しく知りたい方は「騙されるな!無制限で使えるポケットWiFiと最安購入方法」を参考に後悔せずに無制限で使う方法を掴んでいただければと思います。

4-2. その業者と長く付き合えるかを考える

光コラボレーション事業者に切り替えをしたら、以下の観点でなかなか解約が難しくなります。

  • 契約時に多くの場合で、縛りがあるから
  • 他のコラボレーション事業者やNTT(フレッツ光)への変更が難しいから

そのため、本当にその業者と2年・3年と付き合うかを考えて契約をすることをおすすめします。

4-3. その業者が本当にあなたにおすすめなのかを考える

光コラボレーション事業者は200以上存在し、あなたは自由に選べる立場にいます。

その中で、「熱心な営業を受けたから」「パッと見安そうだから」などの理由で切り替えをしてしまうと後悔します。

そのため、あなたが今使っている他のサービスも踏まえた上で考えることをおすすめします。

特に、携帯電話とセットになると安くなる傾向にあるため、もしも光コラボレーション事業者に切り替えるのであれば、あなたの使っている携帯電話に応じて以下のサービスであれば失敗はほぼありません。

あなたの状況 おすすめサービス
ドコモのユーザーの方 ドコモ光
ソフトバンクユーザーの方 ソフトバンク光
auユーザーの方 nifty光

この章でそれぞれのサービスを簡単に紹介していきたいと思います。

ドコモ光

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ドコモ光」はNTTドコモの光コラボレーションサービスです。

最大の特徴はドコモユーザーの方はスマホとセットで最大3200円の割引を受けられることです。

割引額はドコモのスマホの高いプランを使っていればいるほど高くなるため、ドコモのヘビーユーザーの方におすすめです。

ドコモに直接電話してもプロバイダは選ぶことになりますので、割引やプレゼントなどのキャンペーンを受けるために、最初からプロバイダを経由して申し込むことをおすすめします。

ちなみに25社のドコモ光対応のプロバイダの中でキャンペーンを実施しているのは以下の3社だけです。

プロバイダ キャンペーン
ぷらら
  • セキュリティが1年無料
  • dポイント10,000円プレゼント
GMOとくとくBB
  • 高性能な無線ルーターを無料レンタル
  • dポイント10,000円プレゼント
  • 関西の方は5,000円キャッシュバック
SO-net
  • セキュリティが1年無料
  • dポイント10,000円プレゼント

中でも、「GMOとくとくBB」で無料レンタルできるルーターは1万円を超える高価なものなのでおすすめです。

また、「ドコモ光」開通後、以下のようにお住いの住所に応じてキャッシュバックを受け取れます。

10,000円キャッシュバック 5,000円キャッシュバック
大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県の方 東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県、栃木県、群馬県、長野県、山梨県、新潟県、青森県、秋田県、岩手県、宮城県、山形県、福島県、愛知県、静岡県、岐阜県、三重県、広島県、岡山県、山口県、島根県、鳥取県の方

ちなみにGMOとくとくBBのプランはドコモの中でも最安です。ここで安いからといって品質が違うわけではなく、低価格で提供されているのはGMOの企業努力の結果です。

プロバイダ込みの料金は以下の通りです。

一戸建て 集合住宅
5200円 4,000円

※割引の条件や初期費用は必ず「公式ページ」「GMOキャンペーンページ」を確認しておきましょう。

ソフトバンク光

スクリーンショット 2017-01-19 16.45.46

ソフトバンク光」はソフトバンクが提供する光サービスで、ソフトバンクのスマホとセットで適用される「おうち割」などこちらもソフトバンクユーザーはお得に使えるサービスです。

  • 光回線の違約金や撤去工事料を全て負担してくれる
  • 最大6万円のキャッシュバック

など、申し込み時に様々な特典を受けることができます。キャンペーンスペックや期間などは必ず事前にホームページを確認しましょう。

ソフトバンクには代理店が複数あります。

どの代理店でもプロバイダはYahooBBになりますが、代理店によってキャンペーンスペックなどが異なるため、必ず事前にホームページを確認しましょう。

筆者がおすすめする代理店は「株式会社アウンカンパニー」です。理由は以下の3つです。

  • 24000円と高額なキャッシュバックを実施
  • キャッシュバックの条件にオプションに加入が必要ないため安心
  • キャッシュバックの申請がスムーズと評判

プロバイダ込みの料金は以下の通りです。

一戸建て 集合住宅
5200円 3800円

※割引の条件や初期費用は必ず「公式ページ」を確認しておきましょう。

nifty光

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@nifty光」はフレッツ光のプロバイダーとして有名だった、@niftyの光サービスで、auユーザーの方は光回線の料金が1,200円値引きされるなど非常にお得に使うことができます。

特に、集合住宅のタイプで条件を満たしている方は2,200円~と圧倒的に安く使えることが特徴です。

基本的に代理店はなく、niftyに直接申し込むことになります。

そして元々プロバイダサービスをしていた会社ですから、プロバイダは基本的に@niftyのみになります。

一戸建て 集合住宅
4000円 2200円~

※「@nifty光 × auセット割」で2年間使う場合。割引の具体的な条件や初期費用は申し込み前に「公式ページ」をチェックしておきましょう。

5. まとめ

光コラボレーションについて解説してきましたが、いかがでしたか。

光コラボレーションはメリットもありますが、後戻りができないというデメリットもあります。

そのため、慎重に判断をすることをおすすめします。どこに転用するのかに悩んだら、ご利用の携帯電話に合わせて以下のような事業者に申し込みをすればほぼ間違いありません。

あなたの状況 おすすめサービス
ドコモのユーザーの方 ドコモ光
ソフトバンクユーザーの方 ソフトバンク光
auユーザーの方 nifty光

光コラボレーションを使ってお得に光回線を使いましょう。

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