
WiMAXを利用していて、「ハイスピードプラスエリアモードってなに?」「本当に便利なインターネットなの?」など、疑問を持ったことはありませんか。
結論、WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAXで選べる通信モードの1つで高速通信が可能ですが、通信制限という大きなデメリットがあるため、現在は光回線やテザリングを利用する方がおすすめです。
ですが、現在ではWiMAX自体があまりおすすめできず、通信速度や月額料金などの要素を比較すると光回線、テザリングなどのインターネット回線の方が優れておりおすすめです。
このページでは、長年通信機器の販売をしてきた筆者が、WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは何かから、実はおすすめできない理由、本当におすすめできるインターネット回線まで下記の流れで解説します。
このページを最後まで読むことで、WiMAXのハイスピードプラスエリアモードに関する悩みをしっかり解決できます。
1.WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは?
WiMAXでは、以下の2つの通信モードが利用できます。
- ハイスピードプラスエリアモード
- ハイスピードモード
まずはハイスピードプラスエリアモードについての解説から、メリットやデメリットまで解説していきます。
1-1.ハイスピードプラスエリアモードとは?
ハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAXで選べる通信モードの1つで、WiMAXの電波に加えて「au 4G LTE」の電波も利用できるようになります。
そのため、ハイスピードプラスエリアモードを利用した際の通信速度は、下りで最大1.2Gbpsという通常の6倍近い速度が出ます。
一点注意しなければならないのは、契約しているプランによってオプション料金がかかる場合があるという事です。
- 2年契約プラン(7GB/ギガ放題):月額1,105円(税込)
- 3年契約プラン(7GB/ギガ放題):無料
2年契約プランで利用している方は、通常の月額料金に加えて1,105円がかかってしまうので要注意です。
1-2.ハイスピードモードとの違いは?
WiMAXでデフォルトで利用できる、ハイスピードモードはWiMAXの電波のみで通信を行うモードです。
ハイスピードプラスエリアモードの場合、ハイスピードモードと異なりWiMAXよりも普及エリアが広いauの電波を利用できます。
WiMAXの電波が弱い場所でも安定した通信を確保できる事は、WiMAXの利用者にとっては大きなメリットといえるでしょう。
1-3.ハイスピードプラスエリアモードにはデメリットがある!
ですが、ハイスピードプラスエリアモードには見逃しがちなデメリットがあります。
というのも、ハイスピードプラスエリアモードには以下のような通信制限が設定されています。
対象 | 月に7GBを超えてデータ量を消費 |
期間 | 月末まで |
通信速度 | 128Kbps |
月7GBを超えて利用してしまうと、月末までの通信速度が128Kbpsと大幅に下がってしまう上に、追加料金を払ってもこの通信制限は解除できません。
128Kbpsの目安としては、LINEやメールなどのテキストメッセージがかろうじて送れる程度です。
動画の送受信や、SNS、Youtubeなどの動画サイトの閲覧、オンラインゲームではかなり遅くなってしまいます。
この様に、ハイスピードプラスエリアモードには通信制限という大きなデメリットがあります。
2.そもそもWiMAXがおすすめできない2つの理由
1章では、ハイスピードプラスエリアモードには通信制限という大きなデメリットがある事を解説しました。
ですが、それ以前にWiMAX自体があまりおすすめできない理由が2つあります。
それぞれの理由について、以降で詳しく見ていきましょう。
理由1. WiMAXは通信速度・容量で光回線に劣る
WiMAXは通信速度と容量の面で光回線に劣っており、以下の特徴に当てはまる方は光回線をおすすめします。
光回線がおすすめな人
- 自宅用の回線を考えている
- 動画視聴やビデオ会議、オンラインゲームなどの用途で快適にネットを使いたい
- 容量を気にせずネットを使いたい
実際にWiMAXと光回線を比較してみると、同じ価格帯にもかかわらず、光回線の通信速度・容量がWiMAXよりも優れていることが分かります。
WiMAX | 光回線 | |
通信速度(実測値) | △ 平均30Mbpsほど | 〇 平均200Mbpsほど |
データ容量 | △ 速度制限あり | 〇 無制限 |
月額料金 | △ 3,000~4,000円程度 | △ 3,000~4,000円程度 |
以降で、WiMAXの通信速度とデータ容量のそれぞれについて詳しく見ていきましょう。
WiMAXの通信速度
WiMAXは、ルーターまでの通信を無線で行うため、有線で通信を行う光回線と比べて通信速度がかなり劣っています。
そのため、WiMAXの平均的な通信速度(30Mbps)では、標準画質程度の動画視聴までは問題ありませんが、ビデオ会議や高画質の動画視聴、オンラインゲームを利用される方にとってはストレスがかかる回線となる可能性が高いです。
用途(目的) | 必要な通信速度の目安 |
メール | 1Mbps~ |
SNS | 5Mbps |
動画視聴(標準画質) | 10Mbps |
ビデオ会議 | 30Mbps |
動画視聴(高画質) | 40Mbps |
オンラインゲーム | 50~100Mbps |
当サイトでは光回線の速度を比較するポイントについて詳しく解説しておりますので、是非参考にしてください。
関連記事
光回線の速度を比較するポイントと20社の最速ランキングや測定方法を紹介
WiMAXの通信容量
通信容量の面を見ても、月々のデータ量が完全無制限で使い放題の光回線に比べて、WiMAXは容量に制限があります。
WiMAXの「ギガ放題・ギガ放題プラス」のプランでは「実質無制限」としていますが、その場合でも「3日間○○GB以上利用した場合には速度制限」という条件ですので、光回線のように使い放題という訳ではありません。
WiMAX公式HPでは、実質無制限プランの速度制限について以下のように記載されています。
より多くのお客さまにWiMAX +5Gを快適にご利用いただくために、短期間に多くのデータ通信をご利用の場合、ネットワークの混雑回避のため通信速度を制限させていただきます。
出典:UQ WiMAX公式
理由2. 料金・手軽さでテザリングに劣る
以下のような理由から、「WiMAXがいいのでは?」と考えている方の場合でも、安くて手軽に使えるテザリングの方がおすすめです。
テザリングがおすすめな人
- 光回線工事ができずにWiMAXを検討している
- 外出先で作業するためにWiMAXを検討している
実際に、WiMAXとテザリングを比較してみると、工事不要の回線や外出先での利用であればテザリングの方がお得であることが分かります。
WiMAX | テザリング(大容量プラン) | |
月額料金 | △ 3,000~4,000円程度 | 〇 1,500円程度 |
手軽さ | △ 新たな契約・デバイスの持ち運びが必要 | 〇 普段使っているスマホのみで使える |
通信速度(実測値) | △ 平均30Mbpsほど | △ 平均20Mbpsほど |
データ容量 | △ 実質無制限 (速度制限あり) | △ 実質無制限 (速度制限あり) |
以降で、WiMAXの各サービスと、無制限でテザリングを利用できる『楽天モバイル』を比較してみましょう。
WiMAXと楽天モバイルの比較
以下は『楽天モバイル』とWiMAXとの比較です。
楽天モバイルの無制限プランに新規契約した方が、実質月額料金が安く、契約年数の縛りもないため、気軽に始められることがわかります。
実質月額料金=(月額料金+初期費用-キャッシュバックなどの割引)÷契約月数
![]() | ![]() | |
実質月額料金 | ◎ 3,278円 (無制限プラン) | △ 3,934円 |
実質速度 | △ 19.0Mbps | 〇 26.8~39.3Mbps |
データ容量 | 〇 無制限プランあり (速度制限あり) | 〇 実質無制限 (速度制限あり) |
速度制限条件 | 〇 1Mbps | 〇 1Mbps |
契約期間 | 〇 なし | × 3年 |
※スピードテストアプリ「Speedchecker」で計測
上記のとおり、WiMAXは実質速度が少し速いものの、ビデオ会議がギリギリできるレベルで、高画質の動画視聴やオンラインゲームにはストレスがかかる可能性が高く、利用用途は楽天モバイルとほとんど変わりません。
また速度制限の条件も同じですので、WiMAXよりもテザリングの方が料金面でも手軽さでもおすすめできるわけです。
まとめ
以上で見てきたように、WiMAXは次の2つの理由からおすすめできません。
- 理由1. 通信速度・容量で光回線に劣る
- 理由2. 料金・手軽さでテザリングに劣る
光回線、テザリングがおすすめな人の特徴を踏まえて、あなたに合った回線を選びましょう。
光回線がおすすめな人 | テザリングがおすすめな人 |
|
|
なお、光回線・テザリングそれぞれでおすすめなサービスを次の箇所で解説していますので、適宜読み飛ばしてください。
3.25社を徹底比較【2023年5月】おすすめの光回線7選
WiMAXに代わりおすすめできる通信手段の一つ目に光回線があります。
結論、あなたにとって最安値となる光回線を選ぶには、実質月額料金の安さが重要になります。
実質月額料金とは
実質月額料金とは、利用期間中に支払う全ての金額(事務手数料・工事費・月額料金)から割引要素(キャッシュバック・スマホセット割・月額料金割引・工事費割引)を差し引いて、ひと月あたりに換算した料金のことです。たとえ月額料金が安くても、キャッシュバックがなかったり、工事費割引がなかったりすれば、トータルで支払う金額はそれほどお得にはならないということです。
なお、実質月額料金が安い光回線を見つけるためには、次の2つの要素はとくに重要になります。
《実質月額料金で注目したい2つの要素》
- スマホセット割(月額500~1,000円ほど変わる)
- キャッシュバック(40,000~70,000円ほど変わる)
というのも、スマホセット割が適用される光回線を選ぶだけで、スマホ1契約につき毎月500~1,000円ほど安くなり、「インターネット代+スマホ代」の通信費を抑えることに役立つからです。
例えば、docomoユーザーは「ドコモ光」を選ぶだけで、docomoを使っている家族の人数分(最大20契約まで)も含めて、スマホ料金が1契約につき月額最大1,100円割引されます。
ドコモ光のスマホセット割|出典:docomo
そのため、2人以上の家族が同じキャリアを使っている場合はとくに、家族の分もスマホセット割ができる光回線を選ぶとよいでしょう。
また、たとえスマホセット割がなくても、高額なキャッシュバックがもらえる窓口(光回線業者・プロバイダ・代理店)から申し込めば、実質月額料金を大きく下げることができます。
したがって、あなたが今お使いのスマホキャリアとセット割ができる光回線を考慮しつつ、キャッシュバック額が高い光回線(×申込窓口)を選ぶようにしましょう。
とは言え、光回線サービスは100社以上あり、さらに各光回線サービスにはキャンペーン内容の異なる申込窓口がいくつもあるため、どの光回線(×申込窓口)がお得なのかを比較するのは簡単ではありません。
そこで当メディアでは下記【参考】のとおり、主要な光回線25社とその申込窓口を対象に、新規契約から3年間の実質月額料金を徹底調査しました。
【参考】主要光回線25社の利用料金調査
←上下左右にスクロールできます→
お使いの スマホ | 光回線 | 3年間の実質月額料金 | 参考 | ||||
戸建て | マンション | スマホセット割引 | キャッシュバック | 工事費 | 事務手数料 | ||
![]() | ドコモ光 | 3,406円 (4,506円) | 2,086円 (3,186円) | 1,100円/月 | キャッシュバック:45,000円 ドコモポイント:2,000pt | 0円 | 3,300円 |
![]() | auひかり | 2,229円 (3,329円) | 1,093円 (2,193円) | 1,100円/月 | 82,000円 | 実質無料※1 | 3,300円 |
![]() | ビッグローブ光 | 3,792円 (4,453円) | 2,684円 (3,345円) | 1,100円/月 | 戸建て:64,000円 マンション:61,000円 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 3,300円 |
![]() | コミュファ光 (東海エリア限定) | 2,726円 (3,496円) | 2,066円 (2,836円) | 1,100円/月 | 戸建て:10,000円 マンション:25,000円 | 実質無料 | 0円 |
![]() | So-net光プラス | 4,296円 (4,846円) | 3,086円 3,636円) | 1,100円/月 | 50,000円 | 実質無料 | 3,500円 |
![]() | auひかり ちゅら (沖縄エリア限定) | 4,564円 (5,114円) | 3,546円 (4,096円) | 1,100円/月 | - | 実質無料 | 3,300円 |
![]() | @TCOMヒカリ | 4,005円 (4,583円) | 2,667円 (3,245円) | 1,100円/月 | 戸建て:36,000円 マンション:34,000円 | 実質無料 | 3,300円 |
![]() | メガ・エッグ (中国エリア限定) | 4,339円 (4,889円) | 3,056円 (3,606円) | 1,100円/月 | 20,000円 | 実質無料 | 3,300円 |
![]() | ピカラ光 (四国エリア限定) | 3,530円 (4,080円) | 2,357円 (2,907円) | 1,100円/月 | 30,000円 | 0円 | 0円 |
![]() | eo光 (関西エリア限定) | 3,695円 (4,481円) | 2,732円 (3,518円) | 1,100円/月 | 戸建て:10,000円(商品券) マンション:3,000円(商品券) | 実質無料 | 3,300円 |
![]() | @nifty光 | 4,402円 (5,007円) | 3,078円 (3,684円) | 1,100円/月 | 27,000円 | 実質無料 | 3,300円 |
![]() | BBIQ (九州エリア限定) | 3,805円 (4,355円) | 2,954円 (3,504円) | 1,100円/月 | 戸建て:30,000円 マンション:25,000円 | 実質無料 | 880円 |
![]() | AsahiNet光 | 4,402円 (4,909円) | 3,192円 (3,799円) | 1,320円/月 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 880円 |
![]() | DTI光 | 4,046円 (5,366円) | 2,718円 4,038円) | 1,320円/月 | 戸建て:20,000円 マンション:17,000円 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 3,300円 |
![]() | J:COM光 | 3,660円 (4,210円) | 4,073円 (4,623円) | 1,100円/月 | 6,000円相当 (QUOカードPay) | 実質無料 | 3,300円 |
![]() | NURO光 | 3,492円 (4,042円) | 3,492円 (4,042円) | 1,100円/月 | 45,000円 | 実質無料 | 3,300円 |
![]() | ソフトバンク光 | 4,345円 (4,895円) | 2,805円 (3,355円) | 1,100円/月 | 33,000円 | 実質無料 | 3,300円 |
お使いの 格安SIM | 光回線 | 3年間の実質月額料金 | 参考 | ||||
戸建て | マンション | スマホセット割引 | キャッシュバック | 工事費 | 事務手数料 | ||
![]() | auひかり | 2,471円 (3,329円) | 1,335円 (2,193円) | 858円/月 | 82,000円 | 実質無料※1 | 3,300円 |
![]() | ソフトバンク光 | 4,257円 (4,895円) | 2,717円 (3,355円) | 1,188円/月 | 33,000円 | 実質無料 | 3,300円 |
![]() | OCN光 | 4,921円 (5,141円) | 3,179円 (3,399円) | 220円/月 | 40,000円 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 3,300円 |
![]() | IIJmioひかり | 3,619円 (4,279円) | 2,427円 (3,087円) | 660円/月 | 40,000円 (選べるe-GIFT券) | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 0円 |
![]() | DTI光 | 5,201円 (5,366円) | 3,873円 (4,038円) | 165円/月 | 戸建て:20,000円 マンション:17,000円 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 3,300円 |
![]() | @TCOMヒカリ | 4,363円 (4,583円) | 3,025円 3,245円) | 220円/月 | 戸建て:35,000円 マンション:33,000円 | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 3,300円 |
![]() | @nifty光 | 4,732円 (5,007円) | 3,408円 (3,684円) | 220円/月 | 27,000円 | 実質無料 | 3,300円 |
光回線 | 3年間の実質月額料金 | 参考 | |||||
戸建て | マンション | スマホセット割引 | キャッシュバック | 工事費 | 事務手数料 | ||
スマホセット割 なし | フレッツ光 東日本 | 6,551円 | 4,314円 | - | - | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 880円 |
エキサイト光 | 4,827円 | 3,727円 | - | - | 実質無料 | 1,100円 | |
ぷらら光 | 5,830円 | 4,418円 | - | - | 戸建て:19,800円 マンション:16,500円 | 0円 | |
U-NEXT光 | 5,731円 | 4,433円 | - | - | 26,400円 | 3,300円 | |
おてがる光 | 4,800円 | 3,700円 | - | - | 実質無料 | 3,300円 | |
とくとくBB光 | 5,343円 | 4,243円 | - | 5,000円 | 実質無料 | 3,300円 |
※1:ひかり電話の加入が条件
※料金はすべて税込み
表の補足説明
・新規申込で3年間利用する際に最安値になる方法で算定・キャッシュバック額は81社調査し、最もお得な申込窓口で申し込んだ場合の額で算定
・カッコ内はスマホセット割をしない場合の実質月額料金
・auとSoftBankのセット割は「光回線+光電話」が適用条件となるため、光電話の料金も含めて算定
・スマホセット割引は最大額・1人分の適用で算定
・フレッツ光のプロバイダはBB.エキサイト(月額550円)で算定
・UQモバイルは「auひかり」のみの実質月額料金を記載
※キャンペーン内容や料金は変わる可能性がありますので、必ず公式ページで確認してください。
もっと見る
この料金調査をスマホキャリア別にまとめたものが、下図の「実質月額料金が安いおすすめの光回線BEST3」です。
あなたにとって最も安く利用できる光回線がわかりますので、ぜひ確認してみてください。
※2023年6月作成
上記の光回線には申込窓口が複数あり、キャンペーンがそれぞれ異なりますが、最もお得に契約できる申込窓口をまとめると以下のとおりです。
←スマホの場合は左右にスクロールできます→
おすすめ光回線 | 提供エリア | 最安申込窓口 |
![]() | 【戸建て】全国(東海 / 関西 / 沖縄県を除く) 【マンション】全国(沖縄県を除く) | GMOとくとくBB (プロバイダ) |
![]() | 全国 | GMOとくとくBB (プロバイダ) |
![]() | 全国 | GMOとくとくBB (代理店) |
![]() | 北海道 / 東京都 / 神奈川県 / 埼玉県 / 千葉県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 愛知県 / 静岡県 / 岐阜県 / 三重県 / 大阪府 / 兵庫県 / 京都府 / 滋賀県 / 奈良県 / 広島県 / 岡山県 / 福岡県 / 佐賀県の一部 | NURO光 (公式特設サイト) |
![]() | 愛知県 / 岐阜県 / 三重県 / 静岡県 / 長野県 | NEXT (代理店) |
![]() | 徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 | NEXT (代理店) |
![]() | 全国 | NEXT (代理店) |
4.大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン
2つ目におすすめできる通信手段として、大容量のテザリングが可能なSIMプランを契約する事が挙げられます。
結論、20GB以上のデータ容量を使えるSIMプランの中で、最もおすすめなのは『楽天モバイル』です。
大容量のテザリングに楽天モバイルがおすすめな理由
- 【容量】データ容量無制限でテザリングを利用できる唯一のキャリア
- 【価格】月間30GB以上の利用で、他社スマホプランと比較して最安
- 【速度】下り平均19.0Mbpsで、3大キャリアを除く大容量SIMの中で最速
実際に、大容量プランを提供している全14社の料金と速度を比較したところ、以下の表のとおりとなりました。
なお、各容量帯で最もお得な料金を黄色の背景で記載しています。
また、グレー字の部分は、使いたい容量のジャストのプランがないため、そのサービス中でも一番安いプランの金額を記載しています。
-スマホの方はスクロールできます-
SIM | テザリングで利用したい容量 | 平均速度 | |||||
30GB | 40GB | 50GB | 60GB | 無制限 | 下り(Mbps) | 上り(Mbps) | |
楽天モバイル | 3,278 | 3,278 | 3,278 | 3,278 | 3,278 | 19.0 | 5.9 |
docomo | 7,205 | 7,205 | 7,205 | 7,205 | - | 26.2 | 4.2 |
au | 7,238 | - | - | - | - | 50.8 | 5.6 |
SoftBank | 7,238 | - | - | - | - | 45.9 | 5.6 |
エキサイトモバイル_Flat | 4,158 | 5,258 | 6,358 | - | - | 3.8 | 3.9 |
エキサイトモバイル_Fit | 4,400 | 7,700 | 11,198 | - | - | 3.8 | 3.9 |
イオンモバイル | 4,378 | 5,478 | 6,578 | - | - | 3.7 | 2.6 |
DTI SIM | 4,730 | 6,050 | 6,050 | - | - | 8.5 | 3.0 |
NifMo | 4,730 | 6,050 | 6,050 | - | - | 2.7 | 2.8 |
QTモバイル | 3,300 | - | - | - | - | 1.6 | 5.6 |
スマモバ | 3,828 | - | - | - | - | 1.7 | 5.0 |
HISモバイル | 6,567 | - | - | - | - | 5.8 | 2.9 |
LIBMO | 7,238 | - | - | - | - | 3.5 | 5.9 |
BIGLOBEモバイル | 8,195 | - | - | - | - | 4.7 | 1.4 |
※上記の料金に加えて、機種代金が別途必要となる場合があります。
※速度の数値については、当社で朝・昼・晩のそれぞれの時間帯で速度を測定し、それらの平均を表記しています。
上記の表のように、楽天モバイルはデータ無制限でテザリングができる唯一のSIMで、価格面でも月間30GB以上利用する人にとって最もお得なプランとなっています。
それでは、楽天モバイルについて詳しく見ていきましょう。
楽天モバイル
出典:楽天モバイル
『楽天モバイル』は、第4の大手キャリアである楽天が提供しているSIMです。
日本全国の楽天回線エリアで、データが使い放題で、楽天専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題となります。
また、世界66ヵ国と地域を対象に、海外でも月間2GBまでデータ容量を利用でき、SMSも無料です。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみです。
また、Rakuten UN-LIMIT Ⅶで契約できるSIMの種類は「音声付きSIM」となります。
月額基本料金は下記のとおり、毎月使用したデータ容量で3段階に変動する料金体系となっています。
出典:楽天モバイル
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ | |||
SIMタイプ | 音声通話 | ||
国内通話 | 0円 | ||
月間データ容量 | 0~3GB未満 | 1,078円/月 | |
3GB以上~20GB未満 | 2,178円/月 | ||
20GB以上~無制限 | 3,278円/月 |
※料金はすべて税込み
ただし、月間データ容量が無制限で使えるのは、国内の楽天回線エリアのみです。
国内でもパートナー回線エリアは月間5GB、海外は月間2GBまでしか使えませんので注意しましょう。
Rakuten UN-LIMIT Ⅶ | ||
国内 | 楽天回線エリア | 制限なし |
パートナー回線エリア | 5GB/月 | |
海外 | - | 2GB/月 |
なお、パートナー回線エリアでデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大 1Mbpsに制限されます。
また、海外でデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大128kbpsまで制限されてしまうので注意してください。
そのため、楽天モバイルは「my楽天モバイルアプリ」を使って、国内の楽天回線エリアを確認しながら利用するとよいでしょう。
楽天モバイルのお得なキャンペーン
最後に、楽天モバイルのお得なキャンペーンを2つ紹介します。
お持ちのスマホそのままOK!最大8,000ポイント還元キャンペーン
出典:楽天モバイル
初めての「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」プラン申し込みで、最大8,000円相当分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンです。
最大8,000円相当分の内訳は、次の2つのキャンペーンの同時利用によるものです。
←スマホの場合は左右にスクロールできます→
キャンペーン名 | キャンペーン コード | もらえる 楽天ポイント |
回線契約のみでOK!通常のRakuten UN-LIMIT VIIお申し込み特典に加えて、さらに5,000ポイントプレゼントキャンペーン | 1587 | 5,000pt |
【Rakuten UN-LIMIT VIIお申し込み特典】だれでも3,000ポイントプレゼント | 1526 | 3,000pt |
以下の「申し込み条件」をクリアすれば8,000ポイントがもらえますので、お得に利用するとよいでしょう。
<キャンペーンコード>
1587, 1526
<申し込み条件>
- 2020年4月以降、楽天回線に初めて申し込む人が対象
- 新規、乗り換え(MNP)、プラン変更で「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」に申し込み
- 申し込み翌月末日の23:59までに、以下の内容を達成する
・開通手続きをしてプランの利用を開始する
・「Rakuten Link」アプリを利用して10秒以上通話する
<キャンペーン期間>
2022年7月20日(水)9:00~終了日未定
<ポイント付与日>
プラン利用開始およびRakuten Linkの利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与
iPhoneトク得乗り換えキャンペーン|最大24,000ポイント還元
出典:楽天モバイル
『Rakuten最強プラン』に初めての申し込みと同時に対象のiPhone(14・13・SE)を購入すると、最大で24,000円分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。
還元されるポイントは、購入の条件によって次のように異なります。
←スマホの場合は左右にスクロールできます→
キャンペーンの達成条件 | もらえる楽天ポイント |
対象iPhoneの購入& 初めてのプラン申し込み | 9,000ポイント |
楽天モバイルiPhone アップグレードプログラム※で 対象iPhoneの購入 | 10,000ポイント |
「スマホ下取りサービス」で 対象iPhone下取り成立 | 5,000ポイント |
還元される合計ポイント | 最大24,000ポイント |
※:本体代48回払いの場合
なお、「iPhoneアップグレードプログラム」を利用して、本体代金の支払いを48回に設定しないと、受け取れるポイントが減ってしまう点には注意しておきましょう。
<キャンペーンコード>
1526, 1715, 1819, 1900, 1899
<申し込み条件>
- 新規・他社からの乗り換え(MNP)・プラン変更のいずれかで『Rakuten最強プラン』に申し込む
- 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
- 「Rakuten最強プラン」を申し込んだ回線で「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する
<キャンペーン期間>
【Web】
2023年2月15日(水)7:00~終了日未定
【店舗(楽天モバイルショップ)】
2023年2月15日(水)開店~終了日未定
<ポイント付与日>
「Rakuten最強プラン」の利用開始および「「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与
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5.まとめ
WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは何かから、見逃しがちなデメリット、そして本当におすすめできる光回線とテザリングという2つの通信手段について解説しました。
結論、WiMAXのハイスピードプラスエリアモードでは通信制限が大きなデメリットとなるため、現在は光回線やテザリングを利用する方がおすすめです。
このページを参考に、あなたが今よりも快適にインターネットを利用できることを心より願っています。