
「インターネット接続のルーターとは?」「ルーターの設定や繋がらない場合の対処法は?」など、インターネット接続の仕組みやルーターの選び方がわからずに困っていませんか?
結論、ルーターはパソコンなど複数の端末をインターネットに接続するための機器なので、自宅でインターネットを利用する場合は光回線のプロバイダが提供するルーター、持ち運んで外で利用したい場合は「WiMAX」などのモバイルルーターを使用するのがおすすめです。
このページでは、通信サービス販売員の経験を持つ筆者が、インターネット利用に必要なルーターの役割やモデムとの違いに加え、種類や選び方、自宅と屋外それぞれの場面でおすすめの回線とルーターについて、以下の流れで解説していきます。
- インターネット接続のモデムとルーターの違い
- インターネット利用で快適なルーターの規格と周波数
- 無線LAN(Wi-Fi)ルーターの入手方法と選び方
- インターネットに繋がらない場合のルーター設定
- 自宅用インターネットにおすすめの光回線と申し込み窓口
- 持ち運び用におすすめのモバイルWi-Fiルーター
これを読めば、ルーターの種類や選び方について理解し、快適なネットワーク環境を手に入れることができます。
1.インターネット接続のモデムとルーターの違い
家庭でインターネットを利用する際に使う「モデム」と「ルーター」は、見た目も似ていて混同しがちですが、それぞれの役割が異なります。
結論から言えば、モデムはインターネット回線を自宅に引き込むために必要な機器で、ルーターは無線LAN(Wi-Fi)を利用するためのものであり、必ず必要な機器ではありません。
下記の流れで解説していきます。
- モデム(ONU)
- ルーター
2つの機器についてそれぞれ説明していきます。
1-1.モデム(ONU)
モデムとは、電話回線からのアナログ信号をパソコンなどが受け取れるようにデジタル信号へ相互変換する機器のことを言います。
ただ、電話回線を利用するADSLインターネット回線があまり利用されなくなってからは、光ファイバーを利用する光回線が主流になってきました。
その光回線の信号を受け取れるように相互変換する機器が「光回線終端装置(ONU)」であり、モデムと同じ役割を担っています。
- ADSL回線→モデム
- 光回線→ONU
「受け取った信号を相互変化する」という同じ役割から、光回線終端装置(ONU)をモデムと呼ぶ人もいます。
モデムは家庭でインターネットを利用するためには必ず必要な機器であり、モデムLANケーブル等を接続することでインターネットが利用できます。
出典:BUFFALO
光回線が主流となっている現在では、モデムを利用する機会は減ったため、インターネット利用にはONUの使用がほとんどです。
1-2.ルーターとは
一方ルーターとは、モデム(またはONU)に引き込まれたインターネット回線を、パソコンやスマホなど複数の端末に(ケーブルなしで)無線接続するための機器です。
モデムに無線LAN(Wi-Fi)ルーターを接続することで、モデムが受け取った回線をルーターが電波(Wi-Fi)として発信し、その電波を受信することで複数の端末でインターネット利用が可能になります。
出典:BUFFALO
上記のことから、家庭内で構築されたネットワーク環境において、ルーターは信号の整理を行って複数の端末にスムーズに同時接続する役割を持つと想像してください。
そのため、パソコン一台のみをインターネット接続するのであれば、モデムにLANケーブル等で直接つなげばよいので、ルーターは必要ないということです。
2.インターネット利用で快適なルーターの規格と周波数
無線LAN(Wi-Fi)は6つの規格とそれぞれ周波数帯で分かれており、規格が新しい「11ac」や「11n」などを選ぶことで、より快適にインターネットを利用できます。
Wi-Fiの規格は以下の6つです。
- 11b
- 11g
- 11a
- 11n
- 11ac
- 11ad,11ax
Wi-Fiの規格とは、国際的な通信規格のことで、それぞれで最大通信速度や周波数が異なります。
そのため、利用環境などに合わせて最適な規格をルーターで選んであげることで、より快適に通信を行うことができるというわけです。
下記で、それぞれの規格について解説していきます。
2-1. 11b
スピードが遅く、電波干渉にも弱い代わりに壁など物理的障害物には強く、伝送距離も比較的長い規模を保つ規格です。
通信速度は11Mbpsで、基本的なインターネットのサービスは利用できますが、負荷が高くなるような4K動画の視聴やオンラインゲームには支障をきたす可能性があります。
周波数帯は2.4GHzで、上記の電波干渉に弱いなどの特徴はこの周波数帯が原因となっています。
2-2. 11g
11bと互換性があり、対応機器がより多くなっている機器で、大容量データのやり取りもスムーズになっています。
通信速度は54Mbpsで、ほとんどのインターネットサービスがストレスフリーで利用できます。
周波数帯は2.4GHzです。
2-3. 11a
同一の周波数帯を利用する機器が少ないため、電波干渉が少ない代わりに物理的な障害物に比較的弱いですが、安定性のある規格です。
通信速度は54Mbpsです。
周波数帯は5GHzで、上記の電波干渉に強いという特徴と、障害物に弱いという特徴の原因となっています。
2-4. 11n
11gや11aよりもさらに通信速度が速く安定性のある規格で、ハイビジョンの動画などを問題なく楽しむことができます。
通信速度は300Mbs ~600Mbpsで、100Mbsあれば大容量でのインターネットのサービスも問題なく利用できることから、快適なインターネット利用が可能です。
周波数帯は2.4GHz/5GHzです。
2-5. 11ac
2014年に制定されたWi-Fi規格で、距離が離れている場所での高速通信が可能となっていることが特徴です。
通信速度は6.9Gbpsで、2014年以降の機種が対応しています。
周波数帯は5GHzで、電波干渉が少なく快適な利用が可能となっています。
2-6. 11ad, 11ax
新しい規格として搭載された商品の開発や普及が進められており、11ad対応のルーターは2016年から発売され、11axは2019年に認証が始まったWi-Fi規格となります。
通信速度はそれぞれ6.8~9.6Gbpsで、周波数帯は11adが60GHz、11axは2.4/5Ghzです。
また、60GHz帯は対応機器が少ないため電波干渉をかなり受けにくい代わりに、5GHz帯よりも物理的障害物に弱く、通信距離も10m程度とかなり短いため屋外での利用には不向きです。
3.無線LAN(Wi-Fi)ルーターの入手方法と選び方
家庭の固定回線(ADSL、光回線)を無線LAN(Wi-Fi)で利用したい場合はルーターが必要ですが、入手方法は以下の3つです。
- 市販のルーターを購入する
- 光回線業者からルーターをレンタルする
- プロバイダ・正規代理店の特典でルーターを受け取る
それぞれについて解説していきます。
3-1.市販のルーターを購入する
最も手軽にできるのが、市販されている無線LANルーターを購入する方法です。
ルーターの値段はスペックやモデルによってピンキリですが、一般的な用途であれば5,000~10,000円程度で、家電量販店や通販サイトなどで購入することができます。
ただし、市販のルーターを購入する場合は、たくさんあるメーカーや機種の中から選ばなければならないため、以下のポイントを参考に選びましょう。
- 伝送速度が1Gbpsある
- IPv6(IPoE)に対応している
- 用途に合わせた価格帯である
無線LANルーターは実に多くの機種があるため、自分好みのものを利用できるのはメリットですが、難しい場合は光回線業者やプロバイダから受け取るのがおすすめです。
3-2.光回線業者からルーターをレンタルする
光回線を契約する際には、一緒に無線ルーターを提供している場合が多いです。
光回線業者からレンタルする場合は、特典などで無料になることもありますが、月額500円程度のレンタル料金がかかります。
ルーターは、有線接続によるインターネット利用では特に必要になるものでもないため、用途に合わせて購入するか、必要な時にレンタルする方がよいでしょう。
3-3.プロバイダ・正規代理店の特典でルーターを受け取る
光回線の販売店であるプロバイダ・正規代理店では、申し込みの特典としてルーターを無料で受け取れるキャンペーンなどを行なっています。
そのため、できるだけ費用をかけたくない場合には、申し込みたい光回線のプロバイダから申し込むことをおすすめします。
主要光回線のプロバイダについては、「」でおすすめ申し込み先をご紹介しているので、参考にしてみてください。
4.インターネットに繋がらない場合のルーター設定
Wi-Fiルーターをいざ設置しても、「インターネットに繋がらない」「設定方法がわからない」といったこともあるでしょう。
ルーターとインターネット接続で特に多いトラブルは、以下の3つです。
- ルーターの接続方法がわからない
- ルーターのランプがつかない
- ルーターを変えたらインターネットに繋がらない
それぞれの対処法や設定方法などについて、詳しくご紹介します。
4-1.ルーターの接続方法がわからない
まず、ルーターなどの通信機器の接続の仕方ですが、「1.インターネット接続のモデムとルーターの違い」前述した図の通りに接続します。
基本的な接続方法は上記の通りですが、利用しているモデム(ONU)や通信機器によっても異なるため、契約した光回線の公式ページで確認しましょう。
仮に上記で接続しても、Wi-Fiやインターネット利用ができない場合は以下のことが考えられます。
- 通信機器の接続方法が間違っている
- Wi-Fiルーターの設定・認証ミス
- 端末側で誤ったWi-Fi電波を選択している
- 回線事業者・プロバイダー業者側の障害
- WANポート、LANポートの不具合(あるいは逆に刺している)
配線の接続方法や接続するWi-Fiに間違いがないか、もう一度確認してみましょう。
また、モデムやルーターを再起動すると接続できることもあるため、一度試してみることをおすすめします。
4-2.ルーターのランプがつかない
通信機器が正常に作動していればランプが点灯しているはずですが、ランプがつかない場合は正常に作動していないため、上手くインターネット接続できない可能性があります。
モデム(ONU)とルーター別に解説していきます。
モデムのPPPランプが点灯していない場合
PPPランプとは、プロバイダや回線会社と通信できている際に点灯するランプで、このランプが点滅、または消灯している場合は以下の原因が考えられます。
- 初期設定が正しくされていないか
- 何かのトラブルでプロバイダとの接続ができていない
- 会社によっては消灯が正常な場合あり(IPV6接続など)
設定や接続方法に問題がない場合は、モデム等の再起動でなおる場合があります。
再起動等でランプがつかない場合は、プロバイダや回線会社へ連絡してみましょう。
また、「ACT(LINK)」と書かれた箇所のランプがつかない場合は、LANなどケーブルが正しくつながっていない可能性があります。
ルーターのランプが点灯していない場合
無線LAN(Wi-Fi)ルーターのランプが点灯していない場合には、いくつかのパターンがあります。
ルーターは機種やメーカーによっても仕様が異なりますが、以下の内容が多いです。
点灯しないランプ | 原因 |
[POWER] | ACアダプターを取り付けていない |
[WIRELESS] | 以下設定が有効になっていない
|
[INTERNET] | モデムのLANケーブルが正しく接続されていない モデムの電源が入っていない |
[LAN] | LANケーブルが正しく接続できていない パソコンやモデムの電源が入っていない |
上記の原因に当てはまらない場合は、ルーターの故障なども考えられるため、購入元やレンタルした業者に問い合わせてみましょう。
4-3.ルーターを変えたらインターネットに繋がらない
意外に多いのが、ルーターを買い替えたらWi-Fiやインターネットに接続できない場合です。
基本的には、LANケーブル等の再接続と再起動などで今まで通り使えることがほとんどですが、あまりにも年数が経っていた場合やモデムにルーター機能が備わっている場合は繋がらないことがあります。
ルーターを変えて繋がらない原因は、主に以下の通りです。
- モデムにルーター機能があり、2重無線機になっている
- 新しいルーターにプロバイダ情報などを設定していない
- SSIDとパスワードの再設定をしていない
- モデムのリセットをしていない
- LANポートとWANポートの接続を間違えている
- ルーター側でWANの設定をしていない
機種や回線業者によっても原因は異なりますが、インターネット接続できないのは上記の場合が多いです。
正しく接続後に、ルーターやモデムの再起動をすることで改善できる場合もあります。
特にWANの接続についてはルーター側で作業が必要なため、説明書や問い合わせ等で設定を行いましょう。
5.自宅用インターネットにおすすめの光回線と申し込み窓口
自宅等でインターネットを利用したい場合は、光回線の利用がおすすめです。
ただし、光回線を選ぶ際には、申し込み窓口とプロバイダ選びが重要となります。
光回線の選び方とおすすめプロバイダを下記の流れで解説していきます。
- 光回線はスマホとセットで選ぶ
- ドコモ光
- auひかり
- ソフトバンク光
- NURO光
- BIGLOBE光
1つずつ詳しく解説します。
5-1.光回線サービスはスマホとセットで選ぶ
光回線のサービスは、基本的に「どのスマホを使っているか」で決めましょう。
なぜなら、スマホ会社や提携企業の光回線とスマホのセット割を使うと料金がガクッと安くなるからです。
大手携帯会社は基本的にスマホと光回線のセット割を行っていますが、「どちらも使って欲しい」と考えていることから割引額も圧倒的に大きいです。
例えば、auひかりをauのスマホとセットに使うことで、以下のようにスマホで毎月最大2,000円の割引を受けられます。
出展:auひかり
実際、大手プロバイダーが使える回線で回線利用料+プロバイダ料金で比較をしてみました。
たくさんの人で設備を共有するので、マンションの方が若干安くなります。
インターネット回線 | プロバイダ | 一戸建て(円/月) | マンション(円/月) | お得なキャンペーン | 初期費用工事費(円) | 契約料など(円) |
フレッツ光★ | 100社以上から選べる | 5,000円前後 | 4,000円前後 | 代理店ごとにCBあり | 19,800 | 880 |
エキサイト光★ | BBエキサイト | 4,360 | 3,360 | - | 18,000 | 1,000 |
OCN光★ | OCN | 5,100 | 3,600 | 10,000円 | 18,000 | 3,000 |
So-net光★ | So-net | 5,580 | 4,480 | (最大)37,000円 | 24,000 | 3,000 |
@nifty光★ | @nifty | 4,600 | 3,480 | 30,000円 | 15,000 | 2,000 |
ドコモ光★ | 20社以上から選べる | 5,200 | 4,000 | ・ドコモポイント20,000pt+20,000円CB | 実質無料 | 3,000 |
auひかり | 5社以上から選べる | 5,100 | 3,800 | (最大)61,000円 | 実質無料 | 3,000 |
BIGLOBE光★ | BIGLOBE | 4,980 | 3,980 | (最大)26,000円 | 実質無料 | 3,000 |
ぷらら光★ | ぷらら | 4,800 | 3,600 | (最大)35,000円 | 18,000 | 無料 |
ソフトバンク光★ | Yahoo!BB | 5,200 | 3,800 | (最大)36,000円 | 24,000円※乗り換えの場合実質無料 | 3,000 |
eo光 | eo光 | 3,953 | 3,524 | - | 実質無料 | 3,000 |
NURO光 | So-net | 4,743 | 4,743 | (最大)35,000円 | 実質無料 | 3,000 |
U-NEXT光★ | U-Pa! | 4,980 | 3,480 | - | 24,000 | 3,000 |
ドコモ光★(ドコモユーザー) | 20社以上から選べる | 4,200 | 3,000 | ・ドコモポイント最大20,000pt+20,000CB※ギガライト~7GBの時 | 実質無料 | 3,000 |
auひかり(auユーザー) | 5社以上から選べる | 4,100 | 2,800 | (最大)61,000円※データ定額8の時,ひかり電話 | 実質無料 | 3,000 |
BIGLOBE光★(auユーザー) | BIGLOBE | 3,980 | 2,980 | (最大)26,000円※データ定額8の時,ひかり電話 | 実質無料 | 3,000 |
ソフトバンク光★(ソフトバンクユーザー) | Yahoo!BB | 4,200 | 2,800 | (最大)36,000円 ※データ定額5Gの時,おうち割光セット | 24,000円 ※乗り換えの場合実質無料 | 3,000 |
NURO光(ソフトバンクユーザー) | So-net | 3,743 | 3,743 | (最大)45,000円※データ定額5Gの時,ひかり電話 | 実質無料 | 3,000 |
※CB=キャッシュバック、ネットのみ(2021年1月現在)、1年目の料金で比較、別途要工事費。状況によって価格が変動したり突如内容が変わるケースもありますので、必ず公式ページで料金を確認しましょう。携帯会社のユーザーの料金は「光回線の料金-セット割金額」の実質的な負担で計算しています。
一戸建てで、新規に回線を引く時の基本的な料金を表示しています。基本的に分割払いも可能なので、月々700~800円程度を払っていくイメージです。
乗り換えについての補足(事業者間変更)
★がついている回線は、すべてNTTの光回線を使っています。2019年7月以降、それらの事業者間で乗り換える際は多くの場合で工事不要で乗り換えが可能です。工事費がかからないケースが多いので、よりお得に乗り換えられます。
上記のようにスマホ会社のセット割の威力が凄まじいので、光回線は基本的に使っているスマホに合わせて選んでいきましょう。
対応しているエリアが回線によってバラバラなので、以下のようにお住まいのエリアも考慮する必要があります。
また、大手各社には代理店や申し込み窓口となるプロバイダが存在し、そういった代理店経由で申し込むと高額なキャッシュバックももらえるので、申し込み窓口もしっかり選んでいきましょう。
後ほど紹介しますが、下記ページが各回線で最もお得な申し込み窓口です。
回線 | 最もお得な申し込み窓口 | 申込窓口ページ |
ドコモ光 | GMOとくとくBB | http://gmobb.jp/docomohikari/ |
auひかり | GMOとくとくBB | https://gmobb.jp/lp/auhikarik/ |
ソフトバンク光 | アウンカンパニー | https://aun-softbank-hikari.com/ |
NURO光 | NURO公式 | https://www.nuro.jp/hikari/pr/ |
ビッグローブ光 | 株式会社NEXT | https://www.biglobe-hikari.net/ |
一部のauユーザーは要注意!
auひかりはまだ全国36地域しか対応しておらず、基本的に下記エリアの方は残念ながら対応していません。
中部 | 静岡県・愛知県・岐阜県 |
近畿 | 三重県・大阪府・京都府・和歌山県・奈良県・滋賀県・兵庫県 |
沖縄 | 沖縄県 |
ただし、実は上記の表の中でも下記3社はセット割である「スマートバリュー」に対応しています。どちらもキャッシュバックや工事費の面でauひかりには劣りますが十分お得に使えます。
この中で「BIGLOBE光」が若干auひかりよりもキャッシュバックが劣るものの、工事費も実質無料で、お得ですので、上記エリアのauユーザーの方は「BIGLOBE光」にしておけば間違いありません。
一戸建ての方は契約の縛りに要注意!!
auひかりは2018年の春から一戸建ての工事費無料の条件が厳しくなりました。
60ヶ月(5年)使わないと実質無料ではなくなります。そのため、一戸建てで、5年使う予定のない方は「BIGLOBE光」(3年縛りにすれば工事費無料)がおすすめです。
マンションやアパートの方は他社と同じように24ヶ月縛りです。
ソフトバンクユーザーが使うべきなのは…?
ソフトバンクは提携している「NURO光」でもスマホとのセット割が受けられます。
ソフトバンク光よりNURO光の方が工事費も無料でお得ですが、一部エリアの方しか使えず、またマンションプランを無条件で選べるのは一部の8階建て以上の設備の入ったマンションだけで、多くのマンションでは対応していません。
7階建以下マンションの方がマンションタイプを使うためには4人以上の申し込みが必要で、満たさない場合はマンションタイプを使えず割高になります。
つまり、対応エリアの一戸建ての方以外は使いにくいサービスと言えますので、それ以外の方は「ソフトバンク光」がおすすめです。
NURO光対応エリア(2021年2月現在)
- 【北海道・東北】北海道
- 【関東】東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬
- 【東海】愛知、静岡、岐阜、三重
- 【関西】大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良
- 【九州】福岡、佐賀
その他の携帯を使っている場合はどうすればいい?
格安SIMなど、その他の携帯会社を使っている場合は、一戸建てであれば、工事費が実質無料で高額キャッシュバックももらえる「NURO光」がおすすめです。
ただ、対応エリア以外の方やマンションの方は、工事費がそもそも無料で、縛りも緩く、高額キャッシュバックもある「BIGLOBE光」がおすすめです。
以前までおすすめだったauひかりが工事費無料の条件を改悪したことで、auユーザー以外にはそこまでおすすめできなくなりました。
5-2.ドコモ光のおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
ドコモ光は公式ページもしくはプロバイダ経由での申し込みがメインとなりますが、独自キャンペーンを実施しているプロバイダ経由での申し込みが最もお得です。
ドコモ光は「dポイント最大10,000ptプレゼント」という公式キャンペーンを行なっていますが、プロバイダによってはプラスで独自キャンペーンを行なっているものもあります。
ちなみに、2021年2月現在、ドコモ光全24社のプロバイダの中で、料金・接続方式などのスペックが優れており、高額キャッシュバックが受け取れ、最高水準のWi-Fiルーターをレンタルできるのは、下記のプロバイダ一択です。
以下、ドコモ光の代表的なプロバイダ3社のキャッシュバック額を比較しました。
「GMOとくとくBB」「@nifty」のキャッシュバック金額が、「ぷらら」より5,000円も高いことがわかります。
この3社だけでなく24社を全てチェックしたい場合は、「24社を徹底比較してわかったドコモ光で使える最高のプロバイダ」の記事をご覧ください。
また、この3社は、無料レンタルできるWi-Fiルーターのスペックにも差があり、価格や最大速度が下記のように違います。
無料で借りられるWi-Fiルーター | 買ったらいくらするもの?(メーカー希望小売価格) | 最大通信速度(5GHz) | |
※3種類から選べる | WSR-2533DHP3 (BUFFALO) | ¥8,979※ | 1,733Mbps |
Aterm WG2600HS (NEC) | ¥8,900※ | 1,733Mbps | |
WRC-2533GST2 (ELECOM) | ¥14,110 | 1,733Mbps | |
ぷらら | WN-AX1167GR2(IODATA) | ¥5,024※ | 867Mbps |
@nifty | WRC-1167GS2H-B (ELECOM) | ¥6,336 | 867Mbps |
※オープン価格のため、Amazonの価格を表示
以上のように、「GMOとくとくBB」で無料レンタルできるルーターは3種類とも性能がよく、光回線の高速通信を特に生かしやすいです。
したがって、「キャッシュバック」と「ルータースペック」のレベルが圧倒的に高いので、ドコモ光は「GMOとくとくBB」を選ぶことをおすすめします。
GMOとくとくBB
『GMOとくとくBB』は大手企業のGMOインターネットが運営するプロバイダで、ドコモ光のキャンペーンに最も力を入れている会社の一つです。
「オプションなしで20,000円」とドコモ光で最高水準のキャッシュバックをもらえます。
混みにくい接続方式v6プラスにも対応していて、とにかくハイスペックなルーターを無料で貸してくれるので、圧倒的におすすめです。
GMOとくとくBB「ドコモ光キャンペーンページ」: http://gmobb.jp/docomohikari/
他の窓口ですと、無条件では20,000円のキャッシュバックを受けられない可能性が高いので、ドコモ光を使いたい方は、必ず上記キャンペーンページから申し込みをしましょう。
ちなみにGMOで借りられるルーターはどれがおすすめ?
GMOとくとくBBでは3種類の高性能なルーターから選ぶことができます。
ただし、正直ここまでくると、どちらも申し分ないスペックなので、家に置くことを踏まえデザインで選んでしまって構いません。
スペックで選ぶなら「WRC-2533GST2(ELECOM)」ですが、迷った場合は、申し込み時にかかってくる電話で、あなたの細かい要望を伝え、相談しながら決めるのがおすすめです。
キャッシュバック受け取りのステップ
dポイントは自動的に付与されるので、GMOとくとくBBのキャッシュバックについて紹介していきます。
①まず、GMOとくとくBBでのお手続きを終えると、「GMOとくとくBBお客さまセンター」より、指定のメールアドレス宛に「キャッシュバック受け取り手続きご案内メール」が送られてくるので大切に保管しておきましょう。
②開通後、工事完了の翌月末日までに、申し込み時のメールに記載された指定URLをクリックし、口座情報など指定された情報を登録しましょう。
③申請した翌月の月末にあなたの口座に振り込みが行われます。
5-3.auひかりのおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
auひかりは申し込み窓口が非常にたくさんありますが、窓口によって、キャッシュバック金額・工事費・月額料金が変わります。
ちなみに、プロバイダでのスペックの差は全くない(公式に問い合わせ済)なので、料金に着目し、どこがお得かで選んでいきましょう。
キャンペーン内容は「キャッシュバック」以外にも「月額割引」など様々なので、トータルでどこがお得かわかるように全てを合計した金額を1ヶ月あたりの価格に直して比べていきたいと思います。
比較の観点:
- 1ヶ月あたりの実質料金=初期費用+月額料金-キャッシュバック+スマホとのセット割に必要なひかり電話基本料金を利用月数(一戸建て36、マンション24ヶ月)で分割
- 一戸建てはずっとギガ得プランで開通月の翌月から36ヶ月、マンションは開通月の翌月から24ヶ月で計算。
- マンションはタイプvの16契約以上の場合です。これが最安値でマンションの形態によっては一律+300円/月程度になるケースがよくあるので申し込み時にかかってくる電話などで確認しましょう
-スマホの方はスクロールできます-
区分 | 申し込み窓口 | 一戸建て | マンション | ||||
1ヶ月あたり実質 | キャッシュバック | 月額料金 | 1ヶ月あたり実質 | キャッシュバック | 月額料金 | ||
プロバイダ | GMOとくとくBB (月額割引) | 3,256 | 20,000 | 4,100 | 2,416 | 5,000 | 2,850 (24ヶ月目3,800) |
GMOとくとくBB (キャッシュバック ) | 2,520 | 51,000 | 変動(4,900~5,100) | 2,198 | 51,000 | 4,050 | |
So-net | 3,749 | - | 3,780 | 2,501 | - | 2,480 | |
BIGLOBE (月額割引) | 5,469 | - | 5,100 | 2,104 | - | 3,400 | |
BIGLOBE (キャッシュバック) | 4,176 | 50,000 | 変動(4,900~5,100) | 1,784 | 50,000 | 3,800 | |
au one net | 5,264 | 10,000 | 変動(4,900~5,100) | 4,020 | 10,000 | 3,800 | |
DTI | 4,144 | 38,000 | 変動(4900~5,100) | 2,400 | 38,000 | 3,800 | |
@nifty | 5,140 | 30,000 | 変動(4,775~4,975) | 2,584 | 30,000 | 2,550 | |
Asahi Net | 6,372 | - | 変動(4,650~4,900) | 6,372 | - | 2,550 | |
TCOM | 6,664 | - | 変動(4,775~4,975) | 3,768 | - | 2,150 | |
代理店 | NEXT | 4,484 | 52,000 | 変動(4,900~5,100) | 2,340 | 52,000 | 4,300 |
アシタエクリエイト | 4,764 | 45,000 | 変動(4,900~5,100) | 2,620 | 45,000 | 4,300 | |
グローバルキャスト | 4,050+オプション代 | 55,000※ | 変動(4,900~5,100) | 2,550+オプション代 | 45,000※ | 3,800 | |
フルコミット | 4,050+オプション代 | 55,000※ | 変動(4,900~5,100) | 2,550+オプション代 | 45,000※ | 3,800 | |
25 | 4,203+オプション代 | 121,000 ※ | 変動(4,900~5,100) | 3,050+オプション代 | 121,000 ※ | 4,300 |
※キャッシュバック12万円などと記載されていますが、auの行っている、どの窓口でも受けられるキャンペーンは除外して計算しています。
※10ギガを選ぶ場合は別途月額780円かかります。
以上のように比較すると、不要なオプションなしで高額キャッシュバックがもらたり、割引が受けられる「GMOとくとくBB」経由の申し込みがおすすめです。
スマートバリューを適用するために必要なひかり電話も無料でつけられ、月額で見ると最も安くなります。
GMOとくとくBB
『GMOとくとくBB』は、大手企業のGMOインターネットが運営するプロバイダで、auひかりの最もお得なキャンペーンを実施している窓口です。
最大6.1万円の業界最高クラスのキャッシュバックが受け取れて、1.2万円相当のWi-Fiルーターも無料でついてくる「キャッシュバック」、月額料金が割引になり、最大5万円のキャッシュバックも受け取れる「月額割引」の2つのキャンペーンから選べます。
auのスマホとのセット割「スマートバリュー」に必要なひかり電話も無料でつけられるため、どちらを選んでもauひかりをお得に使うことができます。
GMOとくとくBBのキャンペーンはどちらもお得ですが、2021年1月現在は「キャッシュバック」を選ぶのが最安です。
GMOとくとくBB「キャッシュバック」キャンペーン:https://gmobb.jp/lp/auhikarik/
GMOとくとくBB「月額割引」キャンペーン:https://gmobb.jp/service/auhikari/他の窓口では、キャンペーンスペックが大幅に劣る可能性があるので、必ず上記キャンペーンページから申し込みをしましょう。
5-4.ソフトバンク光のおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
ソフトバンク光は、基本的にプロバイダが「Yahoo!BB」で固定されます。
「Yahoo!BB」はOCNの次に利用者が多いという調査結果もあるくらいたくさんの人が使っているプロバイダなので信頼できます。
ソフトバンク光は基本的に公式ページか代理店の2つの申し込み方法がありますが、独自のキャンペーンを行なっている代理店を窓口にするのがおすすめです。
ソフトバンクが行なっている「工事費相当額を商品券で還元」などのキャンペーンに上乗せして代理店のキャッシュバックをもらえます。
代理店も複数ありますが、比較するともらえるキャッシュバックのお金や受け取るためのハードルが全然違います。
その中で、無駄なオプション加入がなく、キャッシュバックの受け取り時期が最も早く、手続きがいらないのは以下の代理店です。
- 『アウンカンパニー』
以下の表で、ソフトバンク光の代表的な代理店3社について、キャッシュバックの「条件」「受け取り時期」「手続きの有無」を比較しました。
申し込み窓口 | CB額(円) | 左記CB条件 | CB受取難易度 |
アウンカンパニー | 36,000 | ◎ | ◎ |
条件無し | 最短2ヶ月後 | ||
LifeBank | 75,000 | × | △ |
Softbank Airへの加入(月額料金がおよそ+4,000円) | 1年近くもらえない | ||
株式会社STORY | 80,000 | × | △ |
Softbank Airへの加入(月額料金がおよそ+4,000円) | 1年近くもらえない |
※株式会社LifeBankは、一人紹介する度に20,000円のキャッシュバックが贈呈されます。
以上のように比較すると、キャッシュバックを追加オプションなしで申し込め、受け取り時期が圧倒的に早く、別途手続きをする必要がない「アウンカンパニー」経由の申し込みがおすすめです。
なぜなら、「LifeBank」「株式会社STORY」はキャッシュバック額が多いですが、4人ソフトバンク光に知り合いを紹介しないといけなかったり、家でしか使えないWi-Fiを申し込まないといけないなど、キャッシュバックの受け取り条件が非常に厳しいです。
またキャッシュバックの受け取りに1年近くかかり、別途手続きが必要なので、不便な上に申し込みから10か月後の手続きを忘れてしまうと全くもらえません。
アウンカンパニー
『アウンカンパニー』はソフトバンク光の代理店です。
ソフトバンク光の場合、基本的に高額なキャッシュバックはオプションや紹介など高いハードルをクリアしないとキャッシュバックをもらえません。
その中で、アウンカンパニーはオプション等の加入なしで、最短2ヶ月後に現金を振り込んでもらえるので、キャッシュバックを受け取りやすい代理店の一つです。
また、申し込み時にオペレーターの方から聞かれた口座に自動的に振り込まれるので、申請を忘れることもなく、確実にキャッシュバックをもらいやすいです。
アウンカンパニー「ソフトバンク光キャンペーンページ」:https://aun-softbank-hikari.com/
他の窓口ですと、キャンペーンスペックが劣る可能性もありますので、必ず上記キャンペーンページから申し込みをしましょう。
5-5.NURO光のおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
「NURO光」はプロバイダであるSo-netが提供する光回線のため、プロバイダはSo-netの一択になります。
NURO光には下記の3つの窓口がありますが、この3つの窓口でソフトバンク光のセット割に必要な「光電話」をつけた時の契約条件で比較をしました。
申し込み窓口 | CB | 設定サポート | 工事費キャンペーン |
NURO公式ページ | 45,000円 | 〇 | ◯ |
アウンカンパニー(代理店) | 35,000円 | × | ◯ |
LifeBank(代理店) | 50,000円 | × | ◯ |
※CB金額は、「ネット+光電話」のみの場合の条件で比較しました。
※状況次第で、キャッシュバックが変わる可能性もあります。
この比較を踏まえ、NURO光は、キャッシュバックが最も高額で、設定サポートを受けられる、「公式ページ」から申し込むべきです。
設定サポートとは、インターネット接続や無線LANの設定を、遠隔か訪問で1回だけ設定サポートしてくれるサービスで、初期設定時などに助けてもらえます。
なお、LifeBankでは、ひかりTV(月額1,500円~)をつけると他の窓口に比べキャッシュバック額が増額しますが、1年の支払額が2万円近く増え、2年の縛りがあるので注意しましょう。
NURO光公式
NURO光の中でも『NURO公式』は、光回線+ひかり電話の契約で最大45,000円のキャッシュバックを受け取ることができるお得な申し込み窓口です。
高額キャッシュバックがもらえ、不要なオプションにも申し込む必要がなく、さらに設定サポートまでついたNURO公式で必ず申し込みましょう。
NURO公式「NURO光キャンペーンページ」:https://www.nuro.jp/hikari/pr/
他の窓口ですと、キャンペーンスペックが劣る可能性もありますので、必ず上記公式ページから申し込みをしましょう。
5-6.BIGLOBE光のおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
2021年2月現在、BIGLOBE光の一番お得な申込窓口は、株式会社NEXTです。
お得な申込窓口を選ぶ主な基準は下記の2つです。
- キャッシュバック額が高いこと
- 工事費割引キャンペーンを実施していること
なお、下記の表以外にも、申込窓口は多数ありますが、「キャッシュバック額+工事費割引額が4万円分以上」適用されるのは下記の申込窓口だけでした。
光回線 | 申込窓口 | キャッシュバック額 + 工事費割引額 | オプション加入要否 | 受け取りやすさ | |
受取時期 | 手続き | ||||
BIGLOBE光 | NEXT | 合計:最大69,000円 (CB:54,000円) (工事費割引:15,000円) | 光電話のみ ※格安SIMユーザーは不要 | - | ◎ 手続き不要 |
BIGLOBE光 公式 | 合計:最大64,300円 (CB:40,000円) (工事費割引:24,300円) | 光電話のみ ※格安SIMユーザーは不要 | 2カ月後 | 〇 電話手続き | |
ブロードバンドナビ | 合計:62,300最大円 (CB:38,000円) (工事費割引:24,300円) | 光電話のみ ※格安SIMユーザーは不要 | 6カ月後 | × FAX申請後、再度WEB手続き |
※3年間のみの契約(37ヶ月めで解約した場合)の計算
上記の表から分かるように、高額なキャッシュバックがもらえ、受取手続きも簡単な代理店の株式会社NEXTから申し込みましょう。
NEXT
NEXTでは、光電話への加入で54,000円ももらえる特典や、v6プラス対応の高速Wi-Fiルーターを無料で利用できるキャンペーンを実施しています。
また、通常は総額20,000円以上かかる工事費が、月額500円引きになる特典も実施しておりとてもお得です。
月額500円引きと聞くとあまり割引額が高くないと思う方もいるかもしれませんが、総額にすると15,000円分もお得に光回線を利用することができます。
ポイント
BIGLOBE光代理店 NEXT「BIGLOBE光キャンペーンページ」:https://www.biglobe-hikari.net/lp/
他の窓口ですと、キャンペーンスペックが劣る可能性があるので、必ず上記キャンペーンページから申し込みをしましょう。
6.持ち運び用におすすめのモバイルWi-Fiルーター
インターネット利用には、光回線などの固定回線のほかに、持ち運んで利用できるモバイルWi-Fiルーターの2種類があります。
モバイルタイプのルーターは3Gや4Gなどの携帯電話の回線と、Wi-Fi(無線LAN)という2つの通信機能を備えており、回線が届く範囲内であればどこでもインターネットを利用できるため、外出先での利用を求める場合におすすめです。
おすすめのモバイルWi-Fiは『WiMAX』で、以下でご紹介する機種や料金プランを選び、プロバイダの『GMOとくとくBB』から申し込むと最もお得です。
6-1.契約プランは「ギガ放題プラン」がおすすめ
プランは「通常プラン3,609円(税抜)」か「ギガ放題プラン4,263円(税抜)」で選びますが、迷ったら「ギガ放題」をおすすめします。
- 通常プラン:データ量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がかかります
- ギガ放題プラン:データ量の月間制限がないため制限を気にせずインターネットを楽しめます
どちらのプランにすべきか悩んでいる方へ
7GBというのがポイントになります。
データ容量7BGの基準は、下記の通りです。速度制限がかかってしまうと、ストレスを感じるほど遅くなるので、迷ったらギガ放題にするのがおすすめです。
6-2.端末は「W06」がおすすめ
Wi-Fiルーターは主に6機種から選ぶことができますが、結論としては「W06」が圧倒的に優れており、具体的には以下4つの理由から間違いなくおすすめです。
- 通信速度が最速(558Mbps、LTE利用で867Mbps)
- 格段につながりやすい
- 「au 4G LTEモード」に対応し、万が一のときも高速通信が可能
- 上り通信速度が速く、画像アップロードなども高速
※2020年3月以降、KDDIにより最新機種「W07」のサービス提供が開始される予定ですが、法人向けサービスなので、個人で契約することができません。
上記のポイントをひとつずつ簡潔にご紹介します。
※スペック比較表
ポイント1. 通信速度が最速
「W05」が発売されたときにも大きな進化だと感じた点ですが、下り最大通信速度が558Mbps(有線接続の場合1237Mbps)と現存するどのポケットWi-Fiと比較しても最速です。
WiMAXは当然ながら通信速度が最重要なので、この時点で選択肢は「W06」に絞られます。
「WX06」や「WX05」を選んでしまうと、118Mbpsも最高速度が遅くなってしまいます。
ポイント2.格段につながりやすい
「W06」は、基地局からの電波を受信する性能と、接続端末へ電波を送信する性能の両方が向上しており、つながりやすさが大幅に上がっています。
前代機種の「W05」にはない、以下の2つの機能が備わっているからです。
- 高性能ハイモードアンテナ
- TXビームフォーミング
WiMAXで最も重要な通信速度が20%程度向上することが期待できるため、大きな進歩といえます。
高性能ハイモードアンテナ
高性能ハイモードアンテナを搭載することで、基地局からの電波を受信する性能を高め、通信速度を20%程度改善しています。
建物の中の窓から遠い場所など、これまで繋がりづらかった場所から繋がりやすくなります。
TXビームフォーミング
TXビームフォーミングは、接続端末へ電波を送信する性能を高め、通信速度を20%程度改善できる機能です。
通常は放射線状に発信される電波を、接続する端末の位置を自動検知して、その方向に集約して発信します。
「WX05」にも同様の機能が搭載されていますが、クレードルに設置した状態でのみ有効でした。
「W06」はクレードル不要で、この機能を使うことができます。
ポイント3. 「au 4G LTEモード」に対応し、万が一のときも高速通信が可能
何ができるかというと、「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」というauのLTE網を利用したより広域をカバーした通信を利用でき、最高速度867Mbpsの高速通信が可能です。
「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは 主にWiMAX回線が通っていないエリアで使われるモードで、「au 4G LTE回線」を使用して通信が可能になります。 利用した月は1,005円の費用がかかるデメリットはありますが、タッチパネルから簡単に切り替え操作ができて、電波が弱いエリアへの出張や旅行など万が一のときに非常に重宝するモードです。
ポイント4. 上り通信速度も大幅アップ
あまり馴染みのない用語かもしれませんが、「上り最高速度」も最新機種WX06や前代機種のW05と同様、それ以外の機種よりも2.5倍と大幅に速いです。
- W06・WX06・W05:上り最大75Mbps
- それ以外:上り最大30MBps
※「上り速度」とは簡単に言うと、写真や動画のデータをWEB上にアップロードする際の速度です。WEBの閲覧などは「下り速度」と言い、ポイント1で説明した速度のことです。
上り速度が向上することにより、写真や動画のアップロードが高速化しているので、InstagramやFacebook、Twitter、Youtubeで投稿する際に、よりサクサク快適に利用することができます。
今までなかなか改善されなかったら上り速度が、「W06」「WX06」「W05」では2.5倍と大幅に向上しています。
クレードル・USBケーブルは同時購入すべきか?
クレードル(WiMAXを充電する台のようなもの)とケーブルは同時購入が可能ですが、高いので公式ページで購入する必要はありません。
クレードルはそもそも購入しても使わない人が多いですが、必要だと感じたらAmazonで「WiMAX クレードル」と検索すれば3,000円前後で手に入ります。
6-3.プロバイダは「GMO とくとくBBがおすすめ
申し込み先のプロバイダによって、キャッシュバック額が約3万円ほど変わるため、しっかりプロバイダを比較して申し込みましょう。
次の項目でまとめる表で、一番安いプロバイダはどこか比較していきます。
実質月額料金はどこが安いか
選ぶプロバイダでWiMAXの速度やサービス自体は一切変わらないため、キャッシュバックを含めて3年間使った場合のトータル費用がどれだけ安いかを確認しましょう。
なぜなら、「月額料金」を見せかけで安くして、『付帯サービス料金』などで水増ししているプロバイダもあるからです。
下記の表では、「データ通信容量の実質無制限プラン」に絞って、WiMAXのプロバイダと機種の組合せの「1ヶ月あたりの実質費用」を比較しました。
※2021年2月現在、安い順に上位9位をピックアップして記載しています。
※実質費用 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×36 + 端末代 - キャッシュバック - その他割引
←スマホの場合は左右にスクロールできます→
順位 | プロバイダ名 | 1ヶ月あたりの実質費用(円) | 契約期間 (年) | 機種 | キャッシュバック金額(円) | |
ギガ放題 | 通常プラン | |||||
1 | GMOとくとくBB | 3,513 | 2,912 | 3 | W06 | 28,800 |
2 | GMOとくとくBB(月額割引) | 3,581 | 2,980 | 3 | W06 | 3,000 |
3 | DTI | 3,606 | 3,459 | 3 | W06 | 0 |
4 | Broad WiMAX | 3,646 | 3,013 | 3 | W06 | 0 |
5 | ASAHIネット | 3,959 | 3,501 | 3 | W06 | 0 |
6 | So-net | 4,018 | 3,379 | 3 | W06 | 0 |
7 | dis | 4,366 | - | 3 | W06 | 0 |
8 | UQ WiMAX | 4,407 | - | 2 | W06 | 0 |
9 | BIGLOBE | 5,018 | - | 3 | W06 | 17,000 |
比較すると、『GMOとくとくBB』が上位2通りを独占しており、一人勝ちしている状況です。
その中でも実質月額料金が最もお得に使える、28,800円のキャッシュバック特典で申し込みましょう。
なお、機種は「W06」を選んでいますが、下り最大通信速度が867Mbps(有線接続の場合1,237Mbps)と現在手に入るどのポケットWi-Fiと比較しても最速であり、最も優れた端末です。
「W07」は法人契約のみ取り扱い
KDDIは法人向けサービスとして、「Speed Wi-Fi NEXT W07」を取り扱っています。
しかし、個人で契約することはできないため、実際に手に入るWiMAXの中で最もおすすめの機種は「W06」です。
お得な契約期間は「3年間」
2018年12月より主要プロバイダの契約プランが、「2年間」から「3年間」に移行しました。
また、2019年10月以降は「1年間」のプランが登場しています。
しかし、以下の表の通り、料金条件が良く、最もお得にWiMAXを使うことができるのは、「3年間」の契約プランです。
プラン | au 4G LTE | 機種代金割引 |
3年 | 無料 | 有 |
2年 | 有料 | 有 |
1年 | 有料 | 無 |
GMOとくとくBBで申し込む際の唯一の注意点
一点だけ、申し込み前に知っておくべき注意点があります。
それは『ある手続きを忘れてしまうとキャッシュバックが1円も受け取れない』という注意点で、何も知らずに購入してしまうと、キャッシュバックが受け取れず、高くついてしまいます。
キャッシュバックを受け取るための手続きって?
手続きといっても簡単で、「契約11ヶ月目にGMOから送られる「口座情報登録メール」から1ヶ月以内に振り込み口座を登録する」だけです。
簡単ですが、手続きを忘れると、キャッシュバックは一切もらえず、救済措置はありません。
『GMOとくとくBB』に限らず、全てのプロバイダで同様の手続きが必要になるため、上記だけは必ず覚えておきましょう。
なぜGMOはキャッシュバックがこれだけ高いのか?
『GMOとくとくBB』はWebでの集客に特化しているため、人件費や事務所費用を安く抑えることができます。そのため、削減した費用をそのまま購入者にキャッシュバックすることができています。
また『GMOとくとくBB』の運営元であるGMOインターネット株式会社はネットでの販売代理店の中でも最大手です。最大手のため月間の販売台数も多く、WiMAX本家からの販売奨励金をたくさんもらっており、ネット販売代理店の中でも最高レベルのキャッシュバックを実現しているという背景があります。
プロバイダ選びについて|まとめ
プロバイダ選びについては重要なので長々と書いてしまいましたが、要点を下記にまとめます。
- キャッシュバック金額を含めた「実質月額料金」で比べる
- 2021年2月現在、『GMOとくとくBB』(https://gmo.jp)が最もお得
- 購入後11ヶ月目にキャッシュバック振込指定口座の確認メールが届くので、キャッシュバック受け取りの手続きを忘れずに行う
ポイント
申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。
GMOとくとくBB「キャッシュバック」キャンペーン:https://gmo.jp/
電話の問い合わせ窓口から申し込むことはおすすめできません。
理由は明確で、口頭のやりとりだと契約後にキャンペーンが適用されていないトラブルの可能性があるからです。
必ず上記内容が明記されている公式ページのフォームから最終的に申し込むようにしましょう。
6-4.おすすめのWiMAXまとめ
この記事のまとめとして、WiMAXの契約をされる場合、2021年2月現在、契約プラン・機種・プロバイダは下記が一番おすすめです。
- 料金プラン:ギガ放題
- 機種:W06
- プロバイダ:『GMOとくとくBB』
※KDDIより最新機種「W07」のサービスが提供されていますが、法人向けサービスなので、個人で契約することができません。
上記の内容で契約をして、お得にモバイルWi-Fiを手に入れましょう!
ポイント
GMOとくとくBB「キャッシュバック」キャンペーン:https://gmo.jp/
申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。
電話の問い合わせ窓口から申し込むことはおすすめできません。
理由は明確で、口頭のやりとりだと契約後にキャンペーンが適用されていないトラブルの可能性があるからです。
必ず上記内容が明記されている公式ページのフォームから最終的に申し込むようにしましょう。
(※当サイトへの情報の掲載には細心の注意を払っておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に関連して生じたあらゆる損害等について一切責任を負いません。サービス内容が突然変わる可能性もあるため、最後は必ずご自身で契約内容をご確認下さい)
まとめ
インターネット利用に必要なルーターの役割やモデムとの違いに加え、種類や選び方、おすすめの回線とルーターについて解説しましたが、いかがでしたか?
ルーターはパソコンなど複数の端末をインターネットに接続するための機器なので、自宅でインターネットを利用する場合は光回線のプロバイダが提供するルーター、持ち運んで外で利用したい場合は「WiMAX」などのモバイルルーターを使用するのがおすすめです。
このページを参考に、あなたが快適なインターネット環境を手に入れることを心より願っています。