あなたにとって一番安いインターネット回線の選び方とおすすめ光回線7選

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「インターネット回線のおすすめを知りたい」「安いインターネット回線はどう選べばいい?」とお考えですね。

インターネットを利用する際には、まず「光回線(固定回線)・ホームルーター・ポケット型Wi-Fi・テザリング」のどれを使うかを決めるところから始めます。

《インターネットの4種類》

  • 光回線|通信速度・安定性に最も優れた固定回線
  • ホームルーター|コンセントに挿す据え置き型Wi-Fiルーター
  • ポケット型Wi-Fi|バッテリー式の携帯型Wi-Fiルーター
  • テザリング|スマホのデータ通信を利用する機能

結論、とにかく月額料金を安くしたいなら「テザリング」がおすすめです。快適さと安さを両立したいなら「光回線」がおすすめです。

この記事では、家電量販店の販売員としてネット環境を提案してきた筆者の経験を活かして、安いインターネット回線の選び方と、おすすめの光回線を紹介します。

  1. インターネット回線の4種類と料金相場を知ろう
  2. 安くてお得なインターネット回線を契約する3つのポイント
  3. 安くておすすめの光回線7選
  4. 大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン
  5. インターネット回線の申し込みから開通までの流れ
  6. インターネット回線でよくある質問まとめ

全て読めば、あなたにとって最適なインターネット回線を最安で使う方法がわかります。

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1. インターネット回線の4種類と料金相場を知ろう

インターネットを使うためには、インターネット回線の4種類と月額料金の相場を知っておきましょう。

インターネットの種類

《インターネットの4種類》

あなたが何を重視するのかでおすすめは変わりますので、まずはそれぞれの特徴を知っておいてください。

  1. 光回線|月額3,000~4,000円
  2. ホームルーター|月額3,000~4,000円
  3. ポケット型Wi-Fi|月額3,000~4,000円
  4. スマホのテザリング|月額0~1,500円

以下は特徴をまとめた簡単な比較表です。

結論から言えば、とにかく安さを求めるなら簡単に利用できる「テザリング」が、高画質の動画視聴やオンラインゲームなどの用途でネットに快適さを求めるなら「光回線」がおすすめです。

←左右にスクロールできます→

光回線
(固定回線)
ホームルーター
(モバイル回線)
ポケット型Wi-Fi
(モバイル回線)
テザリング
通常プラン 大容量プラン※1 
月額料金の相場

3,000~4,000円

3,000~4,000円

3,000~4,000円

0~500円程度※2

1,500円程度※3
下り平均速度
(実測値)

100~300Mbpsほど

10~40Mbpsほど

10~40Mbpsほど

平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど
通信制限
無制限

実質無制限
(速度制限あり)

実質無制限
(速度制限あり)
×
スマホプランの
容量まで

実質無制限
(速度制限あり)
手軽さ
×
・新たな契約が必要
・回線工事が必要

・新たな契約が必要
・回線工事は不要

・新たな契約が必要
・回線工事は不要

普段使っている
スマホのみで使える

普段使っている
スマホのみで使える
持ち運び×
自宅だけ
×
自宅だけ

外出先でも
(機器の持ち運びは必要)

外出先でも

外出先でも
おすすめな人・快適にネットを使いたい人・光回線工事ができない家族・基本的にはおすすめしない・低コストでネットを使いたい
・持ち運んで外でも使いたい 

※1 容量が20GBより多いプランを「大容量プラン」と定義
※2 現在のスマホが通常プランであることを想定(スマホキャリアによっては500円程度のオプション料金が必要)
※3 平均的なスマホプラン(月間容量15GB)を大容量プランへ変更する目安の料金

それぞれの特徴を解説していきますので、あなたにとってどのインターネット回線が最適かを確認してください。

1-1. 光回線|料金相場:月額3,000~4,000円

光回線とは、光ファイバーケーブルを建物内に直接引き込んで接続するインターネット回線(固定回線)のことです。

利用するには工事が必要ですが、4種類のインターネットの中では通信速度と安定性が飛び抜けて優れている特徴があります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

月額料金の相場下り平均速度
(実測値)
通信制限手軽さ持ち運び
光回線
(固定回線)

3,000~4,000円

100~300Mbpsほど

無制限
×
・新たな契約が必要
・回線工事が必要
×
自宅だけ

光回線の実質的な月額料金相場は、居住するタイプによって次のように少し異なります。

《光回線の実質的な料金相場》

  • 戸建て(ホームタイプ):月額3,500~4,000円
  • 集合住宅(マンションタイプ):月額3,000~3,500円

光回線の実質的な月額料金は「ホームルーター・ポケット型Wi-Fi」と同じくらい

光回線の月額料金自体は、実は4,000~5,000円台です。

しかも光回線を使うには工事が必要になりますので、分割された工事費(月額900~1,400円ほど×契約期間)も上乗せされれば、月々の支払額は高くなります。

ただし光回線では、新規契約での高額キャッシュバックや工事費無料キャンペーン、スマホセット割などの割引き要素が大きいため、うまく利用すれば実質的な月額料金は大幅に下げることができます。

以下は主要な光回線の実質月額料金ですが、カッコ内の通常月額料金に比べると、かなり安くなることがおわかりになるでしょう。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線名新規契約から3年間の実質月額料金割引き要素下り平均速度
戸建て
マンション
キャッシュバックスマホセット割
ドコモ光3,406円
(4,506円)
2,086円
(3,186円)
51,000円最大1,100円/月
(docomo)
276.76Mbps
auひかり1,951円
(3,329円)
815円
(2,193円)
94,000円最大1,100円/月
(au・UQモバイル)
468.5Mbps
NURO光3,492円
(4,042円)
3,492円
(4,042円)
45,000円最大1,100円/月
(SoftBank)
557.11Mbps
ソフトバンク光4,345円
(4,895円)
2,805円
(3,355円)
40,000円最大1,100円/月
(SoftBank)
328.86Mbps
ビッグローブ光3,931円
(4,592円)
2,822円
(3,484円)
戸建て:59,000円
マンション:56,000円
最大1,100円/月
(au・UQモバイル)
272.03Mbps
So-net光プラス4,296円
(4,846円)
3,086円
(3,636円)
50,000円最大1,100円/月
(au・UQモバイル)
259.06Mbps
@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
15,000円最大1,100円/月
(au・UQモバイル)
230.46Mbps

※実質月額料金は最安のプラン・条件・申込窓口で算出
※下り平均速度は『みんなのネット回線速度』を参照(2023年2月調査)
※カッコ内は通常の月額料金
※料金はすべて税込み

実質月額料金の算出方法

光回線でひと月あたりに支払う料金のシミュレーションは、以下の計算式で算出しています。

実質月額料金={(月額料金×契約期間)+初期費用(事務手数料+工事費)-キャッシュバック(割引̠)-スマホセット割}÷契約期間

したがって光回線を安く使うなら、あなたがお使いのスマホとセット割ができる光回線と契約するようにしましょう。

なお、インターネットを安く使うコツは、このあと2章「安くてお得なインターネット回線を契約する3つのポイント」で解説します。

光回線は速度・安定性がもっとも優れている

光回線は自宅内まで光ファイバー網を有線で引き込むため、通信速度と安定性に優れている特徴があります。

また、このあと解説する「ホームルーター・ポケット型Wi-Fi」のように通信制限が全くないため、思う存分、大容量の通信が可能です。

さらに「ホームルーター・ポケット型Wi-Fi」と実質的な月額料金はあまり変わらないことから、コスパを求めるのであれば光回線がピッタリと言えるでしょう。

光回線のメリット・デメリット

光回線の特徴を踏まえたメリット・デメリットは以下のとおりです。

光回線のメリット光回線のデメリット・注意点
  • インターネットサービスの中では通信速度が最速
  • どんな大容量データもスムーズに通信できる
  • 通信制限がなく使い放題できる
  • 同時接続台数に制限がない
  • 利用するためには工事が必要
  • 賃貸住宅の場合は工事できない可能性がある
  • 自宅でしか使えない
  • 解約する際には違約金が発生する可能性がある

光回線のメリットは、データ容量が使い放題で、安定した高速通信ができることです。同時に接続できる端末機器の台数に制限がありませんので、家中の通信機器や家電と繋ぎっぱなしにできることもメリットと言えます。

そのため家族と一緒に使っても、4Kや8Kの高画質で配信動画(Netflixなど)をスムーズに視聴したり、オンラインゲームを思う存分楽しんだり、途切れる心配なくオンライン会議をすることができます。

一方でデメリットは、自宅まで光ファイバー網を引き込む工事が必要なことです。開通までに2週間~1か月ほどかかるため、今すぐインターネットを使いたい人にはデメリットと言えるかもしれません。

また、自宅でしか利用できず、解約の際にはタイミングによって違約金が発生することにも注意が必要です。

光回線がおすすめな人は「快適さと安さを両立したい人」

上記のメリット・デメリットから、光回線に向いている人は次のようにまとめることができます。

光回線がおすすめな人

  • 快適にインターネットを使いたい
  • オンラインゲームや高画質動画などもサクサク楽しみたい
  • リモートワークで途切れる不安なくビデオ会議をしたい
  • 今すぐ高速のインターネットができなくても大丈夫
  • 速度の速さと料金の安さを両方求めている

あなたにとって光回線がピッタリなら、3章「安くておすすめの光回線7選」でもっとも安くてお得な光回線を見つけてください。

なお、光回線がおすすめな人ではなかった場合は、このあと「1-4」で解説するテザリングがおすすめです。

1-2. ホームルーター|料金相場:月額3,000~4,000円

ホームルーターとは、自宅のコンセントにつなぐだけでインターネットをWi-Fi(無線)で利用できる、据え置き型のルーターのことです。

工事が不要なため、契約してホームルーターが手元に届けば、すぐに利用できる特徴があります。

Speed Wi-Fi HOME 5G L12出典:UQ WiMAX|Speed Wi-Fi HOME 5G L12

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

月額料金の相場下り平均速度
(実測値)
通信制限手軽さ持ち運び
ホームルーター
(モバイル回線)

3,000~4,000円

10~40Mbpsほど

実質無制限
(速度制限あり)

・新たな契約が必要
・回線工事は不要
×
自宅だけ

ホームルーターの実質的な月額料金は「光回線・ポケット型Wi-Fi」と同じくらい

ホームルーターの月額料金の設定は、使う年数が増えると高くなる傾向があり、3年間で平均すると概ね4,000円台です。

ただし、キャッシュバックキャンペーンやスマホセット割を加味すると、ホームルーターの実質的な月額料金は安くなります。

《ホームルーターの実質月額料金の算出方法》

実質月額料金={(月額料金×契約期間)+初期費用(事務手数料+機種代)-キャッシュバック(割引̠)-スマホセット割}÷契約期間

ホームルーターには機種代がかかりますが、ほとんどの申込窓口で実質0円(契約期間満了で無料)になります。

そのため主要なホームルーターの実質月額料金は、カッコ内の通常月額料金に比べると、かなり安くなることがわかります。

←左右にスクロールできます→

ホームルーター
(機種名)
新規契約から3年間の
実質月額料金
データ容量機種代割引き要素下り平均速度
キャッシュバックスマホセット割
Broad WiMAX
(Speed Wi-Fi HOME 5G L12)
2,529円
(3年平均 4,065円)※1
無制限実質0円19,000円au・UQモバイル
最大1,100円/月
47.81Mbps
ドコモ home 5G
(home 5G HR01)
3,442円
(4,950円)
無制限実質0円18,000円分
(Amazonギフト券)
docomo
最大1,100円/月
197.97Mbps
モバレコAir
(ソフトバンクエアー)
2,228円
(3年平均 4,158円)※2
無制限実質0円30,000円SoftBank・Y!mobile
最大1,188円/月
55.66Mbps
auホームルーター5G
(Speed Wi-Fi HOME 5G L12)
3,795円
(3年平均 4,803円)※3
無制限実質0円なしau・UQモバイル
最大1,100円/月
47.81Mbps

※1)0~2カ月目:2,090円/3~24カ月目:3,894円/25カ月目~:4,708円
※2)1~2カ月目:2,167円/3~24カ月目:3,679円/25カ月目~:5,368円
※3)1~24カ月:4,620円/25カ月目~:5,170円
※実質月額料金は最安のプラン・条件・申込窓口で算出
※下り平均速度は『みんなのネット回線速度』を参照
※カッコ内は通常の月額料金
※料金はすべて税込み

また上記のとおり、スマホセット割の割引き要素は大きいため、ホームルーターを安く利用するなら、あなたがお使いのスマホとセット割ができるサービスと契約するとよいでしょう。

モバイル回線は快適性で光回線に劣る

なお、ホームルーターは「モバイル回線」を使ってインターネットと繋がるため、モバイル回線の特徴である以下の点には注意が必要です。

《モバイル回線の特徴》

  • 通信制限がある
  • 回線が不安定になりやすい
  • 通信速度は光回線に劣る

モバイル回線とは

モバイル回線とは、電信柱の上などに設置されたアンテナ(基地局)から、電波を使ってインターネットと接続する回線のことです。

電波は遮蔽物や電子機器などの影響を受けやすいため、建物の奥やアンテナの少ない地域など、通信が不安定な場所が存在します。

モバイル回線での「通信制限」とは、契約で定められた通信容量を超えた場合は通信速度が低下することを指します。

たとえ「無制限」のプランでも、短期間に大容量の通信をした場合は速度制限を受ける可能性がありますので、光回線のように完全に使い放題とは言い切れません。

また、自宅でしか使えない特徴や料金相場は光回線と似ているため、インターネットにコスパを求める場合はホームルーターはおすすめしません。

ちなみに、同じくモバイル回線の「ポケット型Wi-Fi(後述)」に比べると、電波の範囲が広く、同時接続台数が多いことから、ホームルーターにピッタリなのは光回線の工事ができない家族世帯のみと言えるでしょう。

同時接続台数とは

同時接続台数とは、同時にインターネット接続できる通信機器(PC・ゲーム機・プリンターなど)の数のことです。

  • ホームルーター:20~64台ほど
  • ポケット型Wi-Fi:10~16台ほど

「5G」でも光回線に比べると通信速度は劣る

現在ではモバイル回線の機種に5Gモデルが登場して、光回線並みの最大速度(理論値)が出せるようになっています。

ただし、5Gを使えるエリアはまだまだ狭い上に、光回線に比べて通信速度が遅いことは念頭に置いておきましょう。

下図は「UQ WiMAX」の2022年春以降の5Gエリアですが、まだまだ都心部の一部のみ(オレンジ色)であり、4G(黄色)並みに多くの人が利用できるようになるのは2025年前後になるとの見解があります。

5Gのエリア2022年春以降の5Gエリア(オレンジ色)|出典:UQ WiMAX

しかも2023年9月現在、ホームルーターの下り平均速度(実測値)は、5Gが使えるエリアと機種では速いものの、それでも光回線には及びません。

回線ホームルーターの機種下り平均速度
光回線320.41Mbps
モバイル回線home 5G HR01197.97Mbps
Speed Wi-Fi HOME 5G L1247.81Mbps
ソフトバンクエアー55.66Mbps
WiMAX HOME 0244.66Mbps

※下り平均速度の数値は「みんなのネット回線速度」を参照

このように、光回線と比べてホームルーターの優位性は工事不要の1点だけですので、あなたの自宅で光回線が使えるのであれば、光回線を使った方が断然、快適なインターネット生活を送ることができます。

ホームルーターのメリット・デメリット

ホームルーターの特徴を踏まえたメリット・デメリットは以下のとおりです。

ホームルーターのメリットホームルーターのデメリット・注意点
  • 工事不要ですぐにインターネットができる
  • オンラインゲームや高画質の動画視聴などには不向き
  • 無制限プランの場合でも、利用状況に応じて通信制限がかかる
  • 契約した住所以外では使えない
  • 解約する際には違約金が発生する可能性がある
  • 光回線に比べるとコスパが悪い

ホームルーターのメリットは、工事不要なため、ホームルーターが自宅に届けばコンセントに挿すだけですぐにインターネットが使えることです。

一方でデメリットは、光回線に比べて通信速度や安定性に欠けることです。そのため、タイムラグにシビアなオンラインゲームや、高画質の配信動画をスムーズに視聴することにはあまり向いていません。

また、モバイル回線は無制限プランの場合でも、一度にたくさんの容量を使った場合は通信速度に制限を受ける可能性があるため、大容量のダウンロードを頻繁にする際には注意が必要です。

他にも、自宅でしか使えないことや、解約する際には違約金が発生する可能性があることもデメリットと言えるかもしれません。

ホームルーターがおすすめな人は「光回線が使えない家族世帯」

上記のメリット・デメリットから、ホームルーターに向いている人は次のようにまとめることができます。

ホームルーターがおすすめな人

  • 自宅で光回線の工事ができない
  • 高画質の配信動画視聴やオンラインゲームはしない
  • 短時間に大容量のデータ通信はしない
  • 普通画質の配信動画が見れれば十分
  • 複数人でインターネットを使う

1-3. ポケット型Wi-Fi|料金相場:月額3,000~4,000円

ポケット型Wi-Fiとは、自宅でも外出先でもインターネットをWi-Fi(無線)で利用できる、バッテリー式の携帯型ルーターのことです。

ホームルーターと同じく「モバイル回線」を使うため、工事が不要で、契約してポケット型Wi-Fiが手元に届けばすぐに利用できる特徴があります。

Speed Wi-Fi 5G X11

出典:UQ WiMAX|Speed Wi-Fi 5G X11

←左右にスクロールできます→

月額料金の相場下り平均速度
(実測値)
通信制限手軽さ持ち運び
ポケット型Wi-Fi
(モバイル回線)

3,000~4,000円

10~40Mbpsほど

実質無制限
(速度制限あり)

・新たな契約が必要
・回線工事は不要

外出先でも
(機器の持ち運びは必要)

ポケット型Wi-Fiの実質的な月額料金は「光回線・ホームルーター」と同じくらい

ポケット型Wi-Fiの月額料金はデータ容量によって変わり、データ容量が多くなるほど高くなる特徴があります。

《データ容量別のポケット型Wi-Fiの月額料金相場》

  • 20GB:2,000~2,500円ほど
  • 40GB:3,000円ほど
  • 100GB:3,500~4,000円ほど
  • 無制限:3,500~5,000円ほど

もっとも使いやすいのはデータ容量が無制限で使えるプランですが、中には月額6,000円以上もするポケット型Wi-Fiがあります。

実質的な月額料金が高くなる理由は、そもそも月額料金が高い上に、機種代(20,000~30,000円ほど)を支払う必要があるからです。

《ポケット型Wi-Fiの実質月額料金の算出方法》

実質月額料金={(月額料金×契約期間)+初期費用(事務手数料+機種代)-キャッシュバック(割引̠)-スマホセット割}÷契約期間

以下はデータ容量が無制限(一部50GB)のポケット型Wi-Fiの実質月額料金ですが、機種代がいらない「UQ WiMAX」や「楽天モバイル」は大幅に安くなり、機種代が必要になると高額になることがわかります。

←左右にスクロールできます→

ポケット型Wi-Fi
(機種名)
新規契約から3年間の
実質月額料金
データ容量機種代割引き要素下り平均速度
キャッシュバックスマホセット割
UQ WiMAX
(Speed Wi-Fi 5G X11)
2,863円
(3年平均 4,260円)※1
無制限実質0円14,000円au・UQモバイル
最大1,100円/月
49.06Mbps
au
(Speed Wi-Fi 5G X11)
4,091円
(3年平均 4,946円)※2
無制限22,000円16,500円au・UQモバイル
最大1,100円/月
49.06Mbps
楽天モバイル
(Rakuten WiFi Pocket 2B)
3,140円
(3,278円)
無制限1円5,000ptなし20.62Mbps
Y!mobile
(Pocket WiFi 803ZT)
5,520円
(4,818円)
無制限21,960円0円なし64.83Mbps
docomo
(Wi-Fi STATION SH-52B)
8,397円
(7,315円)
無制限27,000円0円なし156.95Mbps
SoftBank
(Pocket WiFi 802ZT/4G)
6,122円
(5,280円)
50GB35,640円0円なし34.21Mbps

※1)1~2カ月目:2,079円/3~36カ月目:4,389円
※2)1~25カ月目:4,721円/26~36カ月目:5,458円
※実質月額料金は最安のプラン・条件・申込窓口で算出
※下り平均速度は『みんなのネット回線速度』を参照
※カッコ内は通常の月額料金
※料金はすべて税込み

なお、上記のとおりポケット型Wi-Fiにもスマホセット割があり、割引き要素は大きいため、ポケット型Wi-Fiを安く使うならスマホセット割ができるサービスを選ぶとよいでしょう。

さらに、機種代がかからないサービスや、データ容量の少ないプランを選ぶことをおすすめします。

以下は用途別のデータ量の目安ですので、あなたが毎月どれくらいの容量が必要なのかを計る参考にしてください。

←スマホの場合はスクロールできます→

月の契約容量1GB3GB8GB10GB20GB30GB
ネット閲覧
(0.3MB)
1日約100回1日約300回1日約800回1日約1,000回1日約2,000回1日約3,000回
LINE無料通話
(1分/0.3MB)
1日約1.8時間1日約5.5時間1日約14.6時間1日約18.3時間1日約36.7時間1日約55時間
テキストメール
(1回/0.005MB)
1日約7千回1日約2万回1日約5万回1日約7万回1日約14万回1日約20万回
GoogleMap
(732KB)
1日約40回1日約120回1日約320回1日約400回1日約800回1日約1,200回
YouTube標準画質
(1分/10MB)
1日約3分1日約9分1日約24分1日約30分1日約60分1日約90分

例えば、1日に30分ほどYouTube動画(標準画質)を見るのであれば、10GBのプランがひとつの目安になるでしょう。

ポケット型Wi-Fiの通信品質は光回線に劣る

データ容量の少ないプランを選べば安いポケット型Wi-Fiですが、ホームルーターと同じ「モバイル回線」であるため、次のような点には注意が必要です。

《モバイル回線の注意点》

  • 安定性にやや欠ける
  • 通信速度が遅くなりやすい
  • 通信制限が設けられている
  • 光回線並みの5G提供エリアはまだまだ狭い

上記のとおり、ポケット型Wi-Fiは通信速度や安定性では光回線に劣り、料金相場は光回線やホームルーターと似ているものの、このあと解説する「テザリング」には劣ります。

したがって、ポケット型Wi-Fiは基本的におすすめしません。

ポケット型Wi-Fiのメリット・デメリット

ポケット型Wi-Fiの特徴を踏まえたメリット・デメリットは以下のとおりです。

ポケット型Wi-Fiのメリットポケット型Wi-Fiのデメリット・注意点
  • 工事不要ですぐにインターネットができる
  • 持ち運べば外出先でもインターネットができる
  • オンラインゲームや高画質の動画視聴などには不向き
  • 無制限プランの場合でも、利用状況に応じて通信制限がかかる
  • 解約する際には違約金が発生する可能性がある
  • ホームルーターと比較すると同時接続台数は少ない
  • 外出先で使う際には持ち運びが必要
  • テザリングに比べるとコスパが悪い

ポケット型Wi-Fiのメリットは、モバイル回線であるために、工事不要ですぐにインターネットが使えることです。

また、バッテリー式でスマホほどのサイズ感であるため、自宅はもちろんのこと、移動中や公園など、電波のよい環境であればどこでも使える利便性があります。

一方でデメリットは、モバイル回線特有の「通信制限がある・回線が不安定になりやすい・通信速度は光回線に劣る」ことです。そのため、高画質の配信動画(Netflixなど)の視聴やオンラインゲームには不向きです。

またポケット型Wi-Fiはバッテリー式であるため、外出先で使う際には充電が切れると使えなくなることにも注意が必要です。

さらに、持ち運びの際には荷物が増えるこや、置き忘れの心配があることもデメリットと言えるかもしれません。

ポケット型Wi-Fiがおすすめな人は「テザリングを使いたくない人」

上記のメリット・デメリットから、ポケット型Wi-Fiに向いている人は次のようにまとめることができます。

ポケット型Wi-Fiが向いている人

  • 外出先でもインターネットを使いたい
  • 高画質の配信動画視聴やオンラインゲームはしない
  • 短時間に大容量のデータ通信はしない
  • 普通画質の配信動画が見れれば十分
  • テザリングを使いたくない

なお、次に解説する「テザリング」はポケット型Wi-Fiよりもコスパに優れているため、「テザリングを使いたくない」という以外はテザリングをおすすめします。

1-4. テザリング|料金相場:月額0~1,500円

スマホのテザリングとは、スマートフォンのデータ通信を利用して「Wi-Fi・Bluetooth・USB」のいずれかの接続方法でインターネットと端末(パソコン・ゲーム機など)を繋げる機能のことです。

テザリングはスマホがルーター代わりになりますので、スマホを持ち歩けば自宅でも外でもインターネットが使えます。

テザリング

←左右にスクロールできます→

月額料金の相場下り平均速度
(実測値)
通信制限手軽さ持ち運び
テザリング
(通常プラン)

0~500円程度※2

平均20Mbpsほど
×
スマホプランの
容量まで

普段使っている
スマホのみで使える

外出先でも
テザリング
(大容量プラン※1

1,500円程度※3

平均20Mbpsほど

実質無制限
(速度制限あり)

普段使っている
スマホのみで使える

外出先でも

※1 容量が20GB以上を「大容量プラン」と定義
※2 現在のスマホが通常プランであることを想定(スマホキャリアによっては500円程度のオプション料金が必要)
※3 平均的なスマホプラン(月間容量15GB)を大容量プランへ変更する目安の料金

テザリングの月額料金相場は「光回線・ホームルーター・ポケット型Wi-Fi」に比べてかなり安い

テザリングはスマホで契約した通信容量しか使えないため、使う容量に応じてプラン変更する必要があります。

以下は3大キャリアのプラン変更の例ですが、大容量プランへの変更でかかる追加の月額料金は2,000円未満であるため、他のインターネット回線(3,000~4,000円)に比べてかなり安いことがわかります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

キャリア現在のプランプラン変更追加の月額料金テザリング
申し込み月額使用料
docomo5Gギガライト
(3GB~5GB)の場合
5,665円
5Gギガホ プレミア
(通信量無制限)
7,313円
1,648円不要無料
auピタットプラン 5G
(4GB~7GB)の場合
6,765円
使い放題MAX 5G
(30GBまで)
7,238円
473円必要無料※1
SoftBankミニフィットプラン
(2GB~3GB)の場合
5,478円
メリハリ無制限
(30GBまで)
7,238円
1,760円不要無料※1

※料金はすべて税込み
※1:一部のプランで税込550円が必要

なお、現在すでに大容量プランのスマホを使っている場合は、追加の月額料金は0円です。

したがって、もっとも安くインターネットを使うならテザリングをおすすめします。

ただし、auやSoftBankをお使いの場合は「使い放題・無制限」のプランでも、ひと月に最大30GBまでしか使えないため、30GB以上使いたい場合は携帯キャリアの変更が必要です。

テザリングはポケット型Wi-Fiよりもコスパに優れている

テザリングとポケット型Wi-Fiは「持ち運べる」という点で共通していますが、2つを比較するとできることはあまり変わらないため、利用料金の安さを考えれば、ポケット型Wi-Fiよりもテザリングの方がコスパに優れていると言えます。

テザリングとポケット型Wi-Fiの下り平均速度は次のとおりです。

  • テザリング:平均20Mbps
  • ポケット型Wi-Fi:10~40Mbps

一見するとテザリングの方が遅く感じますが、実際にできることに大きな違いはありません。

テザリングとポケット型Wi-Fiはできることがあまり変わらない

以下はインターネットで必要な通信速度の目安ですが、テザリングではビデオ会議や配信動画(高画質)の視聴はやや難しいものの、これはポケット型Wi-Fiであっても快適にできるとは言い切れない速度です。

用途(目的)必要な通信速度の目安
メール1Mbps~
SNS5Mbps
動画視聴(標準画質)10Mbps
ビデオ会議30Mbps
動画視聴(高画質)40Mbps
オンラインゲーム50~100Mbps

よって、外出先でもインターネットを使う場合は、安さを重視するならポケット型Wi-Fiよりもテザリングを選ぶとよいでしょう。

テザリングのメリット・デメリット

テザリングの特徴を踏まえたメリット・デメリットは以下のとおりです。

テザリングのメリットテザリングのデメリット・注意点
  • 追加契約なしですぐにインターネットができる
  • 持ち運べば外出先でもインターネットができる
  • 利用料金が安い
  • オンラインゲームや高画質の動画視聴などには不向き
  • 無制限プランの場合でも、利用状況に応じて通信制限がかかる
  • バッテリー消費が早くなる
  • 通話中に利用できないケースがある

テザリングのメリットは、新たにどこかと契約を結ばずに、お使いのスマホのプラン変更(月額2,000円未満の追加料金)でインターネットができることです。

また、スマホがルーター代わりになりますので、自宅でも外でもインターネットを使える利便性と、ポケット型Wi-Fiのように荷物が増える面倒や、置き忘れの心配がないこともメリットと言えます。

一方でデメリットは、通信速度は光回線に大きく劣るため、高画質の配信動画(Netflixなど)の視聴やオンラインゲームには向かないことです。

また、ホームルーターやポケット型Wi-Fiと同じで電波の状態によって回線が不安定になりやすく、スマホで契約した通信容量までしか使えないこともデメリットと言えます。

さらに、スマホのキャリアや機種によってはテザリングと通話が同時にできないケースがあることや、スマホのバッテリー消費が早いこともデメリットになるでしょう。

テザリングがおすすめな人は「インターネットを安く使いたい人」

上記のメリット・デメリットから、テザリングに向いている人は次のようにまとめることができます。

テザリングがおすすめな人

  • 外出先でもインターネットを使いたい
  • 高画質の配信動画視聴やオンラインゲームはしない
  • 短時間に大容量のデータ通信はしない
  • 普通画質の配信動画が見れれば十分
  • とにかく安くインターネットを使いたい

なお、auやSoftBankのスマホを使っている場合は「使い放題・無制限」のプランでも、ひと月に最大30GBまでしか使えないため、30GB以上のテザリングをしたいなら、携帯電話を変えてしまった方がよいでしょう。

おすすめのSIMテザリングプランは、4章「大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン」で紹介していますので、よければご参照ください。

この章のまとめ|あなたに最適なインターネットの種類

この1章で解説してきたとおり、インターネット回線は「光回線・ホームルーター・ポケット型Wi-Fi・テザリング」の4種類があります。

この4種類のうち利用用途で分けると、おすすめのインターネット回線は次のとおりです。

  • 快適にインターネットを使いたいなら「光回線」
  • とにかく安くインターネットを使いたいなら「テザリング」

なお、ホームルーターは光回線の工事ができない家族世帯にのみおすすめとなり、ポケット型Wi-Fiは利用用途がテザリングとほぼ同じでありながら料金が高いため、基本的にはおすすめしません。

もう一度、これらの理由を整理しておきましょう。

快適さを重視するなら「光回線」

インターネット回線に「速度・安定性・使い放題」を重視するのであれば、光回線の一択です。

なぜなら他の3種類は速度が劣り、通信制限があるからです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線
(固定回線)
モバイル回線
テザリング
ホームルーター
ポケット型Wi-Fi通常プラン 大容量プラン※1 
下り平均速度
(実測値)

100~300Mbpsほど

10~40Mbpsほど

10~40Mbpsほど

平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど
通信制限

無制限

実質無制限
(速度制限あり)

実質無制限
(速度制限あり)
×
スマホプランの
容量まで

実質無制限
(速度制限あり)

※1 容量が20GBより多いプランを「大容量プラン」と定義

光回線を使えば、少しのタイムラグが勝敗を分けるオンラインゲームや、高画質の配信動画(Netflixなど)の視聴を思う存分楽しむことができます。

また光回線は安定性がよく、通信容量に制限がありませんので、ビデオ会議やオンライン授業の頻度が多くても、映像が固まったり、音声が途切れたりする心配がありません。

光回線は配信動画やオンラインゲームをストレスなく楽しめる

ここでもう一度、通信速度の違いで何ができるのかを確認しておきましょう。

下記のとおり、配信動画の視聴なら標準画質(480p)で10Mbps以上、「4K」のような高画質であれば40Mbps程度、オンラインゲームであれば50Mbps以上がストレスなく楽しめる目安です。

光回線は平均で200Mbps以上出ていますから、どんな用途でもストレスなく楽しめることがわかります。

用途(目的)必要な通信速度の目安
メール1Mbps~
SNS5Mbps
動画視聴(標準画質)10Mbps
ビデオ会議30Mbps
動画視聴(高画質)40Mbps
オンラインゲーム50~100Mbps

なお、モバイル回線(ホームルーター・ポケット型Wi-Fi)の場合は、オンラインゲームや高画質の配信動画は不満を抱くレベルで、ビデオ会議は時間帯によっては安心できるレベルです。

テザリングの場合は、ビデオ会議も少し不安が残ります。

このように、光回線だけがすべての用途をストレスなく、思う存分楽しめることがわかります。

モバイル回線にある通信制限の速度

光回線が快適な理由として、モバイル回線の通信制限についても知っておくとよいでしょう。

モバイル回線では「無制限」プランの場合でも、短期間に集中して使うと通信速度が遅くなる可能性があります。

例えば、SoftBankの公式HPでは「SoftBank Air」の速度制限について、以下のように記載されています。

通信速度の制限について

サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

  • ご利用の集中する時間帯(夜間など)は、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。
  • 特定のエリアでネットワークが高負荷となった場合、該当エリアのお客さまについては、サービス安定提供にともなう速度制限のため、通信速度が低下する場合があります。

出典:SoftBank公式

通信制限を受けた場合、実際にどれくらい遅くなるかまでは言及されていませんが、思う存分インターネットを使いたいなら、光回線だけが安心できるというわけです。

安さを重視するなら「テザリング」

次にテザリングですが、あなたが以下の条件のいずれかに当てはまるなら、インターネットはテザリングがおすすめです。

《テザリングがおすすめな人》

  • オンラインゲームや高画質の動画視聴はしない
  • 標準画質のYouTube動画の視聴くらいしかしない
  • SNSができれば十分
  • 外出先でも使いたい
  • できるだけ料金を安くしたい

なぜなら下記のとおり、4種類のWi-Fiの中でテザリングがもっとも安く利用できるからです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線
(固定回線)
モバイル回線
テザリング
ホームルーター
ポケット型Wi-Fi通常プラン大容量プラン※1 
月額料金の相場

3,000~4,000円

3,000~4,000円

3,000~4,000円

0~500円程度※2

1,500円程度※3
手軽さ
×
・新たな契約が必要
・開通工事が必要

新たな契約が必要

新たな契約が必要

普段使っている
スマホのみで使える

普段使っている
スマホのみで使える
持ち運び×
自宅だけ
×
自宅だけ

外出先でも
(機器の持ち運びは必要)

外出先でも

外出先でも

※1 容量が20GBより多いプランを「大容量プラン」と定義
※2 現在のスマホが通常プランであることを想定(スマホキャリアによっては500円程度のオプション料金が必要)
※3 平均的なスマホプラン(月間容量15GB)を大容量プランへ変更する目安の料金

テザリングと似た特徴を持つポケット型Wi-Fiと比較した場合、通信速度があまり変わらない上に、利用料金がポケット型Wi-Fiよりもかなり安いため、「自宅+外」でもインターネットを使いたい場合はテザリングがおすすめというわけです。

テザリングは使う容量によってプランを決めるとお得

テザリングを使う場合は、あなたがひと月にどれくらいの通信容量を使うのかを想定して、大容量プランを選ぶべきかを考えるとよいでしょう。

以下は用途別のデータ量の目安ですので、よければ参考にしてください。

←スマホの場合はスクロールできます→

用途3GB10GB30GB50GB
WEBページ閲覧
(1ページ/0.3MB)
1日約330回1日約1,100回1日約3,300回1日約5,500回
LINE無料通話
(1分/0.3MB)
1日約5.5時間1日約18時間1日約55時間1日約92時間
Googleマップ
(6回ズームイン/3MB)
1日約30回1日約110回1日約330回1日約550回
YouTube動画SD
(1時間/600MB)
1日約10分1日約30分1日約1.6時間1日約2.7時間
YouTube動画HD
(1時間/1GB)
1日約6分1日約20分1日約1時間1日約1.6時間
YouTube動画フルHD
(1時間/2GB)
1日約3分1日約10分1日約30分1日約50分

※ひと月30日として計算

なお、光回線と大容量テザリングのおすすめは以下で紹介していますので、用途に合わせて読み進めてください。

次章では、これらのインターネットを安く使う方法について解説します。

おすすめ回線特徴
GMOとくとくBB光とくとくBB光月額料金が最安クラスのお得な光回線
最大126,000円還元
いつ解約しても違約金が一切かからない
一番お得なキャンペーン窓口

2. 安くてお得なインターネット回線を契約する3つのポイント

先ほど1章で解説したインターネット(光回線・ホームルーター・ポケット型Wi-Fi)を安く契約するためには、次の3つのポイントを抑えておくとよいでしょう。

  1. 実質月額料金で比較する
  2. 料金以外にも速度や通信容量もチェック
  3. 乗り換えの場合は解約違約金をゼロにする

ひとつずつ解説します。

インターネットを安く使うポイント① 実質月額料金で比較する

安くてお得にインターネットを使う1つ目のポイントは、「実質月額料金」で比較してもっとも安い窓口を選ぶことです。

実質月額料金とは、契約期間中に支払う「ひと月あたりのシミュレーション」を示す金額のことです。

以下5つの要素を計算して、実質月額料金がもっとも安い申込窓口から契約すれば、もっとも安く利用することができます。

《実質月額料金に関わる5つの要素》

  1. 月額料金
  2. キャッシュバック・月額割引
  3. スマホセット割引
  4. 工事費
  5. 事務手数料

【参考】実質月額料金の算出方法

実質月額料金={(月額料金×契約期間)+初期費用(事務手数料+工事費)-キャッシュバック(割引̠)-スマホセット割}÷契約期間

それぞれの要素を見ていきましょう。

①月額料金

「月額料金」とは、契約したインターネット回線に毎月支払う利用料金のことです。

当然ですが月額料金が安いほど、トータルで支払う金額は安くなります。

例えば、以下は光回線の「NURO光」と「ソフトバンク光」の月額料金ですが、光回線ごとに月額料金が異なり、また契約する年数が長いと月額料金が安くなるプランが存在していることがわかります。

←左右にスクロールできます→

光回線名月額料金
戸建て
マンション
NURO光3年プラン:5,200円
2年プラン:5,700円
縛りなし:6,100円
ソフトバンク光2年プラン:5,720円
縛りなし:6,930円
2年プラン:4,180円
縛りなし:5,390円

※料金はすべて税込み

したがって、月額料金の安い光回線を選び、長期間契約で安くなるプランがあれば選ぶようにするとよいでしょう。

②キャッシュバック・月額割引

「キャッシュバック」とは現金がもらえる特典のことで、「月額割引」とは月額料金が割引になる特典のことです。

各申込窓口によって異なる特典が用意されていますので、キャッシュバック額の高い窓口や、月額割引が設けられている窓口から申し込むと、より安く利用することができます。

例えば、以下は光回線「auひかり」の申込窓口ですが、サービス内容は同じでも「GMOとくとくBB」の特典が優れていることがわかります。

auひかりの申込窓口キャッシュバックキャッシュバックをもらう条件
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
94,000ひかり電話への加入
(最大35カ月無料)
NEXT
(代理店)
戸建て:47,000円
マンション:52,000円
ひかり電話への加入
NNコミュニケーションズ
(代理店)
戸建て:56,000円
マンション:61,000円
ひかり電話への加入
@TCOM
(プロバイダ)
40,000円

※ひかり電話は月額税込550円

よって、なるべく得する窓口を選ぶとよいでしょう。

③スマホセット割引

「スマホセット割」とは、スマートフォンのキャリアとインターネット回線を組み合わせる割引サービスのことです。

セット割ができるインターネット回線を選ぶことで、スマホ1台につき毎月550~1,100円(税込)ほど安くなるため「スマホ代+インターネット代」の通信費を大きく抑えることに役立ちます。

また、多くのスマホセット割は契約者の家族も割引きを受けることができますので、家族で同じキャリアを使っている場合はよりお得になります。

例えば「docomo・au・SoftBank」の3大キャリアであれば、必ずスマホセット割ができるインターネット回線がありますので、選んで契約するとよいでしょう。

④工事費(光回線のみ)

「工事費」とは、光回線をはじめて利用する際に生じる、光ファイバー網を自宅のコンセントまで引き込む工事にかかる費用のことです。

工事費は居住タイプ(戸建て・集合住宅)によって15,000~40,000円ほどかかり、光回線の公式特典や申込窓口によっては工事費無料や全額割引が行われています。

したがって、工事費が無料や割引サービスが実施されている窓口を選ぶとよいでしょう。

⑤事務手数料

事務手数料とは、インターネット回線と契約する際に必ず発生する費用のことです。

2,000~3,000円くらいが一般的な料金で、中には無料の窓口もあります。

これら5つの料金を計算して「ひと月あたりの実質月額料金」を割り出し、もっとも安い窓口を選べば、もっとも安くインターネットを利用できます。

インターネットを安く使うポイント② 料金以外にも速度や通信容量もチェック

安くてお得にインターネットを使う2つ目のポイントは、通信速度や通信容量をチェックすることです。

というのも、あなたがインターネットをどんな目的で、どれくらい使うのかによって、最適なインターネット回線が変わるからです。

必要な通信速度が出るかチェックする

まずは通信速度ですが、あなたがメインでしたいことに必要な速度が出るかをチェックしましょう。

以下はインターネットの目的別で必要な通信速度の目安ですが、例えば標準画質のYouTube動画の視聴であれば、10Mbpsほどの速度が出ていれば問題ないことがわかります。

用途(目的)必要な通信速度の目安
メール1Mbps~
SNS5Mbps
動画視聴(標準画質)10Mbps
ビデオ会議30Mbps
動画視聴(高画質)40Mbps
オンラインゲーム50~100Mbps

したがって、あなたがインターネットでWEBサイトの閲覧や、SNSでの投稿、標準画質の動画視聴くらいしかしないのであれば、10Mbpsが出せるインターネット回線で十分ということになります。

一方で、高画質の配信動画(Netflixなど)の視聴やオンラインゲームをするのであれば、50~100Mbps以上の速度が安定して出せるインターネット回線、つまり光回線を選んだ方が快適に楽しめるでしょう。

下記は4種類のインターネット回線の下り平均速度ですので、参考にしてください。

←左右にスクロールできます→

光回線
(固定回線)
ホームルーター
(モバイル回線)
ポケット型Wi-Fi
(モバイル回線)
テザリング
通常プラン 大容量プラン※1 
下り平均速度
(実測値)

100~300Mbpsほど

10~40Mbpsほど

10~40Mbpsほど

平均20Mbpsほど

平均20Mbpsほど

※1 容量が20GBより多いプランを「大容量プラン」と定義
※速度は『みんなのネット回線速度』を参照

必要な通信容量があるかチェックする

次に通信容量についてですが、あなたがひと月にどれくらいのデータ容量を使うかをチェックしましょう。

以下はインターネットの目的別で必要な通信容量の目安ですが、例えば標準画質(SD)のYouTube動画を1日30分ほど視聴するなら、ひと月に10GBは必要なことがわかります。

←スマホの場合はスクロールできます→

用途3GB10GB30GB50GB
WEBページ閲覧
(1ページ/0.3MB)
1日約330回1日約1,100回1日約3,300回1日約5,500回
LINE無料通話
(1分/0.3MB)
1日約5.5時間1日約18時間1日約55時間1日約92時間
Googleマップ
(6回ズームイン/3MB)
1日約30回1日約110回1日約330回1日約550回
YouTube動画SD
(1時間/600MB)
1日約10分1日約30分1日約1.6時間1日約2.7時間
YouTube動画HD
(1時間/1GB)
1日約6分1日約20分1日約1時間1日約1.6時間
YouTube動画フルHD
(1時間/2GB)
1日約3分1日約10分1日約30分1日約50分

※ひと月30日として計算

なお、光回線は無制限で利用できますので、データ容量を気にする必要はありません。

また、ホームルーター・ポケット型Wi-Fi・テザリングにも無制限プランがありますので、無制限プランを選んでおけばデータ容量は気にしなくても大丈夫です。

ただし、ホームルーター・ポケット型Wi-Fi・テザリングの場合は、たとえ無制限プランでも短期間に大量のデータ容量を使うと速度制限を受ける可能性がありますので、注意しておきましょう。

インターネットを安く使うポイント③ 乗り換えの場合は解約違約金をゼロにする

安くてお得にインターネットを使う3つ目のポイントは、いずれかのインターネットサービスから乗り換える際には「解約違約金」をゼロにすることです。

解約違約金とは、次の条件で発生する料金のことです。

《解約違約金が発生する条件》

  • 定められた契約期間を満了する前に解約した場合
  • 「更新月」以外に解約した場合

違約金の金額は各インターネット会社で異なり、月額料金の1カ月分ほどします。

更新月とは契約満了の1~3カ月間に設定された「無料で解約できる月」のことで、この更新月に解約すれば違約金は発生しません。

例えば、光回線「ドコモ光」の2年プランの場合、契約更新月は「契約満了月の当月・翌月・翌々月」の3カ月間ですので、以下のとおり契約から「24, 25, 26カ月目」に解約すれば違約金はゼロで済みます。

2年契約1か月目~23カ月目24, 25, 26カ月目27カ月目~
違約金発生なし発生

よって今現在、契約期間に縛りがあるプランを利用している場合は、無料で解約できるタイミングを図って解約するようにしましょう。

あるいは新しく契約するインターネットが光回線であれば、他社の違約金を負担してくれる申込窓口もありますので、利用するとよいでしょう。

3. 安くておすすめの光回線7選

結論、あなたにとって最安値となる光回線を選ぶには、実質月額料金の安さが重要になります。

実質月額料金とは

実質月額料金とは、利用期間中に支払う全ての金額(事務手数料・工事費・月額料金)から割引要素(キャッシュバック・スマホセット割・月額料金割引・工事費割引)を差し引いて、ひと月あたりに換算した料金のことです。

たとえ月額料金が安くても、キャッシュバックがなかったり、工事費割引がなかったりすれば、トータルで支払う金額はそれほどお得にはならないということです。

なお、実質月額料金が安い光回線を見つけるためには、次の2つの要素はとくに重要になります。

《実質月額料金で注目したい2つの要素》

  • スマホセット割(月額500~1,000円ほど変わる)
  • キャッシュバック(40,000~70,000円ほど変わる)

というのも、スマホセット割が適用される光回線を選ぶだけで、スマホ1契約につき毎月500~1,000円ほど安くなり、「インターネット代+スマホ代」の通信費を抑えることに役立つからです。

例えば、docomoユーザーは「ドコモ光」を選ぶだけで、docomoを使っている家族の人数分(最大20契約まで)も含めて、スマホ料金が1契約につき月額最大1,100円割引されます。

ドコモ光セット割ドコモ光のスマホセット割|出典:docomo

そのため、2人以上の家族が同じキャリアを使っている場合はとくに、家族の分もスマホセット割ができる光回線を選ぶとよいでしょう。

また、たとえスマホセット割がなくても、高額なキャッシュバックがもらえる窓口(光回線業者・プロバイダ・代理店)から申し込めば、実質月額料金を大きく下げることができます。

したがって、あなたが今お使いのスマホキャリアとセット割ができる光回線を考慮しつつ、キャッシュバック額が高い光回線(×申込窓口)を選ぶようにしましょう。

とは言え、光回線サービスは100社以上あり、さらに各光回線サービスにはキャンペーン内容の異なる申込窓口がいくつもあるため、どの光回線(×申込窓口)がお得なのかを比較するのは簡単ではありません。

そこで当メディアでは下記【参考】のとおり、主要な光回線25社とその申込窓口を対象に、新規契約から3年間の実質月額料金を徹底調査しました。


【参考】主要光回線25社の利用料金調査

←上下左右にスクロールできます→

お使いの
スマホ
光回線3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
docomo_ロゴドコモ光3,406円
(4,506円)
2,086円
(3,186円)
1,100円/月キャッシュバック:45,000円
ドコモポイント:2,000pt
0円3,300円
auauひかり1,951円
(3,329円)
815円
(2,193円)
1,100円/月92,000円実質無料※13,300円
auビッグローブ光3,931円
(4,592円)
2,822円
(3,484円)
1,100円/月戸建て:59,000円
マンション:56,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
auコミュファ光
(東海エリア限定)
2,428円
(3,198円)
2,204円
(2,974円)
1,100円/月最大105,000円実質無料0円
auSo-net光プラス4,296円
(4,846円)
3,086円
3,636円)
1,100円/月50,000円実質無料3,500円
auauひかり ちゅら
(沖縄エリア限定)
4,029円
(5,129円)
3,194円
(4,294円)
1,100円/月実質無料3,300円
au@TCOMヒカリ4,041円
(4,591円)
2,611円
(3,161円)
1,100円/月40,000円実質無料3,300円
auメガ・エッグ
(中国エリア限定)
3,784円
(4,334円)
3,056円
(3,606円)
1,100円/月戸建て:40,000円
マンション:20,000円
実質無料3,300円
auピカラ光
(四国エリア限定)
3,530円
(4,219円)
2,357円
(3,046円)
1,100円/月30,000円0円0円
aueo光
(関西エリア限定)
3,695円
(4,481円)
2,732円
(3,518円)
1,100円/月戸建て:10,000円(商品券)
マンション:3,000円(商品券)
実質無料3,300円
au@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
1,100円/月15,000円実質無料3,300円
auBBIQ
(九州エリア限定)
3,805円
(4,355円)
3,093円
(3,643円)
1,100円/月戸建て:30,000円
マンション:20,000円
実質無料880円
auAsahiNet光4,402円
(4,909円)
3,192円
(3,799円)
1,320円/月戸建て:19,800円
マンション:16,500円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円
auDTI光4,046円
(5,366円)
2,718円
4,038円)
1,320円/月戸建て:20,000円
マンション:17,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
auJ:COM光3,660円
(4,210円)
4,073円
(4,623円)
1,100円/月6,000円相当
(QUOカードPay)
実質無料3,300円
SoftBankNURO光3,492円
(4,042円)
3,492円
(4,042円)
1,100円/月45,000円実質無料3,300円
SoftBankソフトバンク光4,345円
(4,895円)
2,805円
(3,355円)
1,100円/月33,000円実質無料3,300円
お使いの
格安SIM
光回線
3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
UQモバイルauひかり2,193円
(3,329円)
1,057円
(2,193円)
858円/月92,000円実質無料※13,300円
Y!mobileソフトバンク光4,257円
(4,895円)
2,717円
(3,355円)
1,188円/月33,000円実質無料3,300円
iijmioIIJmioひかり4,358円
(5,018円)
3,258円
(3,918円)
660円/月戸建て:19,800円
マンション:16,500円
0円
DTI SIMDTI光5,201円
(5,366円)
3,873円
(4,038円)
165円/月戸建て:36,000円
マンション:34,000円
戸建て:19,800円
マンション:16,500円
3,300円
LIMBO@TCOMヒカリ4,371円
(4,591円)
2,941円
(3,161円)
220円/月40,000円実質無料3,300円
NifMo@nifty光4,735円
(5,285円)
3,411円
(3,961円)
220円/月15,000円実質無料3,300円
光回線
3年間の実質月額料金
参考
戸建てマンションスマホセット割引キャッシュバック工事費事務手数料
スマホセット割
なし
フレッツ光
東日本
7,064円4,388円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円
エキサイト光4,827円3,727円実質無料1,100円
ぷらら光5,830円4,418円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
0円
U-NEXT光5,445円4,323円26,400円3,300円
おてがる光4,800円3,700円実質無料3,300円
とくとくBB光5,343円4,243円5,000円実質無料3,300円
楽天ひかり5,854円4,663円戸建て:19,800円
マンション:16,500円
880円

※1:ひかり電話の加入が条件
※料金はすべて税込み

表の補足説明

・新規申込で3年間利用する際に最安値になる方法で算定
・キャッシュバック額は81社調査し、最もお得な申込窓口で申し込んだ場合の額で算定
・カッコ内はスマホセット割をしない場合の実質月額料金
・auとSoftBankのセット割は「光回線+光電話」が適用条件となるため、光電話の料金も含めて算定
・スマホセット割引は最大額・1人分の適用で算定
・フレッツ光のプロバイダはBB.エキサイト(月額550円)で算定
・UQモバイルは「auひかり」のみの実質月額料金を記載

※キャンペーン内容や料金は変わる可能性がありますので、必ず公式ページで確認してください。

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この料金調査をスマホキャリア別にまとめたものが、下図の「実質月額料金が安いおすすめの光回線BEST3」です。

あなたにとって最も安く利用できる光回線がわかりますので、ぜひ確認してみてください。

スマホ別最安光回線BEST3

上記の光回線には申込窓口が複数あり、キャンペーンがそれぞれ異なりますが、最もお得に契約できる申込窓口をまとめると以下のとおりです。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

おすすめ光回線提供エリア最安申込窓口
auひかりauひかり【戸建て】全国(東海 / 関西 / 沖縄県を除く)
【マンション】全国(沖縄県を除く)
GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ドコモ光ドコモ光全国GMOとくとくBB
(プロバイダ)
ソフトバンク光ソフトバンク光全国GMOとくとくBB
(代理店)
NURO光NURO光北海道 / 東京都 / 神奈川県 / 埼玉県 / 千葉県 / 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 愛知県 / 静岡県 / 岐阜県 / 三重県 / 大阪府 / 兵庫県 / 京都府 / 滋賀県 / 奈良県 / 広島県 / 岡山県 / 福岡県 / 佐賀県の一部NURO光
(公式特設サイト)
コミュファ光コミュファ光愛知県 / 岐阜県 / 三重県 / 静岡県 / 長野県アウンカンパニー
(代理店)
ピカラ光ピカラ光徳島県 / 香川県 / 愛媛県 / 高知県 NEXT
(代理店)
tcomヒカリ@TCOMヒカリ全国@TCOMヒカリ
(公式サイト)

4. 大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン

結論、20GB以上のデータ容量を使えるSIMプランの中で、最もおすすめなのは『楽天モバイル』です。

大容量のテザリングに楽天モバイルがおすすめな理由

  • 【容量】データ容量無制限でテザリングを利用できる唯一のキャリア
  • 価格】月間30GB以上の利用で、他社スマホプランと比較して最安
  • 速度】下り平均19.0Mbpsで、3大キャリアを除く大容量SIMの中で最速

実際に、大容量プランを提供している全14社の料金と速度を比較したところ、以下の表のとおりとなりました。

なお、各容量帯で最もお得な料金を黄色の背景で記載しています。

また、グレー字の部分は、使いたい容量のジャストのプランがないため、そのサービス中でも一番安いプランの金額を記載しています。

-スマホの方はスクロールできます-

SIMテザリングで利用したい容量平均速度
30GB40GB50GB60GB無制限下り(Mbps)上り(Mbps)
楽天モバイル3,2783,2783,2783,2783,27819.05.9
docomo7,2057,2057,2057,20526.24.2
au7,23850.85.6
SoftBank7,23845.95.6
エキサイトモバイル_Flat4,1585,2586,3583.83.9
エキサイトモバイル_Fit4,4007,70011,1983.83.9
イオンモバイル4,3785,4786,5783.72.6
DTI SIM4,7306,0506,0508.53.0
NifMo4,7306,0506,0502.72.8
QTモバイル3,3001.65.6
スマモバ3,8281.75.0
HISモバイル6,5675.82.9
LIBMO7,2383.55.9
BIGLOBEモバイル8,1954.71.4

※上記の料金に加えて、機種代金が別途必要となる場合があります。
※速度の数値については、当社で朝・昼・晩のそれぞれの時間帯で速度を測定し、それらの平均を表記しています。

上記の表のように、楽天モバイルはデータ無制限でテザリングができる唯一のSIMで、価格面でも月間30GB以上利用する人にとって最もお得なプランとなっています。

それでは、楽天モバイルについて詳しく見ていきましょう。

楽天モバイル

楽天モバイル出典:楽天モバイル

楽天モバイル』は、第4の大手キャリアである楽天が提供しているSIMです。

日本全国の楽天回線エリアで、データが使い放題で、楽天専用アプリ「Rakuten Link」を使えば、国内通話がかけ放題となります。

また、世界66ヵ国と地域を対象に、海外でも月間2GBまでデータ容量を利用でき、SMSも無料です。

楽天モバイルの料金プラン

楽天モバイルの料金プランは「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」のみです。

また、Rakuten UN-LIMIT Ⅶで契約できるSIMの種類は「音声付きSIM」となります。

月額基本料金は下記のとおり、毎月使用したデータ容量で3段階に変動する料金体系となっています。

「Rakuten UN-LIMIT Ⅶ」の料金体系出典:楽天モバイル

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
SIMタイプ音声通話
国内通話0円
月間データ容量0~3GB未満1,078円/月
3GB以上~20GB未満2,178円/月
20GB以上~無制限3,278円/月

※料金はすべて税込み

ただし、月間データ容量が無制限で使えるのは、国内の楽天回線エリアのみです。

国内でもパートナー回線エリアは月間5GB、海外は月間2GBまでしか使えませんので注意しましょう。

Rakuten UN-LIMIT Ⅶ
国内楽天回線エリア制限なし
パートナー回線エリア5GB/月
海外2GB/月

なお、パートナー回線エリアでデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大 1Mbpsに制限されます。

また、海外でデータ容量を超えた場合は、通信速度が最大128kbpsまで制限されてしまうので注意してください。

そのため、楽天モバイルは「my楽天モバイルアプリ」を使って、国内の楽天回線エリアを確認しながら利用するとよいでしょう。

楽天モバイルのお得なキャンペーン

最後に、楽天モバイルのお得なキャンペーンを2つ紹介します。

お持ちのスマホそのままOK!最大8,000ポイント還元キャンペーン

お持ちのスマホそのままOK!初めてお申し込みで3,000円相当分のポイント還元!出典:楽天モバイル

Rakuten最強プラン』を初めて申し込むと、3,000円相当分の楽天ポイントがもらえるキャンペーンです。

お持ちのスマホが楽天モバイルで利用可能であれば、機種変更の必要がありませんので、簡単に楽天モバイルを利用することができます。

楽天モバイルで利用できるかどうかは『ご利用製品の対応状況確認』ページで確認できますので、楽天モバイルを検討中であれば、一度チェックしてみるとよいでしょう。

なお「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は対象外となっていますので、注意してください。

<キャンペーンコード>

1526

<申し込み条件>

  1. 下記のいずれかの方法で『Rakuten最強プラン』に申し込む
    - 新規
    - 乗り換え(MNP)
    - プラン変更
  2. 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
  3. 対象製品を使って「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する

<キャンペーン期間>

2022年7月1日(金)0:00~終了日未定

<ポイント付与日>

「Rakuten最強プラン」の利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン|最大24,000ポイント還元

iPhoneトク得乗り換えキャンペーン出典:楽天モバイル

Rakuten最強プラン』に初めての申し込みと同時に対象iPhone(15・14・13・SE)を購入し、お持ちの対象iPhoneを下取りに出すと、最大で19,000円分の楽天ポイントが還元されるキャンペーンです。

還元されるポイントは、購入と下取りの条件によって次のように異なります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

 キャンペーンの達成条件 もらえる楽天ポイント
対象iPhone※1の購入&
初めてのプラン申し込み
9,000ポイント
「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」で対象iPhone※1の購入&
「スマホ下取りサービス」で対象iPhone※2の下取り
5,000ポイント
対象iPhone※1の購入&
対象iPhone※2の下取り
5,000ポイント
還元される合計ポイント最大19,000ポイント

対象iPhone

※1:iPhone 15 Pro Max、iPhone 15 Pro、iPhone 15 Plus、iPhone 15、iPhone 14 Pro Max、iPhone 14 Pro、iPhone 14 Plus、iPhone 14、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone SE(第3世代)
※2:iPhone 7、iPhone 7 Plus、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X

なお「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」とは、本体代の支払いに「48回払い」を選択すると、24回分を払った時点で最新の製品に機種変更が可能になり、残りの支払いは不要になるサービスです。

最新機種をお得に手に入れたいなら、こちらのキャンペーンを利用するとよいでしょう。

ちなみに「Rakuten最強プラン(データタイプ)」はキャンペーン対象外ですので注意してください。

<キャンペーンコード>

1526, 1819, 1899, 2004

<申し込み条件>

  1. 新規・他社からの乗り換え(MNP)・プラン変更のいずれかで『Rakuten最強プラン』に申し込む
  2. 「Rakuten最強プラン」を利用開始する
  3. 「Rakuten最強プラン」を申し込んだ回線で「Rakuten Link」アプリを利用して、10秒以上通話する
  4. 「楽天モバイル買い替え超トクプログラム」を利用して対象iPhone※1を新規購入する
  5. スマホ下取りサービス』を利用して、お持ちの対象iPhone※2を下取りに出す
  6. 14日以内に、お持ちの製品を発送する
  7. 「スマホ下取りサービス」の査定完了メールを確認する

<キャンペーン期間>

2023年9月12日(火)9:00~終了日未定

<ポイント付与日>

「Rakuten最強プラン」の利用開始および「Rakuten Link」の利用が確認された月の翌々月末日ごろに付与

他にもたくさんのキャンペーンが開催中ですので、一度覗いてみることをおすすめします。

楽天モバイル公式

楽天モバイル公式サイト
https://mobile.rakuten.co.jp

※特定の紹介サイト経由だとキャンペーン等の条件が変わる可能性があるため、上記からお得に申し込んでください。

5. インターネットの申し込みから開通までの流れ

この章では、あなたが光回線を契約する場合の、申し込みから開通までの流れを解説します。

なお、ホームルーターやポケット型Wi-Fiと契約する場合でも、回線工事以外はほとんど同じです。

インターネットが開通するまでの流れは、以下5つのステップです。

  1. 現在のネット状況を確認する
  2. WEB窓口から申し込みをする
  3. サービス内容の確認電話が入る
  4. 開通工事を行う
  5. 利用開始する

どのような流れで利用できるのか、確認しておいてください。

Step 1. 現在のネット状況を確認する

光回線を契約する場合は、まずはあなたの現在のネット状況を確認しましょう。

というのも、あなたのネット状況によって、以下のように申し込み区分が3つに分かれるからです。

申し込み区分現在のあなたのネット状況
新規契約インターネットを契約していない
auひかり, NURO光, 電力系光回線(コミュファ光, eo光など), ケーブルテレビのインターネット(J:COM光など), ホームルーター, ポケット型Wi-Fi, ADSL回線を使っている
転用フレッツ光を使っていて、光コラボへ申し込む場合
事業者変更他社の光コラボ(ドコモ光, ソフトバンク光, OCN光, So-net光プラス, @nifty光, ぷらら光, エキサイト光など)を使っていて、別の光コラボへ申し込む場合

光コラボとは

光コラボ(光コラボレーション)とは、東西NTTのフレッツ光の設備を使った光回線サービスのことです。

フレッツ光から光コラボへ乗り換える場合や、光コラボから別の光コラボへ乗り換える場合は、工事が不要で利用できます。

「新規契約」とは、回線工事が必要になるケースです。インターネットの契約をしていないか、あるいは光コラボ以外の光回線を使っている場合は「Step2」へ進んでください。

「転用」と「事業者変更」は工事が不要なケースです。それぞれ「転用承諾番号」「事業者変更承諾番号」が必要になりますので、事前に取得しておくとよいでしょう。

転用承諾番号を取得する

現在あなたがフレッツ光を使っていて光コラボへ申し込む場合は、事前に「転用承諾番号」を取得しておきましょう。

転用承諾番号とは

転用承諾番号とは、「E」か「W」から始まり10桁の数字で構成された番号のことです。フレッツ光から光コラボへ乗り換える際に必要になります。

転用承諾番号は、NTTに問い合わせて取得します。

 NTT東日本NTT西日本
Webでの取得NTT東日本のホームページ

受付時間:8:30~22:00
土日・祝日も受付(年末年始を除く)

NTT西日本のホームページ

受付時間:7:00~25:00
土日・祝日も受付(年末年始を除く)

電話での取得NTT東日本窓口「0120-140-202

受付時間:9:00~17:00
土日・祝日も受付(年末年始を除く)

NTT西日本窓口「0120-553-104

受付時間:9:00~17:00
土日・祝日も受付(年末年始を除く)

なお、転用承諾番号を取得する際には以下の情報が必要になりますので、あらかじめ準備しておくとよいでしょう。

転用承諾番号の取得に必要なもの

  • フレッツ光の「お客様ID・ひかり電話番号・連絡先電話番号」のいずれか
  • フレッツ光の契約者名
  • フレッツ光の利用住所
  • フレッツ光の料金支払い方法(請求書/口座振替/クレジットカード)

注意点は、転用承諾番号の有効期限は取得した日を含む15日間であることです。再発行は何度でもできますが、取得したら早めに光コラボへ申し込むことをおすすめします。

転用承諾番号を取得したら「Step2」へ進んでください。

事業者変更承諾番号を取得する

現在あなたが他社の光コラボを使っている場合は、新たな光コラボへ申し込む前に「事業者変更承諾番号」を取得しておきましょう。

事業者変更承諾番号とは

事業者変更承諾番号とは、「F」か「T」から始まり10桁の数字で構成された番号のことです。他社光コラボから次の光コラボへ乗り換える際に必要になります。

事業者変更承諾番号は、いま契約中の光コラボに問い合わせて取得します。

以下は、おもな光コラボ事業者の問い合わせ先です。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光コラボ事業者電話番号受付時間その他の取得方法
ドコモ光0120-800-0009:00~20:00
(年中無休)
ドコモショップ
ソフトバンク光0800-111-200910:00~19:00
(年中無休)
ビッグローブ光0120-907-5059:00~18:00
(年中無休)
So-net光プラス0120-45-25229:00~18:00
(元旦・メンテナンス日を除く)
マイページ
OCN光0120-50650610:00~19:00
(日曜・祝日・年末年始を除く)
ぷらら光009192-33
(固定電話から)
050-7560-0033
(携帯電話から)
10:00~19:00
(年中無休)
@nifty光0570-03-221010:00~19:00
(年中無休)
DTI光0120-830-50110:00~17:00
(土日祝を除く)
@TCOMヒカリ0120-805633平日:10:00~20:00
土日祝:10:00~18:00
AsahiNet光マイページ

再発行は何度でもできますが、事業者変更承諾番号の有効期限は取得した日を含む15日間ですので、取得したら早めに次の光コラボへ申し込むことをおすすめします。

事業者転用承諾番号を取得したら「Step2」へ進んでください。

Step 2. WEB窓口から申し込みをする

次に、申込窓口であるWEBサイトへアクセスして必要事項を入力します。

ドコモ光×GMOとくとくBB 51,000円

ちなみに、光回線・ホームルーター・ポケット型Wi-Fiと契約する場合は、インターネットからの申し込みがお得です。

なぜならWEB窓口では、店舗窓口に比べて人件費や固定費がかからない分、お得なキャンペーンを実施しているからです。

WEB窓口では、希望プランや必須事項(名前・連絡希望電話番号・連絡希望日時など)を入力します。

GMOとくとくBB-申込2出典:GMOとくとくBBより

Step 3. サービス内容の確認電話が入る

連絡希望日時にWEB窓口から電話連絡が入り、契約内容の確認を行います。

また、光回線で新規契約の場合は工事が必要になるため、工事日の調整を行います。工事は立ち合いが必要なため、在宅できる日時を指定しましょう。

ちなみに、工事日の目安は申し込み日の2週間~1か月先ですが、引っ越しシーズンの3月・4月や12月は混雑するため、工事日が伸びる可能性があることを念頭に置いておきましょう。

「転用」「事業者変更」の場合は、こちらの電話連絡にて「転用承諾番号」「事業者変更承諾番号」を伝えます。

なお、Wi-Fiルーターの無料レンタルや、開通までのモバイルルーターの無料レンタルがある場合には、このタイミングでオペレーターに必要の有無を伝えておきましょう。

Step 4. 開通工事を行う

光回線の場合は、工事日前日までに「インターネット接続に必要なIDやパスワードが記載された書類」が自宅に届き、工事当日は専門のスタッフが自宅へ訪問して工事を行います。

所要時間は1~2時間程度です。立ち合い工事ですので、工事日は忘れずに自宅で待機しましょう。

なお、工事開始時間は遅れることもあるため、余裕を持ったスケジュール調整をおすすめします。

Step 5. 利用開始する

開通工事が完了したら、すでに届いている説明書に従って、ご自身でモデムやWi-Fiルーター、パソコンの設定を行います。

設定が終われば、光回線のインターネット生活のはじまりです。

なお、キャッシュバックキャンペーンを受け取る場合は、開通から数カ月後(キャンペーン規約により異なる)に自ら申請する必要がありますので、忘れずに申請して受け取りましょう。

6. インターネットでよくある質問まとめ

最後に、インターネットでよくある質問をまとめました。

気になる質問があれば、クリックして解決してください。

Q1. 一番安い光回線はどこ?

月額料金が一番安くなる光回線は、「auひかり」です。

以下は、主要な光回線事業者25社で料金調査をした5位までの戸建ての最安ランキングですが、auのスマホと組み合わせた「auひかり」がもっとも安い光回線であることがわかります。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線新規契約から3年間の実質月額料金参考
戸建てマンションスマホセット割キャッシュバック工事費/契約料
auひかり1,951円
(3,329円)
815円
(2,193円)
1,100円/月
(au・UQモバイル)
94,000円実質無料/3,300円
コミュファ光
(東海エリア)
2,428円
(3,198円)
2,204円
(2,974円)
1,100円/月
(au・UQモバイル)
最大105,000円実質無料/0円
ピカラ光
(四国エリア)
3,530円
(4,219円)
2,357円
(3,046円)
1,100円/月
(au・UQモバイル)
30,000円0円/0円
ドコモ光3,406円
(4,506円)
2,086円
(3,186円)
1,100円/月
(docomo)
51,000円0円/3,300円
NURO光3,492円
(4,042円)
3,492円
(4,042円)
1,100円/月
(SoftBank)
45,000円実質無料/3,300円

※実質月額料金が一番安くなる条件を記載
※カッコ書きはスマホセット割をしない場合の料金
※スマホセット割引は最大額で算出
※料金はすべて税込み

ちなみに、上位3位までの光回線はすべてauスマホとの組み合わせで安くなる光回線ですので、auユーザーがもっともお得に光回線を選べることがわかります。

なお auユーザー以外の場合は、3章「安くておすすめの光回線7選」でご紹介した、スマホキャリアに合わせた光回線を選んでいただければ最安で間違いありません。

Q2. 工事不要のインターネット回線はおすすめ?

工事不要のインターネット回線とは「モバイル回線」のことですが、1章で解説したとおり基本的にはおすすめしません。

ただし、どうしても契約したい場合は以下がおすすめです。

「SoftBank Air」や「WiMAX」には申し込み窓口が複数ありますが、上記の窓口は「実質月額料金」が最安値となっています。

ただし繰り返しますが、どちらも電波の影響を受けて速度や安定性が欠けやすく、短期間で使い過ぎると通信制限を受ける可能性があるため、おすすめはできません。

Q3. マンション・アパートでおすすめのインターネット回線は?

マンション・アパートにおすすめのインターネット回線は、基本的には3章「安くておすすめの光回線7選」でご紹介した「光回線」を選んでいただければ間違いありません。

というのも、モバイル回線(ホームルーター・ポケット型Wi-Fi)はコンクリート壁などに電波を阻害されやすく、マンション等では不安定になりやすいためです。

なお、マンション(アパート)にはインターネット対応の物件もあるため、どのような違いがあるかを知りたい場合は『マンションのインターネットを完全ガイドした記事』をご覧ください。

Q4. 一人暮らしにおすすめのインターネット回線は?

一人暮らしの場合も、基本的には3章「安くておすすめの光回線7選」でご紹介した「光回線」を選んでいただければ大丈夫です。

ただし、ライフスタイルに合わせてスマホのテザリングを選んだ方がよい可能性もあるため、次の用途を参考にしてください。

  • 自宅で容量や速度を気にせず、快適にネットを使いたい→光回線
  • 手軽に安くWi-Fiを使いたい→テザリング

なお、以下のフローチャートに沿って選べば間違いありません。

ネット環境の選び方

大容量テザリングをする場合は、4章「大容量のテザリングができるおすすめのSIMプラン」をご覧ください。

Q5. テレワークでおすすめのインターネット回線は?

テレワークで利用する場合も、3章「安くておすすめの光回線7選」でご紹介した光回線を選んでいただければ間違いありません。

Q6. オンラインゲームにおすすめのインターネット回線は?

オンラインゲームにおすすめのインターネット回線は「光回線」です。

というのも、オンラインゲームで重要な要素は「通信速度」と「Ping(ピン)値」ですが、両方ともに最も優れているインターネット回線が光回線だからです。

「ping値」とは、データの送受信にかかる時間を表す数値のことで、単位は「ms(ミリセカンド・ミリ秒)」を使います。数値が小さいほど操作してからの反応速度が速くなるため、対戦型のゲームではとくに重視したい数値です。

一般的には30ms以下であれば速いとされ、格闘ゲームやFPSでは15ms以下が推奨されています。

以下は光回線の通信速度のランキングですが、エリアが狭い光回線で速い傾向にあるため、通信速度にこだわりたい場合は、あなたがお住いの地域で最も速い光回線を選ぶとよいでしょう。

←スマホの場合は左右にスクロールできます→

光回線名下り平均速度上り平均速度Ping値
コミュファ光
(東海エリア限定)
557.46Mbps 497.38Mbps17.26ms
NURO光457.11Mbps502.95Mbps12.22ms
eo光
(関西エリア限定)
608.04Mbps521.35Mbps15.67ms
auひかり468.5Mbps442.49Mbps17.61ms
メガ・エッグ
(中国エリア限定)
388.05Mbps328.28Mbps22.93ms
ピカラ光
(四国エリア限定)
502.74Mbps437.43Mbps18.26ms

※計測値は『みんなのネット回線速度』を参照(2023年2月調査)

なお、100Mbps以上の速度が出ていればオンラインゲームでも問題はないため、安さも考慮するなら3章「安くておすすめの光回線7選」でご紹介した光回線を選んでいただければ間違いありません。

7. まとめ

インターネットの4種類と、おすすめのインターネット回線を解説しました。

結論、とにかく月額料金を安くしたいなら「テザリング」がおすすめです。快適さと安さを両立したいなら「光回線」がおすすめです。

以下に月額料金の相場と、特徴に合った使い方をまとめましたので、再度確認してみてください。

インターネットの種類月額料金の相場目的
光回線3,000~4,000円
  • 自宅でしかインターネットは使わない
  • とにかく快適にネットを使いたい
  • 速度と安さを両立させたい
ホームルーター3,000~4,000円
  • 自宅でしかインターネットは使わない
  • 普通画質の配信動画が見れれば十分
  • 今すぐネットを使いたい
ポケット型Wi-Fi3,000~4,000円
  • 外出先でもインターネットを使いたい
  • 普通画質の配信動画が見れれば十分
  • 今すぐネットを使いたい
テザリング0~1,500円※1
  • 外出先でもインターネットを使いたい
  • 普通画質の配信動画が見れれば十分
  • 今すぐネットを使いたい
  • 安さをもっとも重視したい

※1:平均的なスマホプラン(月間容量15GB)を大容量プランへ変更する目安の料金

なお、ホームルーターは光回線の工事ができない家族世帯にのみおすすめとなり、ポケット型Wi-Fiは利用用途がテザリングとほぼ同じでありながら料金が高いため、基本的にはおすすめできません。

この記事を参考に、あなたに合ったインターネットが最もお得に利用できることを、心より願っています。

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