WiMAXの乗り換えで失敗しないための全知識マニュアル

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
 

「WiMAXで乗り換えるならどこがおすすめ?」「WiMAXに乗り換えキャンペーンはある?」など、WiMAXの乗り換えについてお悩みではありませんか。

結論、WiMAXのプロバイダを乗り換える場合は「Broad WiMAX」他のインターネット回線からWiMAXに乗り換える場合には「GMOとくとくBB」経由が最もお得になります。

このページでは、長年通信機器を販売してきた筆者が、WiMAXに乗り換える場合とWiMAXから乗り換える場合に分けて、おすすめの乗り換え先や乗り換える際の注意点・手順について、以下の流れでご紹介していきます。

  1. WiMAXの乗り換えパターンは4つ
  2. おすすめ乗り換え先のWiMAXプロバイダ
  3. WiMAXがおすすめな理由と乗り換えるべき基準
  4. WiMAXから乗り替えるべき基準とおすすめ光回線
  5. WiMAXを乗り換える際の注意点
  6. WiMAXの乗り換え手順

このページを読めば、WiMAXの乗り換えについてしっかり理解し、よりお得にWi-Fiを利用することができるでしょう。

1.WiMAXの乗り換えパターンは4つ

WiMAXの乗り換えは、現在WiMAXを利用している場合他のインターネット回線を利用している場合で、以下4つのパターンに分けられます。

上記についてはこのあと解説していきますが、結論から言えば、乗り換え先としておすすめのWiMAXプロバイダは「GMOとくとくBB」か「Broad WiMAX」の2つであり、乗り換えることで違約金を負担してもらえたり、利用料金が安くなるなどのメリットがあります。

ただし、WiMAXの乗り換え先やタイミングによっては損をする可能性もあるため、「5.WiMAXを乗り換える際の注意点」をしっかり確認しておきましょう。

以下では、それぞれの乗り換えについて解説します。

1-1.旧WiMAX回線からWiMAX2+に乗り換える場合

そもそも「WiMAX 2+」とは、UQ WiMAXが旧WiMAX回線の後継サービスとして2013年に提供を開始したもので、旧WiMAX回線の下り最大速度が40Mbpsだったのに対し、WiMAX 2+は110Mbpsと高速になりました。

すでに2020年3月で旧WiMAX回線の提供は終了しているため、現在利用されているWiMAXはすべて「WiMAX 2+」となっているはずです。

そのため、WiMAX 2+への乗り換え手続きをしておらず、急に回線が繋がらなくなった場合は、契約しているプロバイダで無料の移行手続きを行いましょう。

1-2.WiMAXのプロバイダを乗り換える場合

WiMAXプロバイダの多くは、契約期間中はお得に利用できるキャンペーンが適用されているため安いですが、利用期間が3年を過ぎると割高になります。

そのため、現在WiMAXを利用していて契約更新月が来たら、他のプロバイダへ乗り換えることでサービス品質はそのままに、再度お得に利用できるというわけです。

現在のWiMAXから他のプロバイダへ乗り換えた場合には、以下のようなメリットがあります。

  • キャンペーン適用で利用料金が安くなる
  • 最新端末に更新できる
  • 違約金を負担してもらえる場合がある

WiMAX(を提供しているプロバイダ)のほとんどは、契約月の月額料金が最も安く、利用期間が長くなるほど高くなる傾向にあります。

そのため、「2.おすすめ乗り換え先のWiMAXプロバイダ」を参考に、プロバイダを乗り換えて新規でキャンペーンや割引を受ければ、再度お得にWiMAXを利用することができます。

もちろん、乗り換えるタイミングは契約更新月がベストですが、解約違約金を負担してくれるプロバイダ(Broad WiMAX)もあるため、契約更新月でなくても安心です。

1-3.他のインターネット回線からWiMAXに乗り換える場合

現在、WiMAX以外のインターネット回線(光回線、他社モバイルルーター等)を契約している場合、以下の状況・理由であれば、WiMAXへの乗り換えがおすすめです。

  • 利用頻度・人数が減った
  • 通信費を少しでも安く抑えたい
  • 外出先でもインターネットを使いたい
  • 他社モバイルルーターの速度や料金に不満がある

上記の場合は、WiMAXに乗り変えることで改善することができます。

WiMAXには3日間で10GBを超えるとかかる速度制限はありますが、月間データ容量は無制限での利用が可能で、他社ポケットWi-Fiよりも速く繋がりやすいのが特徴です。

詳細は「3.WiMAXがおすすめな理由と乗り換えるべき基準」で解説していますが、初めてWiMAXを契約する場合は『GMOとくとくBB』経由が最も安く利用することができます。

1-4.WiMAXから他のインターネット回線に乗り替える場合

現在WiMAXを契約していて、他のインターネット回線(光回線、他社モバイルルーター等)に乗り換える場合は、以下の理由でない限りはおすすめできません。

  • Youtubeやネットフリックスなどの動画を毎日連続視聴する
  • ビデオ会議やオンライン英会話などを毎日長時間利用する
  • 株やFXなどのトレードをリアルタイムで頻繁に行う
  • アクション性の高いオンラインゲームを行う

WiMAXは料金面や普段使いのインターネット回線には適していますが、大容量のデータ通信や通信速度を重視するのであれば、やはり光回線には及びません。

特に他社のモバイルルーターは月額料金も高く、通信性もWiMAXより劣っているため、上記のように光回線での利用がおすすめな場合以外はWiMAXを利用し続ける方がよいでしょう。

ただし、WiMAXからの乗り換えや解約を検討している場合には、違約金やタイミングなど注意点もあるため、「5.WiMAXを乗り換える際の注意点」を参考に安心して手続きを進めてください。

2.おすすめ乗り換え先のWiMAXプロバイダ

WiMAXはどこで契約してもサービス自体は変わらないため、「実質月額料金」が最も安いプロバイダで契約することが、契約先を選ぶたった1つのポイントです。

結論から言えば、基本的には実質月額が最安の『GMOとくとくBBがおすすめです。

ただし、今の契約を解約する際に違約金が発生する場合は、「違約金負担キャンペーン」のある『Broad WiMAXがおすすめです。

以下は、キャンペーン内容及び、契約期間ごとに算出した「実質月額料金」でプロバイダを比較し、料金が安い順に上位5社をランキングしたものです。

←左右にスクロールできます→

順位プロバイダ1ヶ月あたりの実質費用(円)契約期間
(年)
キャッシュ
バック(円)
ギガ放題通常プラン
1GMOとくとくBB
(月額割引キャンペーン)
3,8943,21536,000
2GMOとくとくBB
(キャッシュバックキャンペーン)
3,9063,241330,000
3Broad WiMAX4,0233,31130
4Vision4,0633,35130
5カシモ4,0633,38130
6dti4,0773,91130
7ASAHIネット4,4773,95830
8So-net4,5363,81830
9dis4,818-30
10biglobe6,101-117,000

比較すると、『GMOとくとくBB』が上位2通りを独占しており、一人勝ちしている状況です。

最もお得になるのは、「月額割引キャンペーン」です。1~2ヶ月目は通常月額より1,839円割引、3ヶ月目~24ヶ月目は1,010円の割引となり、3年間で最大25,898円もお得に利用可能です。その上、6,000円のキャッシュバックも受け取れます。

次点でお得なのは、「キャッシュバックキャンペーン」です。30,000円の高額キャッシュバックを受け取れます。3年利用時の実質料金の安さは、月額割引キャンペーンよりわずかに劣るものの、キャッシュバックはお金の使い方を自分で決められるというメリットがあります。

ただし、現在の契約を解消するのに違約金が発生する場合、最大19,000円までの違約金を負担してくれる『Broad WiMAX』を選びましょう。

以下でおすすめ乗り換え先プロバイダを詳しくご紹介します。

2-1.WiMAXが最安値で使える「GMOとくとくBB」

前述したように、WiMAXを最も安く利用したい場合は『GMOとくとくBB』がおすすめです。

出典:GMOとくとくBB

GMOとくとくBB』のキャンペーンには、「月額割引」と「高額キャッシュバック」の2種類がありますが、実質月額料金がお得な「月額割引」をおすすめします。

GMOには違約金負担などのキャンペーンはありませんが、契約月更新のタイミングで乗り換えれば解約金はかからず、端末代も無料なので初期費用もかかりません。

ただし、高額キャッシュバックの場合は受け取りが1年後ですが、手続きが心配な場合は自動適用される「月額割引」の方で申し込みましょう。

GMOとくとくBBのキャッシュバック受け取り手続き

一点だけ、『GMOとくとくBB』で申し込み前に知っておくべき注意点があります。

それは『手続きを忘れてしまうとキャッシュバックが1円も受け取れない』という注意点で、何も知らずに購入してしまうと、キャッシュバックが受け取れず、高くついてしまいます。

キャッシュバックを受け取るための手続きって?

手続きといっても簡単で、「契約11ヶ月目にGMOから送られる「口座情報登録メール」から1ヶ月以内に振り込み口座を登録する」だけです。

簡単ですが、手続きを忘れるとキャッシュバックは一切もらえず、救済措置はありません。

GMOとくとくBB』に限らず、全てのプロバイダで同様の手続きが必要になるため、上記だけは必ず覚えておきましょう。

なぜGMOはキャッシュバックがこれだけ高いのか?

GMOとくとくBB』はWebでの集客に特化しているため、人件費や事務所費用を安く抑えることができます。そのため、削減した費用をそのまま購入者にキャッシュバックすることができています。

また、運営元であるGMOインターネット株式会社はネットでの販売代理店の中でも最大手です。

そのため月間の販売台数も多く、WiMAX本家からの販売奨励金をたくさんもらっており、ネット販売代理店の中でも最高レベルのキャッシュバックを実現しているという背景があります。

GMOとくとくBBの最安値キャンペーン窓口

申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。

GMOとくとくBB「キャッシュバック」キャンペーン:https://gmo.jp/

2-2.違約金負担ゼロで乗り換えできる「Broad WiMAX」

他インターネット回線やプロバイダから乗り換える際に違約金が発生してしまう場合には、乗り換え負担を抑えられる『Broad WiMAX』がおすすめです。

また、総合で最安値の『GMOとくとくBB』はクレジットカード契約のみであるため、口座振替で契約したい場合にもおすすめです。

【公式】Broad WiMAX - 税込表示出典:Broad WiMAX

『Broad WiMAX』では、現在契約中の(WiMAXを含む)インターネット回線の契約解除料(解約違約金)を最大19,000円(非課税)まで負担してくれます。

光回線を含む多くのインターネット回線では上記金額でペイできるため、契約更新月を待たずともほぼ無料でWiMAXに乗り換えることができます。

実質月額料金は『GMOとくとくBB』には及びませんが、月額割引が自動適用されるため、手続きなどが心配な方にもおすすめです。

ただし、契約解除料負担のお乗換えキャンペーンは「クレジットカード払い」での契約が適用条件となることに注意しておきましょう。

また、口座振替できるWiMAXでは最安値ですが、毎月の支払い手数料220円(税込)が発生してしまうことにも注意が必要です。

2-3.違約金なしで1年間の短期利用ができる「BIGLOBE」

WiMAXを「1年間だけ」といった短期間での利用には、1年契約で最安値の「BIGLOBE」がおすすめです。

【公式】BIGLOBE WiMAX 2+出典:BIGLOBE WiMAX 2+

通常、WiMAXの契約期間はUQ公式で「2年」、ほとんどのプロバイダでは「3年」が一般的ですが、「BIGLOBE」は「1年」で契約できます。

他社プロバイダを1年で解約する場合は2万円近い違約金が発生するため、それを加算すると「実質月額料金」も高くなることから、1年という短期間であればBIGLOBEが最安値になります。

注意点としては端末代がかかることですが、サービス開始月の翌月に17,000円のキャッシュバックを受け取れるため、すぐにペイすることができます。

すでにWiMAXへの乗り換えやプロバイダの変更を検討している場合は、「6.WiMAXの乗り換え手順」を参考にしてみてください。

まだWiMAXへの乗り換えを迷っている場合は、次章で「なぜWiMAXがいいのか」について詳しく解説しています。

3.WiMAXがおすすめな理由と乗り換えるべき基準

結論から言えば、モバイルルーター(ポケットWi-Fi)の中では通信速度の安定性や月額料金の安さから「WiMAX」が最もおすすめと言えます。

大手キャリアが提供するモバイルルーターなどもありますが、月額料金が割高でコストパフォーマンスはかなり低いです。

そのため、以下の場合はWiMAXに乗り換えることをおすすめします。

WiMAXに乗り換えるべきユーザー

  • 通信費を少しでも安く抑えたい
  • 外出先でもインターネットを使いたい
  • データ無制限で繋がりやすさも重視したい
  • 光回線などの工事ができない/したくない

下記で詳しくご紹介します。

3-1.乗り換えるべきかの判断基準

キャリアのモバイルルーターなどを利用している場合は乗り換えた方がよいですが、光回線を契約している場合は乗り換えをした方が良いのか迷ってしまうでしょう。

以下では、その判断条件についてご紹介します。

乗り換えない方が良い場合

  • Youtubeやネットフリックスなどの動画を毎日連続視聴する
  • ビデオ会議やオンライン英会話などを毎日長時間利用する
  • 株やFXなどのトレードをリアルタイムで頻繁に行う
  • アクション性の高いオンラインゲームを行う

上記5つの判断条件のどれかに該当する使い方をしている場合は、そのまま光回線を使い続けた方がストレスなくインターネットを利用することができます。

逆に、WiMAXに乗り換えた方が良い場合は以下の通りです。

乗り換えた方が良い場合

  • 家でそんなにインターネットを使わなくなった
  • 外出先でもデータ無制限で利用したい
  • 通信費を少しでも安く抑えたい

上記のように、自宅や外出先での普段使いのインターネット通信で、通信費を節約したいと考えている人にWiMAXはおすすめのサービスになります。

3-2.WiMAXがおすすめな理由

WiMAXが他社のモバイルルーターよりもおすすめな理由は、以下の通りです。

  • 「実質月額料金」が最安値
  • 「実質無制限」でデータ容量が使える
  • 「実際の速度」が速い
  • 「速度制限」がかかってもストレスなく通信できる
  • 「使えるエリア」も広い

なお、モバイルルーターの選び方は、「機種」で選ぶのではなく、まずdocomo・au・UQ WiMAXなどの「サービス提供会社」で選びます。

理由は、「サービス提供会社」によって「実質月額料金」「データ容量」「速度制限」が大きく異なるからです。

その最適なサービス提供会社を選ぶためのポイントは、下記の5つです。

なお、モバイルルーターは「機種」ではなく、まずdocomo・au・UQ WiMAXなどの「サービス提供会社」で選びます。

理由は、「サービス提供会社」によって「実質月額料金」「データ容量」「速度制限」が大きく異なるからです。

実際に、モバイルルーターを提供するキャリアとWiMAX回線の全5社を、5つのポイントで徹底比較した結果が以下の表です。

 UQWiMAXauワイモバイルソフトバンクドコモ
速度
データ容量無制限無制限無制限50GB60GB 
月額料金3,969~4,688円 4,721円 4,818円 5,280円7,018
エリア×
契約期間2年2年指定期間なし2年2年

※「UQ WiMAX」の料金は「GMOとくとくBB」経由で契約した場合

比較した結果は、実質料金が最も安いことに加え、通信速度、データ容量、エリアなどにおいても良いことがわかるかと思います。

それでは、5つのポイントで詳しく比較していきましょう。

比較1. 実質速度|理論値ではない実際の速度は?

各社が公表している「最高速度」に騙されてはいけません。

「最高速度」はただの理論値であって、実際に利用者として使えなければ意味がありません。

そこで、室内・室外・電車内の計3箇所で各モバイルルーターの速度を測定してきました。

ポケットWi-Fi実測計測風景

※「UQ WiMAX」と「au」は、利用している回線も機種も同じですので、今回は「UQ WiMAX」で契約したモバイルWi-Fiのデータで検証しています。

有名なスピードテストアプリ「Speedchecker」を利用しました。

結論、どのモバイルWi-Fiルーターも、昨年に計測したときよりも着実に速くなっており、ますます使い勝手がよくなってきたなと実感できました。

計測結果をまとめたものが、下記の表です。

ポケットWi-Fi速度一覧

結論としては、「UQ WiMAX」「au」が非常に安定した結果を残しているという印象です。

各社のポイントをまとめました。

  • 「UQ・au」:安定して高い数値
  • 「Y!mobile」:常にあと一歩惜しい数値
  • 「Softbank」:ムラがあるが速いときはとても速い
  • 「docomo」:安定しているが、室外だとムラがある

比較2. データ容量|毎月たくさん使っても大丈夫か?

ポケットWi-Fiを契約したユーザーの口コミ


第2のポイントとして、月間データ容量のプランが「実質無制限」で使えるかどうかはとても重要です。

実は、各社のモバイルルーターのデータ容量は下記の2パターンあります。

  • 月に5GB、7GBなどデータ容量が制限されるプラン(通常プラン)
  • 月のデータ容量に制限がないプラン(実質無制限プラン)

最近では、Netflix等の動画配信サービスを視聴したり、情報収集をYoutubeから行うケースも増えてきているので、迷ったら実質無制限プランを選ぶべきです。

そのため、モバイルルーターを選ぶ際は、「自分が無制限で使いたいかどうか」「どの会社が無制限プランを提供しているのか」の2点を確認しましょう。

なお、「実質無制限」の「実質」とは、直近3日間で10GBを超えると速度制限がかかるため、「実質」という言い方をしています。

実質無制限で使えるのは『au』『Y!mobile』『UQ WiMAX』の3社

ここで5社の月間通信量を比較すると、月間通信量が無制限で使えるのは、「UQ WiMAX」「au」「Y!mobile」の3社です。

docomoとSoftbankは、データ容量が決まったプランしかないので注意しましょう。

無制限プランにすべきか悩んでいる方へ

7GBというのがポイントになります。 データ容量7GBの基準は、下記の通りです。

ポケットWi-Fi 通信料7GBの基準

繰り返しになりますが、速度制限がかかってしまうと、動画視聴やデータ容量の多い通信はストレスに感じるので、迷ったら無制限プランにするのがおすすめです。

比較3. 速度制限の条件|制限後でもストレスなく通信できるか?

WiMAXでポケットWi-Fiを契約したユーザーの口コミ


ワイモバイルでポケットWi-Fiを契約したユーザーの口コミ


快適に通信できても、データを使い過ぎることでまったく使い物にならないレベルまで速度制限がかかる会社もあります。

会社によって大きく変わってくるので、5社の月間通信量と速度制限の条件、制限時の通信速度を下記に比較しました。

速度制限条件

(1)通常プラン|全社ともに速度制限後は128kbps

データ容量が無制限ではない通常プランの場合は、月間データ容量(7GBなど)を超えてしまうと全社ともに128kbpsというほぼ使い物にならないレベルの速度制限を受けてしまいます。

特に注意なのが『SoftBank』で、通常プランでも「3日合計で1GB使うと、128kbpsの速度制限」があります。

なので、迷ったら基本的には無制限プランを選択しておけば、いかなる状況でも安心なのでおすすめです。

(2)実質無制限プラン|全社ともに速度制限後は1Mbps

データ容量が実質無制限のプランであれば、直近3日間でデータ使用量が10GBを超えたとしても、全社ともに速度制限後は1Mbpsも出ます。

「1Mbps」はYoutubeの動画を標準画質で見れるぐらいの速度なので、実質無制限プランを提供している「Y!mobile」「au」「UQ WiMAX」は制限を受けても快適に使い続けることができます。

※『au』と『UQ WiMAX』の違い

実は、上記の通り「au」「WiMAX」は提供サービス自体は同じなのです。

ただし後述しますが、「UQ WiMAX」にはプロバイダをしっかり選べば、32,000円の割引を受けられるので、そちらを確実におすすめします。

「UQ WiMAX」「au WiMAX」の違い

比較4. 実質月額料金|初期費用や割引を含めた実質的な金額は安いか?

この記事で説明する実質月額料金とは、月額料金や端末代等の初期費用に対して、割引キャンペーンやキャッシュバック額を差し引いた、月額あたりの料金です。

この実質月額料金で一番お得に使えるモバイルルーターを選ぶべきです。

実質月額料金とは

特に、実質月額料金を大きく左右するのは、下記の3つです。

  • 月額料金
  • 端末代
  • キャッシュバック

それでは、上記の3点を中心に、全社比較してみました。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

ポケットWi-Fi
種類
会社
実質月額料金
参考
月額料金※端末代キャンペーン
WiMAX系
(WiMAX2+)
UQ WiMAX3,9343,969~4,688実質無料32,000
au5,7754,72128,080円なし
キャリア系
(4G LTE)
ドコモ7,7887,018円(ギガホ)27,720円なし
ソフトバンク6,4055,28027,000円なし
Y!mobile5,0184,81810,800円なし

※WIMAXは1〜2ヶ月までは3,969円

表を見ていただくと一目瞭然ですが、圧倒的にUQ WiMAXが安いです。

UQ WiMAXだけ圧倒的に安いのはプロバイダのおかげ

月額料金と月間通信量に関して、一番お得なのは「UQ WiMAX」です。

理由としては、UQ WiMAXにはプロバイダによる割引があります。

WiMAXはプロバイダ経由がお得

たとえば『GMOとくとくBB』というプロバイダからの購入であれば、11ヶ月後に32,000円のキャッシュバックと月額割引が受けることができます。

以前は、「UQ WIMAX」「au」と「SoftBank」に関しては、自分がその会社の携帯を使っていれば、お得に使えたのですが、現在はどれもセット割を終了しています。

  • UQ WiMAX・au:「auスマートバリューmine」(2019年12月25日受付終了)
  • SoftBank:「Pocket Wi-Fiセット割」(2018年9月5日受付終了)

比較5. 対応エリア|利用できるエリアは広いか?

SoftBankでポケットWi-Fiを契約したユーザーの口コミ


モバイルWi-Fiを利用するのに、速い速度で利用できるエリアが広いかどうか気になりますよね。

結論から言うと、「Y!mobile」「SoftBank」以外の回線であれば、比較的全国どこでも快適にインターネットが利用できます。

実際にいろいろな観点で比較してみました。

(1)サービスエリアマップでの比較

各社が公表しているサービスエリアマップを比較してみました。

濃く塗られているところが利用できる場所なので、ざっくりですが比べてみると「SoftBank」がやや広いなという印象です。

ポケットWi-Fiエリアの比較

ただ、各社同じように見えて、注意が必要なのは「Y!mobile」です。

実は、Y!mobile」の無制限プランでは7GBを超えると濃い青で塗られているところしか使えません。
※赤色の部分は低速128kbpsでしか使えません。

つまり、拡大した図で比較してみると、半分くらいしか利用できないことがわかります。

ポケットWi-Fiエリア比較|ワイモバイル注意

(2)実際に利用してみての感想

出張のついでに様々な都道府県で接続をテストしてみましたが、室内・室外においては、各社つながりやすいという印象です。

ただし、山間部・地下鉄においては、つながらない場合も多いです。そういったエリアで、docomoだけつながりやすいというケースが多くありました。

※「UQ WiMAX」「au」も無制限プランの範囲外となりますが、「au 4G LTE(ハイスピードエリアモード)」に切り替えることで山間部・地下鉄でもつながりやすかったです。

「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは、主にWiMAX回線が通っていないエリアで使われるモードで、「au  4G LTE回線」を使用して通信が可能になります。

利用した月は1,106円(税込)の費用がかかるデメリットがあるのであまりおすすめしませんが、タッチパネルから簡単に切り替え操作ができて、電波が弱いエリアへの出張や旅行など万が一のときに非常に重宝するモードです。

「Y!mobile」「SoftBank」は、どちらも圏外になりがちで弱いのかなという印象を受けました。

ポイント1で説明した「実質速度」の実験結果も踏まえると、安定して通信したいのであれば「Y!mobile」「SoftBank」は避けるのが無難です。

これらの理由から、2021年11月現在、モバイルルーターの中でただ1つの選択肢と言って良いでしょう。

4.WiMAXから乗り換えるべき基準とおすすめ光回線

一方で、WiMAXから乗り換えを検討している方もいるでしょう。

WiMAXのサービスに不満がある場合や、使い方の方向性が変わり光回線などに乗り変えるべきかを下記で詳しく解説していきます。

4-1.乗り換えるべきかの判断基準

まず、特に問題なくWiMAXが使えているのならそのままWiMAXを使い続けることをおすすめします

前述したように、WiMAXが最もパフォーマンスに優れたモバイルルーターだからです。

ただし、以下の場合には「光回線」に乗り換えることをおすすめします。

WiMAXから乗り換えた方が良い人

  • より安定した高速通信を行いたい
  • オンラインゲームや高画質動画など重たい作業が増えた
  • WiMAX2+の提供エリアでなくなった

基本的にWiMAXは、動画視聴やネットサーフィンなど、普段使いに適したWi-Fiサービスであるため、高速通信や大容量のデータ通信では光回線には敵いません。

長くWiMAXを利用している場合は端末機器が古くなり、バッテリーや対応できる通信速度などに限界があるため、プロバイダの乗り換えで対応できます。

しかし、上記に該当する場合には、光回線への乗り換えをおすすめします。

4-2.乗り換え先の光回線はスマホに合わせて選ぶ

WiMAXから乗り換える場合の光回線は、以下の図のように、契約しているスマホのキャリアに合わせて選びましょう。

光回線_窓口

ただ上記の光回線には、申込窓口が複数存在するのですが、申込窓口によってキャッシュバックやその他特典がガラリと変わります。

各回線の申込窓口を比較したところ、最もおすすめなのは以下の窓口でした。

最もお得な窓口一覧

光回線はスマホの携帯回線に合わせることで、家族1人あたり1,100円前後のセット割引を適用できます。

WiMAXから乗り換える際にも、乗り換えキャンペーンなどがあるところもあるため、お得に乗り換えることが可能です。

詳しくは「徹底比較!元販売員が2021年本当におすすめできる光回線6選と全注意点」で解説しているので、参考にしてみてください。

5.WiMAXを乗り換える際の注意点

プロバイダ変更を含むWiMAXの乗り換えでは、以下の点に注意しておきましょう。

以下で詳しく解説していきます。

5-1.契約更新月に解約する

乗り換えを行う際にはまず、現在契約中のインターネット回線を解約する必要があります。

しかし、当たり前ですが、WiMAXにも最低利用期間があるため、契約更新月に解約しなければ違約金が発生します。

gmo wimax解約タイミング

出典:GMOとくとくBB

「UQ WiMAX」公式で契約していた場合の違約金は1,000円ですが、プロバイダ契約の場合は、「契約更新月」がプロバイダ毎に設定されており、それ以外の月での解約違約金は以下の通りになっています。

2年契約の場合

  • 1ヶ月目~12ヶ月目までの解約金:20,900円
  • 13ヶ月目~24ヶ月目までの解約金:15,400円
  • 25ヶ月目に解約金:0円
  • 26ヶ月目以降に解約金:10,450円

※あくまで最も多いパターンのプロバイダの解約金です。

3年契約の場合

  • 1ヶ月目~12ヶ月目までの解約金:20,900円
  • 13ヶ月目~24ヶ月目までの解約金:15,400円
  • 25ヶ月目~36ヶ月目までの解約金:10,450円
  • 37ヶ月目に解約金:0円
  • 38ヶ月目以降に解約金:10,450円

※表示金額はすべて税込です
※あくまで最も多いパターンのプロバイダの解約金です

そのため、費用をできるだけかけたくない場合は、できるだけ契約更新月に解約手続きを行いましょう。

更新月を確認したい場合は、契約しているプロバイダに問い合わせるのが一番早いですが、UQ WiMAX公式の「お問い合わせ先一覧」からも確認できます。

5-2.乗り換えキャンペーンがあるか確認する

ただし、契約更新月に解約できない場合やすぐにでも乗り変えたい人は、違約金を負担してくれるなどのキャンペーンを実施している乗り換え先を選びましょう。

WiMAX間や他のインターネット回線からWiMAXに乗り換える場合は、前述した「Broad WiMAX」などがおすすめです。

ただし、キャンペーン適用には条件があるため、しっかり確認しておきましょう。

5-3.料金が高くならないか比較する

乗り換えで最も失敗が多いのが、利用料金が高くなってしまった場合です。

特にWiMAXはプロバイダが多いだけでなく、表面上の月額料金に惑わされる人が多いため、特に注意が必要です。

前述したように、WiMAXは月額料金や端末代等などの総額費用から、割引キャンペーンやキャッシュバック額を差し引いて、契約期間で割った「実質月額料金」が基準になります。

実質月額料金

そのため、WiMAXのプロバイダ選びで失敗しないためには、この実質月額料金が安いところが負担する金額が最も少なく、本当の意味での最安料金になるところを選びましょう。

2.おすすめ乗り換え先のWiMAXプロバイダ」の比較表を参考に選び、以下の手順で乗り換えすることをおすすめします。

6.WiMAXの乗り換え手順

WiMAXのプロバイダ及び、新規でWiMAXに乗り換える場合の手順は以下の通りです。

基本的にはどのネット回線でも乗り換え方法や手順は同じですが、以下ではWiMAXのプロバイダ及び、新規でWiMAXに乗り換える場合について解説します。

6-1.現在のWiMAX・ネット回線の解約申し込み

WiMAXを乗り換える際には、解約更新月であることがベストですが、WiMAXを含め、光回線等でもプロバイダの解約申し込み日に締め切りがあります。

例えば『GMOとくとくBB』では解約したい付きの20日までに手続きを済ませなければ、翌月も月額料金が課金されてしまいます。

そのため、まず初めに解約手続きをいつ行うかを確認しておきましょう。

6-2.乗り換え先のWiMAXに申し込む

解約日を確認したら、次に乗り変えたいWiMAXプロバイダの公式ページから申し込みを行います。

前述した『GMOとくとくBB』キャンペーンなどは、専用ページからでしか適用されないため必ず以下から申し込みを行いましょう。

なお、WiMAXプロバイダは上記がおすすめですが、プランはデータ無制限の「ギガ放題」端末は「WX06」がおすすめです。

6-3.端末が届いたら利用開始

端末は申し込みから早ければ翌日、または数日程度で発送されます。

WiMAXの端末が届いたら、「箱を開けて、SIMカードを本体に刺して電源を入れるだけ」ですぐに使えるため、非常に簡単です。

以下で具体的にご説明します。

(1)申し込みより約1〜3日後、商品が届きます

WiMAX端末_受け取り

(2)同梱のSIMカードを本体にさしこみ、電源をいれる(端末の設定終了)

WiMAX端末_SIMカードの挿入

(3)Windows PCの場合、通信アイコンをクリック

WiMAX端末_PC側WiFi設定

(4)同封されていたシールのセキュリティキーを入力(これでPC側の設定完了)

WiMAX端末_WiMAX側設定

とても簡単なので、本体設定でつまづくことはあまりないことでしょう。

上記はWiMAXの例ですが、他のポケットWi-Fiもほぼ同様です。

まとめ

WiMAXに乗り換える場合とWiMAXから乗り換える場合に分けて、おすすめの乗り換え先や乗り換える際の注意点・手順について解説しましたが、いかがでしたか。

基本的には、WiMAXは実質月額料金の最も安い「GMOとくとくBB」経由がおすすめです。

ただし、今の契約を解消するのに違約金がかかる場合は「Broad WiMAX」で違約金負担キャンペーンを使いましょう。

最後に、それぞれのおすすめ乗り換え先をまとめておきます。

以上を参考に、あなたが今よりもお得に、かつ快適なインターネット生活を送れることを、心より祈っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る