
「格安SIMはたくさんあるって聞いたけど、まとめて比較したい」「どんな会社が出しているのか知りたい!」などの理由で、格安SIMの一覧をチェックしたい人も多いのではないでしょうか。
このページでは、実際に24社の格安SIMを契約している私が、持っている格安SIMを全て一覧で紹介し、おすすめの格安SIMを厳選していきます。
多くの人が料金ばかりで選びがちですが、実際に使ってみると、思わぬ落とし穴もあったので、しっかりと比較し、選んでいきましょう。
このページの目次
1. 今回は24社の格安SIMを一覧で比較!
このページでは実際に私が契約している24の格安SIMを徹底的に比較し、一覧にしていきます。
格安SIMには大きく下記の2つのプランがありますので、このページではまずはそれぞれのプランのGB数ごとに料金を一覧にしました。
1-1. 24社の音声通話SIMを一覧で比較
電話のできる音声通話SIMを比較すると以下のようになります。
-スマホの方はスクロールできます- ※IIJmioはみおふぉんダイアル通話定額10分セットを契約した場合音声付きプラン
格安SIM 回線 1GB 2GB 3GB 4GB 5GB 6GB 7GB 10GB 大容量 Y!mobile Y!mobile 2,680円 3,680円 4,680円(14GB) U-mobile ドコモ サービス終了 b-mobile SB 990円 1,190円 1,390円 1,590円 1,790円 1,990円 2,190円 2,790円 4,790円(20GB) エキサイトモバイル ドコモ 1,360円 1,470円 1,580円 1,850円 2,150円 2,300円 2,600円 3,080円 4,680円(20GB) 楽天モバイル 楽天 2,980円(無制限) IIJmio ドコモ 1,600円 2,220円 3,260円(12GB) DTI SIM ドコモ 1,200円 1,490円 1,920円 2,800円 2,900円(毎日1.4GB使い切り) UQ-mobile au 1,980円 2,980円
1-2. 24社のデータ専用SIMを一覧で比較
続いて、タブレットや2台持ちをしたい方に選ばれるデータ専用SIMを下記に一覧にしました。
データ専用プラン
-スマホの方はスクロールできます-
格安SIM | 回線 | 1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 6GB | 7GB | 10GB | 大容量 |
U-mobile | ドコモ | サービス終了 | ||||||||
b-mobile | SB | 480円 | 850円 | 1,450円 | 2,190円 | 3,280円(15GB) | ||||
エキサイトモバイル | ドコモ | 660円 | 770円 | 880円 | 1,150円 | 1,450円 | 1,600円 | 1,900円 | 2,380円 | ― |
IIJmio | ドコモ | 900円 | 1,520円 | 2,560円(12GB) | ||||||
DTI SIM | ドコモ | 600円 | 840円 | 1,220円 | 2,100円 | 2,200円(毎日1.4GB使い切り) |
- 主要なプランを抜粋
- Y!mobileのデータ専用プランは2019年9月終了
- 楽天モバイルの3GBプランは正確には3.1GB
- IIJmioはみおふぉんダイアル通話定額10分セットを契約した場合
このように、各社GB数に応じて豊富なプランを出していて、GBによってどれが安いかも変わってきます。
ただし、大手キャリアからの乗り換えで数千円下がることを考えると、正直どれを選んでも料金の差はそこまで大きくはありません。
各プランの中で安いものは青字にしましたが、正直料金だけで選ぶことはおすすめしません。なぜなら料金以上に「速度」が格安SIMの中で差がつきやすいポイントだからです。
速度関係なしにどうしても最安のプランがいい方は、青字のプランを選びましょう。
1-3. 格安SIMは速度で選ぶべし!
24社の格安SIMを使っていて感じるのが、格安SIMによっては速度が遅く、ストレスが溜まるものもあるということです。
Twitterなどで格安SIMを使っている人の書き込みを見ると、下記のように悪い口コミの大半が速度に関するものでした。
格安SIMだとこの時間通信速度遅くなるんだよな~…TL更新は出来るけどアイコンとか画像の表示が亀並みに遅い😩
— エリー@無人島引きこもり中 (@hakumai_720) May 23, 2019
格安SIMは格安だけどやっぱ遅いっす。
最大速度が3大キャリアと一緒です!って印象操作甚だしい。
最大速度じゃなくて通常速度を比較して教えてくれって感じ。
— どく (@tinnanaging) May 22, 2019
速度に関しては「大手キャリアとほとんど変わらない」というものから「遅くて使い物にならない」というものまで、とにかく格安SIMの中でも差がつきやすいです。
そのため、このページでは格安SIMを料金だけではなく速度で徹底的に比較して格安SIMを選んで行きます。
私自身、24社の格安SIMを契約していますが、全ての格安SIMの速度を定期的に計測し、この記事に反映させています。
「2. 格安SIMを選ぶステップ1. 「速度」で比較しふるい分け」以降で、速度計測の方法や、結果を比較してベストな格安SIMを選んで行きます。
1-4. 回線にも着目しよう
回線という欄の「ドコモ」「au」などの文字が気になった方もいらしゃるかと思います。
これは格安SIMが「どの会社から回線を借りているか」を表したものです。
格安SIMは下記のように大手キャリアから回線を借りて我々に安く提供してくれています。
格安SIMごとにどこから借りているかが異なりますが、今のスマホをそのまま使うのであれば、どこから借りているかに着目することが必要です。
※上記の中でY!mobileだけは自社回線を使っています。
大手から買ったスマホ=SIMロックがかかっている
大手から購入したスマホには、SIMロックというロックがかかっていて、例えばドコモで買ったスマホはドコモの回線を借りている格安SIMしか使うことができません。
そのため、ドコモで購入したスマホをそのまま使いたいのであれば、ドコモから回線を借りている格安SIMを選ばなければいけません。
Q.ドコモの回線を使う事業者が多いのはなんで?
上記のようにドコモの回線を使う事業者が多いのは、貸し出しの料金が安いこと、通信方式がシンプルで格安SIM事業者が扱いやすいことが理由としてあげられます。
au、ソフトバンクの回線を使った格安SIMは今後に期待です。
1-5. 以上を踏まえて格安SIMはこう選べ!
ここまでを踏まえて、このページでは以下の方法で格安SIMを厳選していきます。
- ステップ1. 「速度」で比較しふるい分け
- ステップ2. 「料金」・「回線」で比較し、ベストな1枚に絞る
この選び方で選んだ結論を申し上げると、おすすめの格安SIMは下記の通りです。※人によって使うべき格安SIMが違うので、下記のようにフローチャート化しました。
格安SIMは店舗が基本的にないので、公式ページからインターネット経由での申し込みが基本です。
下記におすすめの格安SIMの公式ページを載せておくので欲しい格安SIMが見つかった場合は下記のページから申し込みを行いましょう。
- U-mobile(D)・・・https://umobile.jp
- UQ-mobile・・・http://www.uqwimax.jp
- b-mobile(S)・・・http://www.bmobile.ne.jp/sb/
- Y!mobile・・・・http://www.ymobile.jp
- 楽天モバイル・・https://mobile.rakuten.co.jp
- DTI SIM(D)・・・・・http://dream.jp/mb/sim/
- エキサイトモバイル・・・https://bb.excite.co.jp/exmb/sim/
では、実際にこれらを選んだ背景を、詳しく解説していきたいと思います。
ちなみに、キャンペーンで選びたいという方もいるかと思いますが、キャンペーンはそこまで差がなく、キャンペーンで決めると速度で後悔する可能性が高いので、おすすめしません。各社のキャンペーン内容を「格安SIMをキャンペーンで選んではいけない全理由【2018年版】」にまとめましたので、どうしてもという方はチェックしましょう。
また「格安SIMでネットは一切しない」という方は、「通話のみ利用したい場合も超お得!おすすめ格安SIMトップ5」を参考に料金だけで選んで構いません。
2. 格安SIMを選ぶステップ1. 「速度」で比較しふるい分け
繰り返しになりますが、格安SIMにおいて、速度が遅いものをいかに掴まないかが大切です。
なぜ速度を気をつけるべきか、実際に速度で比べるとどうなるかを解説します。
2-1. 格安SIMの速度が遅い理由・差がつく理由
理由を簡単にいうと、格安SIMの各社がドコモやauなどの大手携帯会社(大手キャリア)の設備の一部を借りているからです。
通信回線を高速道路に、ユーザーを車に例えるとわかりやすいです。
格安SIM業社は自分では設備を持たず、大手キャリアから一部だけ借りています。
そのため速度は大手キャリアには劣りますが、設備を持たない分、設備投資や人件費などが削れ、料金が下がるという仕組みです。
また、格安SIMの会社によって、借りている設備の回線容量や顧客数が変わるので速度に差が出るのです。
2-2. 速い格安SIMはどう選べばいい?
例えば、LINEモバイルの最高速度は「下り375Mbps、上り50Mbps」と書かれています。
しかし、この最高速度は理論的な最高速度で、これが出ることはほぼありません。1/100、1/1000の速度しか出ないこともザラにあり、正直あてにならないのです。
そこで、速い格安SIMを探すためによく使われるのが「速度測定アプリ」です。
上記のように、アップロードやダウンロードの速度を出してくれますが、これも多くの場合で正直あてにしない方がいいです。
よくある速度計測アプリの落とし穴
通信事業者によっては上記のような速度計測アプリで測られているときだけ、速度を速くするものが存在します。
それにより、見せかけのダウンロードスピードは速いのに、実際に動画などをダウンロードすると全く動かないという可能性あります。
多くのメディアがこの速度だけで評価をしていますが、実際使うと速くない..という事態に陥る可能性があります。
そこで、騙されないために「動画再生」「Webページ読み込み」の速度を測る!
上記のような業者の嘘の速度に騙されないように、実際に動画をダウンロードしたり、Webページの読み込みの速度を考慮して速度を出すことが重要です。
ここで私が着目したのが、外国のアプリである「4GMARK」です。
上記のように、一般的な計測アプリの数値だけでなく、YouTubeやAmazonなどの読み込み時間も考慮して速度を点数化しているので、ここで高得点の回線は実際でも快適なケースがほとんどです。
そのため、このページではこの総合ポイントが高い格安SIMを紹介していきます。
2-3. 実際に24社の格安SIMを速度計測し、比較してみた
今回は実際に24社の格安SIMを用意し、「4GMARK」を使ってどこが一番速いのかを測ってみました。(随時数を追加していきます)
計測は最も回線が混みやすい下記の2つの時間帯で行いました。
- 平日昼12~13時:お昼休みでみんなが使うので回線が混みやすい
- 平日夕方18~19時:帰宅中の会社員・学生が使うので混みやすい
上記2つの時間帯のスコアを合計し、下記のようにグラフ化しました。
詳細な計測データは「参考. 主要格安SIM|最新速度計測結果のまとめ」にまとめていますが、中には参考までに出した大手キャリアのソフトバンクを上回るものもありました。
数字が良ければ良いほど快適に使える可能性が高いので、計測データの高かった「Y!mobile」「U-mobile」あたりを選べば間違いありません。
しかし、あくまでも私の体感的にストレスを感じにくかった上位8社に広げて比較して行きます。
3. 格安SIMを選ぶステップ2. 「料金」・「回線」で比較し、ベストな1枚に絞る
では、先ほど、速度テストで上位の数字を出した下記の8社の中からどれを選んでいくかを紹介していきます。
3-1. まずは決めておくべき3つのこと
格安SIMを決めきる前にまずは下記の3つのことを決めておきましょう。
- どれくらいのデータ容量が欲しいか
- 格安SIMを入れるスマホはどうするか
- かけ放題・通話アプリはつける?
どれくらいのデータ容量が欲しいか
格安SIMはたくさんのプランの中から選ぶことができるので、なるべくあなたの使う容量ギリギリのプランを選んだほうがお得です。
なんとなく分かる方も多いと思いますが、大手キャリアごとに下記の方法で実際に使っているデータ容量がわかるので、どれくらいあればいいかわからない方はチェックしましょう。
ドコモ | My docomo、dメニューで確認 |
au | My auで確認 My auにログイン → LTE通信量合計に今月のデータ量が表示。前月のデータ量は内訳から確認。 |
ソフトバンク | My SoftBankで確認
|
格安SIMも大手キャリアと同様、プランを使いきると速度制限がかかり使いにくくなります。
格安SIMを入れるスマホはどうするか
格安SIMを入れるスマホはどうするか決めておきましょう。
- 新しいスマホを購入する
- 今使っているスマホを使う
格安SIMの購入に合わせて新しいスマホを買う場合は、後ほど格安SIMに合わせて高性能で低価格なおすすめのスマホを紹介していきます。
ただ、先ほども紹介した通り、今使っているスマホをそのまま使おうという方は注意が必要です。
基本的に大手のキャリアから買った機種は「SIMロック」というロックがかかっています。
今のスマホをそのまま使いたい場合は、どの大手の回線を使っているか注目しましょう。
格安SIMによっては複数の回線を選べるので、そういったものに関して、このページではドコモ回線は「(D)」au回線は「(A)」、ソフトバンク回線は「(S)」と書いています。
SIMロックを解除するという方法も
どうしても、今のスマホを使いつつ、違う会社の電波を使っている格安SIMを選びたい場合もあるかと思います。
そういったケースでは、下記のようにSIMロックを解除することもできます。
基本的にどのキャリアのスマホを使っていてもそれぞれにおすすめの格安SIMがあることや、ロック解除の制約が複雑なのでそこまでおすすめしません。
しかし、どうしてもという方は「6.SIMロックを解除するための全手順」に条件や手順をまとめましたのでチェックしましょう。
かけ放題・通話アプリはつける?
大手携帯会社の場合、同じ携帯会社間の通話は無料だったり、かけ放題プランだったりするので、料金を気にせず通話ができます。
それに対して、格安SIMの場合は基本的に20円/30秒の通話料金がかかってしまいます。
ただし、LINEなどの通話アプリなどの通話アプリを利用しているという方がほとんどで、通話料金の高さをデメリットと感じる方は非常に少ないはずです。
しかし、通話をたくさんするという人は、かけ放題や通話アプリのあるものを選びましょう。
格安SIMの通話アプリとは
格安SIM会社は下記のような通話アプリを出していて、使うことで通話料が下がったり、+800円前後で1回5分までの通話が何度でもかけ放題になったりします。
ただし、注意したいのが、こういったアプリの中には、「IP電話」と呼ばれる通話品質が劣るものも存在することです。
格安SIMでは下記の3パターンで通話するケースがありますが、IP電話の通話アプリは通話品質がイマイチなので、おすすめしません。
たくさん電話をする人は通常の音声通話やプレフィックスでかけ放題になる格安SIMを選ぶことがおすすめです。
ちなみに、格安SIMに切り替えるとネットは遅くなりやすいですが、通常の音声通話の通話品質は大手キャリアと全く変わりません。
注意点:SIMカードのサイズは3パターンある
格安SIMによってはSIMカードが複数ありますので、あなたの使っているスマホに合わせたSIMカードを購入するようにしましょう。
3-2. おすすめ格安SIMの料金プランを一覧で比較
では改めて格安SIMを「料金プラン」から比較していきます。おすすめ格安SIMの料金プランを、よく選ぶ方の多いGB別に比較をしてみました。
音声付きプラン
-スマホの方はスクロールできます-
格安SIM | 回線 | 1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 6GB | 7GB | 10GB | 大容量 |
Y!mobile | Y!mobile | 2,680円 | 3,680円 | 4,680円(14GB) | ||||||
U-mobile | ドコモ | サービス終了 | ||||||||
b-mobile | SB | 990円 | 1,190円 | 1,390円 | 1,590円 | 1,790円 | 1,990円 | 2,190円 | 2,790円 | 4,790円(20GB) |
エキサイトモバイル | ドコモ | 1,360円 | 1,470円 | 1,580円 | 1,850円 | 2,150円 | 2,300円 | 2,600円 | 3,080円 | 4,680円(20GB) |
楽天モバイル | 楽天 | 2,980円(無制限) | ||||||||
IIJmio | ドコモ | 1,600円 | 2,220円 | 3,260円(12GB) | ||||||
DTI SIM | ドコモ | 1,200円 | 1,490円 | 1,920円 | 2,800円 | 2,900円(毎日1.4GB使い切り) | ||||
UQ-mobile | au | 1,980円 | 2,980円 |
※IIJmioはみおふぉんダイアル通話定額10分セットを契約した場合
データ専用プラン
-スマホの方はスクロールできます-
格安SIM | 回線 | 1GB | 2GB | 3GB | 4GB | 5GB | 6GB | 7GB | 10GB | 大容量 |
U-mobile | ドコモ | サービス終了 | ||||||||
b-mobile | SB | 480円 | 850円 | 1,450円 | 2,190円 | 3,280円(15GB) | ||||
エキサイトモバイル | ドコモ | 660円 | 770円 | 880円 | 1,150円 | 1,450円 | 1,600円 | 1,900円 | 2,380円 | ― |
IIJmio | ドコモ | 900円 | 1,520円 | 2,560円(12GB) | ||||||
DTI SIM | ドコモ | 600円 | 840円 | 1,220円 | 2,100円 | 2,200円(毎日1.4GB使い切り) |
- 主要なプランを抜粋
- Y!mobileのデータ専用プランは2019年9月終了
- 楽天モバイルの3GBプランは正確には3.1GB
- IIJmioはみおふぉんダイアル通話定額10分セットを契約した場合
オプションやかけ放題プラン比較(参考)
また、参考までにカウントフリーやデータ無制限などのデータ系オプション、かけ放題などの通話向けオプションで比較をしていきます。
データオプション
データ系のオプションは下記のように、特定のアプリの利用がカウントされず、使い放題になる「カウントフリー」と、比較的低価格でデータが使う放題になる「データ無制限」があります。
格安SIM | 回線 | カウントフリー | データ無制限 |
Y!mobile | Y!mobile | – | – |
U-mobile | ドコモ | – | 短期間に大量に使うと速度制限がかかる |
b-mobile | SB | – | – |
エキサイトモバイル | ドコモ | – | – |
楽天モバイル | 楽天 | – | 最初からそこそこの速度で使い放題 |
IIJmio | ドコモ | – | – |
DTI SIM | ドコモ | Youtube/Twitter | 他の利用者の利用容量を著しく超える場合、速度制限がかかる |
UQ-mobile | au | – | 低速(500kbs) |
データ無制限プランは、安いように見えますが、常に速度制限がかかっていると錯覚するくらい速度が遅くなるなど、何かしらの制限があるので、そこまでおすすめしません。
かけ放題・割引通話の通話オプション
また、通話をしっかりしたい方向けに、かけ放題や低価格で通話できるサービスを比較したいと思います。
サービス | 通話品質 | 定額通話 | 割引通話 |
Y!mobile | ◎音声通話 | 1回10分までかけ放題(1,980円~の基本プランに実装) | – |
U-mobile(D) | ◯プレフィックス | 1回3分までが50回かけ放題(500円) | 10円/30秒or800円/60分 |
◎音声通話 | 1回10分までかけ放題(1,980円~のU-mobile Superプラン) | ||
b-mobile(S) | ◯プレフィックス | 1回5分までかけ放題(500円) | 10円/30秒 |
エキサイトモバイル(D) | – | – | – |
楽天モバイル | ◯プレフィックス | 無制限 | 10円/30秒 |
IIJmio(D) | ◯プレフィックス |
| 10円/30秒 |
DTI SIM | ◯プレフィックス | 1回10分までかけ放題(820円) | 10円/30秒 |
UQ-mobile(A) | ◎音声通話 | 1回5分何度もか、60分~/月かけ放題(1,980円~のぴったりプランorおしゃべりプラン) | – |
上記のように、エキサイトモバイル以外は、プレフィックスか、音声通話のかけ放題プランがあり、どれを選んでも後悔しにくいです。ただし、特に安いものには赤字で表示しました。
ここまでの比較を見ると、そもそも今のスマホを使いたければ回線を意識しなければいけなかったり、GBによって安い格安SIMはバラバラ、最も速度の速かった「Y!mobile」の料金は高いなど、万人におすすめな格安SIMは存在しませんでした。
そこでフローチャートを作ってみました。
3-3. フローチャートでわかるあなたにベストな格安SIM
あなたにとっておすすめの格安SIMを見つけるためのフローチャートを下記のように作成しました。
※IIJmioは特徴的なプランがなかったのでここで除外しました。
- U-mobile(D):コスパよく速度も速い/ドコモのスマホをそのまま使える
- UQ-mobile(A):auのスマホをそのまま使える
- b-mobile(S):ソフトバンクのスマホをそのまま使える
- Y!mobile:とにかく速度が速く、快適に使える
- 楽天モバイル:通話かけ放題・データ使い放題
- DTI SIM(D):低価格のプランが充実
- エキサイトモバイル(D):30GBを超える大容量のプランが揃ってる
以上のようになります。どうしても決められないという方は、料金・速度ともに優れた「U-mobile」を選ぶことがおすすめです。
4. おすすめ格安SIM7選の詳細解説
では、おすすめの格安SIMとして今回紹介する、下記の7つの格安SIMを徹底的に紹介していきたいと思います。
- U-mobile(D):コスパよく速度も速い/ドコモのスマホをそのまま使える
- UQ-mobile(A):auのスマホをそのまま使える
- b-mobile(S):ソフトバンクのスマホをそのまま使える
- Y!mobile:とにかく速度が速く、快適に使える
- 楽天モバイル:通話かけ放題・データ使い放題
- DTI SIM(D):低価格のプランが充実
- エキサイトモバイル(D):30GBを超える大容量のプランが揃ってる
注意:番号をそのまま使いたい方はMNP番号が必須!
今の電話番号をそのままにして乗り換えるMNP(Mobile Number Portability)は格安SIMでも可能ですが、事前にMNP番号という番号を今のキャリアから取得しないと、申し込みができません。
「5. 大手キャリアからの乗り換え(MNP)の全手順」に具体的な方法をまとめましたので、格安SIMを決めたらチェックしましょう。
また、MNPの注意点があるものに関しては紹介しています。
4-1. U-mobile|コスパよく速度も速い/ドコモのスマホをそのまま使える
『U-mobile』はU-NEXTの会社が出す格安SIMで、ドコモの回線とソフトバンクの回線を選べます。
ドコモの回線を使っているタイプの格安SIMでは最速で、コスパもいいのでドコモの回線をそのまま使いたい方におすすめです。特に、多くの方が選ぶ3GBのプランは価格も安いので、迷ったらU-mobileの3GBプランを選んでおきましょう。
25GBプランは回線が違うので、速度が遅い可能性もありますが、とにかくコスパがいいので大容量を使いたい方にもおすすめです。
U-mobileの料金体系
U-mobile(D)の料金は以下のようになっています。
音声通話付プラン | |
3GB | 1,580円 |
5GB | 1,980円 |
25GB(U-mobile MAX) | 2,880円 |
使い放題 | 2,980円 |
データ専用プラン | |
1GB | 790円 |
ダブルフィックス(3GB) | 1GBまで680円、3GBまで900円 |
5GB | 1,480円 |
25GB(U-mobile MAX) | 2,380円 |
使い放題 | 2,480円 |
ちなみに使い放題のプランは短期間で大量のデータを使うと速度制限がかかります。
速度制限の明確なルールがないことや、口コミでも「1日1GB使ったら速度制限がかかった」「3GBまでは大丈夫」などバラバラなので、正直使ってみないと速度制限の有無がわかりません。
専用アプリで、かけ放題・通話料削減が可能
また専用アプリU-CALLを使うことで、通話料を半額、利用するプランに応じて、下記のようなかけ放題をつけることが可能です。
- 25GBの「U-mobile MAX」のプラン・・・3分の電話が50回までかけ放題(500円)
- その他のドコモ回線のプラン・・・・・・60分までの通話がかけ放題(800円)
MNPの注意点!
MNPでU-mobileに乗り換える場合は申し込みの方法に注意しなければ、ネットも電話も使えない時間が発生します。
使えない期間をなくすためには、MNP予約番号を取得した上で、申し込み「転入方法」を「届出方式」にしましょう。
自動方式ですと、使えない期間が出るので、「届出方式」を選び、SIMカードが来たら手続きをするようにしましょう。
U-mobile公式ページ:
https://umobile.jp
4-2. UQ-mobile|速度・料金に優れauのスマホをそのまま使える
『UQモバイル』は、UQコミュニケーションズが提供する格安SIMです。
スマホのキャリアがauの場合、SIMカードを基本的にすぐ交換できます。
au回線の格安SIMの中でも、通信速度の安定性に定評があり、低速節約モードを使用するとデータ容量が使い放題になります。
また、月額料金を口座振替で支払えるので、クレジットカードがなくても契約できます。
UQモバイルの料金プラン
UQモバイルは、スマホの使用目的や使用量に合わせて、「通信プラン」と「通話オプション」を自由に組み合わせることができます。
通信プランは、以下の通りです。
スマホプラン
スマホプランは、以下の格安SIMを契約できます。
- 音声通話SIM
月額基本料金は、データ容量の上限で異なり、定額プランとなります。
料金プラン | スマホプランS | スマホプランR |
SIMタイプ | 音声通話 | |
データ容量 | 3GB | 10GB |
月額料金 | 1,980円 | 2,980円 |
使い放題速度 | 0.3Mbps | 1Mbps |
自分で通信速度を切り替えることができるので、速度制限にかからないように、使用するデータ容量を調節することができます。
スマホ音声通話オプション
電話の頻度が多い場合や長時間の通話をする場合は、あなたに合った音声通話オプションを選択して、無駄な支払いを抑えることができます。
音声通話オプションは、以下の3つです。
音声通話オプション | 月額料金 | 詳細 |
かけ放題 | 1,700円 | 24時間いつでも無料 |
かけ放題 | 700円 | 1回10分無料 |
通話パック | 500円 | 月60分無料 |
また、UQモバイルでは、契約者の人数や年齢に応じて、以下のお得な割引キャンペーンが適用されます。
UQモバイルのお得なキャンペーン
UQモバイルのお得なキャンペーンは、以下の通りです。
UQ家族割キャンペーン
家族割キャンペーンは、2人以上で契約すると「家族割」が適用され、2台目以降の月額料金が500円引きになります。
たとえば、スマホプランSを契約すると月額料金が1,480円となり、月間3GBまでデータを使用することができます。
シニア割キャンペーン
シニア割キャンペーンは、契約者が60歳以上の場合、24時間いつでもかけ放題の音声通話オプションが、最大6ヵ月間無料になります。
誰とどれだけ話しても、国内通話料金が無料になるので、非常にお得です。
ただし、7ヵ月目以降は月額700円になるので、注意しましょう。
【UQモバイル公式】
お申し込みページ:https://www.uqwimax.jp/mobile/
※特定の紹介サイト経由だとキャンペーンの条件が変わるため、UQモバイルは必ず公式ページで契約しましょう
4-3. b-mobile(S)|数少ないソフトバンク系列の回線で最速!
『b-mobile(S)』はソフトバンクのiPhoneをそのまま使える格安SIMで、私が調べた限りソフトバンクのスマホがそのまま使えて通話ができるのはこのb-mobileと、速度テストのスコアが低かったQTモバイルだけでした。
b-mobileSは始まってそこまで期間が経っておらず、ユーザーも少ないことから速度自体もまだまだ混まず快適です。
ソフトバンクのiPhoneをそのまま使いたいという方には、ほぼ一択でおすすめです。また、1GBだけ使う場合も安いので、ちょっと使いたい方にもおすすめです。
b-mobile(S)の料金体系
b-mobile(S)の料金は以下のようになっています。
音声付プラン
一番スタンダードなプランは「990JUST FIT」で、1GB990円の基本料金に+して、1GB350~500円、使った分だけ加算されていく仕組みです。
990JUST FIT(音声つき) | |
1GB | 990円 |
2GB~10GB | 1GBあたり+200円 |
+500円で1回5分までの通話がし放題になるので、通話をがっつりしたい人にもおすすめです。
データ専用プラン
データ専用SIMはiPad用に「190Pad」があり、下記のような料金体系になっています。
190Pad | |
100MB | 190円 |
1GB | 480円 |
3GB | 850円 |
6GB | 1,450円 |
10GB | 2,190円 |
15GB | 3,280円 |
10GBまでが自動で加算されていき、15GB(3,280円)に達したところで速度制限がかかります。
専用アプリで、かけ放題・通話料削減が可能
また専用アプリb-mobile電話アプリを使うことで、通話料を半額、500円で通話5分かけ放題オプションをつけられ、1回5分までの通話が無料になります。
どんな端末とセットで買える?おすすめは?
b-mobile(S)は基本的にスマホをセットで購入することができません。
しかし、今お持ちのソフトバンクのiPhoneをそのまま使いたいわけではないのなら、ここまで紹介した他社で十分です。
b-mobile(S)公式ページ:
4-4. Y!mobile|大手キャリア以上の速度スコアを連発!ダントツの速度安定性
「Y!mobile」はソフトバンク傘下の格安SIMで基本的にソフトバンクの回線を使っています。ただし、Y!mobileはもともとイーモバイルとWILLCOMが合併してできた会社であり、自社でも回線をもつ通信会社です。
そのため、他の格安SIMとは立ち位置の若干ちがい、ソフトバンクのスマホもそのまま使うことができません。ただし、速度自体は大手キャリアには引けを取らず、また速度テストでも大手キャリア以上のスコアを連発しています。
他の格安SIMより少し価格は高いですが、速度にこだわりたい方にはおすすめの格安SIMです。
Y!mobileの料金体系
Y!mobileの料金は以下のようなプランがあります。
音声通話付プラン | |
スマホSプラン(2GB) | 1,980円 |
スマホMプラン(6GB) | 3,696円 |
スマホLプラン(14GB) | 4,980円 |
データ専用プラン | |
1GB | 1,980円 |
7GB | 3,696円 |
音声通話付きプランには1回10分まで、通常の通話回線で何度でもかけ放題のかけ放題がついています。
2回線目以降は-500円の割引を受けられたり、同月内に家族が申し込みをすれば5000円還元を受けられますので、家族で使いたい方にもおすすめです。
どんな端末とセットで買える?おすすめは?
Y!mobileはiPhoneを含む15種類以上の端末から選ぶことができます。
「HUAWEI P30」なら月々4928円程度を24回払いで購入可能です。
性能もピカイチですので、間違いなくおすすめです。
Y!mobile公式ページ:
4-5. 楽天モバイル|楽天回線エリアで通話かけ放題・データ使い放題
『楽天モバイル』は、楽天回線を使っている格安SIMです。
今使っているスマホのキャリアにかかわらず、楽天回線で接続できる製品は、すぐSIMカードを交換できます。
日本全国の楽天回線エリアで、データが使い放題で、楽天専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題となります。
また、世界66ヵ国と地域を対象に、海外でも月間2GBまでデータ容量を利用でき、SMSも無料です。
楽天モバイルの料金プラン
楽天モバイルの料金プランは、以下の通りです。
Rakuten UN-LIMIT2.0
Rakuten UN-LIMIT2.0は、以下の格安SIMを契約できます。
- 音声通話SIM
月額基本料金は、一律2,980円です。
料金プラン | Rakuten UN-LIMIT2.0 | |
SIMタイプ | 音声通話 | |
データ容量 | 無制限 | |
月額基本料金 | 2,980円 | |
国内通話 | 0円 |
ただし、月間データ容量が無制限になるのは、国内の楽天回線エリアのみとなります。
国内でもパートナー回線エリアは月間5GB、海外は月間2GBまでなので注意しましょう。
UN-LIMIT2.0 | ||
国内 | 楽天回線エリア | 制限なし |
パートナー回線エリア | 5GB/月 | |
海外 | - | 2GB/月 |
パートナー回線エリアで、データ容量を超えた場合は、通信速度が最大 1Mbps に制限されます 。
また、海外でデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大128kbpsまで制限されてしまうので、注意してください。
そのため、楽天モバイルは「my楽天モバイルアプリ」を使って、国内の楽天回線エリアを確認しながら利用しましょう。
楽天モバイルのお得なキャンペーン
楽天モバイルのお得なキャンペーンは、以下の通りです。
Rakuten UN-LIMITお申し込みキャンペーン
楽天モバイルでは、Rakuten UN-LIMIT2.0のプラン料金が1年間無料になるキャンペーンを実施しています。
具体的なキャンペーン内容は、以下の通りです。
- オンライン契約で3,000ポイントプレゼント
- 事務手数料3,300円相当分を全額ポイント還元
- 対象製品プランセット購入で最大15,000ポイントプレゼント
先着300万人で、1人あたり1回線1度のみの適用となります。
【楽天モバイル公式】
お申し込みページ:https://mobile.rakuten.co.jp
※特定の紹介サイト経由だとキャンペーンの条件が変わるため、楽天モバイルは必ず公式ページで契約しましょう
4-6. DTI SIM|とにかく低価格のプランが充実
『DTI SIM』はドコモの回線を使う格安SIMで、ドコモのスマホであればそのまま使うことができます。
3GB、5GB、10GBと、多くの方が使いたいプランで、速度上位の格安SIMで最も安く、価格重視の方におすすめの1社です。
YouTubeやTwitterで使ったデータ容量がカウントされないプランが存在したり、一部プランで全国75,000以上で使えるフリーWi-Fiを使えるなど、動画などでたっぷり容量を使いたいという方にもおすすめです。
DTI SIMの料金体系
DTI SIMの基本的な料金は以下のようになっています。毎日1.4ギガ使い切りのプランは1日に使いすぎる(基準は非公開)と速度制限がかかるので、たくさん使いたい方は注意しましょう。
容量 | データ専用 | データ+SMS | 音声通話付き |
1GB | 600円 | 750円 | 1,200円 |
3GB | 840円 | 990円 | 1,490円 |
5GB | 1,220円 | 1,370円 | 1,920円 |
10GB | 2,100円 | 2,250円 | 2,800円 |
毎日1.4ギガ使い切り(速度制限あり) | 2,200円 | 2,350円 | 2,900円 |
また、YouTubeやTwitterが見放題のプランは豊富にありますが、音声通話ができるプランは「20’s SIM 音声プラン」(7GB+音声通話、10分間何度でも話し放題で月額3,980円)だけです。
専用アプリで、かけ放題・通話料削減が可能
「おとくコール アプリ」を使うことで、通話料割引、定額通話を使えます。
- 「おとくコールアプリ」からの発信で通話料半額
- 「おとくコール10(820円)」で10分以内の通話がかけ放題
初めての方専用のお得なプランも!
またDTI SIMを初めて使うという方は半年間がお得になるプランがあります。
容量 | 1~6ヶ月目 | 7ヶ月目以降 |
でんわ定額プラン 3GB | 1,520円 | 2,310円 |
データ半年お試しプラン 3GB | 0円 | 840円 |
データSMS半年お試しプラン 3GB | 0円 | 990円 |
データ専用SIM場合は、最初の半年が0円になるので、間違いなくおすすめです。
音声通話付きのプランは1回10分までの通話がし放題の「おとくコール10」のオプションがついてくるので、通話し放題で3GBを使いたい方におすすめです。
どんな端末とセットで買える?おすすめは?
DTI SIMはセットで端末を購入することができず、「レンタル」という形になります。
ただし、iPhone6を借りるのに月額3,600円必要なので、自分で用意した方がコスパが良くなります。レンタルはおすすめしません。
DTI SIM公式ページ:
4-7. エキサイトモバイル|30GBを超える大容量プランも充実
『エキサイトモバイル』はドコモの回線を使う格安SIMで、ドコモの端末であればそのまま使うことができます。
他の格安SIMと同じように、毎月の上限をあらかじめ決める「定額プラン」の他に、使った分だけ支払う「最適料金プラン」など料金プランも柔軟で、あなたにあったプランを見つけやすいです。
2GB、4GBの料金が安い他に、30GBを超えるプランも多いので、大容量で使いたい方、家族でシェアしたい方にもおすすめです。
エキサイトモバイルの料金体系
エキサイトモバイルの基本的な料金は以下のようになっています。
3枚コースでは3枚のSIMの基本料金になります。4・5枚目が欲しい方は1枚+390円を払うイメージです。
定額プラン(大容量の場合はこっち!)
定額プランは下記の通りで、使いきれなかった分は翌月に繰り越せます。
容量 | 1枚コース | 3枚コース |
1GB | 670円 | 1,260円 |
2GB | 770円 | 1,450 円 |
3GB | 900円 | 1,680 円 |
4GB | 1,170円 | 1,980円 |
9GB | 2,250円 | 2,460円 |
20GB | 3,980円 | 4,480円 |
30GB | 5,980円 | 6,580円 |
40GB | 7,980円 | 8,580円 |
50GB | 10,180円 | 10,680円 |
最適料金プラン(抜粋)
容量 | 1枚コース | 3枚コース |
~100MB | – | 1,050円 |
~500MB | 630円 | 1,100円 |
~1GB | 660円 | 1,180円 |
~2GB | 770円 | 1,340 円 |
~3GB | 880円 | 1,550 円 |
~4GB | 1,150円 | 1,780円 |
~5GB | 1,450円 | 1,890円 |
~10GB | 2,380円 | 2,540円 |
~15GB | – | 3,980円 |
音声通話やSMSは上記に+でつけていく
上記がデータ専用SIMのプランで、加えてSMSや音声通話をつけていく料金体系です。
- 音声通話:月額700円(税抜)/枚 (SMS利用可能)
- SMS機能:月額140円(税抜)/枚
また、エキサイトモバイルにはかけ放題オプションがないので、たくさん電話したい人は「G-Call」などのどのキャリアでも使える通話料削減アプリを使いましょう。
どんな端末とセットで買える?おすすめは?
エキサイトモバイルは15以上の高性能な端末とセットで購入することができ、クレジットカードを使うことで分割で支払うこともできます。(分割時:要クレジットカード手数料)
コスパがよく、特に人気なのが、「 Huawei HUAWEI P30」で、分割1,133円(一括27,200円)から購入が可能です。
エキサイトモバイル公式ページ:
5. 大手キャリアからの乗り換え(MNP)の全手順
大手のスマホから番号を移して乗り換えるためには、「MNP予約番号」と呼ばれる13桁の番号を入力しなければ次に進むことができません。
MNP(携帯電話番号ポータビリティ)予約番号は、格安SIMでも同じ番号を使うために必要な番号で、各スマホ会社から簡単に取得することができます。
MNPは電話してしまうのが一番簡単!
ショップやWebからでも取得できますが、一番簡単なのは電話です。
簡単に確認でき、今のスマホを解約したときの解約金なども同時に聞くことができます。
電話をする場合は基本的に音声ガイダンスに従い進み「番号ポータビリティのお手続き」を選択します。オペーレーターに繋がったら「MNP予約番号が欲しい」と伝えましょう。
5-1. ドコモの方のMNP予約番号入手方法
基本的に電話かMy docomoでの取得になります。
1. 電話にて取得:以下の番号に電話することで入手するのが簡単なのでおすすめです。(受付時間:9:00〜20:00)
- 携帯からの場合:151へ電話
- 一般電話からの場合:0120-800-000へ電話
2. My docomoにて取得:スマホの方はMy Docomoからも取得可能です。
My docomoにアクセスし、「My docomoサービス一覧」→「各種お申込・お手続き一覧]」→「ご契約内容確認・変更」→「携帯電話番号ポータビリティ予約」から24時間いつでも取得可能です。
その他ドコモショップでも発行できますが、待ち時間があるのでおすすめしません。
手数料:2,000円
5-2. auの方のMNP予約番号入手方法
以下の番号に電話することで入手するのが簡単でおすすめです。(受付時間:9:00〜20:00)
- 一般電話/携帯電話共通: 0077-75470へ電話
その他フーチャーホンならEZWebからも取得可能で、auショップでも手続きが可能ですが、待ち時間などを考えると電話が一番簡単です。
手数料:3,000円
5-3. ソフトバンクの方のMNP予約番号入手方法
以下の番号に電話することで入手するのが簡単なのでおすすめです。(受付時間:9:00〜20:00)
- 携帯電話からの場合: *5533へ電話
- 一般電話からの場合: 0800-100-5533へ電話
その他フーチャーホンならMySoftBankからも取得可能で、ソフトバンクショップでも手続きが可能ですが、待ち時間などを考えると電話が一番簡単です。
手数料:
- 契約後翌々請求月末までのMNP転出・・・・・5,000円
- 上記以降のMNP転出・・・・・・・・・・・・3,000円
6. スマホは自分で用意したい人におすすめのSIMフリースマホ3選
ここまで紹介したような格安SIM会社であれば、今までのスマホを使える可能性が高いですし、セットでスマホが欲しい人向けに、一般的なお店よりも安く買えるケースが多いです。
格安SIMと一緒に買えるスマホであれば、動作確認もされてるので安心です。
ただし、イマイチいいスマホがなかった、こだわって選びたいという方はここを参考にご自身でも選んでみましょう!
6-1. SIMフリースマホを選ぶ3つのポイント
SIMフリースマホを選ぶのはシンプルに下記の3つのポイントで決めましょう。
- 価格|予算内に収まるか
- メーカー|大手で将来故障しても安心か
- 性能|メモリやカメラの機能、電池など
安いだけで性能の悪いものを選んでしまうと、いくら回線速度が速くてもストレスを感じてしまいます。
また正直お金を出せばいいものが買えますが、ここではなるべく安く性能のいいものを紹介していきたいと思います。
6-2. やはり鉄板はiPhone!
ただし、性能などを考えたときに、やはりiPhoneが後悔しにくいです。
Apple Storeや、Appleの「通販サイト」から購入が可能です。しかし、最新の機種だと10万円を超えるなど、高いというのがデメリットです。
高くて手が出ない…という方は、中古での購入がおすすめです。
保証などの観点で「スマホのマーケット」という中古スマホのショップがおすすめで、ここなら10,000円以下でiPhoneが手に入ります。
SIMロックがかかっていると面倒なので、「SIMフリー」のiPhoneを選びましょう。
6-3. 価格帯別おすすめSIMフリースマホ3選
iPhone以外のおすすめのスマホを以下のように価格別に紹介していきます。
- ライトに使いたい人におすすめの2万円以下のスマホ
- そこそこスペックにこだわりたい人におすすめの2~4万円のスマホ
- とにかく性能重視の人におすすめの4万円~のスマホ
迷った場合は、コスパも良く、価格以上のスペックを持つ「Huawei P20 lite」(31,740円)がおすすめです。
2万円以下でおすすめのスマホ|ASUS ZenFone 2 Laser
Amazon価格:15,500円
「ASUS ZenFone 2 Laser」は台湾のメーカーであるASUSのスマホで、2万円以下の割に、性能はそこそこいいスマホです。
薄暗くてピントが合わせにくい中でもピントを合わせてくれる、「レーザーオートフォーカス」など1,300万画素のメインカメラを生かせるカメラ機能が充実しています。
ただし、この価格帯ではそこまでのスペックは期待しないほうがいいです。今までのスマホと同様のパフォーマンスを期待したいならなるべく2万円を超えるものを選びましょう。
商品名 | ASUS ZenFone 2 Laser | |
サイズ | 幅約71.5mm、高さ約143.7mm、厚さ約10.5mm、重さ約145g | |
OS | Android 5.0 | |
バッテリー | 2400 mAh | |
ディスプレイ | 5.0インチ | |
カメラ | メインカメラ | 1300万画素 |
サブカメラ | 500万画素 | |
防水 | – | |
SIMの種類 | micro-SIM |
2~4万円でおすすめのスマホ|Huawei P20 lite
Amazon価格:31,740円
「Huawei P20 lite」は中国のメーカーであるHuaweiのスマホで、洗練されたデザインと価格に対して圧倒的にコスパがいいことからiPhoneの次にイチオシのスマホです。
性能抜群のカメラ機能が特長で、インカメラですら1,600万画素と、普通のスマホのメインカメラくらいの画素数です。
その他、急速充電のできる大容量バッテリー、重いアプリでもサクサク動く高性能なCPUなど価格以上のスペックです。
商品名 | Huawei P20 lite | |
サイズ | 幅約71.2mm、高さ約148.6mm、厚さ約7.4mm、重さ約145g | |
OS | Android8.0 | |
バッテリー | 3,000mAh/急速充電対応 | |
ディスプレイ | 5.84インチ | |
カメラ | メインカメラ | 1600万画素 |
サブカメラ | 1600万画素 | |
防水 | – | |
SIMの種類 | nano SIM |
4万円~でおすすめのスマホ|Huawei P20
Amazon価格:67,440円
「Huawei P20」は「Huawei P20 lite」をさらにハイスペックにしたモデルで、スマホ最高峰の性能といっても過言ではありません。
カメラの機能はデジカメにも劣らないレベルで、AIのアシストで綺麗な写真を撮りやすいです。
CPUのスペックも「Huawei P20 lite」をさらによくしたものなので、サクサク操作できると好評です。とにかく機能重視であればこれを選びましょう。
商品名 | Huawei P20 | |
サイズ | 幅約70.8mm、高さ約149.1mm、厚さ約7.65mm、重さ約165g | |
OS | Android8.1 | |
バッテリー | 3,400mAh | |
ディスプレイ | 5.8インチ | |
カメラ | メインカメラ | 約1200万画素+約2000万画素 |
サブカメラ | 2400 万画素 | |
防水 | IP53 | |
SIMの種類 | nano SIM |
7. SIMロックを解除するための全手順
ここまでで出てきた格安SIMであれば基本的におすすめできるので、上記を元にあなたにベストな格安SIMを選んでいきましょう。
ただし、例えばauのスマホを使っている方が「ドコモ回線のU-mobileを使いたい」となったときは、新しいスマホを用意するか、「SIMロックを解除」しなければいけません。
SIMロックを解除することで、下記のように、どの電波の格安SIMでも使えるようになります。
そこで、SIMロック解除の方法を紹介していきます。
7-1. SIMロック解除ができるのか確認しよう
SIMロックを解除するためには今の持っているスマホがSIMロック解除ができる端末でなければいけません。
今のスマホがSIMロック解除できるかはキャリアによって以下のように変わります。
ドコモのSIMロック解除条件
2015年の5月より後に発売されたスマホであれば基本的に大丈夫ですが制約があります。
複雑なのでフローチャートにしました。
その他、「ドコモをすでに解約している」「過去にSIMロック解除をしたことがある」という方は非常に複雑な条件なので、ドコモに電話して確認してみましょう。
※2011年5月~2015年5月に発売された機種も一部は対応しています。「こちら」をご確認の上、あれば「ドコモショップ」で手続きができます。(手数料3,000円)
auのSIMロック解除条件
2015年5月23日以降に発売されたSIMロック解除機能対応の機種(こちらで確認可能)が対象です。
また、
- 契約者の購入履歴がある
- ネットワーク制限中ではない
上記2つの条件に加えて以下の条件も満たす必要があります。
その他、「auをすでに解約している」「過去にSIMロック解除をしたことがある」「ネットワーク」という方は非常に複雑な条件なので、auに電話して確認してみましょう。
ソフトバンクのSIMロック解除条件
2015年5月以降に発売された機種(一部対象外もあります「こちら」でご確認ください)のSIMロック解除は、購入日から101日経過していれば可能です。
すでに機種代を支払っているのが条件です。
また以前、今の機種への機種変更前に使っていたスマホでSIMロックの解除をしたことがあれば、下記の場合、100日以内でも可能です。
- 前回のSIMロック解除受付日から100日経っている
- 前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種
7-2. 動作確認がされているか確認しておこう
今の機種のSIMロックが解除できたとしても、新しい格安SIMが今の機種で使えるとは限りません。
きちんと各格安SIMが動作確認をしている機種か確認をしておきましょう。
動作確認されていない機種の場合、使えないケースがあるので、他の格安SIMを選ぶようにしましょう。
7-3. 動作確認が取れたら手続きしよう
動作確認が取れたら、SIMロックを解除しましょう。
大手キャリアを契約中に端末をSIMロック解除しても問題なく使えるので、乗り換えを決めて、SIMロックの条件を満たしているようなら解除して構いません。
ドコモのSIMロック解除方法
下記どちらかの方法で手続きが可能です。
- インターネット:My docomoから手続きが可能(dアカウントが必要なので持っていない方は新規登録・再発行しましょう)
- 電話:ドコモの携帯からは「151」、一般電話からは「0120-800-000」から手続きが可能です。※ネットワーク暗証番号が必要です。
その他待ち時間があるのでおすすめしませんが、「ドコモショップ」でもお手続きが可能です。
手数料
基本的にMy docomoからの手続きなら無料、電話やドコモショップだと3,000円かかります。
まずはMydocomoでの手続きがおすすめですが、2015年5月以前の機種や、一部ドコモショップでないとSIMロック解除できない機種もあるため注意しましょう。
auのSIMロック解除方法
下記のどつらかの方法で手続きが可能です。
手数料
3,000円です。
ソフトバンクのSIMロックの解除方法
下記どちらかの方法で手続きが可能です。
- インターネット:My SoftBank(契約中の方のみ)
- ソフトバンクショップ
手数料
基本的にMy Softbankからの手続きなら無料、ソフトバンクショップだと3,000円かかります。
まずはMy SoftBankでの手続きがおすすめですが、次に使う格安SIMのSIMカードがお手元にない方や、すでにソフトバンクを解約された方、2015年5月以前に購入された方はソフトバンクショップに行く必要があります。
参考. 主要格安SIM|最新速度計測結果のまとめ
最後に、今回の格安SIMの速度計測結果の詳細なデータを紹介しておきます。
今回の計測日:2018年9月6日(木)
速度計測の結果の見方
速度計測は下記の6つの軸が出てきますが、基本的に「ポイント」だけ見れば大丈夫です。
- ポイント・・・・以下5項目をトータルして速度を評価。好スコア=快適と考えていい。
- PING・・・・サーバーからの応答速度で数字が小さいほうがいい。
- ダウンロード・・・ダウンロードの速度で数字が大きいほうがいい。
- アップロード・・・アップロードするときの速度で数字が大きいほうがいい。
- YouTube・・・・・30秒程度の動画を読み込むのにかかった時間で短いほうがいい。
- Web・・・・・・Amazonなど有名なサイトを5つ開いたときの平均読み込み時間で短いほうがいい。
昼の計測結果(12時台)
2018年11月6日12:00~12:07 | ||||||
スコア(pt) | PING(ms) | ダウンロード(Mbps) | アップロード(Mbps) | YouTube(S) | Web(S) | |
Ymobile | 5527 | 56 | 9.8 | 7.3 | 10.62 | 8.55 |
U-mobile(D) | 10997 | 65 | 12.6 | 19.3 | 3.82 | 6.02 |
楽天モバイル | 4260 | 57 | 4.5 | 8.9 | 5.76 | 4.77 |
NifMo(D) | 667 | 189 | 1.5 | 0.4 | 6.16 | 3.36 |
IIJmio(D) | 4798 | 85 | 5.7 | 8.7 | 3.75 | 4.74 |
LINEモバイル(D) | 538 | 155 | 1.8 | 0.4 | 13.69 | TO |
エキサイトモバイル | 4936 | 104 | 3.2 | 13.5 | 3.58 | 5.66 |
BIGLOBE(D) | 1181 | 48 | 1.1 | 12.3 | TO | 7.42 |
nuroモバイル(D) | 2227 | 163 | 0.6 | 18.1 | TO | 8.36 |
イオンモバイル(D) | 314 | TO | 0.9 | 0.1 | 12.39 | 12.13 |
mineo(D) | 411 | 3354 | 1.1 | 0.5 | 15.02 | 10.38 |
ワイヤレスゲート(D) | 530 | 180 | 0.5 | 2.8 | TO | 4.64 |
スマモバ(D) | 232 | TO | 0.6 | 0.1 | 17.28 | 10.11 |
DTI(D) | 390 | 213 | 0.9 | 0.1 | 17.86 | 7.51 |
ロケットモバイル(D) | 0 | TO | 0.1 | 0.1 | TO | TO |
DMM(D) | 316 | 380 | 0.9 | 0.1 | 17.76 | 8.84 |
イオンモバイル(A) | 61 | 121 | 0.7 | 0.6 | TO | TO |
mineo(A) | 348 | 94 | 1.5 | 0.3 | TO | 9.38 |
UQmobile(A) | 517 | 41 | 1.8 | 0.3 | TO | 7.86 |
BIGLOBE(A) | 277 | 99 | 0.9 | 0.1 | TO | 5.89 |
QTmobile(A) | 365 | 91 | 1.1 | 0.2 | TO | 6.31 |
b-mobile(S) | 512 | 68 | 17.55 | 4.78 | TO | 13.15 |
U-mobile(S) | 2177 | 456 | 2.86 | 5.84 | TO | 5.11 |
QTmobile(S) | 2494 | 45 | 2.48 | 6.54 | 26.88 | 8.86 |
※DMMのサービス提供は、2019年8月で終了しました。
夜の計測結果(18時台)
2018年11月6日18:00~18:05 | ||||||
スコア(pt) | PING(ms) | ダウンロード(Mbps) | アップロード(Mbps) | YouTube(S) | Web(S) | |
Ymobile | 10281 | 72 | 12.8 | 13.8 | 5.5 | 4.69 |
U-mobile(D) | 1421 | 127 | 1.7 | 3.2 | 4.71 | 6.09 |
楽天モバイル | 1912 | 54 | 1.5 | 4.5 | 34.62 | 2.93 |
NifMo(D) | 3839 | 71 | 1.1 | 14.1 | 4.83 | 7.12 |
IIJmio(D) | 1366 | 117 | 2.3 | 3.3 | TO | 7.5 |
LINEモバイル(D) | 3649 | TO | 0.8 | 17 | 3.78 | 10.65 |
エキサイトモバイル | 1756 | 244 | 1.7 | 3.8 | 11.59 | 6.89 |
BIGLOBE(D) | 1324 | 65 | 0.7 | 10 | TO | 4.86 |
nuroモバイル(D) | 285 | 192 | 0.4 | 4 | TO | 9.83 |
イオンモバイル(D) | 2804 | 137 | 1.6 | 9 | 11.69 | 7.47 |
mineo(D) | 1705 | 136 | 0.5 | 12.9 | TO | 7.83 |
ワイヤレスゲート(D) | 318 | 96 | 0.8 | 2.9 | TO | 9.16 |
スマモバ(D) | 734 | 63 | 1 | 2.4 | TO | 6.12 |
DTI(D) | 4423 | 60 | 1.2 | 19.1 | 3.42 | 2.52 |
ロケットモバイル(D) | 0 | TO | EC | EC | EC | TO |
DMM(D) | 3227 | 101 | 2 | 11.3 | 9.75 | 7.68 |
イオンモバイル(A) | 144 | 425 | 0.5 | 1 | TO | 11.29 |
mineo(A) | 105 | 95 | 0.4 | 1.9 | TO | 8.63 |
UQmobile(A) | 4086 | 54 | 7.9 | 1.7 | 6.14 | 5.57 |
BIGLOBE(A) | 955 | 72 | 1.5 | 0.6 | 15.59 | 4.81 |
QTmobile(A) | 310 | 86 | 0.5 | 1.4 | TO | 6.59 |
b-mobile(S) | 6735 | 181 | 14.15 | 4.8 | 6.72 | 9.61 |
U-mobile(S) | 142 | 1061 | 0.75 | 6.4 | TO | 12.69 |
QTmobile(S) | 345 | 69 | 0.75 | 2.75 | TO | 7.77 |
※DMMのサービス提供は、2019年8月で終了しました。
7. 格安SIMに関してよくあるQ&A
ここで格安SIMについてよくある質問について解説していきたいと思います。格安SIMについてよくある質問は以下の6つです。
この章を読み、格安SIMについて不明な点や不安な点がある場合はそれを無くしてから契約するようにしましょう。
Q1. MNOとかMVNOって言葉があるけど、なんのこと?
これらは大手携帯会社と格安SIM提供会社の呼び名です。
- 大手携帯会社:MNO(移動体通信事業者)と呼ばれ、通信サービスを利用者に直接提供
- 格安SIM提供会社:MVNO(仮想移動体通信事業者)と呼ばれ、通信サービスをMNOから借りて利用者に提供
それぞれについてさらに詳しく紹介します。
大手携帯会社(MNO)
MNO(Mobile Network Operator)とは自社で通信ネットワーク回線網を持っており、携帯利用者に直接サービスを提供できる業者のことを指します。
日本の携帯電話会社で言えば、ドコモ、ソフトバンク、au、そして2021年1月参入予定の楽天がMNOにあたります。
格安SIM提供会社(MVNO)
MVNO(Mobile Virtual Network Operator)とは自社で通信ネットワーク回線網は持っておらず、にMNOから通信回線使用サービスを仕入れています。
格安SIMは大手携帯会社と同じ回線を利用しているのでドコモ、au、ソフトバンクなどと電波が繋がるエリアが一緒ということ非常に大きなメリットです。
維持費や設営費など莫大な資金が必要な通信回線を大手携帯会社から安く仕入れてその一部を利用しています。
さらに人件費なども削ることで消費者に格安で提供することができています。そのため、MVNOの通信サービスを利用するのSIMカードのことを格安SIMと呼んでいます。
Q2. 格安SIMはなぜ安いの?
先ほども紹介したように、格安SIMはMNOから通信回線使用サービスを大量に仕入れることでコストを減らし、さらに店舗を持たず人件費などを削ることで消費者に格安で提供しています。
また、格安SIMには様々なプランが設けられており、1GBや2GBなど大手携帯会社にもないようなデータ通信量の少ないプランがあることも安くなる理由として挙げられます。
さらに、ここ数年格安SIMの販売業者が急増し、価格競争が起こっているので格安SIMは非常に安い月額料金でもつことができます。
Q3. 格安SIMのメリットって?
格安SIMには以下の3つのメリットがあります。
- 月々の料金が非常に安い
- 料金プランが非常にシンプル
- 契約の2年縛りがない
メリット1. 月々の料金が非常に安い
格安SIM最大のメリットは何と言っても、月々の料金が安いことです。
大手携帯会社を利用している方の月々の携帯料金は7,000円~8,000円ほどと言われており、格安SIMを利用している方の月々の携帯料金は2,000~2,500円ほどと言われています。
そのため、大手携帯会社から格安SIMに乗り換えることで以下の図のように月間5,000円、年間で6万円の携帯料金節約が可能です。
参考:格安SIMに乗り換える際にかかる費用ってどのくらい?
大手携帯会社から格安SIMにかかる費用は以下の通りで、15,000円〜16,000円ほどです。
大手携帯会社に支払う費用
MNP転出手数料(2,000円〜3,000円)+契約解除料(約10,000円)
格安SIM会社に支払う費用
契約事務手数料(約3,000円)
メリット2. 料金プランが非常にシンプル
格安SIMの料金プランを決める際に考えるべきことは基本的に以下の2つだけです。
- データ通信だけのプランにするか、データ通信と音声通話のあるプランにするかを決める
- 月々利用するデータ通信量を決める
大手携帯会社での契約時のようによく分からないサービスや、数ヶ月後に自分で解約しなければいけないサービスなどそういった複雑なものがありません。
メリット3. 契約後の2年縛りがない
格安SIMのデータ通信プランの場合、基本的に契約後にいつ解約しても問題ありません。
また、一部の音声プランには最低利用期間がありますが、数か月から長くても1年だけの縛りでそれ以降は、いつ解約しても違約金などは発生しません。
(※格安SIMの中にも例外はありますので、欲しい格安SIMがあれば契約前に公式ページなどをチェックしましょう。)
それに対して、大手携帯会社は下記のように2年間の縛りがあり、その後2ヶ月以内に解約しなければまた2年の縛りが発生します。
Q4. 格安SIMのデメリットって?
格安SIMのデメリットは以下の9個です。
- 大手携帯会社よりも通信が不安定
- 大手携帯会社よりも通話料金が高い
- 大手携帯会社とはサポート方法が違う
- 購入可能端末が限られる
- キャリアメールが使えない
- クレジットカード決済が多い
- LINEのID検索が使えない
- テザリングが使えないケースがある
- 初期の設定を自分でする必要がある
メリットの数に対してデメリットの数が多すぎると思う方もいうるかもしれませんが、上記のデメリットはどれもそこまで気にする必要がないものが多いです。
以下で詳しく解説していくので格安SIMのデメリットについて不安な方はしっかりと読みましょう。
デメリット1. 大手携帯会社よりも通信速度が不安定
繰り返しになりますが、格安SIM最大のデメリットは通信速度です。
格安SIMはドコモなど大手キャリアの回線を一部借りているだけなので、混みやすく不安定で、これが最大の欠点です。
特に平日が速度が遅くなりやすく、下記のようにみんなが使う時間は遅くなる可能性があります。
しかし、中には最も通信が混み合うと言われている、混雑時でもきちんと使えるような格安SIMもあります。
このページではYouTubeの読み込み時間も考慮した速度計測を行っているので、このページでおすすめした格安SIMなら不満に感じることも少ないはずです。
デメリット2. 大手携帯会社よりも通話料金が高い
大手携帯会社の場合、同じ携帯会社間の通話は無料だったり、かけ放題プランだったりするので、料金を気にせず通話ができます。
それに対して、格安SIMの場合は基本的に20円/30秒の通話料金がかかってしまいます。
ただし、LINEなどの通話アプリなどの通話アプリを利用しているという方がほとんどで、通話料金の高さをデメリットと感じる方は非常に少ないはずです。
デメリット3.大手携帯会社とはサポート方法が違う
スマホを利用していて何かトラブルが起こった際に携帯会社のサポートを利用する方は多いと思いますが、格安SIMは大手携帯会社と比較した際にこのサポートが弱いと言われています。
大手携帯会社ならば、店舗や電話でのサポートが可能ですが格安SIMの場合は基本的にチャット形式での対応となっています。
しかし、最近では格安SIMでも深夜対応が可能であったり、回答時間も非常に早いです。また、一部店舗を持つような格安SIMもあるのでサポートが弱いとは言えなくなってきています。
デメリット4. 購入可能端末が限られる
格安SIMを購入する際にセットでスマホを購入する場合、大手携帯会社と比較して選択肢が限られると言われています。
しかし、大手携帯会社で取り扱っているような最新の10万円ほどするような高性能なスマホの機能を必要としている方は実は少ないんじゃないでしょうか。
格安SIMとセットで販売されているスマホでもカメラ性能が優れていたり、防水性のものもきちんとあります。また、安いものであれば1万円程度で購入可能なスマホもあります。
デメリット5. キャリアメールが使えない
格安SIMでは、@docomo.ne.jp や @softbank.ne.jp などのキャリアメールは利用できません。
しかし、現在キャリアメールを使っている方というのは非常に少ないんじゃないでしょうか。
今はキャリアメールを使わなくてもGmailやLINEなど、より便利なサービスが非常に多いのでキャリアメールは必ずしも必要ではなくなっています。
デメリット6. クレジットカード決済が多い
現在、大手携帯会社を利用している方で口座振替で支払っている方も多いと思いますが、格安SIMでは口座振替がほとんどの場合できません。
ただし、今では多くの方がクレジットカードを持っているかと思います。しかし、それでもクレジットカード払いができないという方には以下の格安SIMであれば口座振替やデビットカードにも対応しています。
口座振替 | デビットカード | 備考 | |
『BIGLOBE SIM』 (ドコモ) | △ | × | データ通信プランのみ可能 |
『楽天モバイル』 (ドコモ) | ○ | △ | 『楽天銀行』、『スルガ銀行』のデビットカードのみ利用可能 |
『OCNモバイル』 (ドコモ) | ◯ | × | web申し込み後に要電話 |
『Y!mobile』 (ワイモバイル) | △ | × | 店舗契約した場合のみ |
通信などの不便もなく、きちんと使える格安SIMでクレジットカード払い以外の支払い方法に対応しているのは上記の4つしかありません。
「デビットカード」とは
デビットカードとはクレジットカードと同様にVISA、Master Card、JCBなどの支払い機能を兼ね備えたカードで、ネット決済やお店での決済が可能です。
また、デビットカードは利用するとその場で預金口座から引き落とされる即時決済なので審査なしでも作れるカードが多いです。
デメリット7. LINEのID検索が使えない
格安SIMではLINEで友達追加をする際にLINEのID検索ができません。
ただし、ふるふるやQRコードでの友達追加はきちんと可能です。
また、LINE社の格安SIMの『LINEモバイル』であればLINEのID検索も行うことができます。
デメリット8. テザリングが使えないケースもある
テザリングとは自分の使っているスマホをWi-Fiのルーターのようにして、他のパソコンやタブレットなどの機器をネットにつなぐ機能です。
大手携帯会社のスマホであれば、このテザリングがほとんどの場合可能ですが、格安SIMの場合は回線と利用する端末によってはテザリングが利用できません。
テザリングを使う予定の方は自分の使おうとしている端末が格安SIMでもテザリングが可能かどうか確認しておきましょう。参考までにドコモとauでは例外はあるものの以下のようになっています。
ドコモ回線の格安SIM |
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au回線の格安SIM |
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ソフトバンク系の格安SIMは現在テザリングが使えませんが、今年中をめどに使えるようになる見込みです。
デメリット9. 初期の設定などを自分でする必要がある
格安SIMは届いてからAPN設定という初期設定を自分でしなければいけません。
ただし、 きちんと説明書はついてきて、設定も非常に簡単で2分もあれば可能です。例えば、U-mobileではAPNの設定は以下のようになっています。
出典:U-mobile
また、上記のように格安SIMの初期設定時には一旦Wi-Fiに接続する必要もあるので自宅、もしくは近くの満喫や喫茶店などにWi-Fi環境があるかも確認しておきましょう。
「APN」(Access Point Name)とは
APNとは、LTE、3Gなどの通信回線を使ってインターネット接続をする時の接続先で、通信のために必要な設定です。
8. まとめ
格安SIMのを一覧にして比較してきましたが、いかがでしたか?
多くの会社から格安SIMは出ていて、選び放題です。しかし、速度で後悔する人が増えているので、格安SIMは速度で選ぶことがおすすめです。
2018年11月おすすめの格安SIMは下記の7つです。
- U-mobile(D):コスパよく速度も速い/ドコモのスマホをそのまま使える
- UQ-mobile(A):auのスマホをそのまま使える
- b-mobile(S):ソフトバンクのスマホをそのまま使える
- Y!mobile:とにかく速度が速く、快適に使える
- 楽天モバイル:通話かけ放題・データ使い放題
- DTI SIM(D):低価格のプランが充実
- エキサイトモバイル(D):30GBを超える大容量のプランが揃ってる
どうしても決められないという方は、料金・速度ともに優れている「U-mobile」を選ぶことがおすすめです。
このページを参考に、あなたがベストな格安SIMを選べることを心から祈っています。