WiMAX通信速度が遅いときの7つの原因と正しい解決方法

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WiMAXの通信速度が遅いと嘆いていませんか。またこれから購入しようとしている方は、遅いという評判を見て不安に思ってはいませんか。

遅い理由は旧WiMAX回線の縮小、新回線WiMAX2+への速度制限、ユーザー増加による回線混雑などがありますが、実は「窓の近くに置く」など使用環境を変えるだけで2倍以上早くなるコツなどたくさんあります。

このページでは通信端末を長年販売してきた自身の経験から、通信速度が遅くなる全ての理由と、それらを改善する画期的な方法を徹底解説していきます。

最後まで読めば、WiMAXの通信速度についての全てがわかり、そもそも購入して良いのかどうかの判断がつき、また購入後もより快適に使えることでしょう。

※WiMAXをこれから購入しようとしている方へ

2018年8月現在、最も安く購入できるプロバイダは『GMOとくとくBB』です。

ただし、キャッシュバックの受け取りに注意点がありますので、『元販売員が教えるGMOのWiMAXで契約前に読むべき全知識』をご参考ください。

1. WiMAXが遅いと感じる7つの原因と解決策

大前提としてWiMAXは非常に高速な通信サービスです。私自身もユーザーですが平均20Mbps以上をキープしており困ることは一切ありません。WiMAXが遅いことには必ず理由があり、そしてそのほとんどが解決可能なものです。

WiMAXが遅くなる7つの要因

1. 旧回線「WiMAX」を使い続けているから遅い

2. 使い過ぎによる速度制限により遅い

3. サービスエリアの範囲外だから遅い

4. 置く場所が悪いから遅い

5. 他の電波と干渉しているから遅い

6. 利用機器の通信性能が低いために速度が遅い

7. Windows VistaとWidows 7の省電力機能が原因で遅い

まずは今の回線速度を測ってみよう

遅くなるそれぞれの理由と解決策に入る前に、まずはご自身の現在のスピードを計りましょう。

下記をざっくりと目安に確認するといいでしょう。

0〜3Mbps 遅い
4〜10Mbps 普通
11〜20Mpbs 速い
20Mbps〜 非常に速い

圏外の場合は次に進みましょう

このページに書いてあることを全て試せば、多くの場合に2倍は速くなることが期待できます。

原因1. 旧回線「WiMAX」を使っていることが理由で遅い

こちらは、2015年以前に発売したWiMAX端末を使っている方が対象となります。

旧回線「WiMAX」は、新回線「WiMAX2+」の拡張と共に、速度が激減しています。

2015年5月より、旧回線「WiMAX」で使用している周波数帯域の一部を新回線「WiMAX 2+」に割り当てる対応を行っています。 それにともない、「WiMAX」の周波数帯域が減少し、下り最大速度40Mbpsエリアは、順次、下り最大速度13.3Mbpsエリアへ切り替わります。

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図で説明すると、今まで「WiMAX」が使っていた道路を、「WiMAX2+」専用に変えています。旧回線は13.3Mbpsの回線を3つ繋げることで40Mbpsを実現していましたが、そのうち2つがなくなるため、速度が1回線分の13.3Mbpsに下がってしまうのです。

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旧回線を使用している方からすれば今まで使っていた車線がいきなり狭くなるのですから、非常に迷惑な内容ではあります。
そのため、WiMAX2+への移行は無料機種変更キャンペーンを行っておりますので早いうちに乗り換えましょう。公式ページに案内があります。

スクリーンショット 2015-08-04 14.08.10

ちなみに、今使っているプロバイダの解約時期が近かったら、解約して別プロバイダで新規で申し込む最大30000円以上キャッシュバックが貰えてお得です。プロバイダの比較は、『騙されるな!WiMAXでおすすめな唯一のプロバイダと全理由』をご参考下さい。

原因2. 使い過ぎによる速度制限が理由で遅くなっている

「ギガ放題」プランを使えば月間無制限ですが完全に無制限ということではありません。

  • ギガ放題プラン|3日で合計10GB使うと速度制限がかかる
  • 7GB通常プランのみ|月合計7GBを使うと速度制限がかかる
  • au 4G LTEのみ|ギガ放題プランであっても月合計7GB使うと速度制限がかかる

1. ギガ放題プラン|3日で合計10GB使うと速度制限がかかる

3日間で10GB以上を利用した場合の速度制限についてまとめると、下記の通りです。

スクリーンショット 2017-02-02 17.32.31

制限としては非常にゆるく、10GBを超えてしまった場合でも制限は翌日の夜の18時頃〜翌2時の8時間のみで、それ以降は制限が解除されます。

制限速度も1Mbpsなので、YouTubeの標準画質の動画なら問題なくみることができます。

10GBでどれくらいのことができるのか、スマートフォンとパソコンの場合でそれぞれまとめました。

スクリーンショット 2017-02-02 22.27.32

通常利用であれば、全く心配はいりませんね。

ただし、次のような利用については気をつけてください。

一発アウト!10GBを一瞬で超える3つの使い方
  • 高画質動画視聴|約1時間でアウト
  • 動画つきのテレビ会議|約90分でアウト
  • 10GBを超えるファイルのダウンロード|1発アウト

他に、オンラインゲームや株トレードなども通信量が大きいですので、上記の使い方をする場合はWiMAX2+をメインで使うのは避けたほうが良いでしょう。

2. 7GB通常プランのみ|月合計7GBを使うと速度制限がかかる

「WiMAX 2+」「au 4G LTE」の通信量の合計が7GBを超えた場合に、通信速度を128kbpsに制限され、通信速度の制限は、翌月1日に順次解除されます。1日のどのタイミングかは具体的な記載はありません。

3. au 4G LTEのみ|ギガ放題プランであっても月合計7GB使うと速度制限がかかる

au 4G LTEを用いたハイスピードエリアプラスモードの「合計7GB」は、WiMAX2+回線の通信量も加算される点については注意しましょう。「WiMAX回線で速度制限がかけられたら、ハイスピードエリアラスモードに切り替えればいいや」と考えて購入しても速度制限は解除されません。

原因3. サービスエリアの範囲外だから遅い

まずは使っている場所が対象エリア内かどうか、「UQ WiMAX」公式ページの「ピンポイントエリア判定」を使いましょう。

使い方は2STEPの手順で、簡単です。

上記URLから「①ピンポイント判定」を選び、②住所を入力するだけです。

すると、次のような画面がでてきます。

「◯」「△」「×」の三段階での評価となります。

「×」の場合は諦めるしかありませんが、「△」の場合は問題なく使えるケースがほとんどです。

エリア内にも関わらず繋がらない場合は、次章で解説する「置く場所」「他の電波との干渉」が原因かもしれません。

万が一自分の居るところがエリア外だった場合は解決策としては1つかありません。

  • au 4G LTEを使った「ハイスピードプラスエリアモード」を使う

ただし、WX04を除くWXシリーズでは対応していませんので、その場合は使えません。

ハイスピードプラスエリアモード切り替え手順 ※Wシリーズの場合

1. ホーム画面で [ 設定 ] をタップします。スクリーンショット 2015-08-04 15.35.50
2. [ 通信設定 ] → [ 通信モード設定 ] の順にタップします。
 スクリーンショット 2015-08-04 15.35.58

3. 下段[ ハイスピードプラスエリア ] をタップするとこの画面が出てきます。※当月は1005円料金発生

スクリーンショット 2015-08-04 15.38.28

これで終了です。これでダメなら部屋の中を歩き回り、何とか繋がるところを探していきます。

あるいは気の長い方は「おきかせください。WiMAXのエリアについて」で要望を出しましょう。

重要!ハイスピードプラスエリアモードを利用する際の注意点

  • 当月内は追加料金がかかる(プロバイダによりますが、1000円前後です)
  • 当月内は「ハイスピードモード」に戻すことができません
  • 当月内は速度制限が7GBになり、越えると128kbpsの速度制限がかかります。

原因4. 置く場所が悪いから遅い

WiMAXはルーターの置く場所を3cm動かしただけでも弱→強になるケースがあります。

WiMAX使用電波の特徴

  • WiMAXの電波は「まっすぐに速く進む」のみで、回り込めず障害物に弱い
  • 「プリントアンテナ」内臓のため、バッグなど何かに覆われると弱い

電波の特徴を考えると、置き方のポイントは非常にシンプルで、下記の通りです。

「窓際、高い位置、通信対象との間に障害物がない、本体は覆わない」

原因5. 他の電波と干渉しているから遅い

Wi-Fiでの通信は他のWi-Fi、Bluetooth、電子レンジなど各種電波の干渉を受ける性質があり速度低下の原因になります。

こんな環境で使っていませんか?

  • オフィスビル・マンション等の集合住宅
  • Wi-Fiスポット
  • カフェなどスマホ等が多い混雑した場所

電波の干渉があるかも…そんな時は、簡単で非常に効果の高い解決策があります。

  • 802.11ac(5GHz)の電波帯を使用する

実はWiMAX端末で使える電波は2種類あり、初期設定は2.4GHzですが5.0GHzに変更することで電波干渉による速度低下を解決することができるのです。

2つの大きな違いとしては、5GHzは基本的にルーターでしか使われないため干渉が起きにくい事です。

スクリーンショット 2015-08-04 17.06.56

5GHzモードはあまり知られておらず初期設定ではオフになっておりますが簡単に設定が可能です。

Wシリーズの場合

  • タッチメニューの「設定」>「通信設定」>「Wi-Fi設定」より設定

WXシリーズの場合

  • クイック設定Webで5GHz帯の「使用する」にチェックを入れる
  • 端末のディスプレイを通常表示にしてからSELECTボタンを押す
  • メニューの「無線LAN帯域切替」を表示させ、SETボタンを押す
  • SELECTボタンを押し、「5GHz(屋外)」または「5GHz(屋内)を選択し、SETボタンを押す

以上で終了です。私の場合は、オフィスビルにて15.3Mbppsから28.1Mbpsまで改善しました。

原因6. 利用機器の通信性能が低いために速度が遅い

利用機器側のwifiモジュールの性能が低いとどんなにWiMAXが頑張っても速度は上がりません。

この場合、WiMAXルーターをUSBまたLANケーブル直接つなぐと速度が上がるケースがあります。

スクリーンショット 2015-08-04 17.30.07

ちなみに、USBケーブルよりもLANケーブルで接続した方が約1.5倍の通信速度を実現できます。

原因7. Windows VistaとWidows 7/8の省電力機能が原因で遅い

Windows 7/8または Windows VistaのパソコンをモバイルWi-Fiルーターに接続した場合に通信速度が遅くなる場合があります。これはMicrosoft社が公式に発表しています。

(下記、Microsoft社より引用)

問題

この問題はモバイルパソコンがバッテリー電源で動作している場合に、ワイヤレス ネットワーク アダプターが[省電力]モードを使用するように設定されているため、802.11 省電力機能が原因で発生します。

そのためワイヤレスネットワークアダプターは消費電力を削減し通信速度が遅くなる場合があります。

設定の変更方法について

方法 1: モバイルPCをAC電源に接続する
方法 2: デフォルトの省電力電源プランを変更する

AC電源に接続すると、省電力モードがオフになります。ワイヤレス ネットワーク アダプターのバッテリー駆動時のデフォルトの電源設定を変更します。詳しくは、Microsoftサポートページをご参考下さい。

2. パラボラアンテナで最速化

パラボラアンテナをつくることで、速度を最大4.4倍できることを『WiMAX速度が4.4倍!1分で作れるパラボラアンテナの全て』で解説しています。

スクリーンショット 2015-08-19 22.14.28

ボウルを使ったパラボラアンテナと、そうめんのざるにアルミホイルを被せた改良版パラボラアンテナで比較した場合、下記の通り速度が変化しました。

スクリーンショット 2015-08-18 18.06.06

パラボラアンテナは3分で作れますので、ぜひ試してみてくださいね。

3. まとめ

「WiMAX2+回線を使い、速度制限内で使っていて、サービスエリア内、適切な場所に置いて、他の機器と干渉せぬよう5GHz設定、出来れば有線(LANケーブル)で接続して、Windowsであれば省電力モード設定を消すかACアダプタをさす。そして最後にパラボラアンテナを設置」これで最高速が出ます。

WiMAXが遅いと感じている方はぜひお試しください!

※WiMAXをこれから購入しようとしている方へ

2018年8月現在、最も安く購入できるプロバイダは『GMOとくとくBB』です。

ただし、キャッシュバックの受け取りに注意点がありますので、『元販売員が教えるGMOのWiMAXで契約前に読むべき全知識』をご参考ください。

(※当サイトへの情報の掲載には細心の注意を払っておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に関連して生じたあらゆる損害等について一切責任を負いません。サービス内容が突然変わる可能性もあるため、最後は必ずご自身で契約内容をご確認下さい)

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