
毎月決まったお金が出てしまう光回線の料金はなんとか下げたいところですよね。
しかし、安いからといって他の光回線にすぐに飛びついてしまうと思わぬ失敗をする恐れがあります。
このページでは過去にNTTの代理店でフレッツ光の提案に携わっていた筆者が光回線の料金に関して以下のポイントで紹介をしていきます。
全て読めば、光回線の料金について基本を理解した上で、一番いい選択ができるようになります。
0. 状況別おすすめ回線
料金を安くしようと考えても、光回線は嫌がらせかと思うほど、契約内容が非常に複雑で、選ぶのが大変です。
このページでは、出来る限りシンプルに解説できるように尽力していますが、どうしてもわかりにくい点も出てきます。
そのため、結論だけ知りたい!という方向けに、先にまとめをお伝えします。
あなたの要望や状況(使っている携帯回線の種類)によって、料金を下げるために最適な回線と申し込みページが異なり、下記の通りです。
それぞれ申し込み窓口によって、お得さが異なりますので、下記の窓口を使うようにしましょう。
- ドコモ光:GMOとくとくBB http://gmobb.jp/docomohikari/
- auひかり:株式会社NEXT https://www.auhikari-norikae.net/
- ソフトバンク光:アウンカンパニーhttps://aun-softbank-hikari.com/
- NURO光:アウンカンパニーhttps://aun-nuro-hikari.net/
- ビッグローブ光: アウンカンパニーhttps://aun-biglobe.net/
- DMM光:公式キャンペーンページhttps://hikari.dmm.com/
上記の結論に至った経緯を、わかりやすく、しっかりと根拠をもって解説します。
1. 光回線の料金は選び方・使い方で大きく差がつく
光回線の料金は選び方や使い方で大きな差が生まれます。
例えば、以下のように「一人暮らし」「10世帯くらいのマンション住まい」「同じ品質の光回線」の2名でも選び方を間違えてしまっていることから大きな差が生まれてしまっています。
Aさん | Bさん | |
月額総額 | 4850円 | 2900円 |
ネット回線 | フレッツ光(3450円) | So-net 光(2900円) |
プロバイダ | プロバイダOCN(900円) | – |
工事費 | 500円 | – |
実は、Bさんは元々「フレッツ光」を使っていてAさんくらい料金を払っていましたが、ご自身のライフスタイルに合わせて「So-net 光」に変えたことで、圧倒的に料金を下げることに成功しています。
このように、あなたの使っているネット以外のサービスや、住んでいる場所に合わせて料金を見直せば、下げられる可能性は非常に高いです。
そこでまずは光回線の料金と割引にはどんな要素があるのかを紹介していきます。
1-1. 光回線の料金を左右する3つの要素
光回線の月々の料金を構成するのは主に以下の3つの要素です。
- 回線使用料
- プロバイダ
- 工事費
回線使用料
ネットをつなぐ線に対するお金です。これが全国、世界に繋がっているのでネットが使えるというイメージです。
一戸建ての場合は専用に線を引くことになるので高くなり、反対にマンションなどでは一つの線を複数の人で分けるので安くなります。
だいたい以下のような料金です。
一戸建て | 集合住宅 |
5000円前後 | 3000円前後 |
プロバイダ
ただ線でつながっていてもインターネットに繋がりません。インターネットにつながるためには「プロバイダ」と呼ばれるサービスが必要です。
このプロバイダは非常に多くの業者があり、好きなように選ぶことができます。
また、最近は光回線とパックになっているものも増えてきました。
だいたい以下のような料金です。
一戸建て | 集合住宅 |
1000円前後 | 900円前後 |
工事費
光回線は、電柱などから光のケーブルをあなたの家へ引き込まないといけないので、工事費が発生します。
サービスにもよりますが、だいたい2~4万円程度の工事費がかかり、2~3年かけて分割で支払っていくケースが多いです。
分割にすることで、私たちはネットを始めやすくなりますし、事業者側は長く使ってもらえるなどお互いに得をする形になっています。
だいたい以下のような料金です。
一括払い | 分割払い |
2~4万円前後 | 2~3年間月々500円~1500円 |
1-2. 光回線の割引の3つの要素
光回線の料金を見直すために、割引の仕組みを理解することが大切です。
- 長く使うことを前提とした割引
- 初回契約者が優遇される割引
- 他のサービスと掛け合わせる割引
長く使うことを前提とした割引
多くの通信会社は1人の利用者を増やすために、広告や営業など非常に多くの苦労をしています。そのため、一度使い始めた方には長く使ってもらうために「長く使うことを前提とした割引」を実施しています。
割引をしますが、決められた期間内に解約をしてしまうと違約金が発生します。
例えば、NTT東日本のフレッツ光に適用される「にねん割」は一戸建ての方は毎月700円ずつ割引されますが、2年間使わないと1万円弱の違約金が発生してしまいます。
初回契約者が優遇される割引
まだサービスを使い始めていない方や他社のインターネットを使っている方に向けて、料金を優遇することで新たに使い始めてもらうことを目指した割引があります。
例えば以下のような割引です。
- 工事費を割り引く・無料
- 月額料金から割り引く
- 契約時にキャッシュバックや商品プレゼント
- 他社の違約金負担
これらの割引は初回契約者のみに適用されることが多く、インターネットを乗り換える時の指標の一つです。
他のサービスと掛け合わせる割引
例えば、「ドコモ光」とドコモのスマホをセットで使うことで最大3000円以上の割引を受けられます。
画像:NTTドコモ
そのため、今あなたが使っているインターネット以外のサービスを考えてそれと組み合わせることが安くするための武器になるかもしれません。
2. 光回線の料金を安くする5つのポイント
今の料金を下げるために以下の5つのポイントを意識・実践しましょう。
- まずは、今の会社から変えないことを重視
- オプションを外す
- プランを見直す
- プロバイダだけでも変更する
- 他社のインターネットに乗り換える
2-1. まずは、今の会社から変えないことを重視
まずは今の会社から変えずに安くできないかを考えることが大切です。理由は以下の3つです。
- 切り替えの際に違約金などがかかる恐れがある
- 切り替えると長い期間縛られる恐れがある
- 工事費などが余計にかかる恐れがある
そのため、目先のキャッシュバックや割引に目がくらんで別の会社やサービスを変えてしまうと、意外に高くなってしまったり、やめたい時に解約できなくなるため注意が必要です。
中には、他社違約金負担・や工事費キャッシュバックなどのキャンペーンを行う事業者もあるため、有効活用しましょう。
2-2. オプションを外す
光回線を開通させた時にキャッシュバックの代わりにオプションに入るように言われた方もいらっしゃるかと思います。
1つ数百円のオプションでも数を重ねると数千円になります。そのため、一度料金の明細をきちんと見て使っていないものがあれば解約をしましょう。
例えば、利用者の多いフレッツ光では、以下のような余分なオプションをつけている方が多いかと思います。
オプション名 | 月額 | 概要 |
フレッツ・ウイルスクリア | 400円 | ウイルス対策のソフトなので、他に対策がしてあれば不要なオプション。 |
リーモートサポートサービス | 500円 | 電話でネットの使い方などをサポートしてくれるサービス。誰にも頼らずに調べてなんとかできれば不要なオプション。 |
なおせ〜る | 500円〜 | パソコンやタブレットなどの破損を補償してくれるサービス。全額の補償ではないことを考慮して必要か判断することがおすすめ。 |
上記のように、インターネットの加入時に何気なく加入したオプションにダラダラとお金を払っているケースが多いため注意しましょう。
また、プロバイダにもオプションがあるケースが非常に多いです。プロバイダの明細もしっかりと確認した上で不要なオプションは外すことをおすすめします。
2-3. プランを見直す
今のインターネットのプランの見直しを検討しましょう。
よく料金が安くなるケースが多いのが、「光回線と電話回線をまとめる」パターンです。
以前は、インターネットで電話をすると「安定しない」「停電が起きたら使えない」などの理由であまりインターネットを使った電話(以下ひかり電話)は好まれませんでした。
ただ、今は通話も安定していたり、携帯電話の普及で停電時も電話ができることなどからひかり電話を使う方は非常に増えています。
固定電話のためにアナログの電話回線を使っている方は以下のようにまとめてあげると非常に安く使うことができます。
例えば、auひかりとNTTの電話回線を別々に契約している方は以下のように、auのひかり電話に切り替えると大幅に基本料を1000円以上安くできます。
今まで | まとめると | |
インターネット料金 | auひかり5200円 | auひかり5200円 |
電話の基本料 | NTTアナログ電話1700円 | auひかり電話500円 |
総額 | 6900円 | 5700円 |
そのため、今アナログ電話を使っている方は、ひかり電話にすると料金を大幅に引き下げられる可能性が高いです。
2-4. プロバイダだけ変えてみる
光回線自体を変えれなくても、プロバイダだけ変えることも一つの手段です。
プロバイダは1000円前後のものが多いですが、例えば「BBエキサイト」のプロバイダであれば500円、キャンペーン期間は300円でプロバイダを提供してくれます。
とにかく速度よりも料金を..という方は乗り換えを検討しましょう。
プロバイダには違約金がかかることが多いため、今ご利用のプロバイダの違約金などと月額を比較して乗り換えを検討しましょう。
プロバイダによって速度の安定性が変わることもよくあります。ただし、これはあなたのエリアなどによっても良し悪しが大きく変わってしまいますので、一概にどこにすればいいかは結論を出せません。
ただ、このページで紹介しているような設備のしっかりしている大手であれば失敗する可能性が低いです。
どうしても気になる方は「Radishみんなの測定結果」と呼ばれる、速度計測を報告し合う掲示板がありますので、そこで近くに住んでいる方の情報を参考にしながら乗り換えを考えましょう。ただし自作自演もあるので注意しましょう。
2-5. 他社の光回線に乗り換える
料金体系が全く違う他社の光回線に乗り換えることも非常にインパクトがあります。
先ほどのBさんは元々Aさんと同じようにフレッツ光を使っていましたが、「So-net 光」に乗り換えたところ料金が2,000円近く落ちました。
Aさん | Bさん | |
月額総額 | 4850円 | 2900円 |
光回線 | フレッツ光(3450円) | So-net 光(2900円) |
プロバイダ | プロバイダOCN(900円) | – |
工事費 | 500円 | – |
ちなみに乗り換える場合は以下のポイントを意識することで料金を安くできる可能性が高くなります。
- 乗り換えるなら基本的に「何かを使っている会社」の光がおすすめ
- キャッシュバックや違約金の条件をよく確認する
- フレッツ光ユーザーの方は「光コラボレーション」に切り替えるとお得
- 光回線以外の方法も考慮する
乗り換えるなら基本的に「何かを使っている会社」のネットがおすすめ
乗り換え時は基本的に「何かを使っている会社」のネットがおすすめです。わかりやすいところだと携帯電話です。
携帯各社はネットとスマホなどを組み合わせて、お得に長く使ってもらおうとします。
そのため、以下のようにスマホとインターネットをセットにすることで高額な割引を実施しています。
携帯会社 | ネットの名前 | ネットの基本料 (一戸建て) |
ネットの基本料 (マンション) |
セットでの割引 |
ドコモ | ドコモ光 | 5,200円 | 4,000円 | 携帯の料金から最大3,200円/月割引 |
ソフトバンク | ソフトバンク光 | 5,200円 | 3,800円 | 携帯の料金から2年間最大2,000円/月割引 |
au | auひかり | 5,100円 | 3,800円 | スマホの料金が2年間最大2,000円/月割引 |
以上のように、ネット以外のサービスを使っている方は、そのサービスと合わせることで毎月の料金が安くなる可能性が高いです。
キャッシュバックや違約金の条件をよく確認する
安い会社に乗り換える際に注意しなければならないのが、「今のサービス」と「乗り換え後のサービス」それぞれの違約金です。
特に、インターネットの場合は工事費などを解約時に一括で請求される可能性も高いので、よく確認をしましょう。残額などが分からなければ、事前に電話で問い合わせてみるのも一つの手段です。
違約金が気になる方は、ソフトバンク光のように他社の違約金を全額返金してくれる会社もあるので、興味のある会社のキャンペーンを覗いてみましょう。
出典:ソフトバンク光
光回線以外の方法も考慮する
光回線の料金を見直したい時に、「固定の回線」だけに縛られないことも大切です。
以下のような「モバイル系の通信サービス」が非常にお得で使えます。
前までは家なら回線を使ったインターネットが常識でしたが、ここ最近その常識は崩れています。
なぜならここ数年で、以下のようにいわゆるモバイル系の通信サービスが急速に発展したからです。
- スマホで20GB/30GBの大容量をお得に使える
- 格安SIMの出現でスマホが圧倒的に安く使えるようになった
- ポケットWifiに動画がサクサク無制限で見られるサービスができた
以上のようなタイミングで中で筆者は以下の方はインターネットを見直すタイミングで本当に固定回線でいいのかを見直すことが大切だと考えています。
ちなみに、以下のようにインターネットの料金は設備などが不要なことから「ポケットWi-Fi」などのモバイルの方が安く使えます。
月額目安 | 工事費 | |
固定回線 | 6000円前後 | 必要 |
ポケットWi-Fi | 3~4000円 | 不要 |
工事費が不要で、外でもネットに繋げるポケットWifiの方が場合によってはコスパがいいと言えます。
特に、ポケットWifiで動画がサクサク観られることで、コスト的にも使いやすいポケットWifiが光回線よりも使いやすいサービスになってきたと筆者は考えます。
そこで、ポケットWifiについてより詳しく知りたい方は「騙されるな!無制限で使えるポケットWiFiと最安購入方法」を参考に後悔せずに無制限で使う方法を掴んでいただければと思います。
3. あなたの状況別おすすめ格安光回線5選
では最後にあなたの状況別に使えるおすすめの格安光回線を紹介します。
では、どの回線を使うべきなのでしょうか。
正直、インターネットは人によってお得度が変わるため、すべての方が使うべき光回線は存在しません。そのため、できるだけあなたにフィットしたものを選べるようにいくつかのパターンに分けて紹介していきます。
これから光回線を決めようと考えている方は下記のようにまずはインターネットの会社を決めて、その上でプロバイダと申し込み窓口を決めることをおすすめします。
- Step1: 光回線の会社を決める
- Step2: プロバイダと申し込み窓口を決める
上記のように選ぶべき理由はシンプルに、光回線は会社や使う人によって価格差が大きく、ぴったりなものを選ぶことで、2,000円近く料金を節約できることもあるからです。
回線の品質は気にしなくていいの?
基本的に大手の光回線であれば、料金で決めてしまって問題はないです。理由は回線自体の品質に差がないからです。
基本的に各社NTTから回線を借りているので、多くの人が使っている「フレッツ」と回線のスペック自体は同じです。下記比較表の中で、NTTではなく独自の回線を使っているのは「auひかり」「NURO光」だけで、どちらも大手で信頼できる回線です。
では実際にコスパがいいインターネットを選んでいきましょう。
Step1: 光回線の会社を決める
先ほども紹介しましたが、光回線の会社は基本的にどのスマホを使っているかで決めましょう。理由は、スマホ会社や提携企業の光回線とスマホのセット割を使うとガクッと料金が安くなるからです。
大手携帯会社は基本的にスマホと光回線のセット割を行なっていますが、「どちらも使って欲しい」と考えていることから割引額も圧倒的に大きいです。
例えば、auひかりをauのスマホとセットに使うことで、以下のようにスマホで最大毎月2,000円の割引を受けられます。
出展:auひかり
実際、大手プロバイダーが使える回線で回線利用料+プロバイダ料金で比較をしてみました。たくさんの人で設備を共有するので、マンションの方が若干安くなります。
インターネット回線 | プロバイダ | 一戸建て | マンション | お得なキャンペーン | 初期費用工事費★ | 契約料など |
フレッツ光 | 100社以上から選べる | 6,000円前後 | 4,000円前後 | 代理店ごとにCBあり | 18,000円 | 800 |
エキサイト光 | BBエキサイト | 4,360円 | 3,360円 | – | 18,000円! | 1,000 |
OCN光 | OCN | 5,100円 | 3,600円 | – | 18,000円! | 3,000 |
So-net光 | So-net | 4,800円 | 3,500円 | 30,000円CB | 24,000円! | 800 |
@nifty光 | @nifty | 4,500円 | 3,400円 | 20,000円CB | 18,000円! | 2,000 |
ドコモ光 | 20社以上から選べる | 5,200円 | 4,000円 | ドコモポイント10,000pt +代理店CB |
3,000 | |
auひかり | 5社以上から選べる | 5,100円 | 3,800円 | 代理店ごとにCBあり(最大50,000円) | 実質無料 | 3,000 |
BIGLOBE光 | BIGLOBE | 4,980円 | 3,980円 | 最大25,000円CBB | 実質無料 | 3,000 |
ぷらら光 | ぷらら | 4,800円 | 3,600円 | 35,000円CBぷ | 18,000円! | 3,000 |
ソフトバンク光 | Yahoo!BB | 5,200円 | 3,800円 | 代理店ごとにCBあり (最大30,000円~) |
24,000円!※乗り換えや引越しの場合実質無料 | 3,000 |
DMM光 | DMM | 4,820円 | 3,780円 | 最大20,000円CBD | 無料 | 2,000 |
NURO光 | So-net | 4,743円 | 4,743円 | 代理店ごとにCBあり (最大30,000円~) |
実質無料 | 3,000 |
U-NEXT光 | U-Pa! | 5,280円 | 4,210円 | – | 24,000円! | 3,000 |
TSUTAYA光 | 100社以上から選べる | 5,200円前後 | 4,000円前後 | 動画が見放題 (1000円相当のサービス) |
18,000円! | 2,000 |
ドコモ光(ドコモユーザー) | 20社以上から選べる | 4,000円 | 2,800円 | ドコモポイント10,000pt +代理店CB ※シェアパック10の時 |
3,000 | |
auひかり(auユーザー) | 5社以上から選べる | 4,190円 | 2,890円 | 代理店ごとにCBあり (最大50,000円) ※データ定額8の時,ひかり電話 |
実質無料 | 3,000 |
BIGLOBE光(auユーザー) | BIGLOBE | 4,070円 | 3,070円 | 最大25,000円CB ※データ定額8の時,ひかり電話 |
実質無料 | 3,000 |
ソフトバンク光(ソフトバンクユーザー) | Yahoo!BB | 4,291円 | 2,891円 | 代理店ごとにCBあり (最大28,000円~) ※データ定額5Gの時,おうち割光セット |
24,000円!※乗り換えや引越しの場合実質無料 | 3,000 |
NURO光(ソフトバンクユーザー) | So-net | 3,688円 | 3,688円 | 代理店ごとにCBあり (最大35,000円~) ※データ定額5Gの時,ひかり電話 |
実質無料 | 3,000 |
※CB=キャッシュバック、(平成29年2月現在)、1年目の料金で比較、別途要工事費。状況によって価格が変動したり突如内容が変わるケースもありますので、必ず公式ページで料金を確認しましょう。携帯会社のユーザーの料金は「光回線の料金-セット割金額」の実質的な負担で計算しています。
★工事費についての補足
一戸建てで、新規に回線を引く時の基本的な料金を表示しています。基本的に分割払いも可能なので、月々700~800円程度を払っていくイメージです。あなたの状況によっては工事費が安くなったり、かからないケースがあります。
特に「フレッツ光」を使っている人が「!」のついた回線に申し込む時は工事費がかからないケースが多いです。具体的な工事費については必ず申し込み時に確認しましょう。
上記のようにスマホ会社のセット割の威力が凄まじいので、基本的に使っているスマホに合わせて選んでいきましょう。
対応しているエリアが回線によってバラバラなので、以下のようにお住まいのエリアも考慮する必要があります。
また、大手各社には代理店や申し込み窓口となるプロバイダが存在し、そういった代理店経由で申し込むと高額なキャッシュバックももらえるので、申し込み窓口もしっかり選んでいきましょう。
後ほど紹介しますが、下記ページが各回線で最もお得な申し込み窓口です。
- ドコモ光:GMOとくとくBB http://gmobb.jp/docomohikari/
- auひかり:株式会社NEXT https://www.auhikari-norikae.net/
- ソフトバンク光:アウンカンパニーhttps://aun-softbank-hikari.com/
- NURO光:アウンカンパニーhttps://aun-nuro-hikari.net/
- ビッグローブ光: アウンカンパニーhttps://aun-biglobe.net/
- DMM光:公式キャンペーンページhttps://hikari.dmm.com/
一部のauユーザーは要注意!
auひかりはまだ全国36地域しか対応しておらず、基本的に下記エリアの方は残念ながら対応していません。
中部 | 静岡県・愛知県・岐阜県 |
近畿 | 三重県・大阪府・京都府・和歌山県・奈良県・滋賀県・兵庫県 |
沖縄 | 沖縄県 |
ただし、実は上記の表の中でも下記2社はセット割である「スマートバリュー」に対応しています。どちらもキャッシュバックや工事費の面でauひかりには劣りますが十分お得に使えます。
この中で「BIGLOBE光」が若干auひかりよりもキャッシュバックが劣るものの、工事費も実質無料で、お得ですので、上記エリアのauユーザーの方は「BIGLOBE光」にしておけば間違いありません。
一戸建ての方は契約の縛りに要注意!!
auひかりは2018年の春から一戸建ての工事費無料の条件が厳しくなりました。
60ヶ月(5年)使わないと実質無料ではなくなります。そのため、一戸建てで、5年使う予定のない方は「BIGLOBE光」(3年縛りにすれば工事費無料)がおすすめです。
マンションの方は他社と同じように24ヶ月縛りです。
ソフトバンクユーザーが使うべきなのは…?
ソフトバンクは提携している「NURO光」でもスマホとのセット割が受けられます。
ソフトバンク光よりNURO光の方が安いですが、関東の方しか使えず(エリアは関西・東海に拡大予定ですがまだまだ完備されていません。)、またマンションプランを無条件で選べるのは一部の8階建て以上の設備の入ったマンションで、多くのマンションでは対応していません。
7階建以下マンションの方がマンションタイプを使うためには4人以上の申し込みが必要で、満たさない場合はマンションタイプを使えず割高になります。
つまり、関東の一戸建ての方以外は使いにくいサービスと言えますので、それ以外の方は「ソフトバンク光」がおすすめです。
その他の携帯を使っている場合はどうすればいい?
格安SIMなど、その他の携帯会社を使っている場合は、工事費が実質無料で高額キャッシュバックももらえる「NURO光」がおすすめです。ただ、対応エリア以外の方やマンションの方は、工事費がそもそも無料で、縛りも緩く、キャッシュバックもある「DMM光」がおすすめです。
「DMM光」は最先端の繋ぎ方であるv6プラスのプロバイダを使えるため速度に不安がある方にもおすすめです。
以前までおすすめだったauひかりが工事費無料の条件を改悪したことで、auユーザー以外にそこまでおすすめできなくなりました。
Step2: プロバイダと申し込み窓口を決める
先ほどの比較の結果、下記回線がお得ということがお分かりいただけたかと思います。
特にこれらは申し込み窓口がたくさんあり、また「ドコモ光」「auひかり」に関してはプロバイダもたくさん選べます。
そして、申し込み窓口によって、キャッシュバックなどの特典が変わりますので、慎重に選んでいきましょう。
そこで、どの申し込み窓口で、どのプロバイダを使うべきか解説していきます。
ドコモ光のおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
ドコモ光は公式ページもしくはプロバイダ経由での申し込みがメインになりますが、独自キャンペーンを実施しているプロバイダ経由での申し込みが最もお得です。
ドコモは「工事費無料!(5月7日まで)」「dポイント最大10,000ptプレゼント」というキャンペーンを行なっていますが、プロバイダによってはプラスで独自キャンペーンを行なっているものもあります。
大手プロバイダでキャンペーンに力を入れているのが下記3社で、それぞれを比較してみます。
プロバイダ | 独自キャンペーン |
GMOとくとくBB
(v6プラス対応) |
|
ぷらら |
|
So-net |
|
ドコモはプロバイダによって料金が2パターンありますが、上記3社は料金の低いタイプです。
3社の中でも、キャンペーンスペック・速度の面でおすすめなのが「GMOとくとくBB」です。
GMOとくとくBB
『GMOとくとくBB』は大手企業のGMOインターネットが運営するプロバイダで、ドコモ光のキャンペーンに最も力を入れている会社の一つです。
独自キャッシュバックもあり、お得なだけでなく、v6プラスという速度を速める技術にも対応しているので速度面でも圧倒的に信頼できます。
※v6プラスに関しては「Q3どのプロバイダが速いの?」で解説していきます。
キャンペーンの一環で1万円以上の高性能なルーターを無料で貸してくれるので、ストレスのないネット生活が実現できます。
GMOとくとくBB「ドコモ光キャンペーンページ」: http://gmobb.jp/docomohikari/
他の窓口ですと、キャンペーンスペックが劣る可能性もありますので、必ず上記キャンペーンページから申し込みをしましょう。
auひかりのおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
auひかりは公式の共通キャンペーンとして、「解約違約金相当額(最大3万円)を還元」「スマホとセットで割引」というキャンペーン・割引を行なっています。
そして、auひかりの特徴として、下記のように、申し込みの窓口がたくさんあり、それぞれ上乗せで独自キャンペーンなどを行なっています。
申し込み先 | 月額割引額(一戸建て) | 月額割引額(マンション) | CBスペック | |
①公式 | 公式ページ | プロバイダによるがau one netの場合最大1,250円/月 | – | |
②プロバイダ | So-net | 最大2,220円/月 | 最大2,000円/月 | ○ 高額だが割引金額が大幅に減る |
BIGLOBE | 最大2,320円/月 | 最大2,050円/月 | ○ 高額だが割引金額が大幅に減る |
|
@nifty | 最大750円/月 | 最大1,250円/月 | ○ 確実に10,000 円 |
|
ASAHIネット | 最大1,900円/月 | 最大2,000円/月 | – | |
③代理店 | 株式会社NEXT | 工事費相当額(1,250円/月)、一部エリアの方はさらに最大1,200円割引 | ◎ ひかり電話で40,000円 |
|
JTA株式会社 | 工事費相当額(1,250円/月)、一部エリアの方はさらに最大1,200円割引 | ○ 条件がゆるくそこそこor高額だが厳しい条件 |
||
株式会社25 | 工事費相当額(1,250円/月)、一部エリアの方はさらに最大1,200円割引 | ○ 高額だが条件が厳しい |
注目すべきなのはキャッシュバックで、数万円のキャッシュバックをしている窓口が多いので月額の割引金額よりもはるかに恩恵を受けられます。
ただ、指定の高額なオプションへの加入が条件だったり、キャッシュバックを受けると月々の割引がガクッと落ちるなどのデメリットがあるものが多いです。
そういったデメリットが最も少ない「株式会社NEXT」経由の申し込みがおすすめです。スマートバリューを適用するために必要なひかり電話をつけるだけで高額なCBをもらえます。
株式会社NEXT
『株式会社NEXT』は、auひかりの代理店で、オプションに加入せず、光回線のだけの契約だけでもプロバイダと合わせて最大33,000円(ひかり電話で40,000円)をキャッシュバックしてもらえます。
プロバイダは大手のプロバイダを選べます。キャッシュバックの観点からBIGLOBE・So-net・@niftyの3社がおすすめで、それぞれ条件は変わりません。
一見、BIGLOBEからのキャッシュバックが高そうに見えますが、代理店から直接もらえるキャッシュバックが減るので結局は変わりません。
プロバイダとしての実績も十分で、サービス内容もほぼ変わらないため、好みで決めていいですが、迷った場合は、サポートオプションが安いBIGLOBEを選んでおけば無難でしょう。
株式会社NEXT「auひかりキャンペーンページ」: https://www.auhikari-norikae.net/
他の窓口ですと、キャンペーンスペックが劣る可能性もありますので、必ず上記キャンペーンページから申し込みをしましょう。
ソフトバンク光のおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
ソフトバンク光は、基本的にプロバイダが「Yahoo!BB」で固定されます。「Yahoo!BB」はOCNの次に利用者が多いという調査結果もあるくらいたくさんの人が使っているプロバイダなので信頼できます。
ソフトバンク光は基本的に公式ページか代理店の2つの申し込み方法がありますが、基本的に代理店が自社独自のキャンペーンを行なっているので代理店経由がおすすめです。
ソフトバンクが行なっている「工事費相当額を商品券で還元」などのキャンペーンに上乗せして代理店のキャッシュバックをもらえます。
代理店も複数ありますが、比較するともらえるキャッシュバックのお金や受け取るためのハードルが全然違います。
申し込み窓口 | CB額(円) | 左記CB条件 | CB受取難易度 |
LifeBank | 60,000 | ×
知り合いを4人紹介 |
△
1年近くもらえない |
株式会社STORY | 80,000(S) | ×
Softbank Airへの加入(月額料金がおよそ+4,000円) |
△
1年近くもらえない |
アウンカンパニー | 28,000 | ◎
条件無し |
◎
最短2ヶ月後 |
例えば「LifeBank」「株式会社STORY」はキャッシュバック額が多いですが、4人ソフトバンク光に知り合いを紹介しないといけかったり、家でしか使えないWi-Fiを申し込まないといけないなどかなりハードです。
またお金を受け取るまでに時間がかかります。
その中で最も簡単でそれなりのお金をすぐにもらえるのは「アウンカンパニー」と言えます。
アウンカンパニー
『アウンカンパニー』はソフトバンク光の代理店です。
ソフトバンク光の場合、基本的に高額なキャッシュバックはオプションや紹介など高いハードルをクリアしないとキャッシュバックをもらえません。
その中で、アウンカンパニーはオプション等の加入なしで、最短2ヶ月後に現金を振り込んでもらえるので、キャッシュバックを受け取りやすい代理店の一つです。
また、申し込み時にオペレーターの方から聞かれた口座に自動的に振り込まれるので、申請を忘れることもなく、確実にキャッシュバックをもらいやすいです。
アウンカンパニー「ソフトバンク光キャンペーンページ」:https://aun-softbank-hikari.com/
他の窓口ですと、キャンペーンスペックが劣る可能性もありますので、必ず上記キャンペーンページから申し込みをしましょう。
NURO光のおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
「NURO光」はプロバイダであるSo-netが提供する光回線ですので、So-netのプロバイダ一択になります。またNURO光は基本的に公式ページか代理店の2つの申し込み方法があります。
オプションをつけるとキャッシュバックが高額になっていきますが、オプション料で損をすることも多いので、最低限のオプションで申し込みをしましょう。
基本的にソフトバンクとのセット割を受けるためには、ひかり電話の申し込みが必要ですので、ひかり電話を高額CB条件としている代理店を比較してみました。
申し込み窓口 | 特典 | 受け取り難易度 | 工事費キャンペーン |
NURO公式 | 最大35,000円 CB | △およそ4ヶ月後に手続きが必要で忘れる可能性が高い | ◯ |
株式会社アウンカンパニー | 35,000円CB | ◎開通の翌月末に口座に振り込まれる | ◯ |
株式会社LifeBank | 30,000円CB(LB) | △指定オプションへの加入が必要。 CB金額を増やすには知人の紹介などハードルが高い |
◯ |
※状況次第で、キャッシュバックが変わる可能性もあります。事前に確認しておくことをおすすめします。
上記のように比較すると、ひかり電話とセットで35,000円のキャッシュバックをしてくれる「株式会社アウンカンパニー」がおすすめです。
株式会社アウンカンパニー
NURO光の中でも『株式会社アウンカンパニー』は、光回線+ひかり電話の契約で35,000円のキャッシュバックをほぼ確実に受けられる代理店です。
申し込み時の確認の電話で聞かれた口座番号に最短1ヶ月で振り込まれるのでもらい忘れもないので、損しないためにもこういったシンプルなキャッシュバックをしている代理店がおすすめです。
アウンカンパニー「NUROひかりキャンペーンページ」:https://aun-nuro-hikari.net/
他の窓口ですと、キャンペーンスペックが劣る可能性もありますので、必ず上記公式ページから申し込みをしましょう。
BIGLOBE光のおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
「BIGLOBE光」はプロバイダであるBIGLOBEが 提供する光回線ですので、BIGLOBEのプロバイダ一択になります。
代理店か公式ページ経由での申し込みになりますが、キャンペーンペックに大きく差はありません。
注目すべきなのはキャッシュバックを受け取るための難易度で申込先によっては、受け取れるのがだいぶ先で「申請し忘れ」を狙ったようなものもありますので注意が必要です。
auの割引などに必要な光でんわをつけた時を例にCB金額を比較すると「アウンカンパニー」がお得だとわかります。
申し込み窓口 | キャッシュバック金額 | CB難易度 | 工事費キャンペーン |
BIGLOBE光公式 | 最大25,000円CB | △およそ1年後に手続きが必要 | ◯ |
ブロードバンドナビ | 最大25,000円CB | △利用開始の証明書の送付など面倒な手続きが必要 | ◯ |
アウンカンパニー | 最大25,000円CB | ◎申し込み時に口座を伝えるだけ | ◯ |
※状況次第で、キャッシュバックが変わる可能性もあります。事前に確認しておくことをおすすめします。
株式会社アウンカンパニー
「アウンカンパニー」は申し込み時に伝えた口座番号に、開通月の2ヶ月後の月末に自動的に振り込みをしてくれます。
キャッシュバック金額も最大25,000円とトップクラスで、もらい忘れのリスクもほとんどないので、おすすめです。
アウンカンパニー「BIGLOBE光キャンペーンページ」: https://aun-biglobe.net/
他の窓口ですと、キャンペーンスペックが劣る可能性もありますので、必ず上記公式ページから申し込みをしましょう。
DMM光のおすすめ申し込み窓口とプロバイダ
「DMM光」は、プロバイダのDMMの提供する光回線なので、プロバイダはDMM、申し込み窓口はDMMの公式ページしかありません。
しかし、公式ページの中でも特設のキャンペーンページが用意されていて、そこで申し込むことで、工事費無料+20,000円のキャッシュバックを受け取れます。
v6プラスでなくてもネットにつなげますが、速度の速いv6プラスを使ってみたい方はルーターが対応している必要があります。申し込み後で結構ですので「公式ページ」で対応機器などを確認しておきましょう。
DMM「DMM光キャンペーンページ」: https://hikari.dmm.com/
他の窓口ですと、キャンペーンスペックが劣る可能性もありますので、必ず上記公式ページから申し込みをしましょう。
4. まとめ
インターネットの料金について、仕組みや下げ方を紹介してきましたが、いかがでしたか。目先の月額や料金に飛びついてしまうと反対に違約金などで今よりも高いお金を払うことになるので注意が必要です。
注意点をふまえて、おすすめの光回線を改めてまとめると、以下の通りです。
それぞれ申し込み窓口によって、お得さが異なりますので、下記の窓口を使うようにしましょう。
- ドコモ光:GMOとくとくBB http://gmobb.jp/docomohikari/
- auひかり:株式会社NEXT https://www.auhikari-norikae.net/
- ソフトバンク光:アウンカンパニーhttps://aun-softbank-hikari.com/
- NURO光:アウンカンパニーhttps://aun-nuro-hikari.net/
- ビッグローブ光: アウンカンパニーhttps://aun-biglobe.net/
- DMM光:公式キャンペーンページhttps://hikari.dmm.com/
あなたが今よりも満足して光回線を使えることを心から祈っています。
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