危険!WiMAXハイスピードプラスエリアモードの落とし穴と注意点

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WiMAXを利用していて、「ハイスピードプラスエリアモードってなに?」「不明なオプション料金が発生している」など、WiMAXの通信モードについて疑問を持ったことはありませんか。

結論、WiMAXの「ハイスピードプラスエリアモード」とは選べる通信モードの1つで、通常よりも広いエリアで安定した高速通信が可能ですが、事前に使用方法を確認せずに利用し続けてしまうと、通信制限や利用料金が高くなるなどの落とし穴があるため注意が必要です。

このページでは、長年通信機器の販売をしてきた筆者が、WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは何か、そのメリットや使い方を踏まえた上で、その落とし穴と回避方法について、下記の流れで解説します。

  1. WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは?
  2. WiMAXハイスピードプラスエリアモードのメリット
  3. WiMAXハイスピードプラスエリアモードのデメリット
  4. WiMAXハイスピードプラスエリアモードの設定方法
  5. WiMAXハイスピードプラスエリアモードが無料?3年契約がおすすめ
  6. WiMAXハイスピードプラスエリアモードに関するよくある質問

このページを最後まで読めば、ハイスピードプラスエリアモードの速度制限や追加料金の悩みを完全に解決できます。

1.WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは?

WiMAXでは、利用できる通信モードが2つあります。

  • ハイスピードプラスエリアモード
  • ハイスピードモード

以下ではハイスピードモードと比較しながら、ハイスピードプラスエリアモードについて解説していきます。

1-1.ハイスピードプラスエリアモードとは?

ハイスピードプラスエリアモードとは、WiMAXで選べる通信モードの1つです。

ハイスピードプラスエリアモードを利用すると、WiMAXの電波に加え、「au 4G LTE」の電波も利用できるようになります。

1-2.ハイスピードモードとの違いは?

ハイスピードモードというのは、WiMAXの電波のみで通信を行うモードのことです。

ハイスピードプラスエリアモードの場合、WiMAXよりも普及エリアが広いauの電波を利用できるため、WiMAXの電波が弱い場所でも安定した通信を確保できます。

2.WiMAXハイスピードプラスエリアモードのメリット

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードには、以下のメリットがあります。

1つずつ詳しく解説していきます。

2-1.通信速度がより高速になる

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードでは、通常のWiMAXの通信回線に加え、au 4G LTEを併用することで、ハイスピードモードに比べて最大6倍以上の高速通信が可能になります。

通常モードである「ハイスピード」でも普段使いには快適な速度ですが、ハイスピードプラスエリアモードを使用することで、より高速で大きなデータ量の送受信が可能になります。

2-2.通信エリアが広くなる

ハイスピードプラスエリアモードにより、通常のWiMAX回線では届かないエリアも、対応エリアが広いLTEがカバーすることができます。

携帯電話と同じ回線であるLTEの通信エリアは、地方や山間部にも対応しています。

そのため、地方や山間部に行くことがあっても、多くの場合、安心してインターネットを繋ぐことができます

3.WiMAXハイスピードプラスエリアモードのデメリット

ハイスピードプラスエリアモードには、以下2つのデメリットがあります。

それぞれについて解説します。

3-1.利用には追加料金がかかる

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードは、利用するためにはオプションとして追加料金がかかります。

もし、「身に覚えのない追加料金を請求されている」という場合には、ハイスピードプラスエリアモードの使用モードに原因があるかもしれません。

しかし、契約しているプランによっては料金がかからない場合もあるので、下記を参考に確認してみてください。

  • 2年契約プラン(7GB/ギガ放題):月額1,105円(税込)
  • 3年契約プラン(7GB/ギガ放題):無料

上記がプランによる料金の違いですが、ハイスピードプラスエリアモードを利用できるWiMAXの機種は限られているので、お使いの機種を確認しましょう。

また、ハイスピードプラスエリアモードを無料で使う方法については、「5.WiMAXのハイスピードプラスエリアモードを無料で使う方法」で解説します。

3-2.7GBの通信制限がある

速度が低下する通信制限には、以下2つのモードで内容が異なります。

それぞれについて解説していきます。

ハイスピードプラスエリアモードの場合

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードでは、ギガ放題プランを契約している場合でも速度制限にかかることがあります。

速度制限の詳細は下記の通りです。

対象月に7GBを超えてデータ量を消費
期間月末まで
通信速度128Kbps

注意しなければならないのは、ギガ放題であってもハイスピードプラスエリアモードで月に7GBを消費してしまうと、たとえハイスピードモードに切り替えたとしても月末まで速度制限がかかってしまうという点です。

ちなみに、追加料金を支払ってもこの速度制限は解除できません。

実質128Kbpsというのは、速度制限のかかったスマートフォンと同じくらいの通信速度で、かなり低速なためストレスとなるでしょう。

ハイスピードモードの場合

WiMAXのハイスピードモードでは、基本的にギガ放題プランを契約していれば無制限で利用することができますが、場合によっては一時的な速度制限の対象となってしまう場合があります

速度制限の詳細は下記の通りです。

対象3日で10GB以上のデータ量を消費
期間翌日の18時~翌々日の2時までの8時間
通信速度1Mbps

速度制限にかかると通信速度は1Mbpsに制限されますが、高画質でなければYouTubeなどは快適に視聴できる速度なので、スマートフォンの速度制限のように身動きが取れなくなるということはありません。

4.WiMAXハイスピードプラスエリアモードの設定方法

WiMAXでは、使用するモードについては自分で設定することができます。

ハイスピードプラスエリアモードの設定方法に加え、通信モードを自動で切り替える方法や使用する場面を下記の流れで解説します。

それぞれ見ていきましょう。

4-1.ハイスピードプラスエリアモードの設定方法

ハイスピードプラスエリアモードを設定するには、WiMAX端末のホーム画面にて以下の手順で設定することができます。

  1. 【通信モード設定】を開く
  2. 【ハイスピードプラスエリアモード】を選択する

反対に、解除したい場合は【通信モード設定】を開き、【ハイスピードモード】を選択することで解除することができます。

4-2.通信モード自動切り替え設定

通信モード自動切り替えを設定しておくと、設定したデータ量に達した時点で無制限に使える「ハイスピードモード」に切り替えてくれるため、速度制限や追加料金請求を未然に防ぐことができます。

通信モード自動切り替え設定は以下の通りです。

  1. ホーム画面の【通信モード自動切り替え】を開く
  2. モードをオンにする

上記にて、モードをオンにしておくことで、優先的に「ハイスピードプラスエリアモード」が利用されます。

速度制限がかかる手前で「ハイスピードモード」へと自動で切り替えてくれる設定で、切り替える基準となる使用データ量の上限は自分で設定することができます。

4-3.ハイスピードプラスエリアモードを使う場面

ハイスピードプラスエリアモードの使用をおすすめするのは以下のような場面です。

  • 地方や山間部など通常のWiMAXの回線が届いていない場所
  • 一時的に高速で通信したい場合
  • ハイスピードモードがなかなか使用できない場合

ハイスピードプラスエリアモードはWiMAXの回線ではなく、auの4G LTE回線を利用します。

そのため、地方や山間部など、通常のWiMAXの回線が届いていない場所でも利用できるうえ、4G回線なのでハイスピードモードよりも高速で通信を行うことができます。

また、WiMAXの回線が混雑し、ハイスピードモードが利用できない時でも、ハイスピードプラスエリアモードはauの回線を使用するため、通常通りの高速通信が可能になります。

5.WiMAXハイスピードプラスエリアモードが無料?3年契約がおすすめ

結論から言うと、一度利用するだけで月額1,105円(税込)かかる「ハイスピードプラスエリアモード」ですが、WiMAXでは3年契約するだけで無料で使えます。

WiMAXと言えば「2年契約」が一般的でしたが、現在2年契約は減少しつつあり、一月あたりの実質料金も安くなるため「3年契約」が一般的です。

WiMAXの契約期間については、「騙されるな!WiMAXの2年契約をおすすめしない3つの理由」で詳しく解説しています。

6.WiMAXハイスピードプラスエリアモードに関するよくある質問

ここでは、WiMAXハイスピードプラスエリアモードに関して、以下のよくある質問を詳しく解説していきます。

では、解説していきます。

6-1.ハイスピードプラスエリアモードを無制限で利用する方法はある?

結論から言うと、ハイスピードプラスエリアモードを無制限で利用する方法はないです。

「ギガ放題」プランを契約していたとしても、ハイスピードプラスエリアモードは月7GBを超えて利用することはできません。

2年契約の場合、月に1度でもハイスピードプラスエリアモードを利用すると、使用した通信量にかかわらず、月額1,105円(税込)の追加料金が発生してしまうので注意してください。

6-2.ハイスピードプラスエリアモードはホームルーターでも使える?

ハイスピードプラスエリアモードはホームルーターでも利用することができます。

ただ、これに関してもポケットWi-Fiと同様に、月7GBを超えると128Kbpsの通信制限がかかってしまうので、あらかじめ自動切り替え設定をしておくなどして、注意してください。

6-3.ハイスピードプラスエリアモードの通信量の確認方法は?

ハイスピードプラスエリアモードの利用が月7GBを超えてしまうと、128Kbpsの通信制限がかかってしまいます。

一度、速度制限がかかってしまうと、ハイスピードモードに変更しても直らないので、しっかりとハイスピードプラスエリアモードの通信量を把握しておく必要があります。

以下の手順で、通信量をこまめに確認するようにしましょう。

  1. ホーム画面をスライドし、「クイックメニュー」をタップ
  2. 「通信量表示」をタップ
  3. 前日・直近3日間・今月それぞれの通信量が確認できる

確認を忘れてしまうという場合は、4-2.通信モード自動切り替えの設定を参照してください。

6-4.WiMAXをなるべく安く利用する方法は?

WiMAXはなるべく安いプロバイダと契約することをおすすめします。

その理由は、どのプロバイダも同じWiMAXの回線を利用しているため、料金は違っても回線の質に差異はないからです。

WiMAXを最もお得に契約する方法を知りたい場合は、【騙されるな】WiMAXでおすすめな唯一のプロバイダと全理由を参照してください。

まとめ

WiMAXのハイスピードプラスエリアモードとは何か、そのメリットや使い方を踏まえた上で、その落とし穴と回避方法に加え、WiMAXを最もお得に利用できる方法について解説しましたが、いかがでしたか?

WiMAXの「ハイスピードプラスエリアモード」とは選べる通信モードの1つで、通常よりも広いエリアで安定した高速通信が可能ですが、事前に使用方法を確認せずに利用し続けてしまうと、通信制限や利用料金が高くなるなどの落とし穴があるため注意が必要です。

このページを参考に、あなたが今よりも快適にWiMAXを利用できることを心より願っています。

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