ドコモの5Gホームルーター「home 5G」がおすすめできない全理由

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「ドコモの5Gホームルーターはおすすめ?」「home 5Gの料金やサービスは?」など、ドコモのホームルーターについて気になってはいませんか?

結論、2022年12月発売のドコモのホームルーター「home 5G」は、実質無制限で5G回線を使った高速通信が可能なので、対応エリア内で工事不要の通信を行いたい人には利用価値があります。

しかし、ドコモの5Gエリアはかなり限られており、通信品質に対する料金も割高なので、対応エリア外や、安く快適にWi-Fiを使いたい人にはおすすめできません。

このページでは、長年通信サービスに携わってきた筆者が、ドコモの5G対応ホームルーター「home 5G」のサービス内容に加え、おすすめできない理由や契約前の注意点についてご紹介します。

  1. ドコモ「home 5G」をおすすめできない4つの理由
  2. 【全24社を徹底比較】2023年おすすめの光回線6選
  3. 大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン
  4. それでも「home 5G」を契約する場合の注意点
  5. 「home 5G」に関するよくある質問

すべて読めば、「home 5G」について理解できるだけでなく、今最もおすすめの回線を知ることができます。

1.ドコモ「home 5G」をおすすめできない4つの理由

「home 5G」は、2022年12月にドコモから販売されたホームルーターで、工事不要・コンセントに繋げるだけで5Gの高速通信が可能です。

しかし、結論から言うと、他社のホームルーターや光回線と比較しても割高で、エリアや通信品質の面でも、2023年3月現在では特におすすめできる商品ではありません。

home 5g出典:docomo

home 5Gの料金やスペックは以下の通りです。

料金本体価格オープン価格
契約手数料3,300円
工事費0円
月額料金4,950
スペック5Gの速度下り最大4.2Gbps
上り最大218Mbps
4G LTEの速度下り最大1.7Gbps
上り最大131.3Mbps
容量実質無制限
(3日間制限あり)
割引・特典home 5G セット割スマホ料金最大1,100円/月割引

以降では、ドコモのホームルーター「home 5G」がおすすめできない4つのポイントについて、他社のホームルーターや光回線と比較しながら解説していきます。

  • 通信速度
  • 容量
  • 月額料金
  • 5G対応エリア

1つずつ見ていきましょう。

1-1. 通信速度

結論から言うと、home 5Gの通信速度は他のホームルーターと比べると優れていますが、光回線に比べると遅く、安定しないためおすすめできません。

まずは他社のホームルーターとの速度比較ですが、以下の表のように、home 5Gが優れていることがわかります。

ホームルーター速度(5G利用時)速度(4G利用時)
home 5G下り最大:4.2Gbps
上り最大:218Mbps
下り最大:1.7Gbps
上り最大:131.3Mbps
WiMAX 5G L12下り最大:2.7Gbps
上り最大:183Mbp
不明
WiMAX HOME 02非対応下り最大:440Mbps
上り最大:75Mbps
SoftBank Air非対応下り最大:962Mbps
上り最大:不明

ただし、この数値は理論上の最大速度であることや、Wi-Fi側の最大伝送速度(有線LAN通信時は下り最大1,000Mbps、Wi-Fi通信時は下り最大1,201Mbps)に依存することには注意が必要です。

実際の通信速度では、以下の表のように、光回線に比べると遅いことがわかります。

光回線最大速度※下り平均速度上り平均速度
NURO光2Gbps477.81Mbps421.18Mbps
auひかり1Gbps378.53Mbps311.95Mbps
ソフトバンク光1Gbps304.27Mbps199.76Mbps
So-net光1Gbps300.92Mbps219.2Mbps
ドコモ光1Gbps298.03Mbps223.73Mbps
OCN光1Gbps265.49Mbps194.91Mbps
フレッツ光1Gbps265.5Mbps197.9Mbps
home 5G1.7~4.2Gbps163.74Mbps19.52Mbps

※下り上り平均速度:「みんなのネット回線速度」2023年3月現在

1-2. 容量

home 5Gは他のホームルーターと同様に、月間データ容量は無制限ですが、3日間でのデータ容量に制限があります。

ホームルーター容量
home 5G実質無制限
(3日間制限あり)
WiMAX 5G L123日間 15GB制限
WiMAX HOME 023日間 10GB制限
SoftBank Air実質無制限

厳密なデータ容量については公開されていませんが、3日間のデータ利用量が特に多い場合に一定の速度制限がかかることが明示されています。

そのため、連日使用するテレワークや動画視聴においては、不便を感じずにはいられません。

一方、「光回線」であれば、完全無制限で利用することができます。

1-3. 月額料金

home 5Gは4,950円の月額料金に加えてルーター料金が発生し、他のホームルーターよりも多少料金が割高です。

ホームルーター実質料金
home 5G4,950
+ルーター料金
WiMAX 5G L124,835円
WiMAX HOME 022,999~4,413
SoftBank Air3,391

通信スペックが高い分割高なので、価格面を重視する方は他の機種をおすすめします。

ちなみに、光回線では月額4,000~5,000円程度なので、かなり割高であることがわかります。

1-4. 5G対応エリア

2023年3月現在、ドコモの5G対応エリアは、拡大予定はあるものの主に都市部の限られたエリアにとどまっています

次の画像は首都圏の5G対応エリア(ピンク色のエリア)を示したものです。

ドコモ 5gエリア

出典:『サービスエリアマップ

5G回線を開通工事なしで使用できることがhome 5Gの最大のメリットなので、自分が5Gエリア内に住んでいるかどうかは購入前に必ず確認しておきましょう。

ドコモホームルーター「home 5G」のまとめ

以上4つのポイントを踏まえると、home 5Gは他社のホームルーターと比較して割高なうえに、光回線に比べるとどうしても速度や安定性で劣ってしまいます。

そのため、home 5Gがおすすめできる・できない人は以下のようになっています。

home 5Gがおすすめな人home 5Gがおすすめできない人
  • ドコモの5Gエリア内に住んでおり、工事不要で5G回線を使いたい人
  • ドコモの5Gエリア外に住んでいる人
  • 安くWi-Fiを利用したい人
  • 今すぐWi-Fiを使いたい人

そのため、home 5Gの利用を検討している人は、高速通信で完全無制限の「光回線」か、どこでも通信が行いたい場合には「テザリング」で代用することをおすすめします。

光回線、テザリングがおすすめな人の特徴を踏まえて、あなたに合った回線を選びましょう。

光回線がおすすめな人テザリングがおすすめな人
  • 自宅用の回線を考えている
  • 動画視聴やビデオ会議、オンラインゲームなどを楽しみたい
  • 容量を気にせずネットを使いたい
  • 光回線工事不要の回線を検討している
  • 外出先で作業するための回線を検討している
  • 月々の通信費を抑えたい

なお、光回線・テザリングそれぞれでおすすめなサービスを次の箇所で解説していますので、適宜読み飛ばしてください。

2.【全24社を徹底比較】2023年おすすめの光回線6選

光回線をお得に選ぶためには、「実質月額料金の安さ」がポイントになります。

実質月額料金とは

実質月額料金とは、契約期間中に支払う全ての金額から割引き要素を差し引いて、ひと月あたりに換算した料金のことです。

実質月額料金の安さは、次の3つで決まります。

  • スマホセット割
  • キャッシュバック
  • 工事費割引き

とくにスマホセット割の割引額は大きいため、まずは「あなたがどのキャリアのスマホを使っているか」で光回線を選ぶとよいでしょう

例えば、SoftBankスマホを使ってる場合、ソフトバンク光とセットにすると毎月1,100円の割引を受けることができます。

ソフトバンク光出典:SoftBank

ここからは、「スマホセット割」「キャッシュバック」「工事費割引き」の3つの観点で選んでいきましょう。

下記は、光回線事業者全24社を上記の3つの観点で徹底的に調査して、実質月額料金で比較した一覧表です。背景に薄い黄色を敷いた光回線が、それぞれのスマホキャリアとの組み合わせで最も安い光回線を示しています。

なお、「参考」の項目は実質月額料金が一番安くなる条件を記載しており、「実質月額料金」のカッコ書きはスマホセット割を適用しなかった場合の料金です。

←上下左右にスクロールできます→

お使いの
スマホ
光回線
実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費/契約料
docomo_ロゴドコモ光2,799円
(3,899円)
1,479円
(2,579円)
1,100円/月キャッシュバック:45,000円
ドコモポイント:2,000pt
0円/3,300円
au logoauひかり2,285円
(3,385円)
-93円
(1,007円)
1,100円/月80,000円実質無料※1/3,300円
ビッグローブ光3,792円
(4,453円)
2,686円
(3,345円)
1,100円/月戸建て:64,000円
マンション:61,000円
戸建て:19,800円/3,300円
マンション:16,500円/3,300円
コミュファ光
(東海エリア)
1,888円
(2,658円)
1,032円
(1,802円)
1,100円/月戸建て:10,000円
マンション:35,000円
実質無料/0円
So-net光プラス4,296円
(4,846円)
3,086円
(3,636円)
1,100円/月50,000円実質無料/3,500円
auひかり ちゅら
(沖縄エリア)
4,741円
(5,291円)
3,506円
(4,056円)
1,100円/月戸建て:10,000円
マンション:5,000円
実質無料/880円
@TCOMヒカリ3,353円
(3,944円)
2,103円
(2,694円)
1,100円/月戸建て:39,000円
マンション:36,000円
実質無料/3,300円
メガ・エッグ
(中国エリア)
3,924円
(4,474円)
2,824円
(3,374円)
1,100円/月20,000円実質無料/3,300円
ピカラ光
(四国エリア)
3,530円
(4,080円)
2,357円
(2,907円)
1,100円/月30,000円0円/0円
eo光
(関西エリア)
3,091円
(3,877円)
2,553円
(3,339円)
1,100円/月戸建て:15,000円(商品券)
マンション:3,000円(商品券)
実質無料/3,300円
@nifty光4,219円
(4,769円)
3,006円
(3,556円)
1,100円/月30,000円実質無料/3,300円
BBIQ
(九州エリア)
4,208円
(4,758円)
3,384円
(3,934円)
1,100円/月戸建て:10,000円
マンション:5,000円
2,200円/880円
AsahiNet光3,557円
(4,877円)
2,457円
(4,107円)
1,320円/月0円実質無料/880円
DTI光3,979円
(5,299円)
2,651円
(3,971円)
1,320円/月戸建て:20,000円
マンション:17,000円
戸建て:19,800円/880円
マンション:16,500円/880円
j:com光3,827円
(4,377円)
3,756円
(4,306円)
1,100円/月6,000円分
QUOカードPay
実質無料/3,300円
NURO光3,413円
(3,963円)
3,413円
(3,963円)
1,100円/月45,000円実質無料/3,300円
ソフトバンク光4,058円
(4,608円)
2,518円
(3,068円)
1,100円/月30,000円実質無料/3,300円
お使いの
格安SIM
光回線
実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費/契約料
UQモバイル_ロゴauひかり2,527円
(3,385円)
149円
(1,007円)
858円/月80,000円実質無料※1/3,300円
Y!mobile_ロゴソフトバンク光3,970円
(4,608円)
2,430円
(3,068円)
1,188円/月30,000円実質無料/3,300円
OCNモバイルONE_ロゴOCN光4,811円
(5,031円)
3,023円
(3,243円)
220円/月37,000円戸建て:19,800円/3,300円
マンション:16,500円/3,300円
iijmioロゴIIJmioひかり4,532円
(5,357円)
3,295円
(4,120円)
660円/月0円戸建て:19,800円/0円
マンション:16,500円/0円
DTI SIM_ロゴDTI光5,134円
(5,299円)
3,806円
(3,971円)
165円/月戸建て:20,000円
マンション:17,000円
戸建て:19,800円/880円
マンション:16,500円/880円
LIMBO‗ロゴ@TCOMヒカリ3,724円
(3,944円)
2,474円
(2,694円)
220円/月戸建て:38,000円
マンション:35,000円
戸建て:19,800円/3,300円
マンション:16,500円/3,300円
NifMo_ロゴ@nifty光4,549円
(4,769円)
3,336円
(3,556円)
220円/月30,000円実質無料/3,300円
 光回線
実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費/契約料
(参考)
スマホセット割
なし
フレッツ光
東日本
6,582円4,519円戸建て:19,800円/880円
マンション:16,500円/880円
エキサイト光4,842円3,742円戸建て:実質無料/1,100円
マンション:実質無料/1,100円
ぷらら光6,105円4,648円戸建て:19,800円/0円
マンション:16,500円/0円
U-NEXT光5,858円4,736円26,400円/3,300円

※キャンペーン内容や料金は変わる可能性がありますので、必ず公式ページで確認してください。
※1:ひかり電話の加入が条件
※料金はすべて税込み

表の補足説明

・実質月額料金={月額料金(契約期間分)+初期費用(工事費・事務手数料)-セット割-キャッシュバック額等}÷契約期間
・新規申込み後、最安になる契約期間の実質月額で算定
・キャッシュバック額は38社調査し、最もお得な申込窓口で申し込んだ場合の額で算定
・auとSoftBankのセット割は「光回線+光電話」が適用条件となるため、光電話の料金も含めて算定
・スマホセット割引は最大額で算定
・スマホセット割の額は1人分の適用額。家族にも適用させると、月額最大1,100円×家族人数分の割引
・フレッツ光のプロバイダは「BB.エキサイト(戸建て550円/マンション550円)」で算定
・UQモバイルは「auひかり」の実質月額料金のみを記載

上記のように、スマホ会社とのセット割は実質月額料金を下げる大きな要素となりますので、光回線は今お使いのスマホに合わせて選ぶことをおすすめします。

さらに、スマホセット割は同居していない場合も含めて、同じキャリアを使っている家族の人数分が適用できますので、2人以上の家族が同じキャリアを使っている場合はとくに、スマホセット割ができる光回線を選ぶとよいでしょう。

ただし、光回線によっては提供していないエリアがあるため、下図のフローチャートに従って光回線を選んでください。

光回線_窓口

例えば、あなたがSoftBankのスマホをお使いなら、最も安い光回線は「NURO光」となり、NURO光の提供エリア外にお住いであれば、次いで「ソフトバンク光」が最も安い光回線となります。

また、各光回線にはいくつかの申込窓口があり、申込窓口によってキャンペーンが異なりますので、お得な申込窓口をしっかり選ぶようにしましょう。

キャッシュバック金額や工事費無料などの特典を踏まえると、最もお得でおすすめな窓口は以下のとおりです。

お使いのスマホキャリア最安のおすすめ光回線最もお得な申込窓口
docomo_ロゴドコモ光ロゴGMOとくとくBB
(プロバイダ)
NURO光ロゴNURO光 公式サイト
ソフトバンク光ロゴGMOとくとくBB
(代理店)
au logo
格安SIM
コミュファ光-ロゴ(東海地区限定)NEXT
(代理店)
auひかりロゴGMOとくとくBB
(プロバイダ)
ビッグローブ光のロゴNEXT
(代理店)

3.大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン

結論、20GB以上のデータ容量を使えるSIMプランの中で、最もおすすめなのは『楽天モバイル』です。

大容量のテザリングに楽天モバイルがおすすめな理由

  • 【容量】データ容量無制限でテザリングを利用できる唯一のキャリア
  • 価格】月間30GB以上の利用で、他社スマホプランと比較して最安
  • 速度】下り平均19.0Mbpsで、3大キャリアを除く大容量SIMの中で最速

実際に、大容量プランを提供している全14社の料金と速度を比較したところ、以下の表のとおりとなりました。

なお、各容量帯で最もお得な料金を黄色の背景で記載しています。

また、グレー字の部分は、使いたい容量のジャストのプランがないため、そのサービス中でも一番安いプランの金額を記載しています。

-スマホの方はスクロールできます-

SIMテザリングで利用したい容量平均速度
30GB40GB50GB60GB無制限下り(Mbps)上り(Mbps)
楽天モバイル3,2783,2783,2783,2783,27819.05.9
docomo7,2057,2057,2057,20526.24.2
au7,23850.85.6
SoftBank7,23845.95.6
エキサイトモバイル_Flat4,1585,2586,3583.83.9
エキサイトモバイル_Fit4,4007,70011,1983.83.9
イオンモバイル4,3785,4786,5783.72.6
DTI SIM4,7306,0506,0508.53.0
NifMo4,7306,0506,0502.72.8
QTモバイル3,3001.65.6
スマモバ3,8281.75.0
HISモバイル6,5675.82.9
LIBMO7,2383.55.9
BIGLOBEモバイル8,1954.71.4

※上記の料金に加えて、機種代金が別途必要となる場合があります。
※速度の数値については、当社で朝・昼・晩のそれぞれの時間帯で速度を測定し、それらの平均を表記しています。

上記の表のように、楽天モバイルはデータ無制限でテザリングができる唯一のSIMで、価格面でも月間30GB以上利用する人にとって最もお得なプランとなっています。

それでは、楽天モバイルについて詳しく見ていきましょう。

楽天モバイル

楽天モバイル出典:楽天モバイル

楽天モバイル』は、第4の大手キャリアである楽天が提供しているSIMです。

日本全国の楽天回線エリアで、データが使い放題で、楽天専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題となります。

また、世界66ヵ国と地域を対象に、海外でも月間2GBまでデータ容量を利用でき、SMSも無料です。

楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみです。

また、Rakuten UN-LIMIT Ⅶで契約できるSIMの種類は「音声付きSIM」となります。

月額基本料金は下記のとおり、毎月使用したデータ容量で3段階に変動する料金体系となっています。

「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の料金体系出典:楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
SIMタイプ音声通話
国内通話0円
月間データ容量0~3GB未満1,078円/月
3GB以上~20GB未満2,178円/月
20GB以上~無制限3,278円/月

※料金はすべて税込み

ただし、月間データ容量が無制限で使えるのは、国内の楽天回線エリアのみです。

国内でもパートナー回線エリアは月間5GB、海外は月間2GBまでしか使えませんので注意しましょう。

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
国内楽天回線エリア制限なし
パートナー回線エリア5GB/月
海外2GB/月

なお、パートナー回線エリアでデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大 1Mbpsに制限されます。

また、海外でデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大128kbpsまで制限されてしまうので注意してください。

そのため、楽天モバイルは「my楽天モバイルアプリ」を使って、国内の楽天回線エリアを確認しながら利用するとよいでしょう。

楽天モバイルのお得なキャンペーン

最後に、楽天モバイルのお得なキャンペーンを2つ紹介します。

お持ちのスマホそのままOK!最大8,000ポイント還元キャンペーン

楽天モバイル初めての申込で最大8,000円相当ポイント還元出典:楽天モバイル

初めての「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」プラン申し込みで、最大8,000円相当分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンです。

最大8,000円相当分の内訳は、次の2つのキャンペーンの同時利用によるものです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

キャンペーン名キャンペーン
コード
もらえる
楽天ポイント
回線契約のみでOK!通常のRakuten UN-LIMIT VIIお申し込み特典に加えて、さらに5,000ポイントプレゼントキャンペーン15875,000pt
【Rakuten UN-LIMIT VIIお申し込み特典】だれでも3,000ポイントプレゼント15263,000pt

以下の「申し込み条件」をクリアすれば8,000ポイントがもらえますので、お得に利用するとよいでしょう。

<キャンペーンコード>

1587, 1526

<申し込み条件>

  1. 2020年4月以降、楽天回線に初めて申し込む人が対象
  2. 新規、乗り換え(MNP)、プラン変更で「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」に申し込み
  3. 申し込み翌月末日の23:59までに、以下の内容を達成する
    ・開通手続きをしてプランの利用を開始する
    ・「Rakuten Link」アプリを利用して10秒以上通話する

<キャンペーン期間>

2022年7月20日(水)9:00~終了日未定

<ポイント付与日>

プラン利用開始およびRakuten Linkの利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン|最大24,000ポイント還元

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン|最大24,000ポイント還元出典:楽天モバイル

「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」に初めての申し込みと同時に対象のiPhone(14・13・SE・12)を購入すると、最大で24,000円分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。

還元されるポイントは、購入の条件によって次のように異なります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

購入条件iPhone 14・13・SE・12
対象機種の購入16,000ポイント
初めての申し込み3,000ポイント
楽天モバイルiPhone
アップグレードプログラム
5,000ポイント
還元される合計ポイント最大24,000ポイント

※本体代48回払いの場合

なお、「iPhoneアップグレードプログラム」を利用して、本体代金の支払いを48回に設定しないと、受け取れるポイントが減ってしまう点には注意が必要です。

<キャンペーンコード>

1526, 1715

<申し込み条件>

  1. 初めて楽天回線に申し込む人が対象
  2. 「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」に申し込み、キャンペーン対象製品(iPhone)を購入する
  3. 申し込み翌月末日の23:59までに、以下の内容を達成する
    ・開通手続きをしてプランの利用を開始する
    ・「Rakuten Link」アプリを利用して10秒以上通話する

<キャンペーン期間>

【Web】
2022年12月8日(木)9:00~終了日未定

【店舗(楽天モバイルショップ)】
2022年12月8日(木)開店~終了日未定

<ポイント付与日>

「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

他にもたくさんのキャンペーンが開催中ですので、一度覗いてみることをおすすめします。

楽天モバイル公式

楽天モバイル公式サイト
https://mobile.rakuten.co.jp

※特定の紹介サイト経由だとキャンペーン等の条件が変わる可能性があるため、上記からお得に申し込んでください。

4.それでも「home 5G」を契約する場合の注意点

home 5Gの契約前は、以下に挙げる注意点を確認しておきましょう。

  1. 5G通信の対応エリアを事前にチェックしておく
  2. 届け出た住所以外の場所では利用できない
  3. ホームルーターより適した回線がある場合も

それぞれの注意点について、詳しく解説していきます。

4-1. 5G通信の対応エリアを事前にチェックしておく

先ほども述べた通り、2023年3月現在でドコモの5G対応エリアはかなり限定的です。

ドコモ 5gエリア

出典:『サービスエリアマップ

住所が5G対応エリア外の場合でも、4G対応エリア内であればインターネットを利用できますが、「割高な料金を払っているのに5G回線を使えない…」ということになりかねません。

したがって、home 5Gは自宅がドコモの5Gエリア内かどうかを確認した上で契約しましょう。

自分の家がドコモの5G対応エリア内かどうかは、ドコモ公式サイトのサービスエリアマップから確認できます。

5G対応エリアの確認方法

サービスエリアマップにアクセスをした後の手順は以下の通りです。

1. 地図の左上にあるのマークを押してメニューを出します。

2. メニュー上部で「5G」と自分の確認したい時点を選択します。最大5ヶ月後のエリア拡大予定まで確認することができます。

出典:『サービスエリアマップ

3. メニュー下部で調べたい地域や施設名を入力し、「検索」を押します。

出典:『サービスエリアマップ

4. 表示されたエリアマップには、5G対応エリアの他に5G利用可能スポットがピンで示されています。また、マップ上での拡大・縮小や移動も可能です。

出典:『サービスエリアマップ

4-2. 届け出た住所以外の場所では利用できない

home 5Gは届け出た住所以外の場所では利用できません

これはドコモ製品に限らず、ホームルーターに共通する仕様なのですが、「コンセントに繋げればどこでも利用可能なのでは?」と考えている方は注意が必要です。

HR01 注意点

出典:『ドコモ公式

4-3. ホームルーターより適した回線がある場合も

「回線速度を重視したい」「外出先でも使える、コスパのいいWi-Fiを利用したい」といった場合にはホームルーター以外の選択肢も検討しましょう。

以下に、Wi-Fiの主な利用手段の特徴をそれぞれ比較しました。 

ホームルーターモバイルWi-Fi光回線テザリング
月額料金

3,000~5,000円

3,000~4,000円

4,000~5,000円

0~500円(無料の場合もアリ)
平均速度
(実測値)

平均40Mbpsほど

平均40Mbpsほど

平均200Mbpsほど

スマホと同等
導入コスト

回線工事不要

回線工事不要
×
回線工事が必要

回線工事不要
データ容量

実質無制限プランも

実質無制限プランも

無制限

スマホプランの容量まで
持ち運び
コンセントがあれば利用可

外出先でも!
×
自宅の中だけ

外出先でも!
おすすめな人家族で工事不要の
インターネットを使いたい人
工事不要で
外出先でも使いたい人
とにかく快適な速度で
ネットを使いたい人
いつでもどこでも使いたい
できるだけ費用をかけたくない

上記をふまえて、自分に最適なインターネット環境を整えていきましょう。

5.「home 5G」に関するよくある質問

ドコモのホームルーターに関して、よくある質問をまとめました。

5-1. ドコモのホームルーターの予約はできる?

2023年3月現在、home 5Gの事前予約はできません。

5-2. ドコモのホームルーターはドコモSIM以外でも使える?

home 5Gはドコモ以外のauやソフトバンク、格安SIMのスマホでも問題なく使用できます。

まとめ

ドコモの5G対応ホームルーター「home 5G」のサービス内容に加え、おすすめできない理由や契約前の注意点についてご紹介しましたが、いかがでしたか。

ドコモのホームルーター「home 5G」は、5G対応エリア内で工事不要の通信を行いたい人には利用価値はありますが、ドコモの5Gエリアはかなり限られており、通信品質に対する料金も割高なので、基本的にはおすすめできません。

そのため、これからWi-Fi環境を整える場合には、「光回線」か「テザリング」がおすすめです。

この記事を読んで、自分の状況にあった回線で快適なインターネットライフが送れることを、心より祈っています。

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