
「外出先でも安心な長時間バッテリー」「1年単位の短期契約」と聞いて、ギガゴリWiFiが気になっていませんか?
結論から言うと、ギガゴリWiFiは現在新規受付を停止しており、モバイルWiFiを失敗せずに契約したい場合は、『UQ WiMAX』を選び、プロバイダ『GMOとくとくBB』経由で申し込むことをおすすめします。
このページでは、通信端末を長年販売してきた筆者が、サービス提供時のギガゴリWiFiのスペックや評判についてまとめた上で、よりサービスが優れているポケットWiFiとして「UQ WiMAX」を紹介し、最もお得に申し込むことのできる方法について下記の流れで解説します。
これを読めば、ギガゴリWiFiをおすすめできない全理由に加えて、2021年1月現在、あなたが最も選ぶべきモバイルWiFiがわかります。
1.ギガゴリWiFiとは
『ギガゴリWiFi』は、クラウドSIM技術を採用したモバイルWiFiです。
そのため、全国の広いエリアに対応しており、使用エリアに応じて「ソフトバンク」「ドコモ」「au」の大手3大キャリアの回線を自動で切り替えて接続することができます。
また、光回線とは異なり、国内どこへでも持ち運びができるので、自宅に限らず外出先でも、快適にインターネットを楽しむことができます。
出典:GMOとくとくBB
ギガゴリWiFiは、1年契約となっており、3年契約が主流であるモバイルWiFiサービスの中では、2年間短いの契約期間となっています。
そのため、3年以内にサービスを解約する可能性があるなど、同じモバイルWiFiサービスを継続的に利用することが難しい場合、一度は検討するべきサービスです。
また、ギガゴリWiFiには、他にも以下の2つの特徴があります。
- 直近3日間の速度制限がない
- 全国のソフトバンク4GLTE回線で通信できる
しかし、ひと目では魅力的なサービスに見えるギガゴリWiFiですが、実際のサービス内容を詳しく分析すると意外な落とし穴がありました。
ギガゴリWiFiをおすすめできない全理由として、以下の章でまとめて紹介します。
2.徹底比較!ギガゴリWiFiをおすすめできない全理由
結論、ギガゴリWiFiは、モバイルWiFiを選択する際に重視すべき2つのポイント「速度」と「料金」について、以下の理由でUQ WiMAXよりも劣っているため、おすすめできません。
- 速度:ルーターのスペックが低いので通信速度が遅い
- 料金:キャッシュバックがないので上限30GBでも実質費用が高い
以下では、それぞれのポイントについて、UQ WiMAXとギガゴリWiFiを徹底的に比較し、ギガゴリWiFiの魅力的なアピールポイントの裏に隠された落とし穴について解説します。
2-1.速度:ルーターのスペックが低いので通信速度が遅い
ギガゴリWiFiは、UQ WiMAXよりもルーターのスペックが低く、圧倒的に遅い速度でしか通信ができません。
以下の表は、ギガゴリWiFiとUQ WiMAXのルーターのうち、最も高いスペックを搭載した機種を対象に、注目すべきスペック「最大通信速度(下り/上り)」「同時接続可能台数」「連続通信時間」「重量」を比較しました。
サービス | ルーター | 下り最大通信速度(LTE対応) | 上り最大通信速度 | 同時接続可能台数 | 連続通信時間 | 重量 |
UQ WiMAX | W06![]() | 1.2Gbps | 75Mbps | 16台 | 9時間 | 約125g |
ギガゴリWiFi | FS030W | 150Mbps | 50Mbps | 15台 | 10時間 | 約128g |
※UQ WiMAXのみ、3日間で10GBを超えて利用した場合、その翌日18時頃から翌々日2時頃まで、概ね1Mbpsの速度制限が適用されます。
※両サービスともベストエフォート型サービスのため、最大通信速度はあくまで理論上の数値であり、実際の通信速度は使用環境等の影響を受ける可能性があります。
UQ WiMAXの最大通信速度が、ギガゴリWiFiを圧倒的に上回っており、特に下り速度は約1.5倍も速い結果となっています。
したがって、モバイルWiFiのような通信サービス利用時の満足度は、インターネットを快適に利用できるかどうかにかかっているで、速度以外の面に惹かれてギガゴリWiFiに選んでも、十分な通信速度が出ずに後悔する可能性が高いです。
ゆえに、モバイルWiFiを失敗せずに契約したい場合は、ギガゴリWiFiよりもルーターのスペックが高く、通信速度が圧倒的に速いUQ WiMAXを選ぶことをおすすめします。
ギガゴリWiFiの評判
2021年1月現在、ギガゴリWiFiの通信速度が遅すぎるとのツイートが、実測結果の画像とともに多数投稿されています。
ギガゴリwifi の速度。4月下旬からこんな状況。#ギガゴリwifi #WiFi難民 pic.twitter.com/YJYy6vmi2x
— 物申す者 (@MGgC8D8N20I2Z4Y) May 4, 2020
今日も今日とて使い物にならない遅さ
下りだけ意図的に絞ってるんじゃないか?ってくらい
もちろん何度か再起動してからのこれですからね#ギガゴリwifi pic.twitter.com/RfGDe0Rk83
— ラミネートマン (@raminateman) May 3, 2020
また、急遽ワールドプランが終了したことで、サポート窓口になかなか繋がらないとの声もありました。
サポート窓口は、電話しても通話料発生しながらひたすら自動音声でラチが開かないので、新規申込窓口に、やっと繋がり、今日、技術担当から電話連絡ありました。
下手に出てれば、丁寧な風ですが、内容は空っぽの回答だらけ。
#ギガゴリWiFi— jackazz vs ギガゴリwifi (@jackazz999) May 16, 2020
2-2.料金:キャッシュバックがないので上限30GBでも実質費用が高い
ギガゴリWiFiは、キャッシュバックがないので、30GBプランでもUQ WiMAXの無制限プランと料金にほとんど差がなく、実質費用が高いです。
出典:GMOとくとくBB
また前述の通り、現在モバイルWiFiの契約形態は、主に3年契約となっているところ、ギガゴリWiFiは「1年契約」です。
一般的にモバイルWiFiの料金は、複数年縛りだと長期的な使用が見込めるので、契約期間が長いほどお得です。
下記の表では、ギガゴリWiFiとWiMAXの「W06」を対象に、初期費用やキャンペーンの内容を含めて、3年間継続使用時の1年あたりの実質費用を比較しました。
サービス | 契約年数 | 月額料金 | 初期費用 | キャンペーン(GMOとくとくBB) | 実質費用 | |||||
開通月(日割り計算) | 1~2ヵ月目 | 3~12カ月目 | 13~36カ月目 | 事務手数料 | 端末代金 | キャッシュバック | 3年あたり | 1年あたり | ||
UQ WiMAX | 3 | 3,609 | 3,609 | 4,263 | 4,263 | 3,000 | 0 | 34,500 | 120,006 | 40,002 |
ギガゴリWiFi | 1 | 2,650 | 2,650 | 2,650 | 3,100 | 3,000 | 0 | 0 | 109,200 | 36,400 |
※UQ WiMAXは「ギガ放題プラン」、ギガゴリWiFiは「30GBプラン」を記載。
※その他プランとして、UQ WiMAXには「7GBプラン」、ギガゴリWiFiには「20GBプラン」があります。
『GMOとくとくBB』で『ギガ放題プラン』を申し込んだ場合、UQ WiMAXの1年あたりの実質費用が、ギガゴリWiFiの『30GBプラン』よりも3,602円高い結果となっています。
しかし、ギガゴリWiFiの月間データ通信量が上限30GBであることを考慮すると、月々300円多く払うだけで無制限でデータ通信ができるUQ WiMAXの方が圧倒的にお得です。
したがって、モバイルWiFiを失敗せずに契約したい場合は、ギガゴリWiFiよりもUQ WiMAXを選ぶことをおすすめします。
ギガゴリWiFiを選ぶべき場合は?
ギガゴリWiFiとUQ WiMAXは、両サービスとも契約更新月の20日までに所定の解約申請もしくはサービスの一部解約をした場合、違約金はかかりません。
しかし、上記のタイミングで対応を行わなければ、契約が自動更新されてしまいます。
出典:GMOとくとくBB
そのため、解約をしたい場合、無料解約できる契約満了月の翌月以外に行うと、それまでの契約期間に応じて、以下の金額で違約金が発生するので注意しましょう。
サービス 1~12カ月目 13~24ヵ月目 25カ月目~ UQ WiMAX 19,000円 14,000円 9,500円 ギガゴリWiFi 9,000円 9,000円 9,000円 UQ WiMAXは、3年間の契約期間中に解約をしてしまうと高額な違約金を支払う必要があるので、ギガゴリWiFiの方がお得になります。
したがって、WiMAXを3年以上継続して利用することが難しい場合、通信速度に全くこだわらなければ、ギガゴリWiFiを選択肢のひとつに入れてもよいでしょう。
しかし、前述の通り、通信速度やサポート窓口についてのサービスがよくないとの評判や口コミもあるので、慎重に検討することをおすすめします。
総評.ギガゴリWiFiはおすすめできない
『ギガゴリWiFi』は、モバイルWiFiを選択する際に重視すべき2つのポイント「速度」と「料金」で、UQ WiMAXよりも劣っているため、以下の理由でおすすめできません。
- 速度:ルーターのスペックが低いので通信速度が遅い
- 料金:キャッシュバックがないので上限30GBでも実質費用が高い
そのため、モバイルWiFiは、ギガゴリWiFiよりも高速通信ができ、データ無制限プランとして実質料金がお得なUQ WiMAXを選ぶことをおすすめします。
3. 最もおすすめなモバイルWiFiはUQ WiMAX
何度も言いますが、2021年1月現在、最もおすすめできるモバイルWiFiは、『ギガゴリWiFi』ではなく『UQ WiMAX』です。
なぜなら、UQ WiMAXは「速度」と「料金」に関してさらに細かく評価した以下4つのポイントで、ギガゴリWiFiや国内モバイルWiFi主要5社と比較しても、最も優れたサービス内容であると言えるからです。
- データ容量
- 速度制限
- 月額料金
- 高速通信
下記では、各ポイントに関して、UQ WiMAXが最も優れている理由を詳しく解説します。
3-1. UQ WiMAXを選ぶべき理由は?
『UQ WiMAX』を選ぶべき理由は、モバイルWiFiの良し悪しを決める以下の4つの大切なポイントで、欠点なく最高レベルのサービスを展開しているからです。
大切なポイント | 大切な理由 |
データ容量 | 会社によっては月ごとに5GB・7GBなどの容量で制限をかけているものもあれば、無制限で使える「無制限プラン」をもつ会社もあるから。 |
速度制限 | 速度制限になった時、使い物にならないくらい遅くされる会社もあるから |
月額料金 | 会社によっては3,000円以上の差がつくケースもあるくらい月額料金がバラバラだから。 |
高速通信 | 高速通信できるエリアが会社によって若干差があるため。 |
ちなみにこの観点で、モバイルWiFi主要5社を比較すると、以下の結果になります。
データ容量(無制限で使えるか) | 速度制限がかからないか | 月額料金 | 高速エリア通信 | |
UQ WiMAX | ◯ 7GBまたは無制限 | ◯ 3日で10GB超えると1Mbps | ◎ 2,734円(7GB)/3,334円(無制限)※ プロバイダによるキャッシュバック有 | ◯ 全く困らないレベル |
ギガゴリWiFi | 〇 20GB・30GBまたは無制限 | × 契約容量を超えると128kbps | ◎ 3,500円※ | ◯ 全く困らないレベル |
docomo | × 5GB or 20GB | × 契約容量を超えると128kbps | × 6,900円 | ◎ 広い |
au | ◯ 7GB or 無制限 | ◯ 3日で10GB超えると1Mbps※ | ◯ 3696円(7GB)/4380円(無制限) | ◯ 全く困らないレベル |
SoftBank | × 7G | × 3日で1GB超えると128kbps | ◯ 3696円 | ◯ 全く困らないレベル |
Y!mobile | ◯ 7GBまたは無制限 | ◯ 3日で10GB超えると1Mbps※ | ◯ 3696円(7GB)/4380円(無制限) | ◯ 全く困らないレベル |
※2021年1月時点で、GMOとくとくBBにて契約した場合。
「UQ WiMAX」は、通信サービスとしてのスペックが圧倒的に高く、プロバイダによるキャッシュバックがあります。
WiFiルーターの機種によって差がつくことが懸念されますが、6社の最もスペックの高い機種を比較すると、ギガゴリWiFiが速度面で劣る以外にほとんど差がありません。
そのため、以上を考慮すると、おすすめのモバイルWiFiは「UQ WiMAX」であると自信を持って言えます。
3-2. UQ WiMAXの評判は大丈夫?
UQ WiMAXの評判は、ポジティブなものが多い印象です。
UQ WiMAXには「問題なく使えている」という声が多数あがっています。
ただし、100%の方が満足しているわけではないということだけ覚えておきましょう。
光回線と比較すると?
UQ WiMAXは、モバイル回線を使用しています。
そのため、光回線のようなイメージで使い始めた場合、以下のように後悔するケースもあるので注意が必要です。
- 電波が悪いと感じる
- 使いすぎると速度制限にかかる
ストレスフリーな通信速度を重視する場合は、光回線の方が満足できるでしょう。
3-3. UQ WiMAXは無制限プランがおすすめ
「UQ WiMAX」のプランは、「通常プラン」か「ギガ放題プラン」から選びます。
- 通常プラン:データ量が月間で7GBを超えると128kbpsの速度制限がかかるす
- ギガ放題プラン:データ量の月間制限がないため制限を気にせずインターネットを楽しめる
どちらのプランにすべきか悩んでいる方へ
通信制限にかからないデータ容量の限度、つまり月間7GBがプラン選択のポイントとなります。
データ容量7GBの基準は、下記の通りです。
速度制限がかかってしまうとストレスを感じるほど遅くなるので、迷ったら「ギガ放題プラン」を選びましょう。
ただし、どちらのプランも3日間で10GB以上を利用した場合は、回線の混雑回避を目的に、翌日18時から翌々日2時頃まで1Mbps程度の速度制限がかかるので注意してください。
10GBを一瞬で超える3つの使い方
- 高画質動画視聴(約1時間)
- 動画つきのテレビ会議(約90分)
- 10GBを超えるファイルのダウンロード(1回)
※その他、オンラインゲームや株トレードなども通信量が大きいので、上記の使い方をする場合はUQ WiMAXをメインで使うのは避けたほうがよいでしょう。
3-4.WiMAXの現行端末で最も優れている「W06」を選ぼう
WiFiルーターは主に6機種から選ぶことができますが、結論としては「W06」が圧倒的に優れており、具体的には以下4つの理由から間違いなくおすすめです。
- 通信速度が最速(558Mbps、LTE利用で867Mbps)
- 格段につながりやすい
- 「au 4G LTEモード」に対応し、万が一のときも高速通信が可能
- 上り通信速度が速く、画像アップロードなども高速
※2020年3月以降、KDDIにより最新機種「W07」のサービス提供が開始される予定ですが、法人向けサービスなので、個人で契約することができません。
上記のポイントをひとつずつ簡潔にご紹介します。
※スペック比較表
ポイント1. 通信速度が最速
「W05」が発売されたときにも大きな進化だと感じた点ですが、下り最大通信速度が558Mbps(有線接続の場合1237Mbps)と現存するどのポケットWiFiと比較しても最速です。
WiMAXは当然ながら通信速度が最重要なので、この時点で選択肢は「W06」に絞られます。
「WX06」や「WX05」を選んでしまうと、118Mbpsも最高速度が遅くなってしまいます。
ポイント2.格段につながりやすい
「W06」は、基地局からの電波を受信する性能と、接続端末へ電波を送信する性能の両方が向上しており、つながりやすさが大幅に上がっています。
前代機種の「W05」にはない、以下の2つの機能が備わっているからです。
- 高性能ハイモードアンテナ
- TXビームフォーミング
WiMAXで最も重要な通信速度が20%程度向上することが期待できるため、大きな進歩といえます。
高性能ハイモードアンテナ
高性能ハイモードアンテナを搭載することで、基地局からの電波を受信する性能を高め、通信速度を20%程度改善しています。
建物の中の窓から遠い場所など、これまで繋がりづらかった場所から繋がりやすくなります。
TXビームフォーミング
TXビームフォーミングは、接続端末へ電波を送信する性能を高め、通信速度を20%程度改善できる機能です。
通常は放射線状に発信される電波を、接続する端末の位置を自動検知して、その方向に集約して発信します。
「WX05」にも同様の機能が搭載されていますが、クレードルに設置した状態でのみ有効でした。
「W06」はクレードル不要で、この機能を使うことができます。
ポイント3. 「au 4G LTEモード」に対応し、万が一のときも高速通信が可能
何ができるかというと、「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」というauのLTE網を利用したより広域をカバーした通信を利用でき、最高速度867Mbpsの高速通信が可能です。
「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは 主にWiMAX回線が通っていないエリアで使われるモードで、「au 4G LTE回線」を使用して通信が可能になります。 利用した月は1,005円の費用がかかるデメリットはありますが、タッチパネルから簡単に切り替え操作ができて、電波が弱いエリアへの出張や旅行など万が一のときに非常に重宝するモードです。
ポイント4. 上り通信速度も大幅アップ
あまり馴染みのない用語かもしれませんが、「上り最高速度」も最新機種WX06や前代機種のW05と同様、それ以外の機種よりも2.5倍と大幅に速いです。
- W06・WX06・W05:上り最大75Mbps
- それ以外:上り最大30MBps
※「上り速度」とは簡単に言うと、写真や動画のデータをWEB上にアップロードする際の速度です。WEBの閲覧などは「下り速度」と言い、ポイント1で説明した速度のことです。
上り速度が向上することにより、写真や動画のアップロードが高速化しているので、InstagramやFacebook、Twitter、Youtubeで投稿する際に、よりサクサク快適に利用することができます。
今までなかなか改善されなかったら上り速度が、「W06」「WX06」「W05」では2.5倍と大幅に向上しています。
クレードル・USBケーブルは同時購入すべきか?
クレードル(WiMAXを充電する台のようなもの)とケーブルは同時購入が可能ですが、高いので公式ページで購入する必要はありません。
クレードルはそもそも購入しても使わない人が多いですが、必要だと感じたらAmazonで「WiMAX クレードル」と検索すれば3,000円前後で手に入ります。
3-5. プロバイダ「GMOとくとくBB」を選ぼう
申し込み先のプロバイダによって、キャッシュバック額が約3万円ほど変わるため、しっかりプロバイダを比較して申し込みましょう。
次の項目でまとめる表で、一番安いプロバイダはどこか比較していきます。
実質月額料金はどこが安いか
選ぶプロバイダでWiMAXの速度やサービス自体は一切変わらないため、キャッシュバックを含めて3年間使った場合のトータル費用がどれだけ安いかを確認しましょう。
なぜなら、「月額料金」を見せかけで安くして、『付帯サービス料金』などで水増ししているプロバイダもあるからです。
下記の表では、「データ通信容量の実質無制限プラン」に絞って、WiMAXのプロバイダと機種の組合せの「1ヶ月あたりの実質費用」を比較しました。
※2021年1月現在、安い順に上位9位をピックアップして記載しています。
※実質費用 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×36 + 端末代 - キャッシュバック - その他割引
←スマホの場合は左右にスクロールできます→
順位 | プロバイダ名 | 1ヶ月あたりの実質費用(円) | 契約期間 (年) | 機種 | キャッシュバック金額(円) | |
ギガ放題 | 通常プラン | |||||
1 | GMOとくとくBB (キャッシュバック) | 3,521 | 2,920 | 3 | W06 | 28,500 |
2 | GMOとくとくBB (月額割引) | 3,581 | 2,980 | 3 | W06 | 3,000 |
3 | DTI | 3,606 | 3,459 | 3 | W06 | 0 |
4 | Broad WiMAX | 3,646 | 3,063 | 3 | W06 | 0 |
5 | ASAHIネット | 3,959 | 3,501 | 3 | W06 | 0 |
6 | So-net | 4,018 | - | 1 | W06 | 15,000 |
7 | BIGLOBE | 4,228 | 3,001 | 3 | W06 | 0 |
8 | dis | 4,366 | - | 3 | W06 | 0 |
9 | UQ WiMAX | 4,660 | - | 2 | W06 | 0 |
比較すると、『GMOとくとくBB』が上位2通りを独占しており、一人勝ちしている状況です。
その中でも実質月額料金が最もお得に使える、28,500円のキャッシュバック特典で申し込みましょう。
なお、機種は「W06」を選んでいますが、下り最大通信速度が867Mbps(有線接続の場合1,237Mbps)と現在手に入るどのポケットWiFiと比較しても最速であり、最も優れた端末です。
「W07」は法人契約のみ取り扱い
KDDIは法人向けサービスとして、「Speed Wi-Fi NEXT W07」を取り扱っています。
しかし、個人で契約することはできないため、実際に手に入るWiMAXの中で最もおすすめの機種は「W06」です。
お得な契約期間は「3年間」
2018年12月より主要プロバイダの契約プランが、「2年間」から「3年間」に移行しました。
また、2019年10月以降は「1年間」のプランが登場しています。
しかし、以下の表の通り、料金条件が良く、最もお得にWiMAXを使うことができるのは、「3年間」の契約プランです。
プラン | au 4G LTE | 機種代金割引 |
3年 | 無料 | 有 |
2年 | 有料 | 有 |
1年 | 有料 | 無 |
GMOとくとくBBで申し込む際の唯一の注意点
一点だけ、申し込み前に知っておくべき注意点があります。
それは『ある手続きを忘れてしまうとキャッシュバックが1円も受け取れない』という注意点で、何も知らずに購入してしまうと、キャッシュバックが受け取れず、高くついてしまいます。
※キャッシュバックを受け取るための手続きって?手続きといっても簡単で、「契約11ヶ月目にGMOから送られる「口座情報登録メール」から1ヶ月以内に振り込み口座を登録する」だけです。
簡単ですが、手続きを忘れると、キャッシュバックは一切もらえず、救済措置はありません。
『GMOとくとくBB』に限らず、全てのプロバイダで同様の手続きが必要になるため、上記だけは必ず覚えておきましょう。
なぜGMOはキャッシュバックがこれだけ高いのか?
『GMOとくとくBB』はWebでの集客に特化しているため、人件費や事務所費用を安く抑えることができます。そのため、削減した費用をそのまま購入者にキャッシュバックすることができています。
また『GMOとくとくBB』の運営元であるGMOインターネット株式会社はネットでの販売代理店の中でも最大手です。最大手のため月間の販売台数も多く、WiMAX本家からの販売奨励金をたくさんもらっており、ネット販売代理店の中でも最高レベルのキャッシュバックを実現しているという背景があります。
プロバイダ選びについて|まとめ
プロバイダ選びについては重要なので長々と書いてしまいましたが、要点を下記にまとめます。
- キャッシュバック金額を含めた「実質月額料金」で比べる
- 2021年1月現在、『GMOとくとくBB』(https://gmo.jp)が最もお得
- 購入後11ヶ月目にキャッシュバック振込指定口座の確認メールが届くので、キャッシュバック受け取りの手続きを忘れずに行う
ポイント
申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。
GMOとくとくBB「キャッシュバック」キャンペーン:https://gmo.jp/
電話の問い合わせ窓口から申し込むことはおすすめできません。
理由は明確で、口頭のやりとりだと契約後にキャンペーンが適用されていないトラブルの可能性があるからです。
必ず上記内容が明記されている公式ページのフォームから最終的に申し込むようにしましょう。
3-6. モバイルWiFiを使用するための4ステップ
UQ WiMAXのようなモバイルWiFiは、契約して使えるようになるまでのスピード感が抜群です。
基本的に「箱を開けて、本体にSIMカードを挿入し、電源を入れる」だけで端末の初期設定が完了します。
実際にUQ WiMAXが家に届いてから使用できるまでの一連の流れを見ていきましょう。
UQ WiMAXを使用するための4ステップ
ステップ1.申し込みより約1〜3日後、商品が届く
ステップ2.同梱のSIMカードを本体に挿入し、電源を入れる(これで端末側の設定は完了です!)
ステップ3.Windows PCの場合、通信アイコンをクリックする
ステップ4.同封されているシールに記載されたセキュリティキーを入力する(これでPC側の設定が完了です!)
このように、UQ WiMAXを使用するための初期設定は、誰にでもできる簡単な作業です。
そのため、通信機器の設定が苦手な場合でも、安心して契約することができます。
まとめ
サービス提供時のギガゴリWiFiのスペックや評判についてまとめた上で、よりサービスが優れているポケットWiFiとして「UQ WiMAX」を紹介し、最もお得に申し込むことのできる方法について解説しましたが、いかがでしたか?
ギガゴリWiFiは、現在新規受付を停止しており、UQ WiMAXと比較すると、以下2つの落とし穴があります。
- 速度:ルーターのスペックが低いので通信速度が遅い
- 料金:キャッシュバックがないので上限30GBでも実質費用が高い
したがって、モバイルWiFiは、『UQ WiMAX』を選びましょう。
この記事のまとめとして、WiMAXの契約をされる場合、2021年1月現在、契約プラン・機種・プロバイダは下記が一番おすすめです。
- 料金プラン:ギガ放題
- 機種:W06
- プロバイダ:『GMOとくとくBB』
※KDDIより最新機種「W07」のサービスが提供されていますが、法人向けサービスなので、個人で契約することができません。
上記の内容で契約をして、お得にモバイルWiFiを手に入れましょう!
ポイント
GMOとくとくBB「キャッシュバック」キャンペーン:https://gmo.jp/
申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。
電話の問い合わせ窓口から申し込むことはおすすめできません。
理由は明確で、口頭のやりとりだと契約後にキャンペーンが適用されていないトラブルの可能性があるからです。
必ず上記内容が明記されている公式ページのフォームから最終的に申し込むようにしましょう。
(※当サイトへの情報の掲載には細心の注意を払っておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に関連して生じたあらゆる損害等について一切責任を負いません。サービス内容が突然変わる可能性もあるため、最後は必ずご自身で契約内容をご確認下さい)
以上を参考にあなたが後悔しないネット選びができることを心から祈っています。