100回の速度テストでわかるWX03のクレードルが不要な全理由

    WX03を買うときに、「クレードル」をセットで買えるようだけど、必要なのか迷っていませんか。

    結論からいうと、WX03のクレードルの同時購入は弊サイトとしてはおすすめしていません。

    置けばスピードが上がると書いていますが、実際に弊社で100回以上の計測テストをしたところ、弊社のテストでは速度に有意な変化は見られませんでした

    また、購入後に電波にどうしても困ったらAmazonで購入することもできますから、迷ったら買わないことをおすすめします

    このページでは、長年の通信機器販売の経験から、「WX03」のクレードルについてなぜ買う必要がないのかを下記の流れで解説します。

    1. そもそもクレードルとは
    2. 100回の速度実験の結果
    3. 技術に対する疑問

    全て読めば、あなたがWX03のクレードルを買う必要がなぜないのかがわかるでしょう!

    ※WX03をこれから購入しようとしている方へ

    2019年1月25日発売のW06の性能が極めて高いため、そちらの購入をおすすめします。

    詳細は「騙されるな!WiMAX最新機種「W06」を選ぶべき全理由」をご覧ください。

    1. そもそも「クレードル」とは

    クレードルとは何かを簡単に説明すると、「端末を充電しながら設置する台(置き場)」です。

    下記図でWiMAXの下に付いている台のことを意味します。

    スクリーンショット 2017-01-28 0.18.32

    WiMAXはスマートフォンのようにUSBケーブルで直接充電できるので、クレードルを使わなくても充電が可能です。むしろ大きくて邪魔に感じる人も多いです。

    みるポイントはとくにありませんが、基本スペックは下記の通りです。

    項目 仕様詳細
    ETHERNETポート物理インタフェース 8ピンモジュラージャック(RJ-45)×1ポート
    インタフェース 1000BASE-T/100BASE-TX
    伝送速度 1000Mbps/100Mbps
    全二重/半二重 全二重・半二重
    ACアダプタ接続ポート物理インタフェース USBコネクタ(micro B-type)×1ポート、充電のみ
    外形寸法 約120(W) × 約68(H) × 約54(D) mm
    重量 約96g

    「WX03」のクレードルの売りは、公式ページによると下記の通りで、まとめると、「充電だけでなく、電波の強化を行えます」とのことでした。

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    では実際にどうなのかというと、クレードルにのせただけで電波が強くなるとは考えにくく、実際に速度実験を行なったところほとんど変わらなかったのが現状です。

    これから速度実験をふまえ、クレードルの技術の解説をしながら、なぜ購入をおすすめしないのかを解説していきます。

    2. 100回の速度実験の結果

    合計100回の実験を行なったところ、クレードルを使ったからといって速度があがるとは言い切れない結果となりました。

    スクリーンショット 2017-02-08 15.45.53

    実験内容:

    測定ツールは『Speedtest.net』

    同時刻・場所で、クレードルあり・なしを5回ずつ繰り返し、それぞれの速度の平均値を出す。

    スマートフォンとWX03の場所を変えながら、10セット行う。

    実験場所は東京都中央区の一般的なオフィス3階、WiMAXが最も混雑する平日の17:00~23:00の間に測定

    入り組んだ室内や、スマートフォンとWX03の距離が遠い時はクレードルの力が発揮されるのでは、という仮設もありましたので、様々な地理的条件で測定をしています。

    合計100回の計測を全てまとめると、下記の通りでした。

    ※途中、電波の届きにくい非常階段などで測定した事もあり、WiMAXの速度が出ていない場合がありますが、通常利用時の平均は40MBps前後でした。

    回数 測定条件平均速度
    クレードルありクレードルなしクレードル効果
    1〜5回 通常環境、スマホとWiMAXの距離5cm37.12Mbps36.32Mbps
    6〜10回通常環境、スマホとWiMAXの距離3m41.63Mbps41.32Mbps
    11〜15回通常環境、スマホとWiMAXの距離5m41.02Mbps43.91Mbps×
    16〜20回 スマホとWiMAXの間に障害物を設置26.34Mbps25.31Mbps
    21〜25回 WiMAXをドアの外に出して測定 28.13Mbps24.31 Mbps
    26〜30回 電波の通りにくい非常階段の1階・2階で測定 21.03Mbps 22.34Mbps×
    31〜35回 電波の通りやすいベランダで測定 39.54Mbps42.41Mbps×
    36〜40回 携帯電話を近くに10個置き電波干渉のおきやすい環境で測定 38.31Mbps39.49Mbps×
    41〜45回 (場所変更)高層ビル40階で測定 16.32Mbps13.34Mbps
    46〜50回 (場所変更)電波の悪い地下のカラオケ店で測定 4.31Mbps3.12Mbps

    クレードルがない方がむしろ速い場合もあるなど、「電波が強くなります!」と言い切るには程遠い結果ですね。

    実際に、価格.comでも効果が感じられないという感想が見つかりました。

    スクリーンショット 2017-01-28 0.45.58出展: http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000918999/SortID=20596386/

    もちろん、たった100回の測定結果ですから、使用環境によっては効果があるのかもしれませんが、あくまで弊社のテストではあまり効果は見受けられませんでした。

    3. 技術に対する疑問

    UQ WiMAX公式ページには下記以上の記載がなく、どんな技術を使っているのかがいまいちわかりませんでした。

    スクリーンショット 2017-01-28 0.22.59

    各プロバイダの説明も全て調査しましたが、曖昧な表現が多く、技術の内容はいまいちわかりませんでした。

    各プロバイダの説明を読んで、具体的な技術に触れている唯一のヒントは、装着することで「3直交偏波アンテナに変える」ということです。

    各プロバイダの説明一覧

    UQ WiMAX

    あらゆる⽅向からの電波を漏れなくキャッチするために、クレードル装着で、3直交偏波アンテナへと変化します。特に、本体厚み⽅向の電波の強化を実施。

    GMOとくとくBB

    スマホやパソコンなどの端末にもしっかり電波を飛ばす、拡張アンテナ内蔵の専用クレードル(別売)をセットすることで、家ではホームルーターとして、ご家族やご友人と一緒に、より快適にインターネットをご利用いただけます。

    BIGLOBE

    室内のWiMAX 2+電波をとらえやすい、アンテナ搭載のクレードル(別売)

    Broad WiMAX

    クレードルの受信電波が強化!拡張アンテナ搭載で室内でもしっかり快適高速通信

    あらゆる方向からの電波を漏れなくキャッチするために、クレードル装着で、3直交偏波アンテナへと変化します。特に、本体厚み方向の電波の強化を実施しているため、快適な高速通信を実現します。※クレードルは別売りです。

    3直交偏波アンテナとは

    唯一それらしい説明があったのが、クレードルをつけると、「3直交偏波アンテナへと変化」することが公式説明だとわかりました。

    しかし、そもそも通信技術用語で「3直交偏波アンテナ」なんてものは聞いたことがありません。

    おそらく、クレードルにのせることによって、受信可能な電波が立体的に変わることを示しているものと思われます。

    斜めに立てて、さらに両サイドにある薄膜金属で、電波反射を導いてる…のでしょうか?

    アンテナ端子やリード線といったものも特に見当たりませんでしたので、具体的な技術については疑問が残るばかりでした。

    4. クレードルを買うか決めた後に、最もお得にWiMAXを契約する方法

    クレードルを買うか決めて、いざWiMAXを申し込むときに最もお得な方法を、根拠と共に解説していきます。

    ルーター(クレードルの有無)が決まったら、 次は下記2点を決めなければなりません。

    • 契約プランを決める
    • プロバイダを決める

    それぞれ結論からいうと、契約プランは「ギガ放題」、プロバイダは『GMOとくとくBB』を選びましょう。

    順番に解説します。

    4-1. プランの選び方

    プランは「通常プラン3,670円(税抜)」か「ギガ放題プラン4,350円(税抜)」で選びます。

    • 通常プラン:データ量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がかかります
    • ギガ放題プラン:データ量の月間制限がないため制限を気にせずインターネットを楽しめます

    どちらのプランにすべきか悩んでいる方へ

    7GBというのがポイントになります。 データ容量7BGの基準は、下記の通りです。速度制限がかかってしまうと、ストレスを感じるほど遅くなるので、迷ったらギガ放題にするのがおすすめです。

    スクリーンショット 2015-06-03 22.32.11

    4-2. プロバイダの選び方

    2019年12月の最新情報です。

    WiMAXのプロバイダを安全に選ぶには、下記の唯一のポイントで選ぶことが重要です。

    • 「ベストな機種(ルーター)」でキャッシュバックを含めた実質費用が安いか

    結論として、選ぶべきプロバイダは、2019年12月現在、下記一択です。

    次の項目でまとめる表で、一番安いプロバイダはどこか比較していきます。

    「ベストな機種(ルーター)」でキャッシュバックを含めた実質費用が安いか

    選ぶプロバイダでWiMAXの速度やサービス自体は一切変わらないため、料金はとにかく重要です。

    注目すべきなのは、キャッシュバックを含めて3年間使った場合のトータル費用がどれだけ安いかです。「月額料金」を見せかけで安くして、『付帯サービス料金』などで水増ししているプロバイダもあるので、注意してください。

    下記の表では、2019年12月現在の情報で、プロバイダと機種の組合せで、安い順に上位10通りの実質費用を計算しました。

    ※実質費用 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×35 + 端末代 - キャッシュバック - その他割引

    順位プロバイダ名1年間あたりの実質費用機種キャッシュバック金額
    ギガ放題通常プラン
    1GMOとくとくBB39,93532,741W0634,700
    2GMOとくとくBB(月額割引)40,78332,093W062,000
    3朝日ネット42,47035,897W060
    4DTI43,22344,633W060
    5Broad WiMAX43,93336,398W060
    6So-net49,54641,678W060
    7UQ WiMAX51,55556,876WX053,000
    8UQ WiMAX52,55557,876W060
    9dis52,643-W060
    10nifty58,21750,737W060

    比較すると、『GMOとくとくBB』が上位2通りを独占しており、一人勝ちしている状況です。

    その中でも34,700円のキャッシュバックがもらえる「W06」をおすすめします。

    なぜなら、「W06」は、下り最大通信速度が867Mbps(有線接続の場合1237Mbps)と現存するどのポケットWiFiと比較しても最速であり、最も優れた端末だからです。

    <2019年12月 最新情報>

    2018年11月から主要プロバイダが2年プランから撤退し、3年プランに移行しました。 また、2019年10月以降は、一部のプロバイダで機種代金の割引が無くなり、1年プランが登場しています。 以下の表の通り、3年プランの料金条件が良く、最もお得にWiMAXを使えるプランと言えます。

    プランau 4G LTE機種代金割引
    3年無料
    2年有料
    1年有料
    ※「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは

    主にWiMAX回線が通っていない山間部などで使われるモードで、「au  LTE回線」を使用して通信をするモードです。 端末のタッチパネルから簡単に切り替えることが可能です。 地方への出張や旅行など万が一のときには非常に重宝するモードです。

    それでは、GMOで買うべきか?

    現状では一番おすすめできる選択肢で、買うべきと言えます。

    ただし一点だけ、購入前に知っておくべき注意点があります。

    それは『ある手続きを忘れてしまうとキャッシュバックが1円も受け取れない』という注意点で、何も知らずに購入してしまうと、キャッシュバックが受け取れず、高くついてしまいます。

    ※キャッシュバックを受け取るための手続きって?

    手続きといっても簡単で、「契約11ヶ月目にGMOから送られる「口座情報登録メール」から1ヶ月以内に振り込み口座を登録する」だけです。

    簡単ですが、手続きを忘れると、キャッシュバックは一切もらえず、救済措置はありません。

    『GMOとくとくBB』に限らず、全てのプロバイダで同様の手続きが必要になるため、上記だけは必ず覚えておきましょう。

    GMO以外のプロバイダはどうなの?

    結論からいうと、弊社の調査ではおすすめできるプロバイダはありませんでした。

    なぜなら、速度などサービスは一切変わらず、料金はGMOが最も安いからです。

    簡単な手続きを行うだけでキャッシュバックを受け取ることができ、キャッシュバックがなく月額が安い他のプロバイダと比べても、総費用が約1万円安くなります。

    また、「途中解約した場合キャッシュバック金額を返金しなければならない」や、データ端末代が無料ではないというように、プロバイダごとに微妙に違うルールがあるときがありますので、一見安くても十分に注意してください。

    なぜGMOはキャッシュバックがこれだけ高いのか?

    『GMOとくとくBB』はWebでの集客に特化しているため、人件費や事務所費用を安く抑えることができます。そのため、削減した費用をそのまま購入者にキャッシュバックすることができています。

    また『GMOとくとくBB』の運営元であるGMOインターネット株式会社はネットでの販売代理店の中でも最大手です。最大手のため月間の販売台数も多く、WiMAX本家からの販売奨励金をたくさんもらっており、ネット販売代理店の中でも最高レベルのキャッシュバックを実現しているという背景があります。

    プロバイダ選びについて|まとめ

    プロバイダ選びについては重要なので長々と書いてしまいましたが、要点を下記にまとめます。

    • キャッシュバック金額を含めた「実質費用」で比べる
    • 2019年12月現在、『GMOとくとくBB』(https://gmo.jp)が最もお得
    • 購入後11ヶ月目にキャッシュバック振込指定口座の確認メールが届くので、キャッシュバック受け取りの手続きを忘れずに行う
    ※申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。

    『GMOとくとくBB』:  https://gmo.jp/

    ※電話の問い合わせ窓口から申し込むことはおすすめできません。理由は明確で、口頭のやりとりだと契約後にキャンペーンが適用されていないトラブルの可能性があるからです。

    必ず上記内容が明記されている公式ページのフォームから最終的に申し込むようにしましょう。

    5. まとめ

    技術的な仕組みは疑問が残るもので不明確な印象です。

    唯一の事実としては、弊サイトの実験結果においてはクレードルをつけても速度はほとんど変わらなかったという結果です。

    クレードルはなくても当然充電は可能ですし、困ることはないでしょう

    もし電波が入りにくくて困ったらAmazonで買うこともできますから、まずはWX03単体で購入して、様子を見ることをおすすめします。

    この記事のまとめとして、WiMAXの契約をされる場合、2019年12月現在、契約プラン・機種・プロバイダは下記が一番おすすめです。

    上記の内容で契約をして、お得にモバイルWiFiを手に入れましょう!

    『GMOとくとくBB』:  https://gmo.jp/

    ※特定の紹介サイト経由だとキャッシュバック条件が変わるため、購入は必ず公式ページ経由で行いましょう。

    (※当サイトへの情報の掲載には細心の注意を払っておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に関連して生じたあらゆる損害等について一切責任を負いません。サービス内容が突然変わる可能性もあるため、最後は必ずご自身で契約内容をご確認下さい)