100の実測でわかる|WiMAX「3日で10GB」新速度制限の真実

    WiMAXで新しく「3日で10GB、翌日夜だけ1M」という速度制限が2017年2月2日から適用されたけど、実際のところどうなのか気になりますよね。

    今回の改善は、一見すると3日で3GBから10GBですから革新的な改善となります。

    ただし、WiMAXは過去何回も「詐欺だ!」と言われるサービス改悪を行なってきていますから、慎重に判断したいところです

    そこでこのページでは、合計100回以上の速度テストを徹底的に行い、「3日で10GB制限」について下記3点で評価をしました。

    1. 「3日で10GB制限」とは
    2.  速度テスト|そもそも10GBも制限されずに通信できるのか
    3.  速度テスト| 制限された後の速度は1Mbpsも出るのか
    4.  速度制限が解除されない場合の6つの対処法

    全て読めば、WiMAX2+の新しい速度制限が実際にどうなのか知ることができ、それをふまえてあなたがWiMAX2+を買うべきかどうかがわかるでしょう。

    ※WiMAXをこれから購入しようとしている方へ

    2019年12月現在、最も安く使えるのは『GMOとくとくBB』です。

    ただし、キャッシュバックの受け取り事項に注意点がありますので、『元販売員が教えるGMOのWiMAXで契約前に読むべき全知識』を事前に参考にしてください。

    1. 「3日で10GB制限」とは

    WiMAX2+の無制限プラン(ギガ放題プラン)の速度制限が、2017年2月2日より新しいものとなりました。

    主な変更点は下記3点です。

    • 「3日で3GB」から「3日で10GB」に利用データ量が大幅に改善
    • 制限を受ける時間が「13時〜翌13時」から、「18時から26時」に改善
    • 制限後の速度が「未公表」から「1mbps」と明言され改善

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    制限後の速度は1Mbpsなので、YouTubeの標準画質の動画や、ニコニコ動画の配信は視聴が可能なレベルです。

    制限されたとしても、10GBを超えてしまった翌日の夜だけ(18時〜26時)ですので、大幅な改善といえます。

    10GBってどのくらい?

    10GBでどれくらいのことができるのか、スマートフォンとパソコンの場合でまとめました。

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    これだけ使えれば、通常利用で速度制限の心配はほぼないでしょう。

    ただし、次のような利用については気をつけてください。

    一発アウト!10GBを一瞬で超える3つの使い方

    • 高画質動画視聴|約1時間でアウト
    • 動画つきのテレビ会議|約90分でアウト
    • 10GBを超えるファイルのダウンロード|1発アウト

    他に、オンラインゲームや株トレードなども通信量が大きいですので、上記の使い方をする場合はWiMAX2+をメインで使うのは避けたほうが良いでしょう。

    ここまで公式発表を聞く限りでは非常に優れた速度制限の緩和ですが、実際にどうなのかが重要です。

    次章では、100回の計測データを元に徹底検証していきます。

    2. 速度テスト|そもそも10GBも制限されずに通信できるのか

    速度制限について下記2点を徹底検証していきます。

    • そもそも10GBも制限されずに通信できるのか
    • 制限された後の速度は1Mbpsも出るのか

    まずは、「そもそも10GBも制限されずに通信できるのか」ついて検証していきます。

     実験内容

    • 高画質動画(4k)を流し、 データ量1GBごとに動画を止めて、速度測定を5回繰り返す
    • 速度測定ツールは「Speedtest.net」 、WiMAXは「WX03」

    実験結果

    平均40Mbps前後の速度が計測できました。

    回数平均速度(5回ずつ測定)
    1GB41.32Mbps
    2GB50.32Mbps
    3GB47.91Mbps
    4GB41.39Mbps
    5GB42.71 Mbps
    6GB 38.92Mbps
    7GB47.22Mbps
    8GB39.14Mbps
    9GB39.71Mbps
    10GB40.16Mbps

    「そもそも10GBも制限されずに通信できるのか」については、全く問題なく通信することができるようです。

    むしろ、10GBを超えても速度は一向に落ちる気配がありませんでした。

    通信の混雑状況で変わることも予想されますが、期待を大きく上回る素晴らしい結果です。

    3.  速度テスト|制限された後の速度は1Mbpsも出るのか

    次は制限後の速度がどうなるかの実験です。

    実験内容

    • 前日に10GB以上を使った状態で、翌日18時から速度テスト50回行う
    • 速度測定ツールは「Speedtest.net」 、WiMAXは「WX03」

    実験結果

    全体の平均としては、約1~3Mbpsとなりました。

    回数平均速度(5回ずつ測定)
    1〜5回目2.09Mbps
    6〜10回目2.33Mbps
    11〜15回目2.21Mbps
    16〜20回目3.79Mbps
    21〜25回目1.78 Mbps
    26〜30回目2.11Mbps
    31〜35回目1.59Mbps
    36〜40回目2.55Mbps
    41〜45回目1.09Mbps
    46〜50回目2.10Mbps

    実験結果から、「制限された後の速度は1Mbpsも出るのか」については確かに出ますが、もう少し改善してほしいのが正直なところです。

    Youtubeの普通画質の動画であれば、かろうじて止まらずに見れるというレベルでした。

    さらなる基地局の拡大を進めていくようなので、制限後速度も改善されることに期待です。

    実験以外のタイミングで計測すると、調子の良いときは7Mbpsほどは出ています。

    これから毎週同様の実験を行い、弊サイトでは推移を確認していきます。

    ※騙されるな!「旧機種(ノーリミットモード)を2台持ちせよ」という誤り

    旧機種の「HWD15」を追加で購入し、制限された時は「ノーリミットモード」を「使いましょう」と紹介しているWiMAXの情報サイトが時々ありますが、真に受けないでください。

    「ノーリミットモード」は、旧WiMAX回線をつかった速度制限の一切ない通信モードなのですが、速度制限がないといえど、理論値で最大13.3Mbpsしかでず、実測では平均1Mbpsを下回ります。

    2台持ちしても、全く意味がありません。

    さらに、2018年に旧WiMAX回線のサービスは終了しています

    全く実用的じゃない方法ですから、旧機種には手を出さないようにしましょう。

    4. 速度制限が解除されない場合の6つの対処法

    新しい速度制限が適用された後、「夜だけのはずなのに、翌朝になっても遅い!」といったクレームが何点か見受けられました。

    全パターンについて解決策をまとめましたので、「おかしいな・・・」と思ったら、上から順番に試してみてください。

    速度制限が解除されない場合の解決法(上から可能性の高い順に並べてます)

    • 外で使ってみる|そもそもの電波の弱さを疑う
    • 接続端末数を確認する|余計な接続がないか疑う
    • 再起動する|セッションを一時切断し制限をリセットする
    • 通信モードを確認する|LTE利用になっていないか確認する
    • 契約内容を見直す|7GB通常プランになっていないか確認する
    • プロバイダに問い合わせる|不正利用を疑われていないか確認する

    それぞれ簡単に説明していきます。

    4-1. 外で使ってみる|そもそもの電波の弱さを疑う

    室内では、部屋の環境によっては速度が著しく落ちることがあります。

    まずは外に出て、電波の状態を確認してみましょう。

    4-2. 接続端末数を確認する|余計な接続がないか疑う

    小さくてわかりにくいですが、WiMAXのディスプレイには、「現在接続している機器の数」が表示されています。

    制限されていないのに1Mbpsしかでない、という場合には、余計な機器が接続されていて、混線しているから遅くなってしまっている場合がよくあります。

    ご家族や友人が意図せずあなたのWiMAXを勝手に使っている状態がないか、確認してみましょう。

    4-3. 再起動する|セッションを一時切断し制限をリセットする

    新しい通信制限は、セッション(通信)を一旦切断しないと、制限が解除されない仕様になっています

    公式ページにもひっそりと記述があります。

    2時前より継続して利用している通信については、2時以降も最大で6時頃まで速度制限が継続することがあります。この場合、一旦、セッションを切断すると速度制限が解除されます。

    再起動すれば確実なので、試してみてください。

    4-4. 通信モードを確認する|LTE利用になっていないか確認する

    これは「W01」「W02」「W03」「W04」「WX04」「W05」「WX05」「W06」を使っている方のみが対象です。

    LTE回線をつかった「ハイスピードプラスエリアモード」の場合、その月の合計通信量が7GBになった瞬間に128kbpsの速度制限を受けてしまいます

    128kbpsというと、Lineやテキストメール以外はほぼ何もできないレベルの通信速度です

    本体タッチパネルトップから、「通信モードの設定」で確認してください。

    チェックが付いていた場合、ハイスピードモードに戻しましょう。来月までは128kbpsの制限を受けてしまい、解除はできませんが、月をまたげばまた「3日で10GB」のルールで通信が可能です。

    4-5. 契約内容を見直す|7GB通常プランになっていないか確認する

    プロバイダと契約する際に 「7GB」で申し込んでいないか念のため確認しましょう。

    後から変更することは可能なので、「ギガ放題プランに変更したい」と電話しましょう。

    4-6. プロバイダに問い合わせる|不正利用を疑われていないか確認する

    最後に、滅多にないケースですが、異常な量のデータを日常的に利用していると、不正利用を疑われて通信制限をかけられるケースがあるようです。

    上記でどうしても解決できない場合は、各プロバイダに利用状況を確認してみましょう。

    5. まとめ

    いかがでしたでしょうか。

    過去、UQ WiMAXは「無制限!」を宣言したにもかかわらず、速度制限をかけてきた過去があるなど、信用の薄い会社でした。

    しかし、今回の「3日で10GB制限」ついては優れた改善だったというべきでしょう。

    2015年〜16年の大規模投資、KDDIとの提携が功を奏したというところでしょうか。

    docomoやソフトバンクといった大手通信各社はすべて制限が厳しいですから、ポケットWiFiの市場はしばらくUQ WiMAXの一強が予想されます。

    ※WiMAXをこれから購入しようとしている方へ

    2019年12月現在、最も安く使えるのは『GMOとくとくBB』です。

    ただし、キャッシュバックの受け取り事項に注意点がありますので、『元販売員が教えるGMOのWiMAXで契約前に読むべき全知識』を事前に参考にしてください。