
ビックカメラでWiMAXを検討していませんか。
どのようなキャンペーンでお得にWiMAXを契約できるのか、2018年4月に実際の店舗まで足を運んで調査しました。
私の結論としては、ビックカメラのWiMAXキャンペーンはそんなにお得ではなく、おすすめしません。
このページでは、2018年4月時点でのビックカメラWiMAXの情報と本当におすすめなWiMAX販売店をご紹介します。
ビックカメラは子会社にコジマ、ソフマップなどがありそれらの店舗でWiMAXを契約してもBIC WiMAXになります。文中のビックカメラはビックカメラグループの意味も含みます。
1.ビックカメラのWiMAX(BIC WiMAX)について
ビックカメラは日本を代表する家電量販店ですので、当然WiMAX(BIC WiMAX)も契約できます。
しかし、WiMAX契約はおすすめすることができません。
理由は下記の2つです。
- セット割引プランがお得ではない
- 最新端末「W05」の場合は割引自体がない
それぞれ具体的にご紹介します。
※2018年4月にビックカメラ(秋葉原店)に実際に確認しに行った最新情報です。
大枠のプランは変わらないと思いますが、店舗によって細かい割引条件などは変わってしまいますので、あらかじめご注意ください。
理由1. セット割引プランがお得ではない
※上記は実際にもらってきたパンフレット
『ビックカメラ』では、大きく2つの割引プランを用意しています。
- 5000円割引プラン
- 30000〜50000円割引プラン
どちらも一見お得そうに見えますが、注意が必要です。
ここでは筆者が店頭で説明を受けた割引プランの金額と実際の割引金額について解説していきます。
割引プラン1. 5000円割引の場合
店頭にいくと、店員さんからおすすめされるのは下記の割引プランです。
- WX04:3年契約で5,000円店内値引き
- W04:3年契約で15,000円店内値引き
ただし、他のWiMAXの販売代理店(プロバイダ)のプランと比較すると、ほとんどお得ではありません。
他のWiMAX販売代理店(プロバイダ)とのプラン比較
下記の表では、2018年4月現在の情報で、「3年プラン」で「WX04」を選んだ場合に、2年間でかかる実質費用を他のプロバイダと比較しました。
後述する最新端末の「W05」の方がおすすめですが、『ビックカメラ』での取扱はないので次に新しい機種の「WX04」で比較しています。
※実質費用 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×35 + 端末代 – キャッシュバック – その他割引
<WX04の場合>
順位 | プロバイダ名 | 3年間利用時のトータル費用 | キャッシュバック金額 | |
通常プラン | ギガ放題 | |||
1 | GMOとくとくBB | 92,024 | 113,606 | 40,900 |
4 | So-net | 96,010 | 115,810 | 30,000 |
2 | Broad WiMAX | 101,686 | 124,291 | 0 |
3 | BIGLOBE | 102,325 | 124,930 | 30,000 |
5 | DTI | 133,900 | 156,465 | 0 |
6 | ビックカメラ | 136,057 | 158,629 | 0 |
7 | UQ WiMAX | 138,856 | 161,428 | 0 |
– | 3WiMAX | 3年プラン取り扱いなし | ||
– | @nifty | WX04取り扱いなし | ||
– | 朝日ネット | WX04取り扱いなし |
上記の表には前述の割引金額は入っていませんが、他のプロバイダと比較すると、約4万円も2年間の利用で変わってきてしまいます。
たった5000円の店内値引きでは割に合いませんね。
そして、プロバイダごとにWiMAXの速度などサービスは変わりませんので、選ぶメリットは少ないでしょう。
そもそも3年プラン自体おすすめしない
また、WiMAXには大きく「2年契約プラン」「3年契約プラン」の2つに別れます。(正確には4年契約プランもあります。)
ただし、「3年契約プラン」については、プランとしては最悪で、以下にその3つの理由をご紹介します。
(1)無料で解約できるタイミングは3年に1回しかない
3年契約にしてしまうと、3年ごとに自動更新されてしまうため、解約できるタイミングが3年に1回しか来ません。
つまり、37ヶ月目、73ヶ月目、108ヶ月目をピンポイントに狙って解約手続きをしないと、解約違約金(9,500円〜)を支払わなければなりません。
(2)ルーター(端末)は、2年スパンで大きく性能が上がるから
さらに、同じルーターを3年間使い続けなければならないのも、3年プランをおすすめできないポイントです。
2年も経てば、スペックが格段に向上した新しいルーターが発売されています。
下記は、発売時期が2年離れているルーターを比較した表です。
下り最高通信速度は3倍以上、バッテリーの持ちも大きく改良されています。
また、バッテリーの持ちが悪くなったり、故障したら修理代がかかるなど、同じ機種を長時間使うのはデメリットが多すぎておすすめできません。
(3)メリットも小さい
「3年契約プラン」の唯一のメリットは「au 4G LTE(ハイスピードプラスエリアモード)」が無料で使えることですが、そもそも使われることが少ないモードなので、確実に使うという方以外は2年プランを選びましょう。
「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは
主にWiMAX回線が通っていない山間部などで使われるモードで、「au LTE回線」を使用して通信をするモードです。
端末のタッチパネルから簡単に切り替えることが可能です。
通常は下記のようにデメリットが多いモードのためあまり使われませんが、地方への出張や旅行など万が一のときには非常に重宝するモードです。
デメリット
- 別途料金がかかる (1005円/月)
- このモードで7GB以上使用すると、その月は通常の通信モードも含めて128kbpsの低速制限がかかる
- 制限がかかってしまうと、救済措置がなく当月は諦めるしかない
その他の料金的な優遇面はほとんどないので、『GMOとくとくBB』などの2年契約プランで申し込み、2年たったら一旦解約し、再度新しい機種で申し込みなおすのが最善の方法です。
割引プラン2: 50000円割引の場合
また、パンフレットには50000円キャッシュバックというプランもありますが、これはほとんど無意味なプランです。
実際は我々利用者がWiMAXに支払う月4380円(税抜)より多い金額である分割で月5927円(税抜)を24回支払いするので、実際の割引金額は9920円にしかなりません。
カラクリはこうなっています。
WiMAXサービスには通常プラン月3696円(税抜)とギガ放題プラン月4380円(税抜)の2つの料金プランがありますが、今回はギガ放題プランでの契約が前提になっていますので月4380円(税抜)がかかります。
この月額支払う料金に割引と称している金額の2/3以上である月1547円(税抜)を24回加算して支払う必要があります。
WiMAXの料金は初期登録料は3000円(税抜)、端末代金は1円です。
この契約を途中で破棄した場合は、分割して払っている残りの割引分を一括請求と加入してからの月に応じてWiMAXが指定している違約金が発生します。
出典:UQ WiMAX
その他の違約金は発生しないとの事でしたが、口頭での説明だけで特にパンフレットなどはくれなかったので真偽は不明です。
実際に契約をするなら契約書に書かれてあると思うので、他の違約金が発生しないかどうか必ず確認をしてください。
理由2. 最新端末「W05」の場合は割引自体がない
2018年4月時点で、ビックカメラでは最新端末「W05」の取扱自体はあったのですが、前述の割引の対象ではありませんでした。
古い機種のほうが性能がいいということもなく、最新機種『W05』の方が最高速度も明らかに向上しており、圧倒的におすすめです。
W05の具体的なメリット
「WX04」や「W04」でも十分ならいいではないかと思うかもしれませんので、比較してみました。
ポイント1. 通信速度が最速
「W04」が発売されたときにも大きな進化だと感じた点ですが、下り最大通信速度が708Mbpsと現存するどのポケットWiFiと比較しても最速です。
WiMAXは当然ながら通信速度が最重要ですので、この時点で選択肢は最新機種の「W05」と旧機種「W04」に絞られます。
「WX04」を選んでしまうと、118Mbpsも最高速度が遅くなってしまいます。
ポイント2. 上り通信速度も大幅アップ
あまり馴染みのない用語かもしれませんが、「上り最高速度」も2.5倍に大幅向上しています。
- W05:上り最大75MBps
- WX04以前:上り最大30MBps
※「上り速度」とは簡単に言うと、写真や動画のデータをWEB上にアップロードする際の速度です。WEBの閲覧などは「下り速度」と言い、ポイント1で説明した速度のことです。
上り速度が向上することにより、写真や動画のアップロードが高速化しているので、InstagramやFacebook、Twitter、Youtubeで投稿する際にを、よりサクサク快適に利用することができます。
今までなかなか改善されなかったら上り速度が、「W05」で2.5倍の大幅向上となりました。
ポイント3. 「au 4G LTEモード」の708Mbps通信に対応
何ができるかというと、「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」というauのLTE網を利用したより広域をカバーした通信を利用でき、最高速度708Mbpsの高速通信が可能です。
「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは
主にWiMAX回線が通っていないエリアで使われるモードで、「au 4G LTE回線」を使用して通信が可能になります。
利用した月は1005円の費用がかかるデメリットはありますが、タッチパネルから簡単に切り替え操作ができて、電波が弱いエリアへの出張や旅行など万が一のときに非常に重宝するモードです。
ポイント4. デザインが洗練された
デザインに関して、ホワイトとグリーンの2色展開ですが、「W04」がポップな感じに対して、「W05」の方が上品で洗練された感じになっているのがわかるかと思います。
サイズ感についても、最新機種で比較しても最も薄く、扱いやすくなっています。
結論:ビックカメラデンキのWiMAXはおすすめしない
ビックカメラ自体は、接客も丁寧で素晴らしいのですが、WiMAXに関しては下記2点の理由でおすすめしません。
- セット割引プランがお得ではない
- 最新端末「W05」の場合は割引自体がない
もちろんビックカメラにもメリットはあり、下記の場合には検討してみてもいいでしょう。
- 設定など分からないことをその場または後日直接店員に確認したい
- どうしても契約したその日にすぐ使いたい
ただ、WiMAX自体の設定が簡単であることと、他のプロバイダも当日発送対応のところが多いので、あまりメリットとしては弱いでしょう。
次章以降で、ビックカメラのWiMAXよりも更に多い最大30000円のキャッシュバックをもらえる方法があるのでご紹介します。
※ビックカメラのポイントもたまりません
結論としては、残念ながらWiMAXの利用でポイントが貯まったり、契約時にポイントを使うことはできません。
また、WiMAXの支払いにはクレジットカードが必須になります。ビックカメラと提携しているクレジットカードで支払いをしても、ポイントが増えたりはしません。
2. 『ビックカメラ』以外で選ぶべきプロバイダ
2018年4月の最新情報です。
WiMAXのプロバイダを安全に選ぶには、下記のポイントから選ぶことが重要です。
- 3年プランではなく、2年プランで申し込めるか
- 「最新端末」でキャッシュバックを含めた実質費用が安いか
結論として、選ぶべきプロバイダは、2018年4月現在、下記一択です。
要点をしぼって説明していきます。
2年契約プランでもキャンペーンの適用ができるか
キャンペーンを選ぶとき、申し込みは「2年契約」を選べるのか絶対に確認してください。
繰り返しになりますが、「3年契約」はプランとしては最悪です。
3年契約にしてしまうと、3年ごとに自動更新されてしまうため、解約できるタイミングが3年に1回しか来ません。
37ヶ月目、73ヶ月目、108ヶ月目をピンポイントに狙って解約手続きをしないと、解約違約金(9,500円〜)を支払わなければなりません。
だからといって、料金が大幅に安くなるなどのメリットはありません。
さらに、同じルーターを3年間使い続けなければならないのも、3年プランをおすすめできないポイントです。
2年も経てば、スペックが格段に向上した新しいルーターが発売されています。
下記は、発売時期が2年離れているルーターを比較した表です。
下り最高通信速度は3倍以上、バッテリーの持ちも大きく改良されています。
また、バッテリーの持ちが悪くなったり、故障したら修理代がかかるなど、同じ機種を長時間使うのはデメリットが多すぎておすすめできません。
2年契約プランで申し込み、2年たったら一旦解約し、再度新しい機種で申し込みなおすのが最善の方法です。
3年プランにメリットはないの?
唯一のメリットは「au 4G LTE(ハイスピードプラスエリアモード)」が無料で使えることですが、そもそも使われることが少ないモードなので、確実に使うという方以外は2年プランを選びましょう。
「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは
主にWiMAX回線が通っていない山間部などで使われるモードで、「au LTE回線」を使用して通信をするモードです。
端末のタッチパネルから簡単に切り替えることが可能です。
通常は下記のようにデメリットが多いモードのためあまり使われませんが、地方への出張や旅行など万が一のときには非常に重宝するモードです。
デメリット
- 別途料金がかかる (1005円/月)
- このモードで7GB以上使用すると、その月は通常の通信モードも含めて128kbpsの低速制限がかかる
- 制限がかかってしまうと、救済措置がなく当月は諦めるしかない
次の項目でまとめる表で、2年プランで申し込んだ場合に一番安いプロバイダはどこか比較していきます。
「最新端末」でキャッシュバックを含めた実質費用が安いか
選ぶプロバイダでWiMAXの速度やサービス自体は一切変わらないため、料金はとにかく重要です。
注目すべきなのは、キャッシュバックを含めて基本契約期間の2年間使った場合のトータル費用がどれだけ安いかどうかです。
「月額料金」を見せかけで安くして、『付帯サービス料金』などで水増ししているプロバイダもあるので、注意してください。
また、一見キャッシュバック金額が高く見えても、「古い端末限定でキャッシュバック金額が高い」というプロバイダも多いため、注意が必要です。
下記の表では、2018年4月現在の情報で、「2年プラン」で「最新端末W05」を選んだ場合にかかる実質費用を計算しました。
※実質費用 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×23 + 端末代 – キャッシュバック – その他割引
順位 | プロバイダ名 | 2年間利用時のトータル費用 | キャッシュバック金額 | |
通常プラン | ギガ放題 | |||
1 | GMOとくとくBB | 57,317 | 71,050 | 32,300 |
2 | 3WiMAX | 75,070 | 89,040 | 0 |
3 | DTI | 89,500 | 103,800 | 0 |
4 | 家電量販店 | 91,704 | 106,068 | 0 |
5 | UQ WiMAX | 94,504 | 108,868 | 0 |
6 | So-net | 99,685 | 115,147 | 0 |
– | BIGLOBE | W05で2年プラン取り扱いなし | ||
– | Broad WiMAX | 2年プラン取り扱いなし | ||
– | @nifty | W05取り扱いなし | ||
– | 朝日ネット | W05取り扱いなし |
比較すると、『GMOとくとくBB』が圧倒的に一人勝ちしている状況です。
※ちなみに、旧機種の「W04」で比べても、GMOとくとくBBが一番安い結果となりました。
2018年4月 最新情報
2018年4月より、残念ながらほとんどの主要プロバイダが2年プランから撤退し、3年プランに移行してしまいました。
ビジネスとしての収益性が3年プランの方が高い(顧客の囲い込みができる)という背景からだと思われます。
前述した通り3年プランはデメリットも多いため、選べるうちは2年プランを選びましょう。
『GMOとくとくBB』も近いうちに2年プランから3年プランに注力すると予想されます。
それでは、GMOで買うべきか?
現状では一番おすすめできる選択肢で、買うべきと言えます。
ただし一点だけ、購入前に知っておくべき注意点があります。
それは『ある手続きを忘れてしまうとキャッシュバックが1円も受け取れない』という手続きで、何も知らずに購入してしまうと、32,300円のキャッシュバックが受け取れず、高くついてしまいます。
※キャッシュバックを受け取るための手続きって?
手続きといっても簡単で、「契約11ヶ月目にGMOから送られる「口座情報登録メール」から1ヶ月以内に振り込み口座を登録する」だけです。
簡単ですが、手続きを忘れると、キャッシュバックは一切もらえず、救済措置はありません。
『GMOとくとくBB』に限らず、ほぼ全てのプロバイダで同様の手続きが必要になるため、上記だけは必ず覚えておきましょう。
手続きが不要でお得なプロバイダはないの?
2018年4月現在、最新端末W05で2年プラン申し込みだと、該当するお得なプロバイダはありませんでした。
ただし、最新端末をえらぶと強制的に3年プランになってしまいますが、『BIGLOBE』が変わった手続き方法をとっていますので、選択の余地はあるかもしれません。
- 購入後すぐにアンケートに期限内に答える
- 13ヶ月目に引換券(振替払出証書)が郵送で送られてくる
- 所定の期間内に銀行で手続きを行い、現金を受け取る
郵送で送られてくれば、手続きを忘れにくいと言えますので、手続きに関しては見方によっては優れています。
その代わり、「安さが一位でなかったり、端末が正確には完全無料ではない(途中解約すると残債が請求されてしまう)」など、デメリットが多くおすすめできません。
どうしてもメールを確認できない特別な事情がある方で、3年は絶対に解約しない人は、『BIGLOBE』を選ぶと良いでしょう。
※申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。
『GMOとくとくBB』: https://gmo.jp/
『BIGLOBE』:http://biglobe.ne.jp/
GMO・BIGLOBE以外のプロバイダはどうなの?
結論からいうと、弊社の調査ではおすすめできるプロバイダはありませんでした。
なぜなら、他のプロバイダは『GMOとくとくBB』と全く同じ手続きが必要なのに、その割には速度などサービスは一切変わらないのに料金だけがGMOと比べると高いからです。
また、『3WiMAX』などがそうですが、「途中解約した場合キャッシュバック金額を返金しなければならない」など、プロバイダごとに変則的なルールがあるときがありますので、一見安くても十分に注意してください。
GMOは、返金義務はありません。
なぜGMOはキャッシュバックがこれだけ高いのか?
『GMOとくとくBB』はWebでの集客に特化しているため、人件費や事務所費用を安く抑えることができます。そのため、削減した費用をそのまま購入者にキャッシュバックすることができています。
また『GMOとくとくBB』の運営元であるGMOインターネット株式会社はネットでの販売代理店の中でも最大手です。最大手のため月間の販売台数も多く、WiMAX本家からの販売奨励金をたくさんもらっており、ネット販売代理店の中でも最高レベルのキャッシュバックを実現しているという背景があります。
3年プランで申し込みたい場合はどこを選べばいいの?
3年間絶対に解約しない場合でも、大きく安くなるわけでもなくメリットが少ないので基本的におすすめしませんが、最新端末W05で3年プランの場合を比較しました。
※実質費用 = 登録料 + 初月料金 + その他費用 + 月額料金×35 + 端末代 – キャッシュバック – その他割引
順位 | プロバイダ名 | 3年間利用時のトータル費用 | キャッシュバック金額 | |
通常プラン | ギガ放題 | |||
1 | GMOとくとくBB | 92,024 | 113,606 | 40,900 |
2 | So-net | 96,010 | 115,810 | 30,000 |
3 | Broad WiMAX | 101,686 | 124,291 | 0 |
4 | BIGLOBE | 102,325 | 124,930 | 30,000 |
5 | DTI | 133,900 | 156,465 | 0 |
6 | 家電量販店 | 136,057 | 158,629 | 0 |
7 | UQ WiMAX | 138,856 | 161,428 | 0 |
– | 3WiMAX | 3年プラン取り扱いなし | ||
– | @nifty | W05取り扱いなし | ||
– | 朝日ネット | W05取り扱いなし |
比較すると、『GMOとくとくBB』が圧倒的に一人勝ちしている状況です。
ご参考ください。
2018年4月は買うタイミングとしてはどうなのか?
間違いなく買い時です。
今後近いうちに、各社ともに高額キャッシュバックのキャンペーンが終了する可能性があります。
2015年にWiMAX運営元のUQコミュニケーションズが基地局を一気に拡大する投資を行ったため、意地でも会員数を増やさなければならず、高額なキャッシュバックを用意していました。
その結果、総会員数は1年で1000万から2000万に急激に増大しWiMAXの知名度も十分なものになったためキャッシュバックを出す必要がなくなってきたからです。
各社減額する中で『GMOとくとくBB』はキャッシュバック金額3万円台をキープしていますが、こちらも予算が消化され次第、徐々に減額していくものと予想されます。
最近の大きな動きでは、2017年10月で『@nifty』がキャンペーンを終了しました。購入を検討している方は、早めの申し込みをおすすめします。
プロバイダ選びについて|まとめ
プロバイダ選びについては重要なので長々と書いてしまいましたが、要点を下記にまとめます。
- 2年プラン、最新端末(W05)が選べるプロバイダを選ぶのが基本
- キャッシュバック金額を含めた「実質費用」で比べる
- 2018年4月現在、『GMOとくとくBB』(https://gmo.jp)が最もお得
- 購入後11ヶ月目にメールを確認し、キャッシュバック受け取りの手続きは忘れず行う
- メール確認がどうしてもできず、3年間解約しないのであれば、『BIGLOBE』を検討する
※申し込む際は、特定の紹介サイト経由だと条件が変わることがあるため、必ず公式ページから申し込みましょう。
『GMOとくとくBB』: https://gmo.jp/
『BIGLOBE』: http://biglobe.ne.jp/
※電話の問い合わせ窓口から申し込むことはおすすめできません。理由は明確で、口頭のやりとりだと契約後にキャンペーンが適用されていないトラブルの可能性があるからです。必ず上記内容が明記されている公式ページのフォームから最終的に申し込むようにしましょう
3. 申し込みから使用開始、そして解約まで
『GMOとくとくBB』でプロバイダを決めてから、申し込みを行う際に決めることや確認すべきことを全て解説します。
- 利用可能エリアを確認する
- 契約プランを決める
- 機種を選ぶ
- 公式サイトから申し込む
- 商品が届く&使う
- 解約する(将来)
全て読めば、失敗することなく安心してWiMAXを手に入れ、使い、将来的に満足して解約することができるでしょう!
特定の広告サイトからだとキャッシュバック条件が変わるため、公式ページから申し込みましょう。
『GMOとくとくBB』: https://gmo.jp/
3-1. 利用可能エリアを確認する
まずは「WiMAX2+サービスエリア」で、WiMAX2+が利用可能かどうかを確認しましょう。
※ポイント
自宅・職場と、普段よく使う場所についても確認をしましょう。
3-2. 契約プランを決める
プランは「通常プラン3,609円(税抜)」か「ギガ放題プラン4,263円(税抜)」で選びますが、迷ったら「ギガ放題」をおすすめします。
- 通常プラン:データ量が月間7GBを超えると128kbpsの速度制限がかかります
- ギガ放題プラン:データ量の月間制限がないため制限を気にせずインターネットを楽しめます
どちらのプランにすべきか悩んでいる方へ
7GBというのがポイントになります。
データ容量7BGの基準は、下記の通りです。速度制限がかかってしまうと、ストレスを感じるほど遅くなるので、迷ったらギガ放題にするのがおすすめです。
3-3. 機種を決める
ルーターは主に5機種から選ぶことができますが、結論としては最新機種の「W05」が圧倒的に優れており、具体的には以下3つの理由から間違いなくおすすめです。
- 通信速度が最速(558Mbps、LTE利用で708Mbps)
- 「au 4G LTEモード」含め、全ての機能が使える
- 上り通信速度も大幅アップし、画像アップロードなども高速化
1つ1つのポイントを簡潔にご紹介します。
※スペック比較表
ポイント1. 通信速度が最速
「W04」が発売されたときにも大きな進化だと感じた点ですが、下り最大通信速度が708Mbpsと現存するどのポケットWiFiと比較しても最速です。
WiMAXは当然ながら通信速度が最重要ですので、この時点で選択肢は最新機種の「W05」と旧機種「W04」に絞られます。
「WX04」を選んでしまうと、118Mbpsも最高速度が遅くなってしまいます。
ポイント2. 上り通信速度も大幅アップ
あまり馴染みのない用語かもしれませんが、「上り最高速度」も2.5倍に大幅向上しています。
- W05:上り最大75MBps
- WX04以前:上り最大30MBps
※「上り速度」とは簡単に言うと、写真や動画のデータをWEB上にアップロードする際の速度です。WEBの閲覧などは「下り速度」と言い、ポイント1で説明した速度のことです。
上り速度が向上することにより、写真や動画のアップロードが高速化しているので、InstagramやFacebook、Twitter、Youtubeで投稿する際にを、よりサクサク快適に利用することができます。
今までなかなか改善されなかったら上り速度が、「W05」で2.5倍の大幅向上となりました。
ポイント3. 「au 4G LTEモード」の708Mbps通信に対応
何ができるかというと、「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」というauのLTE網を利用したより広域をカバーした通信を利用でき、最高速度708Mbpsの高速通信が可能です。
「au 4G LTE (ハイスピードプラスエリアモード)」とは
主にWiMAX回線が通っていないエリアで使われるモードで、「au 4G LTE回線」を使用して通信が可能になります。
利用した月は1005円の費用がかかるデメリットはありますが、タッチパネルから簡単に切り替え操作ができて、電波が弱いエリアへの出張や旅行など万が一のときに非常に重宝するモードです。
クレードル・USBケーブルは同時購入すべきか?
クレードル(WiMAXを充電する台のようなもの)とケーブルは同時購入が可能ですが、高いので公式ページで購入する必要はありません。
クレードルはそもそも購入しても使わない人が多いですが、必要だと感じたらAmazonで「Wimax クレードル」と検索すれば3000円前後で手に入ります。
3-4. 申し込む
申し込む際には、特定の紹介サイト経由だとキャッシュバック条件や解約条件が変わってしまう場合もあるため購入は必ず公式ページ経由で行うことを推奨します。
・『GMOとくとくBB』公式ページ: http://gmobb.jp/
契約プランはギガ放題、機種はW05を選びましょう。
3-5. 商品が届く&使う
申し込み後、4営業日後より順次発送で、1週間後前後で到着します。使用するまでは非常に簡単で、「箱を開けて、SIMカードを本体に刺して、電源を入れる」だけです。
(1)申し込みより3日前後で商品が届きます
(2)同梱のSIMカードを本体にさしこみ、電源をいれる。(これで端末の設定は終了)
(3)Windows PCの場合、通信アイコンをクリック
(4)同封されていたシールのセキュリティキーを入力(これでPC側の設定も完了!)
(5)3分で完了!どこでもインターネットを楽しめます。
これで全ての設定が完了です。とても簡単ですよね。
3-6. 解約する
ここでは『@nifty』のケースで説明します。
(1)解約手順
会員ページから解約するだけといたってシンプルです。端末やSIMカードの返送は必要ありません。
1. 『解除手続き』からログインします。
2.「解除する」申請を押すだけ。
月末23時:00までに解約すれば、当月内解約となります。
(2)解約金について
解約金については、25ヶ月目、49ヶ月目以外は下記の通りかかりますのでご注意下さい。
- 1ヶ月目~12ヶ月目までの解約金:19,000円
- 13ヶ月目~24ヶ月目までの解約金:14,000円
- 25ヶ月目に解約金:0円
- 26ヶ月目以降に解約金:9,500円
会員の方は、利用明細ページから今何ヶ月目なのかがわかります。
※他サイトからだと解約金が高くなる場合があるため、公式サイトから購入するのがおすすめです。
4.まとめ
ビックカメラのWiMAXキャンペーンは、割引プランがお得ではないことやセット割金額がそんなに高くないからおすすめはしません。
WiMAXならその他の高額のキャッシュバックを受け取れることが販売店(プロバイダ)を選びましょう。
2018年4月現在、契約プラン・機種・プロバイダは下記が一番おすすめです。
- 料金プラン:ギガ放題
- 機種:W05
- プロバイダ:『GMOとくとくBB』
上記の内容で契約をし、お得に安心してWiMAXを手に入れましょう!
※特定の紹介サイト経由だとキャッシュバック条件が変わるため、購入は必ず公式ページ経由で行いましょう。
『GMOとくとくBB』: https://gmo.jp/
(※当サイトへの情報の掲載には細心の注意を払っておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に関連して生じたあらゆる損害等について一切責任を負いません。サービス内容が突然変わる可能性もあるため、最後は必ずご自身で契約内容をご確認下さい)